原田マハのレビュー一覧
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原田マハさんの『生きるぼくら』、とっても良かったです。あの本は、農業新聞への連載がきっかけだったんですね。しかも、書くために1年 お知り合いの方の自然農の学校に通って、もみ殻くん炭づくりから鍬を使っての畦塗り、機械を使わない田植え、雑草管理、手での稲刈り、ハゼ掛け、脱穀と一通りのことを『お米の都合に合わせて』東京から長野まで通ったというのだからすごい。一緒にお米育てされた漫画家さんのみづき水脈さんも旦那さん方も編集さんも巻き込んでの1年間。
読んだあとに申し訳なくなりました。お米の価格が高い高いって言って。その上、今年が豊作だと目処がつくやいなや、去年の秋のお米の価格がどんどん下がってしまうこ -
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ネタバレプロローグの、現代で絵の研究者同士が会話してカラヴァッジョ云々と言ってたシーンなんてとうに忘れるくらいには、織田信長治世の京都の扇屋の息子俵屋宗達と有名な絵師一家の狩野永徳、他方有馬のセミナリオで学ぶ少年たちと宣教師の、戦国時代のキリシタンや芸術、南蛮貿易にかかわるストーリーや描写が想像しやすく没入感があった。
セミナリオで学ぶ子達の、敬虔な信仰心とそれにより深くキリスト教のことを知りたいという好奇心と情熱、時を同じくして信長に買われた絵師の宗達の変わったものや初めて見るものに触れてこの手で描きたいという好奇心と情熱。それらが交わってローマへの船旅に旅立つというのがロマンがある。
そんな想 -
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私のとっておきの一冊は、原田マハさんの『生きるぼくら』です。
原田マハさんの作品は、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』に次いで3作目。前2作ほど泣きながら読むことはありませんでしたが、今回も何度もほろっとさせられました。
直前に東野圭吾さんの『悪意』を読んでいたため、同じ「いじめ」という重いテーマでも、作家によってこんなにも料理の仕方が違うのかと感心しました。
原田マハさんの作品の魅力は、現実にはなかなかいないような、それでいてとても魅力的な人物が登場し、最後はハッピーエンドになること。読み終えた後、幸せな気持ちに浸れるところも大好きです。
次は、絵画を題材にした作品を読んでみたいと思い -
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ネタバレ2017/6/12
すごくよかった
女性総理が生まれたら、きっとドロドロな中でもやりきるんだろうなって
早く女性総理生まれて欲しいなあ
2025/10/31
そう思ってから8年、ついに女性総理が誕生した。この小説では、立憲民主を想定した弱者に優しい政治家が総理になっているが、実際はきな臭い国際情勢、貧しくなった日本、押し寄せる移民から、ハト派である自民党の高市さんが総理になった。自分なりの信念を持ち、自分の言葉でスピーチするのは、高市さんも一緒だ。だからいくら旧体制の新聞などが批判しても(それはオールドメディアと呼ばれる)、国民の支持は高い。
小説の中でも相馬総理が圧倒的な支持率を受けて、 -
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原田マハさんの作品が好きで、夏休み、海外に渡航する機内から読み始めました。
またやはり8月という月は日本人にとっては、戦争について振り返る月であり、飛行機のこと、戦争のことを考えるのに、この作品はぴったりな内容でした。
本作の女性主人公となったエミリーのモデルとなった伝説の女性パイロット、アメリア・イアハートさんは不勉強な私は初耳でしたが、北米の人にとっては常識的なくらい有名な方のようです。
そしてニッポンという純国産飛行機による世界一周旅行という史実も初めて知りました。
その二つの史実を織り交ぜて、見事な長編小説とした原田マハさんの力量はさすがです。アインシュタインや山本五十六などの歴史的に -
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まずタイトルがカッコいい。
平和について改めて考えさせられる、社会的メッセージ性の強い重厚な小説でした。
ピカソについては一般知識程度ですが、ゲルニカに込められた平和への叫び、ピカソの戦いについて興味深く読めたし、反戦の象徴「ゲルニカ」が色々な人を惹きつけ虜にし、人生を変えていく大きな力を持った絵画だと実感したので、私にとってもちょっと特別な絵になりました。
ドイツの武官にゲルニカはお前が描いたものかと尋ねられ、「作者はお前たちだ」と言い放ったピカソは最高にかっこよかったですね。
2026年に生きる私たちにとっても他人事ではないような気持ちにさせられました。