原田マハのレビュー一覧

  • すべてが円くなるように

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    原田マハ先生の、美術をモチーフとした話を読むのはこれが初めてでした。短編集だったので読みやすく、サクッと読み終えていました。
    それでも、物語に出てくる真珠をモチーフとした絵画の魅力にとても引き込まれました。
    個人的には、真珠の輝きよりダイヤモンドの方が好みでしたが、一粒パールのネックレスが欲しくなりました。
    『あの日のエール』に出てくるような、おばあちゃんになりたい!

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    2026年05月24日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    それぞれのお話を読み終えたとき、
    雲で隠れた星が微かに見えてきたという感覚
    になる。

    表題作の「星がひとつほしいとの祈り」は、すごく良かったな。
    昔話をするマッサージ師のおばあさん、
    ヨネへの特別な想いが溢れていて、大切な人を想う気持ちって色褪せないなと思った。
    人のことを星に喩えるのはよくあるけど、改めて空を見てみたい気持ちになった。
    数えきれないくらい、大切な人を想う気持ちがいっぱいあるんだろうな〜。

    「斉唱」のテーマである朱鷺、見たくなって検索したんだけど、朱鷺、朱鷺色、綺麗すぎるね!

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    2026年05月24日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    原田マハ著『〈あの絵〉のまえで』のレビューです。

    とても良い読書体験でした。
    美術館に行って絵を見るとき、「その時に」「その場で」「この自分で」しかできない体験をしている、という気分になります。
    別に美術館ではなくても「いまここ」でしかできない世界を生きているというのは当たり前なのですが、絵を見ると特にそれを強く感じます。
    その個人的体験のものがたりが、その美術館を訪れる人の数だけ存在すると思うと、人間の精神世界の膨大さに何とも圧倒されます。

    この小説は、そんな人の数だけあるものがたりのうちいくつかを、こっそりと読者に届けて、一緒に体験させてくれます。
    日本にある6つの美術館を舞台にしたこ

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    2026年05月25日
  • すべてが円くなるように

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    原田マハさんがMIKIMOTOのために書き下ろした連載をまとめた本。だから真珠が題材だったのか。
    140ページしかないので、すぐに読み終えてしまった。

    「有機的な宝石」である真珠には、他にはないあたかな光が宿っている。
    その言葉通り、7つの短編はどれも温かさが感じられて、1作ごとに余韻に浸れた。
    でも、やっぱりマハさんの読み応えのある長編が恋しくなってしまうなぁ。

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    2026年05月23日
  • 本日は、お日柄もよく

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    人の心を動かす言葉、演説、スピーチを、人生で一度は聞いてみたいと思った。
    そして、本筋とは離れるかもしれないが、利権が蔓延り、弱者は救われない、そんな政治の構造は、この小説が出版されてから何年も経った今でも変わらないんだなと、くそったれな現実に嫌気がさした。
    本書に登場する者たちのように、嘘偽りなく血が通った言葉で民衆を導いてくれる政治家がいてくれたらどれだけ救われるだろう、と思う。

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    2026年05月24日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    短編集ですが、美術作品は前に出て語られるというより、物語の中に自然に溶け込むように登場していました。特に「道 La Strada」は印象的で、無名のアーティストの作品を軸に物語が展開していきます。有名かどうかではなく、その絵を見た人の心がどう動くかによって、作品の価値が決まっていくのだと感じました。絵は人によって受け取り方が違うからこそ、誰かにとっては傑作になり得るのだと思います。この物語はとても温かく、それでいて少し切なさもありました。読後には、作品そのものだけでなく、それを見つめる人の心にも想像が広がる一冊でした。

    目次
    群青 The Color of Life
    デルフトの眺望 A Vi

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    2026年05月23日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    美術館に、常設展に、まんまと今すぐ行きたくなった。

    美術館は好きで、気になる企画展にはたまに行くけどアートには疎くて、全作品調べながら読んだ。
    そんな自分でもいつか、こんな運命的な一枚と巡り逢えるんじゃないかと思わせてくれる。

    『翼をください』の暁星新聞社が出てきました。
    この方は時々こういう散りばめ方をするから、粋ですよね。好きです。

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    2026年05月23日
  • 晴れの日の木馬たち

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    どうして作家さんはこんな感情の機微を表せるのか。イサ先生のかっこよさが最高だった。ドラマティックな過激さの中の幸せに向かう姿、誰かがみていてくれる安心感。グッとくる書きすぎない終わり方。
    全部の本を読んでみたい。

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    2026年05月21日
  • まぐだら屋のマリア

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    テレビドラマを見て読む。テレビの方が良かったと思う本。物語はいいのだが、少し無理があるような設定。テレビの方がシンプルに脚色したので心に残ったのかも。それとも中島みゆきの魔術?

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    2026年05月21日
  • さいはての彼女

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    ネタバレ

    本を読んで、自分が普段考えていることを言語化してくれてるなと感じたし、自分の選択に確信持てた。
    人の脳は、自分が思ってることをフィルターにかける機能がある。本の内容とは違うけど、改めて普段からプラスなことを考えるよう意識したいなと思った。

    ①さいはての彼女
    耳が聞こえなくても前を向き続ける。お父さんが庇ってくれた話を見て泣きそうになった。
    過去は努力の源にもなる。
    一方で、過去は前に進めない要因にもなる。
    バイクのエンジンがかからないとき、過去を振り切っている様子が印象的だった。
    過去に囚われず今どうしたいか!常に見つめられる人生でいたい。

    ②旅をあきらめた友と、その母への手紙
    「人生を足

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    2026年05月21日
  • 生きるぼくら

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    少し心がおつかれさんなので
    久しぶりの原田マハさん。
    登場人物がみんな優しくて癒されました。
    「ふるさと」ってやっぱり憧れる。
    原田マハさんの本はほとんどがハッピーエンドなので、疲れている時には安心して読めるのがいい。

    再読2026.5.20

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    2026年05月20日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    星がひとつほしいとの祈り 
    「ローヌ川の星月夜 ゴッホ」の装丁で再販してくれなかったら読んでない気がする
    たったひとつのひかる星の思いが得られたなら
    生きていけるのかもしれない

    だけど「戦争」というものは、、、
    やりきれない

    それにしても紙の本の装丁の力よ!
    日々のタスクに忙殺される、、、ああもうこんな時間!
    きっかけは、それでも手に取りたくなる本のしかけ
    読後はなにやら心清らか

    この本に関しては紙で読んでいる読者が多い気がする。

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    2026年05月20日
  • リボルバー

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    ゴッホが自殺に用いたリボルバーが、主人公が務めるオークションハウスに持ち込まれ、これをきっかけに、ゴッホとゴーギャンの関係がどんなものであったか明らかになっていく…そんな話。
    美術とか芸術とかからっきしの私でも、興味深く読ませて頂きました。勉強になったし、機会があれば2人の絵を見てみたいもんだと思いました。
    史実とフィクションを上手い事織り交ぜて、「ひょっとしたらホントの話かも分からんね」と思ってしまうくらい上手く作られた話だなと。
    なんせ、実際に存在するリボルバーですら、「可能性が高い」までの判定しか出ていないわけですから。
    話の終わり方も、皆ハッピーになる方向になってて良かったです。
    そん

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    2026年05月20日
  • 風のマジム

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    たまたま古本屋で手にとって読み始めた本。

    南大東島でとれたサトウキビでラム酒を作るまでの物語。
    サトウキビが育ち、加工されてラム酒となり、私たちの手元に届くまでには、多くの人の手や自然の力が関わっていること、思いがこもっていることを知ることができた。
    身近にあるものの背景にある物語を知ることは、一つひとつを味わい、より大切にできることに繋がると感じた。

    すべてを大切にすることは難しいけれど、自分にとって大切なものが増えること、その背景にある物語を想像できるものが増えていくことは、人生の楽しみや物事の意味を増やしていくことなのだと感じる。

    効率的な生き方ではないけれど、そういった想像を楽し

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    2026年05月17日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    ネタバレ

    小説なのに、天正遣欧少年使節のみんなの描写が本当に生き生きしているから、歴史書を読んでいるくらいの納得感を抱いてしまった。危ない危ない、この物語はフィクションです。間違っても友達に、「俵屋宗達ってヨーロッパに行ってカラヴァッジョに会ったんだぜ」などど誤った知識をひけらかさないようにしましょう。
    偉大な美術作品に対峙したときの心情表現の雄弁さが魅力だが、美術の知識を持ったうえで読めたらより感じるものがあるんじゃないかと思う。
    西欧美術、日本美術にもっと詳しくなりたいと思った。

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    2026年05月17日
  • 生きるぼくら

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    一年以上積読してたけどふと読みたくなって読んだ。
    期待以上に読みやすくて1日半で読み終えてしまった、、
    生きる活力が湧く。
    なんか出てくる人たちやシチュエーションに共通点があって自分の環境と合わせながら読んだ。
    一度は自分で作ったコメ食べたい

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    2026年05月16日
  • 生きるぼくら

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    すごく温もりのある物語でした。出てくる人みんな愛に満ちた方ばかりでした。人生の生き方も、米作りも、純平も、ばぁちゃんの認知症も、つぼみと人生のイイ関係も、人生と母も…全ての事象がいい方向に進む、、最強のハッピーエンドストーリーで、疲れているときでもスラスラ読めます。そして、そんな「生きるぼくら」の世界に、自分も飛び込んでみたいなぁ、とちょっぴり羨ましくなりました。現代に少し疲れた人の、心の処方箋となりうるお話でした。

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    2026年05月16日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    原田マハさんの作品を読みたいと思い手に取った1冊。

    どの短編も素敵でしたが、個人的には最後の『道』が心惹かれました。

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    2026年05月16日
  • リボルバー

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    ゴッホが自殺に使ったとされるリボルバーが2019年にオークションで落札された。というたった一つの事実から、これだけの壮大な物語を作ったのがさすが原田マハさんだなあと思った。わくわくしながら読めた。

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    2026年05月16日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    「旅屋おかえり」を読み終え、すぐに読んだ。

    心温まる話だった。

    誰にでも帰る場所がある。
    私の「帰る場所」はどこだろうか…

    「おかえり」と言ってもらえる場所を
    増やしていきたい。

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    2026年05月16日