原田マハのレビュー一覧
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ネタバレ麻生人生
二十四歳。引きこもり歴四年。小学六年のとき、父と母が離婚した。母親が出て行き、茅野に住む祖母の家に住む。清掃会社で働く。
人生の母
昼間は都内の雑居ビルの清掃のパート、夜はパチンコ店の清掃のパートに従事している。失踪する。
中村真朝
マーサ。人生の父方の祖母。認知症。嫁に来るまえは小学校の先生だった。
中村新多
人生の父。社員三人きりの小さな会社を細々と経営していたが、資金繰りに行き詰まり、怪しい金融業者に借金をして、にっちもさっちもいかなくなった。つぼみの母と再婚。がんにより死去。
久米志乃
食堂のおばさん。
中村つぼみ
中村新多が再婚した相手の連れ子。おかっぱ頭。二十一 -
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1910年(明治43年)
岡山、倉敷の紡績会社で働く工女の山中すてら
(12歳)が職業作家になるまでの物語
ステラは、幼い頃母に見捨てられ、父とくらすなか
慈善活動を続けているアメリカ人宣教師
アリス、ペティ、アダムスから、母のような愛と、英語を授けられる
紡績会社には、二代目社長大原孫三郎がおり、
倉敷教会の礼拝堂で、すてらと出会う
工女をしながら、小説を書き始めるすてら
P366
私にとって、書くことは生きること。
書くことをやめないのは、生きることをやめないから。
書くことをあきらめないのは、生きることをあきらめたくないから。
これは、すてらのセリフだけど、原田マハさんのセリフか -
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自分と同い年の男の子が主人公で冒頭から引き込まれて1日で一気読みした。
一流料亭の料理人に夢を描いて掴み取ったと信じていた主人公が不可抗力で全て失ってしまうところから始まる。
現実から逃げるようにたどり着いた「尽果」という名前のバス停で「まぐだら屋」という小さな定食屋に出会いそこから人生を再スタートをする話。
世の中の理想であるキラキラしたレールから外れてしまい人生が終わったのかもしれないという絶望を抱える登場人物がふとしたきっかけから見落としていた小さな幸せを得る話が好き
毎回そういう話ばかり読んでる気がする。
みんな各々地獄はみているし、死にたくなるときもあるんだろうけどそれでも生きてい -
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ネタバレ伊波まじむ
沖縄の那覇に生まれ、那覇で育った。通信会社琉球アイコムの派遣社員。二十八歳。大東のさとうきびを使って、沖縄産のラム酒を作るため南大東島に来る。
仲里友治
さとうきび農家の男性。
中曾根太一
三十七年間嫁募集中。
東江大順
商工会の会長。
おばあ
伊波カマル。まじむの祖母。どっしりと大きな体。伊波豆腐店。
おかあ
まじむの母。ほっそりした体型。
知念冨美枝
まじむの勤める会社の先輩で正社員。
島袋陽二
空港職員。
沖山了仁
南大東村村長。
美弥
東江の娘。
儀間鋭一
新規事業開発部初代部長。那覇が地元で、那覇高、東大卒のエリート。
後藤田吾朗
東京でバーテンのア -
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7つの短編、ミキモトHPに連載されていたものらしい
パールをめぐる、絵画、おばあちゃんの大事なネックレス、養殖場、それぞれの短編がぎゅっと短くまとまりあっという間に読み終わる、それぞれもっと長く読みたい!!
表紙のフェルメールの絵画がまた飾りたくなる感じ
そして最初のフェルメールとの約束はなんか、本当にこんなことが起きそうな、マハさんの体験談なのかな?と思ってしまうステキな話
京のうなぎの寝所のお家の蹲に見つかる一粒のパールの指輪の話、
ケンブリッジ郊外で清酒作りをする奥さんのパールのネックレス、
シカゴに母子のみで転勤したその娘の成長に感動する話、
あの日のエールでの祖母、70歳からパ -
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「モネ展」に行く予定があり、その前に予習をかねて読みました。
著者の「ジヴェルニーの食卓」を先に読んでいたので、本書を読むことで物語に更に色が付いていったような感覚。
モネがどのような人生を歩んでいったか。印象派のはじまり。今ではよく見られる絵画の手法が当時は型破りだったことなど。
モネが生きた当時の時代背景や境遇に触れ、想像してみることで、より深い驚きや感動とともに作品を味わえるようになりました。
これまでになかった暮らしの中にある風景を描く印象派の画家たち。その絵から当時の暮らしぶりがうかがえる“時代を映す鏡”だという記述にワクワクした。
絵を鑑賞しながらもっと遠くの、広い世界に思いを -
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いじめから高校を中退し仕事もうまくいかず引きこもりになった24歳の人生(主人公の名前。ある意味すごい)
人生が小学生の時に借金を抱え家族に迷惑をかけれないと離婚した両親。シングルマザーの母の苦労を知りながらもネットの世界に依存し昼夜逆転生活…
そんな生活をおくるある日…母がいなくなった。
テーブルには置き手紙と五万円と十枚の年賀状。
もう疲れ果てた。しばらく休みたい。あなたはあなたの人生を、これからも好きに生きていってください(のような内容)
そして追伸。
年賀状の中に助けてくれる人がひょっとするといるかもしれない。
途方にくれる人生…年賀状には両親が離婚する前によく訪れていた、父方 -
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フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の表紙が美しくて、このまま部屋に飾っておきたくなるような本書。
こちらは、パールでお馴染み「MIKIMOTO」さんの公式サイトで連載されていた「真珠」をテーマにした七つの短編が収録されております。
どの話も短いながら程よくまとまっていて、それぞれがまさに一粒一粒の真珠のような、円やかな輝きを纏ったストーリーなんですよね。
特にフェルメールの作品を巡る「フェルメールとの約束」は、まるでアムステルダムの街にいるような気分にさせてくれる情景描写に、物語の世界に一瞬で惹きこまれました。
そして何といってもフェルメール作品への深い敬愛の念がヒシヒシと伝わってきて、