原田マハのレビュー一覧

  • 生きるぼくら

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    母と2人で暮らす
    24歳の引きこもりの青年が
    母の失踪後、幼い頃過ごした
    ふるさと、蓼科で大好きなおばあちゃんに再会し、米づくりを通して
    生きること、命、に向き合う話

    ものすごく優しくて、凛として
    のどかで、あたたかい田舎の情景がありありと浮かぶストーリーで
    人の成長、他者との関わりや、葛藤など
    ボリューミーで、読みやすい作品でした。

    田舎のない私でも、たまらなく愛しくなるような
    あたたかい、人生は思うほど
    わるいものではない、と思わせてもらった気がする。

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    2026年08月17日
  • 永遠をさがしに

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    重い内容の物語だと思うのに、重いどころか、清々しさを感じるのは登場人物の良さでしょうね。

    中でも真弓さんがとても良いです。
    こういう母娘の関係性っていいな〜と思いました。

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    2026年08月17日
  • ラブコメ

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    原田マハさんの『生きるぼくら』、とっても良かったです。あの本は、農業新聞への連載がきっかけだったんですね。しかも、書くために1年 お知り合いの方の自然農の学校に通って、もみ殻くん炭づくりから鍬を使っての畦塗り、機械を使わない田植え、雑草管理、手での稲刈り、ハゼ掛け、脱穀と一通りのことを『お米の都合に合わせて』東京から長野まで通ったというのだからすごい。一緒にお米育てされた漫画家さんのみづき水脈さんも旦那さん方も編集さんも巻き込んでの1年間。
    読んだあとに申し訳なくなりました。お米の価格が高い高いって言って。その上、今年が豊作だと目処がつくやいなや、去年の秋のお米の価格がどんどん下がってしまうこ

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    2026年08月16日
  • 永遠をさがしに

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    新しいお母さんと、不器用なお父さんとの家族愛を綴る物語。シリアスな展開が多いが、主人公の和音が結構シニカルで、割と重いシーンでもクスッと笑える悪態をついている(特に真弓さんに対して)。
    作中に出てくる曲たちを聴きながら読むのがオススメ。

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    2026年08月16日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ネタバレ

    プロローグの、現代で絵の研究者同士が会話してカラヴァッジョ云々と言ってたシーンなんてとうに忘れるくらいには、織田信長治世の京都の扇屋の息子俵屋宗達と有名な絵師一家の狩野永徳、他方有馬のセミナリオで学ぶ少年たちと宣教師の、戦国時代のキリシタンや芸術、南蛮貿易にかかわるストーリーや描写が想像しやすく没入感があった。

    セミナリオで学ぶ子達の、敬虔な信仰心とそれにより深くキリスト教のことを知りたいという好奇心と情熱、時を同じくして信長に買われた絵師の宗達の変わったものや初めて見るものに触れてこの手で描きたいという好奇心と情熱。それらが交わってローマへの船旅に旅立つというのがロマンがある。

    そんな想

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    2026年08月15日
  • 〈あの絵〉のまえで

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     心に傷を負ったり、現実に疲れた登場人物が、世界の名画からパワーを受け、立ち直っていく6話の短編集。

    ゴッホの「ドービニーの庭」
    ピカソの「鳥籠」
    セザンヌの「砂糖壺、梨とテーブルクロス」
    クリムトの「オイゲニア・プリマフェージの肖像」
    東山魁夷の「白馬の森」
    モネの「睡蓮」

     それぞれの絵を検索しながら読み進めた。
     絵の持つオーラやパワーに触れるには、やっぱり美術館へ足を運んで、その場の雰囲気も一緒に堪能することが大切なんだろう。
     ひとまず近場の美術館へ行ってみたいと感じた作品だった。

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    2026年08月15日
  • 生きるぼくら

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    私のとっておきの一冊は、原田マハさんの『生きるぼくら』です。
    原田マハさんの作品は、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』に次いで3作目。前2作ほど泣きながら読むことはありませんでしたが、今回も何度もほろっとさせられました。
    直前に東野圭吾さんの『悪意』を読んでいたため、同じ「いじめ」という重いテーマでも、作家によってこんなにも料理の仕方が違うのかと感心しました。
    原田マハさんの作品の魅力は、現実にはなかなかいないような、それでいてとても魅力的な人物が登場し、最後はハッピーエンドになること。読み終えた後、幸せな気持ちに浸れるところも大好きです。
    次は、絵画を題材にした作品を読んでみたいと思い

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    2026年08月15日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    ネタバレ

    2017/6/12
    すごくよかった
    女性総理が生まれたら、きっとドロドロな中でもやりきるんだろうなって
    早く女性総理生まれて欲しいなあ


    2025/10/31
    そう思ってから8年、ついに女性総理が誕生した。この小説では、立憲民主を想定した弱者に優しい政治家が総理になっているが、実際はきな臭い国際情勢、貧しくなった日本、押し寄せる移民から、ハト派である自民党の高市さんが総理になった。自分なりの信念を持ち、自分の言葉でスピーチするのは、高市さんも一緒だ。だからいくら旧体制の新聞などが批判しても(それはオールドメディアと呼ばれる)、国民の支持は高い。
    小説の中でも相馬総理が圧倒的な支持率を受けて、

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    2026年08月15日
  • さいはての彼女

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    仕事や家庭で頑張っている大人の女性への、応援のメッセージが詰まった一冊でした。
    仕事に疲れた主人公が、旅を通じて癒やされ、気持ちを新たに前に進む姿は、読んでいてとても清々しかったです。
    仕事での躓きや後悔は誰にでもあると思いますが、同じような経験を持つ人ならきっと深く共感できる内容だと思います。
    読み終わったあと、無性に旅に出たくなりました。ハーレーダビッドソン推しの内容でもありますが、そこだけはちょっとハードルが高いかも(笑)。

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    2026年08月14日
  • すべてが円くなるように

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    真珠をモチーフにした短編集。アムステルダムが出てきて、またヨーロッパに住みたくなる。フェルメールの絵の真珠は本当にきれい。相合い傘の絵にも、よく見ると真珠が使われていた。

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    2026年08月14日
  • リボルバー

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    『原田マハの最高傑作』というポップを見て手に取った1冊。


    ゴッホに縁のあるリボルバーがオークションハウスに現れたことで物語は大きく動き出します。

    そこから辿り着いた思い掛けない真実。

    ゴッホとゴーギャンの関係性。

    色々な話が混ざり合っていてとても面白かったです。

    原田さんの作品を読んでいると、作中に出てくる絵がどんな絵か調べてみたくなります。


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    2026年08月13日
  • さいはての彼女

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    人生をもっと足掻こうっていいフレーズ
    旅って普段自分がいる場所から離れて、自分のこと俯瞰してみれたりして、あぁまた頑張ろうって思わせてくれるよねぇ

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    2026年08月13日
  • フーテンのマハ

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    少し前にカフーをまちわびてを読みました。その作品から原田マハさんの作家人生がスタートしたことをあらためて知りました。日本中をそして世界を旅しながら感じたことを元に沢山の作品を書いたいる。大好きなピカソをはじめとする画家の物語は画家に特に興味がない私でも波乱に満ちていて面白い。旅物も面白い。フーテンをしながら描かれるお話に今後も興味深々です。

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    2026年08月11日
  • 生きるぼくら

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    引きこもり少年が、沢山の人に助けられながら、立派な大人へと成長して行く、心温まる物語

    捻くれた自分的には、少し爽やか眩しすぎて作品に入り込めなかった部分があったかな

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    2026年08月11日
  • 独立記念日

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    様々な登場人物が抱える悩みや不安を、今の自分と重ねたり、重ねられなくても自分なら・・と考えながら読み進めた

    結婚出産の話にグサリと刺されるような感覚になったり、人生の最期のお話には想像するだけで涙が出そうになったり(泣いてたかも)。

    でも、全部まだ自分の人生には起きていないことであって、先のことをモヤモヤ考えるより今できることをやっていくしかないよなあとも思う

    考えすぎて足踏みしているところからまずは進められるように
    独立できるように

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    2026年08月11日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    七つの人生の物語。 どっぷり世界観に浸って読む長編もいいけど、短編も余韻の残る良いものばかり。

    実は読み始めてから、再読に気づきました。かなり前の記憶で朧げだったので、もう一度楽しめて良かった。
    心に灯る希望というか願いというか、静かだけど強い想いみたいなものを感じました。
    どれも静かに心に染み込んで、優しく馴染んでいく。余韻に浸りたくなるような心地よさがある短編集でした。
    良い再読でした。

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    2026年08月11日
  • さいはての彼女

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    夏旅のお供にぴったりの作品でした。

    短編集ですが、一話ずつとても面白かった。
    それぞれの主人公の女性たちが良いですね。
    どれかに自分も当てはまりそうな…そんな共感できるところも良かったです。

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    2026年08月10日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    原田マハさんの作品が好きで、夏休み、海外に渡航する機内から読み始めました。
    またやはり8月という月は日本人にとっては、戦争について振り返る月であり、飛行機のこと、戦争のことを考えるのに、この作品はぴったりな内容でした。
    本作の女性主人公となったエミリーのモデルとなった伝説の女性パイロット、アメリア・イアハートさんは不勉強な私は初耳でしたが、北米の人にとっては常識的なくらい有名な方のようです。
    そしてニッポンという純国産飛行機による世界一周旅行という史実も初めて知りました。
    その二つの史実を織り交ぜて、見事な長編小説とした原田マハさんの力量はさすがです。アインシュタインや山本五十六などの歴史的に

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    2026年08月10日
  • 晴れの日の木馬たち

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    文学、絵画への愛情やリスペクトが詰まった作品。加えて女性作者だからこその作品。原田マハらしくもあり、これまでとは異なる作品の印象。再読したいと思う

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    2026年08月10日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    まずタイトルがカッコいい。
    平和について改めて考えさせられる、社会的メッセージ性の強い重厚な小説でした。
    ピカソについては一般知識程度ですが、ゲルニカに込められた平和への叫び、ピカソの戦いについて興味深く読めたし、反戦の象徴「ゲルニカ」が色々な人を惹きつけ虜にし、人生を変えていく大きな力を持った絵画だと実感したので、私にとってもちょっと特別な絵になりました。
    ドイツの武官にゲルニカはお前が描いたものかと尋ねられ、「作者はお前たちだ」と言い放ったピカソは最高にかっこよかったですね。
    2026年に生きる私たちにとっても他人事ではないような気持ちにさせられました。

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    2026年08月10日