原田マハのレビュー一覧
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ネタバレ沖縄県を舞台とした、心温まるサクセスストーリー。
風に靡くサトウキビを表現した、「ざわざわ」という擬音などを始めとし、主人公の見ている情景や、その時の心情描写が美しい。
沖縄の方言も交えた温かい人間関係も描写され、非常に読みやすい作品であった。
ただ、実話に基づくためか、起承転結が少ない、かつ所々あっという間に年数が経つ場面があり、呆気なく物語が終わってしまったようにも感じた。
常に真心(マジム)を応援しながらも、時には厳しい言葉をかけるおばあ。自身の生活では、相手に愛情を持つが故に厳しい言葉をかけることに躊躇する場面もある、そう解釈していたが、それは真の愛情ではなく半ば諦めも含む感情であるこ -
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拉致されるのはやりすぎではと思ったが、映画化すると見応えがありそう。
難しいワードが出てこないし、現在と過去が交互に描写されて繋がりが見えやすく分かりやすい本だった。
ー政治家でも思想家でも軍人でもない、ひとりのアーティストが、もっとも洗練され卓越した手法で、「ゲルニカ空爆」という忌むべき負の歴史を、「ゲルニカ」という知られざる小さな町の名を、世界の人々に記憶させたことー
ペンは剣よりも強し、という言葉を元に作った開成中高のマークを思い出した。
今回は人物がほぼ架空。史実ではないのはどこなのか誰が実在していないのかを調べるのに一苦労。
キオスクってピカソの時代からあったの!?
ゲルニカに、「 -
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原田マハ先生の作品は読めば読むほど元気になれる気がする。
色んなことは起きるけど、誰も「悪」にならないというのも落ち着いた気持ちで読める。
なんだか凹凸のような夫婦の話だった。
ただ奥さんの職業が総理というだけで、あまりにも夫が無害でいいなと思った。
どんなに忙しくても、さすがに少しは引っ張って欲しいとイラつくこともあるかもしれないが、日和さんのこの姿勢に好感を持った。
今のご時世と内容が若干被っている気がしたが、男と女しか居ないんだから、総理が女性になるのは遅かれ早かれだったんだと思った。
あまりにも固定概念が強すぎて生きていたことに自分自身驚いた。 -
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ネタバレ実在する名画と美術館を舞台にした6編の短編集。それぞれの主人公が「あの絵の前で」立ち止まり自分の人生と向き合い再び歩き出す力を受け取っていく。マハさんらしく読み終えた後は美術館へ行って本物の絵に会いたくなる作品。
特に心に残ったのは「豊穣」と「さざなみ」。「豊穣」では挫折を経験した主人公が再び前を向く姿に勇気をもらい「さざなみ」では以前訪れた直島の景色が鮮やかによみがえった。「アートからパワーをもらう」という感覚に私自身も深く共感。
美術館は絵を観るためだけの場所ではなく人生が少し動き出す場所。この作品を読んでそんなふうに思えた。主人公たちが受け取ったものを今度は私も受け取ってみたい。きっ -
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やっと読み終わったー!とっても時間がかかってしまった。俵屋宗達のことってほとんど分かってないのに、少しの史実からここまでの物語を考えられる原田マハさんさすが!となりました。そして事実か分からない出来事を、実在した人物達を登場させて小説にするのって、何だかワクワクするし、ロマンがあるなと思いました。
あんまり絵に詳しくないから、絵を見て感動した経験がないのですが、経験したくなりました。心が動かされる絵を見て、感動して涙してみたい。いつか出会えるといいなー。まずは美術館に行かないとだ!
後半にかけてどんどん面白くなってきて、俵屋宗達たちの国を超えた友情のところが1番好きだった!事実が分からない -
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赤が基調になった楽しげな静物画。マグノリアが活けられた翡翠色の花瓶の後ろに、オレンジ色の鍋がおいてあるでしょう?大きな丸い口をこっち向きにしてね。芸術家の感性っていうのは、どういうものなんでしょう。マグノリアと、鍋。そんな取り合わせすら、うつくしい、と思わせてしまう巧妙さ。どんなに陰鬱な時代でも、ひととき、せめて絵を眺めているあいだくらいは、何もかも忘れて、夢を見ることができるように。痛みをなくす麻酔のような力が、マティス先生の絵にはある。
....ぜんっぜん分からん!まず鍋ではなくて古代の鏡か太鼓かと思ったし、全く夢なんて見られない色調でむしろ焦燥感に駆られる。葉と花瓶の色が同じで色彩は派手