原田マハのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
最後の晩餐の何が特別なのか?が書かれていて勉強になった。
なかなか理解が難しい宗教観だが、宗達に置き換えてみたり、マルティノの心情を経て、宗教を信じてる人の心のうちが少しだけ分かった気がする。
宗達にとっての絵を描くこと→今後一切描けないと言われたら死んでしまうもの→心の拠り所→宗教では祈ること→単に祈ることというよりは、例えばイエスが弟子を許すと考えた道筋に倣うこと。
倣うものがなくなったら、全部自分で考えないといけないから、面倒だなと思ったけど、日本人はまさにこんな感じなのかな。
外国人だと思考の道筋が、宗教によって確立されてるから、それに当てはめればいいだけだから思考しやすいのかな? -
Posted by ブクログ
読み始めるのに勇気と覚悟が必要だった。元々美術、特に印象派、中でもモネが好きな私は画家のそれぞれのバックグラウンドにも明るい。それをモネの人間性や背景を他の人のイメージに塗り替えられたらイヤだなと思っていたから、原田マハさんが史実を織り交ぜたというフィクションを購入したもののなかなか読めずにいた。1話、読んではやめ、1話読んではやめを繰り返しながら最後の表題作でもある「ジヴェルニーの食卓」にたどり着いた。
中途半端なものだったら、読んでいる最中に拒否反応が強くなったと思う。マティスから入り、ドガ、セザンヌと続き、本人の気持ちの描写ではなく、画家を取り巻くうちの1人の目線だったからかもしれないけ -
Posted by ブクログ
モネ展に備えて。サクッと読めるボリューム。
パリ万博、アカデミー、浮世絵、写真技術の誕生、絵の具の軽量化など…印象派が生まれた時代背景について理解が深まる一冊。絵画や当時の写真も豊富に載せてあり想像が膨らんだ。
モネが2回目の結婚に至った経緯は衝撃的で、責任感の強さや包容力がわかるエピソードだった。
「モネの絵は誰も不幸な気持ちにさせない、極貧時代に描いた絵ですら幸福感が滲み出ている」という趣旨のマハさんの言葉が印象的。マハさんの小説も、きっと幸せな気持ちで書いているんだろうなーというのが文面からほわほわ〜と伝わってきて、こちらも口角上がってますわ。
次はジヴェルニーの食卓を読んで、そのあと -
Posted by ブクログ
すごく感動したし、胸が熱くなりました。
このお話、実在したアメリカの女性飛行士アメリア・イアハート(エイミー・イーグルウィング)× 1939年毎日新聞社(暁星新聞社)による世界一周飛行という本当の出来事をモデルにして創り上げられたられた作品で、フィクションだけど完全なるフィクションではなかったのが衝撃!!( ˃ ˂ )
とても好きな作風でした。
誰かにとっては純粋に大好きな飛行機が、
政治では戦争に使われる兵器にもなってしまうという事実を突きつけられた。
実際に第二次世界大戦が起こる前のお話みたいで、この本を読んで心の底から世界が平和であって欲しいと強く思った。
エイミーの、
〝 世界はひと