原田マハのレビュー一覧

  • 生きるぼくら

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    ネタバレ

    麻生人生
    二十四歳。引きこもり歴四年。小学六年のとき、父と母が離婚した。母親が出て行き、茅野に住む祖母の家に住む。清掃会社で働く。

    人生の母
    昼間は都内の雑居ビルの清掃のパート、夜はパチンコ店の清掃のパートに従事している。失踪する。

    中村真朝
    マーサ。人生の父方の祖母。認知症。嫁に来るまえは小学校の先生だった。

    中村新多
    人生の父。社員三人きりの小さな会社を細々と経営していたが、資金繰りに行き詰まり、怪しい金融業者に借金をして、にっちもさっちもいかなくなった。つぼみの母と再婚。がんにより死去。

    久米志乃
    食堂のおばさん。

    中村つぼみ
    中村新多が再婚した相手の連れ子。おかっぱ頭。二十一

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    2026年05月07日
  • 晴れの日の木馬たち

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    1910年(明治43年)
    岡山、倉敷の紡績会社で働く工女の山中すてら
    (12歳)が職業作家になるまでの物語

    ステラは、幼い頃母に見捨てられ、父とくらすなか
    慈善活動を続けているアメリカ人宣教師
    アリス、ペティ、アダムスから、母のような愛と、英語を授けられる

    紡績会社には、二代目社長大原孫三郎がおり、
    倉敷教会の礼拝堂で、すてらと出会う
    工女をしながら、小説を書き始めるすてら

    P366
    私にとって、書くことは生きること。
    書くことをやめないのは、生きることをやめないから。
    書くことをあきらめないのは、生きることをあきらめたくないから。

    これは、すてらのセリフだけど、原田マハさんのセリフか

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    2026年05月06日
  • 本日は、お日柄もよく

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    初めての原田マハ作品。
    初っ端のスピーチでジンと来てしまい、言葉の力を思い知らされた。
    言葉力を付けたいと思わされた作品。

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    2026年05月06日
  • すべてが円くなるように

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    真珠がつなぐ人と人との心温まるストーリー。
    真珠それ自体はどちらかというと「丸い」ものであるが、タイトルは「円い」となっている。
    小説を読み進めることで、真珠が一種のシンボルとして「円い」という意味がその輪郭を帯びてくる。
    筆者の柔らかい情景描写と行間に滲む情緒を余すことなく堪能できる作品。

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    2026年05月06日
  • さいはての彼女

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    旅に出たくなる、爽やかな読後感。
    バイクには興味なかったけど、「鉄の馬」って何だか格好いい。風を切って走る気分は、どんな感じなんだろう。凪の周りには心地よい風が吹いていて、だから周りに自然に人が集まってくるんだろう。
    亡き父タオさんもそんな感じの人だったのかな。
    優しい再生の物語。

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    2026年05月06日
  • まぐだら屋のマリア

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    自分と同い年の男の子が主人公で冒頭から引き込まれて1日で一気読みした。
    一流料亭の料理人に夢を描いて掴み取ったと信じていた主人公が不可抗力で全て失ってしまうところから始まる。
    現実から逃げるようにたどり着いた「尽果」という名前のバス停で「まぐだら屋」という小さな定食屋に出会いそこから人生を再スタートをする話。

    世の中の理想であるキラキラしたレールから外れてしまい人生が終わったのかもしれないという絶望を抱える登場人物がふとしたきっかけから見落としていた小さな幸せを得る話が好き
    毎回そういう話ばかり読んでる気がする。
    みんな各々地獄はみているし、死にたくなるときもあるんだろうけどそれでも生きてい

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    2026年05月06日
  • 星がひとつほしいとの祈り

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    短編集でここまでページをめくる手が止まらなかったのは初めてです。原田さんの言葉のセンスが素敵ですっかり引き込まれました。

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    2026年05月05日
  • 風のマジム

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    ネタバレ

    伊波まじむ
    沖縄の那覇に生まれ、那覇で育った。通信会社琉球アイコムの派遣社員。二十八歳。大東のさとうきびを使って、沖縄産のラム酒を作るため南大東島に来る。

    仲里友治
    さとうきび農家の男性。

    中曾根太一
    三十七年間嫁募集中。

    東江大順
    商工会の会長。

    おばあ
    伊波カマル。まじむの祖母。どっしりと大きな体。伊波豆腐店。

    おかあ
    まじむの母。ほっそりした体型。

    知念冨美枝
    まじむの勤める会社の先輩で正社員。

    島袋陽二
    空港職員。

    沖山了仁
    南大東村村長。

    美弥
    東江の娘。

    儀間鋭一
    新規事業開発部初代部長。那覇が地元で、那覇高、東大卒のエリート。

    後藤田吾朗
    東京でバーテンのア

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    2026年05月05日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ネタバレ

    ストーリー自体はすごく面白かったのだが、自分の読書力が足りないせいか肝心のスピーチの力が文章だけだと伝わり辛い。伝説のスピーチとか、社会を変えるスピーチと作中では語られているのだけど、そこまでのものと思えなかったので少しだけ違和感を持ってしまったのが残念。締め方はキレイだった。

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    2026年05月05日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく(新潮文庫)

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    原田さんの著書のタイトルの秀逸さと感性が、こういったバックグラウンドからお生まれになっている、とつくづく感じました。私も『アート』という言葉で手に取りましたが、『アート』こそ多様で、深い、ことですね。

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    2026年05月05日
  • 楽園のカンヴァス

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    ネタバレ

    美術ミステリーを謳っているようだが、立場的にオリエに感情移入してしまった。研究熱心で優秀で、その道を突き抜ければさらに美術会に貢献できたのに。愛した男が妻子持ちで捨てられるとはね。純粋にその男の子供が欲しかったのかもしれないけど、今は居心地悪い環境で子供から距離をとられるとはね。この人生だから得られたものもある。でも、オリエはこの人生に納得してるのか?
    最後はまた美術会にドップリ戻るのだろう。自分がオリエならそうする。

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    2026年05月05日
  • すべてが円くなるように

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    7つの短編、ミキモトHPに連載されていたものらしい

    パールをめぐる、絵画、おばあちゃんの大事なネックレス、養殖場、それぞれの短編がぎゅっと短くまとまりあっという間に読み終わる、それぞれもっと長く読みたい!!
    表紙のフェルメールの絵画がまた飾りたくなる感じ

    そして最初のフェルメールとの約束はなんか、本当にこんなことが起きそうな、マハさんの体験談なのかな?と思ってしまうステキな話

    京のうなぎの寝所のお家の蹲に見つかる一粒のパールの指輪の話、
    ケンブリッジ郊外で清酒作りをする奥さんのパールのネックレス、
    シカゴに母子のみで転勤したその娘の成長に感動する話、
    あの日のエールでの祖母、70歳からパ

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    2026年05月04日
  • モネのあしあと

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    「モネ展」に行く予定があり、その前に予習をかねて読みました。
    著者の「ジヴェルニーの食卓」を先に読んでいたので、本書を読むことで物語に更に色が付いていったような感覚。

    モネがどのような人生を歩んでいったか。印象派のはじまり。今ではよく見られる絵画の手法が当時は型破りだったことなど。
    モネが生きた当時の時代背景や境遇に触れ、想像してみることで、より深い驚きや感動とともに作品を味わえるようになりました。

    これまでになかった暮らしの中にある風景を描く印象派の画家たち。その絵から当時の暮らしぶりがうかがえる“時代を映す鏡”だという記述にワクワクした。
    絵を鑑賞しながらもっと遠くの、広い世界に思いを

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    2026年05月03日
  • たゆたえども沈まず

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    言葉にできない「何か」があるとわかるけど、社会的に認められないと売れない。もどかしい。
    読むとなんだか博識になれた気分。

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    2026年05月03日
  • 生きるぼくら

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    いじめから高校を中退し仕事もうまくいかず引きこもりになった24歳の人生(主人公の名前。ある意味すごい)
    人生が小学生の時に借金を抱え家族に迷惑をかけれないと離婚した両親。シングルマザーの母の苦労を知りながらもネットの世界に依存し昼夜逆転生活…

    そんな生活をおくるある日…母がいなくなった。
    テーブルには置き手紙と五万円と十枚の年賀状。

    もう疲れ果てた。しばらく休みたい。あなたはあなたの人生を、これからも好きに生きていってください(のような内容)

    そして追伸。
    年賀状の中に助けてくれる人がひょっとするといるかもしれない。


    途方にくれる人生…年賀状には両親が離婚する前によく訪れていた、父方

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    2026年05月03日
  • 楽園のカンヴァス

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    ニューヨーク近代美術館のキュレーター、ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ、手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ、二人の天才がカンヴァスに籠めた想いとは――。山本周五郎賞受賞作。

    原田マハの美術小説は、登場する作品を見てみたくなる。

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    2026年05月02日
  • すべてが円くなるように

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    フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の表紙が美しくて、このまま部屋に飾っておきたくなるような本書。
    こちらは、パールでお馴染み「MIKIMOTO」さんの公式サイトで連載されていた「真珠」をテーマにした七つの短編が収録されております。

    どの話も短いながら程よくまとまっていて、それぞれがまさに一粒一粒の真珠のような、円やかな輝きを纏ったストーリーなんですよね。

    特にフェルメールの作品を巡る「フェルメールとの約束」は、まるでアムステルダムの街にいるような気分にさせてくれる情景描写に、物語の世界に一瞬で惹きこまれました。
    そして何といってもフェルメール作品への深い敬愛の念がヒシヒシと伝わってきて、

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    2026年05月02日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    心がほのぼの、心地よい気分で読書を楽しむ事ができた。それぞれ悩みを抱えながら、絵との出会う。
    自分も自分の人生に影響を与える絵に出会えたら良いなと感じた。今年は美術館に積極的に行こう。

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    2026年05月02日
  • 永遠をさがしに

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    ★3.5 だったかなーと思う。
    でも好みだった。

    原田マハさんの現代小説は
    どうだろうと思いつつ。

    恋愛要素は淡く
    親子愛、才能、葛藤 が
    優しく読みやすく、
    美しくて悲しくて優しい小説でした。



    ニコニコニコニコニコニコニコニコ
    ネタバレ備忘録
    小澤征爾のような指揮者のお父さん。
    元チェリストのお母さん。
    お母さんが突然いなくなり、
    以来チェロを辞める主人公。

    変な女が、お父さんと再婚したと
    家に転がり込む。
    お父さんは海外赴任。

    その女が、心をほぐしていく。

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    2026年05月02日
  • 独立記念日

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    色々な意味での独立。
    今を頑張るすべての女性におすすめの1冊。
    綺麗な人生だけじゃない、泥臭くても自分の芯を持って生きる大切さを改めて実感しました。
    男ですが、女性の強さを感じる素敵な小説です。

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    2026年05月02日