原田マハのレビュー一覧

  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    版画家・棟方志功とその妻チヤの史実にもとづいたお話。
    版画にかける情熱それを支え続ける妻の情熱、2人だったからこそ叶えられた事あったんだと思う。
    運を掴めるのも天才ゆえと思います。
    諦めない気持ちは運を掴むチャンスをもらえる事ですね。
    初めての原田マハ作品でしたが優しい作品を描く作家さんなのかな?って思いました。興味あるので別な作品も読んでみたいです。

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    2026年01月29日
  • 晴れの日の木馬たち

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    とても面白かった

    1900年頃の日本で活躍した女文士の小説家としての起こりから渡仏出立までの半生を描く

    主人公の他にも優れた女文士が幾人も登場し彼女らは表情豊かに情感たっぷりに描かれ、周囲の人物も魅力的で瑞々しい

    タイトルの木馬たちはおそらく女文士たちを指していると思われるが、物語全体が温かで、優しい光りに包まれているようであり、読んだあとに笑顔になるような素敵な作品だった

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    2026年01月28日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    棟方志功については何もしらなかったけれどいつか作品を見てみたい。青森にいってみたいという気持ちになった。

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    2026年01月28日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    素敵な短編集。特に最終話『道』は泣かせるなぁ〜。

    身近にありそうな色んな人生を体感できる小説の醍醐味でありました。(主人公は女性で、読んでるのはおっさんです)

    アートにまつわる短編集だし、同作者の『ジヴェルニーの食卓』とシンクロしてるのかも!凄い!と思ったら






    出版社ちげーし。

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    2026年01月27日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    ほぼほぼ不倫関連の話で、特に「椿姫」、「夜明けまで」は正直しんどかったが、標題作以降はすごく心にくる作品だった。
    特に、「寄り道」、「沈下橋」は人の温かさに励まされ、前を向けるようないい話。
    不倫の加害者側で自分的には全く共感できない人物もでてくるけど、それよりも原田マハさんの描く自然の風景に爽やかな気持ちになる瞬間の方が大きく、不思議な体験だった。

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    2026年01月27日
  • ジヴェルニーの食卓

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    表題の「ジヴェルニーの食卓」を目当てに読み始めたのですが、「タンギー爺さん」が予想外によかった。
    「たゆたえども沈まず」でも登場して、あまりにもお人好しすぎて印象に残っていたので、またマハさんの作品で見られて嬉しい。
    世間から注目される前の印象派の画家を辿ると、タンギー爺さんに行き当たるのね。
    タンギー爺さんの娘がセザンヌへ宛てて書いた手紙だけで物語が構成されていて、実際にはセザンヌもタンギー爺さんも登場しないし、セザンヌに至っては台詞すらないんだけど、だからこそ余白を楽しめる感じになっていて、他も全部よかったけど個人的には1番好きな章です。
    全編通して画家の近くにいた女性視点で語られていて、

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    2026年01月27日
  • 楽園のカンヴァス

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    恥ずかしながらルソーの名前は何とか知っているくらいの知識のなさですが、
    「たゆたえども沈まず」以来の原田マハさんの芸術関連の作品を読みました。
    解説では美術&ミステリーは定番とありましたが、このような作品は初めて読みました。
    登場人物のルソーを愛する熱量とか、作品の雰囲気のようなものに引き込まれました。
    ルソーに関しての知識があると、また違った形で読むことができるのかなと思いましたが、知らなくても十分にその世界に入ることができたと思います。

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    2026年01月26日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    原田マハさんの『常設展示室』読んでいる。
    この方の書く物語は本当に好き。
    ただ、物語として楽しめるからサラッと流れてそう。「なんでその作品とこの物語をぶつけたの?」っていう問いを読み解けない。
    この問いを持てない時点でいかに自分の読みが甘いかがよくわかる。
    せっかくの短編だから、何度でも解釈にチャレンジしてみよう。

    読後追記:
    実在する名画をモチーフにした短編集で、ひとつひとつの物語に人生の切なさが漂います。特に印象に残ったのは「常設」という言葉の意味。華やかな企画展の陰にある「常設」とは、人間に置き換えればその人の「本質」であり、アートも人も最終的に帰る場所なのだと思いました。

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    2026年01月26日
  • お帰り キネマの神様

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    マハさんの『キネマの神様』を山田洋次監督が原作を大幅に変えて映画化。それをマハさん自身がノベライズ。面白いではないかー!映画は見ていないので、久しぶりに本の中でゴウやテラシンに再会。若かりし淑子にも出会えて、懐かしい人に会えた感じで心があたたかくなった。小説としては原作のほうが深いのでより面白いと思ったけれど、本作も十分面白かった。

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    2026年01月26日
  • たゆたえども沈まず

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    20260122
    大ゴッホ展に行くので、ゴッホの人生の流れが掴めたらいいなと思って読み始めました。初原田マハさん。
    完全なノンフィクションではない&ゴッホの生い立ちすべてを書いているわけではないので、その辺りについては他で補完する必要がありそうですが、彼が生きていた時代を感じることができました。
    弟のテオ、パリ、印象派、浮世絵、林忠正、アルル…
    読み物として楽しめるのはもちろん、ゴッホを知るとっかかりとしてもとても良いと思います。

    大ゴッホ展のための読書①

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    2026年02月05日
  • キネマの神様

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    起こってしまった事実と、克服していかなければならない未来が、私たちにはあった。
    会社にしがみつくという選択肢はもちろんあっただろう。けれど、私にはそれが自分に残された最後の道だとは、どうしても思えなかった。
    なんであれ、好きなように思いっきりやってみろ。好きなことなら、どんなに辛くても乗り越えられる。
    自分の明日を信じてる。今日、そんなふうに思ったくせに。いまのわたしな、どうしようもなく中途半端な自分に心細くなっている。どこにも所属していない自分。肩書きを失った自分。行き場所のない自分。
    楽に生きていくための近道なんて、どこにもないんだろう。
    私は心のどこかで、優しいことばを期待していた。そん

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    2026年01月27日
  • キネマの神様

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    久しぶりに映画館で映画を観たくなりました。
    お互いに映画を愛するゴウとローズ・バッドとのやり取りが、様々な人に良い影響を与えていくお話で面白かった。何かを愛する気持ちは、純粋で人の心に響くなあと感動しました。

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    2026年01月25日
  • 晴れの日の木馬たち

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    明治の終わり、倉敷の工場で働く少女。貧しいながらも読書が好きで自分でも小説が書きたい。彼女の流転の人生は。

    非常に良かった。主人公すてらの健気さ、ストーリーの面白さ、どちらも素晴らしい。

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    2026年01月24日
  • 楽園のカンヴァス

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    アンリルソーの絵をもとに繰り広げられるミステリー小説

    しっかりとした美術やその業界の知識が土台となっていて勉強になりつつも、それを元に発想された驚くような展開が続くフィクションも楽しめる

    氏のキュレーターに関する本を読んでいていつか評判の良い小説も読もうと思っていたが、人気の理由も納得

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    2026年01月24日
  • 風のマジム

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    米作りを描いた『生きるぼくら』と似た感じかなと思ったけど、こちらはラム酒を作るための事業の実現に奮闘する女性の物語だった。
    なんとなく話の流れはわかってしまうけど、まじむの熱意と彼女を応援する周りの人たちの暖かさが丁寧に描かれていて、後半はまじむと一緒に体がじんと痺れるような感動を覚えた。
    なにより沖縄の自然描写が読んでいて心地よい。
    これも実在の人物を元にしたフィクションというから驚き。
    そしてこれだけの文章力で風を感じるお酒の話を描いているのに原田マハさんが下戸なことがもっと驚き。

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    2026年01月24日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    初めて原田マハの本を読んだけど、文章が柔らかくてとても温かい気持ちになった。タイトルが読み終わった後にすごい沁みたし、自分も誰かの大切な人になれてるといいな、なりたいな。そう感じる本だった。
    引き続き原田マハ作品を読んでいきたい、そう思える本。

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    2026年01月24日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    どれもいいけど特に「道」がよい。
    記念館で試作を見たことがあるが本当にまっすぐで、余計なことはいっさいないすっきりした画面が印象に残っている。
    お兄さんは捨てたくて捨てたわけじゃないけど自分の手からこぼれ落ちていったものがあるからこそ、見えた道だったのだろう。そしてその道は、妹に、娘に確かに続いてているのだ。

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    2026年01月24日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    壮大で洋画のようなシーンもあり、読み応えがしっかりありました。どこまでが事実なのかは分かりませんでしたが、ペンは剣よりも強しと信じて生きる姿勢はどの時代も必要だなと…。

    ピカソはもちろん、多くの芸術家が残したもののうえに現代が成り立っていることをヒシヒシ感じました。

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    2026年01月24日
  • ロマンシエ

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    ネタバレ

    人生は思っているほど上手くいかないが、自分らしく生きることが人生を豊かにする一番の方法なんだと気付かされた。

    冒頭は自分のコンプレックスや家族環境等の要因で自分らしさを閉じ込めることが最善だと考えていた美智之輔も、自らの手で掴んだパリ留学にてハルさんをはじめとしたパリの仲間と携わり、徐々に自分らしさを出すことに躊躇をしなくなっていった。

    美智之輔自身も想像していなかった新たな幸せの終着点まで辿り着くまでに数々の壁があったが、その都度最終的には美智之輔らしく振舞うことでいい方向へ好転していっていたのがとても読んでいて気持ちよかった。

    物語の殆どが美智之輔視点での展開になっていたところも、テ

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    2026年01月24日
  • 独立記念日

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    全部いいけど特に「月とパンケーキ」「誕生日の夜」「ひなたを歩こう」がお気に入り。
    遠くてもどこかで気にかけてくれている人がいたり、ずっと会ってなくても昨日も会ってたかのように過ごせる存在があるというのは、人生の支えになる。
    独立して生きていく。決してひとりで、ということではなく、自分らしく、時に迷いながらも、自分を裏切らず大切にしていくということなのかもしれない。

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    2026年01月24日