原田マハのレビュー一覧

  • 晴れの日の木馬たち

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    ダ・ヴィンチ2026年4月号のプラチナ本。
    評判も良さそうなので原田マハさんの作品を初読み。

    明治末期、貧しい家に生まれた山中すてらは、病に倒れた最愛の父を支えるため、アメリカ人宣教師の恩師であるアリスのつてで倉敷紡績で働く。何よりも読書が好きなすてらであったが、生まれて初めて書き上げた小説を、念願叶い文化祭で発表することに。そして、すてらの小説が社長の大原孫三郎の目に留まり…

    決して恵まれた環境ではなかったけれど、今できることを諦めずにやり続けたすてら。小説に対する熱意とその真面目な人柄に、引き寄せられるように運命的な出会いから文士への道が開かれていく。その真っ直ぐな生き様に勇気をもらえ

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    2026年08月22日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    私が「私」であることを肯定して生きていく。
    人生の様々な局面に立つ女性たちの姿。
    静かに緻密に心に迫る描写を通して、人生の悲喜を擬似体験する。心に星が灯るような体験であった。

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    2026年08月22日
  • たゆたえども沈まず

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    “たゆたえども沈まず“

    タイトルと、フィンセントにとっての意味がとってもよかった
    兄弟の絆とセーヌ川

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    2026年08月22日
  • 黒い絵

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    バラエティに富んだ作品と、その裏にある美術の世界がとても美しい。初期作品も多いとのことでやや荒削りに感じたが、一気に楽しんで読めた。

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    2026年08月21日
  • 本日は、お日柄もよく

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    2026.2.9
    ★3.7

    ただのOLだったこと葉が、思いを寄せていた幼なじみの厚志の結婚式でスピーチライター久遠久美と出会ったことをきっかけに、スピーチライターを仕事にする物語。

    締めくくりの言葉、終わり方が美しかった。内容自体はすごく面白いのに、中々進まなくて半年くらいかかった笑政治関連だったからかな?
    現実世界でも、今後役立たせたい。仕事小説を読む度に、なにかに熱中したい欲がでてくる。今後の人生で、そういう出会いがあるのかな。あって欲しいな。
    結婚式のつまらないスピーチで、スープに顔を突っ込むシーンが面白かった。けど、恋愛描写はあんまりハマらなかった。けど、なかったら最後の締めにはな

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    2026年08月21日
  • 晴れの日の木馬たち

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    最初はなかなか進まなかったが、中盤から一気にのめり込んでしまった。
    大原美術館は訪れたこともあり、知っていたけれど、倉紡、大原孫三郎という偉大な人物のことが生き生きと描かれていて俄然興味をもった。
    ものを書くということもさることながら、読書の醍醐味を再確認させてくれたようで嬉しかった。

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    2026年08月21日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    舞台は明治20年、アメリカで最先端の教育を受けた『去場安』と見えず・聞こえず・喋れずの三重苦のわずか6歳の令嬢『介良れん』。
    この2人があらゆる困難を、逆境を、不条理を乗り越えてゆく様は、胸が熱くなる。

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    2026年08月20日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    初原田マハ。
    『群青』が1番好きだった。
    『豪奢』はサガンの作品ぽかったけど、女性のその後が気になる。

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    2026年08月20日
  • 本日は、お日柄もよく

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    兄から、「変わった本が読みたかったら、これ!」
    と、渡された。
    確かに、こと葉と久遠久美とのスピーチライターとしてのやり取りはたのしい。
    政治家あつしの頼もしさもいい。
    だけど、言葉の凄さ素晴らしらをこの本からは感じた。
    地味に、石原慎太郎の国会質問って言うのか、聞き入ってしまったのを思い出した。
    言葉を操り人や心を動かせる仕事も魅力的だが、
    言葉の力ってすごいパワーと魅力があるなと感じた。
    自分が口は全く回らないが故に、より羨ましい。
    まー、3日経てば歩き出すのでいいけどねー

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    2026年08月19日
  • 本日は、お日柄もよく

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    最初の28ページで泣きそうになった。
    スピーチの持つ力の強さは最初の1章目で実感することになる。
    その後、主人公こと葉のスピーチライターという仕事との出会いから、主人公と一緒に言葉との向き合い方、扱い方を学んでいく自分がいる。
    スピーチには人生を変える、世界を変える力がある。

    響いた言葉、スピーチはたくさんあるが、今後も覚えておきたいフレーズを書き留めておく。

    「困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙が止まっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している」

    「愛せよ。人生において、よきものは

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    2026年08月19日
  • 本日は、お日柄もよく

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    政治に興味がない私にとって途中離脱しそうだなと思ったけど、それとは逆に一気に読み終わった。
    主人公がスピーチーライターとして悩みながらも生き生きと頑張っていく姿は励まされる。

    『困難に向かい合ったとき、もうだめだと思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙が乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。』

    これからの人生きっと私のことを支えてくれる素敵な言葉と出会えてよかった。

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    2026年08月19日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    2026.8.18
    同世代が主人公で、色々と考えさせられた一冊。この歳になると、本当に大切な人ってだんだんしぼられてくる。自分にとって大切な人をちゃんと大切にし続けられる生き方をしたいなぁと思った。
    そして、いろんな旅先がすごーく魅力的に書かれていて、思わずGoogleマップで調べた。知らない国、そこの町の様子、人の姿なんかがとっても活き活きと書かれていて、行きたくなった!

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    2026年08月18日
  • さいはての彼女

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    雨と川と旅を人生に結びつけるのが美しく上手い。
    そこに母親が合わさると本当にずるい。
    涙を流すまいと思いながら読んだけど結局また負けた。
    自分に娘がいたら読ませたいな

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    2026年08月18日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホ展で見た絵も出てきたり、知ってるやつ〜ってたびたびなれてたのしかった
    『たゆたえども沈まず』いいタイトルすぎ

    星月夜のシーンがよかった

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    2026年08月18日
  • 生きるぼくら

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    母と2人で暮らす
    24歳の引きこもりの青年が
    母の失踪後、幼い頃過ごした
    ふるさと、蓼科で大好きなおばあちゃんに再会し、米づくりを通して
    生きること、命、に向き合う話

    ものすごく優しくて、凛として
    のどかで、あたたかい田舎の情景がありありと浮かぶストーリーで
    人の成長、他者との関わりや、葛藤など
    ボリューミーで、読みやすい作品でした。

    田舎のない私でも、たまらなく愛しくなるような
    あたたかい、人生は思うほど
    わるいものではない、と思わせてもらった気がする。

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    2026年08月17日
  • 永遠をさがしに

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    重い内容の物語だと思うのに、重いどころか、清々しさを感じるのは登場人物の良さでしょうね。

    中でも真弓さんがとても良いです。
    こういう母娘の関係性っていいな〜と思いました。

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    2026年08月17日
  • 本日は、お日柄もよく

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    初原田マハ。端々にキュレーターとしての教養を感じる。主人公の視点に同一化させられる文体。若い女性のキュンキュンした感じがとても良く書けてる。
    デール・カーネギーのパブリックスピーキングの本を読んだときも思ったのだが,スピーチが世界を変えるのは,欧米というか主にアメリカの話な気がしてるのと,現代ではその役割は減少していて,もっと直接的に民衆の情動を煽る認知戦に戦線が移動しているのだろう。この時代にスピーチライターの価値とは何か。同じく言葉を仕事としている身としては考えさせられる。
    原田宗典の妹らしいが,兄については名前しか知らない。

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    2026年08月17日
  • ラブコメ

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    原田マハさんの『生きるぼくら』、とっても良かったです。あの本は、農業新聞への連載がきっかけだったんですね。しかも、書くために1年 お知り合いの方の自然農の学校に通って、もみ殻くん炭づくりから鍬を使っての畦塗り、機械を使わない田植え、雑草管理、手での稲刈り、ハゼ掛け、脱穀と一通りのことを『お米の都合に合わせて』東京から長野まで通ったというのだからすごい。一緒にお米育てされた漫画家さんのみづき水脈さんも旦那さん方も編集さんも巻き込んでの1年間。
    読んだあとに申し訳なくなりました。お米の価格が高い高いって言って。その上、今年が豊作だと目処がつくやいなや、去年の秋のお米の価格がどんどん下がってしまうこ

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    2026年08月16日
  • 永遠をさがしに

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    新しいお母さんと、不器用なお父さんとの家族愛を綴る物語。シリアスな展開が多いが、主人公の和音が結構シニカルで、割と重いシーンでもクスッと笑える悪態をついている(特に真弓さんに対して)。
    作中に出てくる曲たちを聴きながら読むのがオススメ。

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    2026年08月16日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ネタバレ

    プロローグの、現代で絵の研究者同士が会話してカラヴァッジョ云々と言ってたシーンなんてとうに忘れるくらいには、織田信長治世の京都の扇屋の息子俵屋宗達と有名な絵師一家の狩野永徳、他方有馬のセミナリオで学ぶ少年たちと宣教師の、戦国時代のキリシタンや芸術、南蛮貿易にかかわるストーリーや描写が想像しやすく没入感があった。

    セミナリオで学ぶ子達の、敬虔な信仰心とそれにより深くキリスト教のことを知りたいという好奇心と情熱、時を同じくして信長に買われた絵師の宗達の変わったものや初めて見るものに触れてこの手で描きたいという好奇心と情熱。それらが交わってローマへの船旅に旅立つというのがロマンがある。

    そんな想

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    2026年08月15日