原田マハのレビュー一覧

  • キネマの神様

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    マハさんが今度は映画に感して!
    映画もアーティスティックな目線から切り込んで、2パターン(隠と陽)の解釈ができるところが凄すぎて感服。結末は予想できるものでしたが、表現に引き込まれる。

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    2026年05月14日
  • すべてが円くなるように

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    フェルメールの真珠の首飾りの女を題材にアート作品の短編集かと思ったら、真珠にまつわる様々な話で中々面白く一気に読んでしまった。

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    2026年05月13日
  • 楽園のカンヴァス

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    本作は「恋」をテーマにした物語だと感じた。恋愛描写は大してないのだが、そのように感じたのはなぜか。
    原田マハの描くアンリルソーが少年の様な純粋で一途な心でヤドヴィガに恋する素敵な人に感じたからか。
    ティム視点で見る早川織絵の描写が綺麗すぎたからだろうか。誰でも好きな人は世界一美しく見えるものだ。

    そんなことを思わせてくれるくらいの表現力が原田マハの文章にはある。この想像力を掻き立てる文章だから読んだ人を美術館に行きたいと思うのだ。

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    2026年05月12日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    楽園のカンヴァスで原田マハを知ってから勢いで購入した。ゲルニカを中心として戦争や暴力に対するアートの役割について考えさせられる。

    楽園のカンヴァスは個人的には恋がメインテーマだったため単純に物語を楽しむ感が強かったが、本作はとても社会的なメッセージ性の強い内容だと感じた。まさにピカソがゲルニカに込めた思いを体現する物語だったのではないかと思う。

    また、ピカソの人柄や愛人関係、スペインの歴史なども本を通して学ぶことができて視野が広がった。スペインの民主化の歴史が日本よりも浅いということには驚きを覚えた。またそうした背景を知ったからこそ本物のゲルニカを観に行きたいと強くおもわされた。

    スペイ

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    2026年05月12日
  • すべてが円くなるように

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    MIKIMOTOのHPに掲載された短編を本にしたもの。なので、必ずお話に真珠がでてきます。真珠の話を書けばいいはずなのに、そこにいろんな人の人生や作品を被せてくるあたり、マハ色でてます。141ページで7つの短編なので、さらっと読み上げてしまう分量です。
    ルビなし、小学生に読ませてもいいけど、感じる面白みはまだ薄いかな。中学以上向け。
    「フェルメールとの約束」
    アムステルダムで行われたフェルメール展のチケットはプラチナチケットとなり、手に入らない。諦めきれずアムステルダムに2泊しに行く私。果たしてチケットは手に入るのか?
    「庭の朝露」
    京の町家を大事にし、住み続けていた母。ある日転んで入院し、そ

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    2026年05月12日
  • 風のマジム

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    映画化決定から読みたかった一冊。

    うちなーんちゅのラム酒作りに奔走した女性の実話をモデルに書かれた一作。

    ラム酒作り工程の大変さを読むのかと思っていたけど、そこに着手するまでの過程が丁寧に描かれていた。

    タイトル通り、風を感じる1冊。

    主人公まじむは、沖縄特有の濃いお顔立ちのイメージだったので、演じられた伊藤沙莉さんとは少し違うかな?と思いつつ読み進めたけれど、彼女の言動全てが沙莉さんで無理なく脳内再現されて、本当に可愛い!
    樹木希林さんがご存命なら、まじむのおばぁは希林さんかな?など、脳内映像化も楽しかった。

    ラム酒を作りたい!という一心で邁進するまじむを応援するというよりは、周り

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    2026年05月12日
  • すべてが円くなるように

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    貝に入り込んだ「異物」が、長い時間をかけて分泌物で包まれ、奇跡の宝石である真珠になるように。本作は、人々の抱える喪失や挫折といった「人生のトゲ」が、時間やアート、人との縁によって優しく包み込まれていく様を描いた傑作だと思います。

    トゲトゲした悲しみや痛みが、最後にはすべて真珠のように「円く」昇華されていくカタルシスに胸が熱くなりました。
    今、何かに思い悩んでいたり、心がささくれ立っている人にこそ読んでほしい、希望に満ちた一冊です。

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    2026年05月12日
  • たゆたえども沈まず

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    ゴッホ展に備えて。
    権威主義のフランス美術界に対し、浮世絵や印象派の存在が少しずつ風穴を開けていく19世紀終盤。
    パリにて日本美術の画廊を運営する林忠正がゴッホの才能を見込み、要所要所でさりげなく手助けしていく。フィクションも含んでいるけど、林忠正の商才には惚れ惚れした。感情的なゴッホと冷静沈着な林は対照的だけど、新しいことを成し遂げるための孤独感を両者とも抱えていて、深いところで繋がっている雰囲気が良かった。
    ゴッホだけでなく弟のテオも短命だったとは知らず。存命中に認められる人とそうではない人がいるのがいつも歯痒くなる。

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    2026年05月12日
  • ジヴェルニーの食卓

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    ネタバレ

    物語自体は読みやすく、興味深く読めた。風景や食事の様子が浮かんでくるような描写だった。
    実在の人物を元にしたフィクションだが、知識がないのでフィクションとノンフィクションの境界がわからず消化不良っぽい感じ。以前著者の他の作品を読んだときは何も思わなかったので、最近美術にちょっと興味が出てきたからこその消化不良感かもしれない。
    巻頭ページや扉あたりに物語に出てくる絵の写真が載っていれば嬉しかった。

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    2026年05月12日
  • すべてが円くなるように

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    刺激!ドーパミン!刺激!ドーパミン!
    そんな現実世界から離れて、
    心地の良い風を感じられる読書体験。

    真珠をまとう、世界中の女性たちのお話。

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    2026年05月11日
  • スイート・ホーム

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    暖かいストーリー、こんないい場所、いい人いないかもしれないけど、話しの中の人達と知り合いになれたような気がして来ます。

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    2026年05月11日
  • モネのあしあと

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    なぜモネの絵が好きなのか、言語化できたような気がする。

    パリを再訪する機会があったら、モネのあしあとを辿りたい?

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    2026年05月11日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく(新潮文庫)

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    原田マハさんと、現代を生きるアートの達人たち33人との対談。
    絵画を見ること映画を観ること、音楽を聴くこと。余裕がある時に、と後回しにするのではなくもっと積極的にそのようなアートな時間を作る事が精神的な健康に繋がるのでは。 私もこれからは美術館などに出かけていこうと思います。

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    2026年05月10日
  • たゆたえども沈まず

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    史実とフィクションをうまく織り交ぜながら、「当時こんなやり取りがあったのだろうか」と思いを馳せるロマンある小説だった。

    (こんな言葉でまとめてしまっていいのかわからないが)ことごとく不器用なフィンセントと、そんな兄に時折複雑な感情を抱きながらも献身的に支え続けたテオ。
    死に時まで同時期というあまりにも強く結びついたゴッホ兄弟の絆。
    また本書ではあまり触れられていないが、テオの妻ヨーと息子のフィンセント・ウィレムの尽力もあってフィンセントは世界的に認められる画家となった。

    林忠正という人物は本書で初めて知った(重吉は架空の人物)。
    当初は浮世絵の価値を認めていなかった日本人から、後になって国

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    2026年05月10日
  • すべてが円くなるように

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    『ミキモト 』公式サイトで連載されていたものを単行本に!
    真珠がつなぐ人生と夢の短編集は、まるでショートフィルムを観ているよう。印象的なシーンが心地よい余韻となって心を温めてくれる、極上の作品集でした。

    *フェルメールとの約束
    「マハさんがモデルでは?」、と思わせるストーリーにドキドキ……。自分のなかの強い思いが不思議な巡り合わせを引き寄せる、そんな風に感じました。

    *真夏の夜の夢
    言葉でどう表現すればいいのか難しいけど、忘れられない人生の美しい瞬間に立ち会ったような気持ち。ラストシーンの映像が瞼の裏に焼き付いて、静謐な時間そのままに思い出されます。

    *いつか、相合傘で
    可愛くて、愛しく

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    2026年05月10日
  • モネのあしあと

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    今度、モネの美術展に行くため予習。日本の浮世絵に影響を受けていること、当時の主流の絵画からガラリと変えた作風だったことなど、知識が深まりました。

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    2026年05月10日
  • 風のマジム

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    沖縄本島で派遣社員として勤める伊波まじむは社内のベンチャーコンクールで沖縄独自性のある新規事業として、沖縄産ラムの生産事業を企画する。 生産そのものではなく、生まれ育った土地を愛する女性が、こよなく愛するラムと郷土の親和性を見出し、情熱を味方に一念を持って事業立ち上げに挑むまでが本筋。 実話を基とはいえ、物語としえは好調すぎて現実味が薄いが、実現に向けて関わる人々のキャラクターは好感を持てる人が多く、中だるみせず楽しめた。 同名映画の原作ということで、そちらも観てみたい。

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    2026年05月09日
  • サロメ

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    原田マハさんの作品が好きです。本作は難しいかな?と思って避けていましたが、日曜美術館のビアズリー特集を見て興味が湧いたので手に取りました。キリスト教に馴染みがないのですが、思ったよりもするすると読めました。面白かったです。

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    2026年05月08日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    小説家の原田マハが、いちまいの絵を選び、その絵を選んだ理由と、その絵を描いた画家の概要を解説している本。アートディレクターの第一線で活躍していた人なので、選ぶ絵も良い。本人がピカソやルソーを専門的に調べていたからなのか、現近代の絵が多い。
    中野京子さんとは違い、小説家らしく、解説については若干理想と夢想な部分が多い印象。
    東山魁夷の“道”についてはとても良かった。
    小説家としては、好き嫌いが個人的に分かれるが、中野京子さんと並ぶ美術史家だなと思っている。

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    2026年05月08日
  • 独立記念日

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    短編で、読みやすくてサクサク読み進めた!
    それぞれのお話の登場人物たちにゆるやかにつながりがあって、さっきのお話のあの人だ!となるかんかくもたのしかった。
    登場人物たちがそれぞれの悩みごとなどから独立するお話で、生きているとうまくいかないこと、がんじがらめになってうごけなくなってしまうこと、いろんなことがあるけど、そこから自由になって、思い切って一歩踏み出してみたら明るい未来が待っていそうな、前向きになれるお話たちでとても気持ちが良かった。

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    2026年05月08日