原田マハのレビュー一覧
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仕事と失恋に疲れた若手女性社長が、沖縄のつもりが誤って北海道の女満別に降り立ち、現地での出会いと旅を通じて心と人生を再生していく物語。厳しい環境で自分を見つめ直し、再び前を向いて歩み出す女性を描いた爽快な短編集です。
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マハさんの「風のマジム」と似た読後感。
読後に爽やかな風が吹き抜けるような感覚。爽快感。
どの章も何か自分のリアルで問題が起きる(喪失感 もやもや感など)
旅に出ることによる出会いや自然の中で、クリアになり明日への活力を得るようなお話。短編だけど良かった。マハさんのこういう爽やかさ好きだなぁ。
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新婚旅行でスペインのマドリードを訪れた際、"ピカソの有名な絵があるらしい"と、ソフィア王妃芸術センターを訪れました。ゲルニカの絵の前にはツアー団体客など、人だかりが凄かったです。私たち夫婦はアートのことなどほとんど知らず、ふうんと見て、ゲルニカの写真を撮りました。
帰国して次に何を読もうかな?と本屋を眺めていたら、表紙にあの時に見た絵だ!と即購入。
早くも読みながら、新婚旅行で本物を見る前にこの本を読めばよかったと後悔しました、、。同時に、なんで貴重な経験をしたんだとも実感しました。
時代を追いながら、ゲルニカを見つめていきましたが、このひとつの作品にはたくさんの背景が -
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ネタバレさいりちゃんのラジオで、映画化された作品の主役をしていたと知って手に取ってみた。
マジムは28歳、契約社員で現状に今一満足感が得られていない様子。
30歳の私と年も近いので気持ちも近くで一気に読んだ。
舞台となる南大東島は沖縄本島からフェリーだと13時間はかかる、サンゴ礁と火山でできた絶海の島。
サトウキビと風の情景が何度も読んでる時に想像だけど思い浮かんでワクワクしながら読んだ。
マジムが夢を見つけたことや、会社などの人間関係の細かな描写、家族やいい仕事仲間に囲まれている様子が丁度よいボリュームでよかった。
お酒はすぐに酔ってしまう私だけど、コルコルはぜひ飲んでみたいと思います。 -
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ネタバレ様々な事情を抱えた人が流れ付くように集まる町、尽果。
そこに、ある事件をきっかけにたどり着いた、主人公・紫紋の視点で描かれていた。
尽果で料理店を営むマリアと呼ばれる女性。
その彼女もまた、ある過去を持っていて、その過去については終盤まで触れられることなくストーリーが進んでいくので、紫紋と同じタイミングで衝撃を受けることになり、より入り込んで読むことができた。
基本的には穏やかに、あったかい気持ちになるストーリーがベースなだけに、登場人物たちの罪について描かれる部分とのコントラストがよけいに引き立っていた。
出てくる人がみんないい人なだけに、絶望的な状況から救われていく流れでよかった、報わ -
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本日はお日柄もよく』を読んで、原田マハさんの他の作品が気になり、この本を手に取った。
学生時代のいじめが原因で、長い間引きこもりとして生きてきた主人公の人生。そこからどのように変わっていくのか、引きこもりをどうやって抜け出していくのかが気になり、楽しみながらページをめくった。
父親の実家を訪れ、そこでさまざまな大人たちと出会い、少しずつ生きている世界の視野が広がっていく様子を読んで、なんだか嬉しい気持ちになった。
米作りや介護の仕事を両立しながら、ゆっくりと成長していく姿は、心に強く響くものがあった。
きっと人生は、おばあちゃんやそこでの出会いがなくても、どうにかできたのだと思う。なぜな -
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ネタバレ高階秀爾さんの解説には、冒頭に
美術史とミステリは相性がいい。
犯罪の種類、複雑な謎、謎解きの玄人興奮、そして最後に真相という過程がよく似ている。
とある。
ミステリー要素も大いにあって惹かれるが、それよりもルソーの「夢」にまつわる話に加えて同じ絵がもう一枚あるという、それの真贋を判定するのも面白い、それにかかわる人たちの造形と、表紙にもなっている「夢」とルソーを語る原田さんの筆に最後まで気が抜けなかった。
倉敷美術館の監視員をしている早川織絵はかってルソーの研究者として学会でも知られた存在だった。
フランスに留学して美術史を学び、若くして論文が認められ博士号を取得していた。
訳あって、今