原田マハのレビュー一覧

  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

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    3.7。面白くはあったのだけど、字のサイズと行間でページ数稼いでるんじゃないかと疑念がよぎるぐらい読後感が中編。あとこの作家さんは主役が実在の人物だと大筋作りの点で遠慮してしまうのかも。「リーチ先生」「暗幕のゲルニカ」「楽園のキャンバス」あたりと比べると、面白くはあったがインパクトの薄い良作って感じ。
    ※ソレはソレとして朝ドラで観たい。できたら青森出身の俳優と女優で。

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    2026年07月06日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ゲルニカを巡って過去と現在を行き来する感じの作品。そこまで人の心を動かすゲルニカの本物を見てみたくなった 。

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    2026年07月06日
  • 風のマジム

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    ネタバレ

    沖縄県を舞台とした、心温まるサクセスストーリー。
    風に靡くサトウキビを表現した、「ざわざわ」という擬音などを始めとし、主人公の見ている情景や、その時の心情描写が美しい。
    沖縄の方言も交えた温かい人間関係も描写され、非常に読みやすい作品であった。
    ただ、実話に基づくためか、起承転結が少ない、かつ所々あっという間に年数が経つ場面があり、呆気なく物語が終わってしまったようにも感じた。
    常に真心(マジム)を応援しながらも、時には厳しい言葉をかけるおばあ。自身の生活では、相手に愛情を持つが故に厳しい言葉をかけることに躊躇する場面もある、そう解釈していたが、それは真の愛情ではなく半ば諦めも含む感情であるこ

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    2026年07月05日
  • 独立記念日

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    それぞれの短編集の登場人物が、繋がりあっている物語構成が好き。人と人の間接的な繋がりを感じられて、温かい気持ちになるから。それに、側から見れば恵まれていそう、幸せそうに見える人にも、違う角度から見たらそれぞれ苦労や悩みがあるという、深さに気づかされるから。

    それぞれの意味合いで「独立」にまつわる短編集。「独立」って別れと隣り合わせな気がした。そして、別れの先には始まりがあるよなと。

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    2026年07月04日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    生きているうちに見ておきたい名画を、
    画家の人生や時代背景とともに紹介する一冊。

    名画が生まれた時代や、
    画家の人生をわかりやすく学べる。

    作品が生まれた背景を知ることで、
    絵画がぐっと身近に感じられた。

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    2026年07月04日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    拉致されるのはやりすぎではと思ったが、映画化すると見応えがありそう。
    難しいワードが出てこないし、現在と過去が交互に描写されて繋がりが見えやすく分かりやすい本だった。

    ー政治家でも思想家でも軍人でもない、ひとりのアーティストが、もっとも洗練され卓越した手法で、「ゲルニカ空爆」という忌むべき負の歴史を、「ゲルニカ」という知られざる小さな町の名を、世界の人々に記憶させたことー
    ペンは剣よりも強し、という言葉を元に作った開成中高のマークを思い出した。
    今回は人物がほぼ架空。史実ではないのはどこなのか誰が実在していないのかを調べるのに一苦労。
    キオスクってピカソの時代からあったの!?
    ゲルニカに、「

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    2026年07月02日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    琳派の祖、俵屋宗達の大冒険(フィクション)
    面白いこと考えるなぁ


    とりあえず、米沢に 狩野永徳の洛中洛外図屏風(上杉本)と、京都国立博物館にある俵屋宗達の風神雷神図屏風観に行きたい

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    2026年07月03日
  • 美しき愚かものたちのタブロー

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    国立西洋美術館の基となった、松方コレクションのお話。
    本物の西洋美術を見せたいという熱意、それに賛同、協力する人々。
    美術に特に興味はなかった自分にも、実際の絵を見てみたい!と思わせてくれる作品だった。

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    2026年07月02日
  • ゴッホのあしあと

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    ゴッホのことを何にも知らず読み始めました。原田マハさんのアートに対する愛が深く、その愛を感じるだけで嬉しい気持ちになります。自分自身はアートのことを何も知らないが、そういったことも関係ないくらい引き込まれてしまう。。

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    2026年07月01日
  • リボルバー

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    マハさんの美術もの小説にはホントに引き込まれる。本作も大胆な仮説に基づくノンフィクション。ただマハさんの専門知識が豊富なだけに、フィクションと思えない?ひょっとして実話?と思ってしまうところが自分でも怖い。

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    2026年06月29日
  • スイート・ホーム

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    文字通り甘くて温かい、ケーキ屋さんを営む香田家とご近所さんのおはなし。タイトルにもなってるスイートホームが1番好きだった。

    ひなちゃんと、彼の出会いがいいー。
    私もそんな出会い形してみたかったなー。笑

    そしてスイートホーム行ってみたいなー。
    もはやこのエリアに住みたいなー。
    ご近所さんもみんな優しいしあったかくて素敵。

    家族や家庭の温かみを感じさせてくれて、
    心地よくて眠っちゃいそう。
    気持ち良い風がそよそよ吹いている木漏れの午後みたいな気分で読めます。

    マハさん、好き♡

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    2026年06月29日
  • 夏を喪くす

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    表題作と、「最後の晩餐」が好きです。
    内容は重めですが、スラスラと頭に入ってきます。中編なので各章100ページ前後。ちょっとした待ち時間や電車移動時におすすめです。
    「夏を喪くす」の、青柳が海で儀式をするシーンが良かった。

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    2026年06月27日
  • 旅屋おかえり

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    旅の代理人、『旅屋おかえり』。
    彼女が旅を通じて出会う人々、出会う風景、そして家族や故郷の絆を紡ぐ様は、見ていてとても心が温かくなる。
    自分もどこかに旅をしよう。そう思えるお話。

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    2026年06月27日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    原田マハ先生の作品は読めば読むほど元気になれる気がする。
    色んなことは起きるけど、誰も「悪」にならないというのも落ち着いた気持ちで読める。

    なんだか凹凸のような夫婦の話だった。
    ただ奥さんの職業が総理というだけで、あまりにも夫が無害でいいなと思った。
    どんなに忙しくても、さすがに少しは引っ張って欲しいとイラつくこともあるかもしれないが、日和さんのこの姿勢に好感を持った。

    今のご時世と内容が若干被っている気がしたが、男と女しか居ないんだから、総理が女性になるのは遅かれ早かれだったんだと思った。
    あまりにも固定概念が強すぎて生きていたことに自分自身驚いた。

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    2026年06月27日
  • スイート・ホーム

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    こんなにも純粋で温かい言葉に溢れている本を久しぶりに読みました。日常にある些細な幸せとは何かを体現している本なのではないかなと思います。短編集ですが、登場人物がまたがってでてくるのも面白かったです。

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    2026年06月26日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    ネタバレ

    実在する名画と美術館を舞台にした6編の短編集。それぞれの主人公が「あの絵の前で」立ち止まり自分の人生と向き合い再び歩き出す力を受け取っていく。マハさんらしく読み終えた後は美術館へ行って本物の絵に会いたくなる作品。

    特に心に残ったのは「豊穣」と「さざなみ」。「豊穣」では挫折を経験した主人公が再び前を向く姿に勇気をもらい「さざなみ」では以前訪れた直島の景色が鮮やかによみがえった。「アートからパワーをもらう」という感覚に私自身も深く共感。

    美術館は絵を観るためだけの場所ではなく人生が少し動き出す場所。この作品を読んでそんなふうに思えた。主人公たちが受け取ったものを今度は私も受け取ってみたい。きっ

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    2026年06月26日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    やっと読み終わったー!とっても時間がかかってしまった。俵屋宗達のことってほとんど分かってないのに、少しの史実からここまでの物語を考えられる原田マハさんさすが!となりました。そして事実か分からない出来事を、実在した人物達を登場させて小説にするのって、何だかワクワクするし、ロマンがあるなと思いました。

    あんまり絵に詳しくないから、絵を見て感動した経験がないのですが、経験したくなりました。心が動かされる絵を見て、感動して涙してみたい。いつか出会えるといいなー。まずは美術館に行かないとだ!

    後半にかけてどんどん面白くなってきて、俵屋宗達たちの国を超えた友情のところが1番好きだった!事実が分からない

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    2026年06月25日
  • リーチ先生

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    主人公たちの陶芸へのひたむきな情熱に心動かされ、後半はサクサクと読み終えた。陶工父子の大河ドラマのような構成だが、当時の芸術界を彩った白樺派の面々が多く出てきて、彼らの生き様も垣間見えるのが面白かった。人生を懸けて取り組みたいと思えることを持てる幸せを感じられる作品だった。

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    2026年06月24日
  • ジヴェルニーの食卓

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    赤が基調になった楽しげな静物画。マグノリアが活けられた翡翠色の花瓶の後ろに、オレンジ色の鍋がおいてあるでしょう?大きな丸い口をこっち向きにしてね。芸術家の感性っていうのは、どういうものなんでしょう。マグノリアと、鍋。そんな取り合わせすら、うつくしい、と思わせてしまう巧妙さ。どんなに陰鬱な時代でも、ひととき、せめて絵を眺めているあいだくらいは、何もかも忘れて、夢を見ることができるように。痛みをなくす麻酔のような力が、マティス先生の絵にはある。
    ....ぜんっぜん分からん!まず鍋ではなくて古代の鏡か太鼓かと思ったし、全く夢なんて見られない色調でむしろ焦燥感に駆られる。葉と花瓶の色が同じで色彩は派手

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    2026年06月28日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく(新潮文庫)

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    原田マハさんが、アートの達人33人に会いにいきお話を聞く。マハさんと対談のお相手との写真を見てから文章に入るのだけれど、お二人の雰囲気が良く似ている気がしたのです、どの人とでも。不思議ですね

    知っているお名前は8人、知っていた美術館は数カ所。
    地元の美術館や博物館には行っていたし、旅行先に美術館があれば覗きに行ったこともある。目を離せなくなり、記憶に残る出会いをしたのを思い出した。

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    2026年06月23日