原田マハのレビュー一覧

  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    序盤は読む速度が上がりませんでしたが、中盤以降は速度も上がり、作品の世界に引き込まれていきました。あまりにも有名な風神雷神図を題材にした夢のある話です。

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    2026年01月17日
  • 生きるぼくら

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    手間をかければかけるほど旨いお米が育つ。
    手間をかければかけるほど良い人間が育つ。
    必ずしもそうじゃないから人生っておもしろい。
    おもしろくないのは何もしないこと。

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    2026年01月17日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    1937〜1939年が舞台。朝日新聞社社用機ニッポンが世界一周を果たす史実とフィクションを織り交ぜた話。

    諦めない。
    仲間を信じる。

    こんな言葉がキーワードではないかなと思う。

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    2026年01月16日
  • リボルバー

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    現代の冴子と莉子はともかく、ゴッホとゴーギャンの友情という言葉にはまとめられないなと感じた。
    それぞれがどんな気持ちをもっていたかは、このように想像するしかないわけだけれど、死後の世の中にこんなに自分たちに想いを馳せる人たちが居るなんて、想像できただろうか?

    きっとこの後の世代も、ゴッホとゴーギャンの作品に触れたりふたりの共同生活に想いを馳せると思うと不思議な気持ち。

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    2026年01月16日
  • 生きるぼくら

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    離婚、いじめ、介護と重いテーマを扱っているけど、文体は軽やかでユーモアを挟みながら話が展開されるので、重い気持ちにならず読み進めることができる。
    引きこもりだった主人公が米作りを通して大きく成長していく過程は心が温かくなるし、米作りの様子がとても丁寧に描かれており興味も湧いた。
    自分の祖母も認知症だったので、少し重なった。

    《いろいろ、ショックなのはわかる。わかるけど、うつむくのはいま、この瞬間で終わりにしなさい。まず、とにかく顔をあげなさい》
    《自然に備わっている生き物としての本能、その力を信じること。すなわち、生きる力、生きることをやめない力を信じること。》

    《自分の力を信じて、とこと

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    2026年01月15日
  • 生きるぼくら

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    ネタバレ

    田舎暮らしでの米作りをいじめからの引きこもりになってしまった主人公、若くしておばあちゃんしか頼れなくなった従兄弟、認知症のおばあちゃん、東京に住む就職難の大学生、その他近所に住む色んな人達が協力して行う。米作りを通して人生が好転し、大事な事に気付いていく様は読んでいてほっこりした。お金を払えばいつでも食べられるお米がこんなにも作るのが大変なんだと改めて大事に食べたいと感じた。田舎での人付き合いは温かく今の時代に必要なことだと感じた。

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    2026年01月15日
  • 永遠をさがしに

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    ネタバレ

    2026/1/11,12,13
    かなり読みやすかった。
    原田マハさんのおかげで、知らないからと遠くに感じている芸術でも、近づき方次第ではすぐそばに近寄ることができると知った。
    今回もバッハとかチェロが出てきてちゃんと話に入っていけるか不安だったけど、和音と真弓のやりとり、父のツンデレ感?、安心できる友達との関係のおかげで読みやすかった。
    お母さんと真弓の関係を知った時は真弓〜〜となった。あのシーン好き。
    一見難しそうな芸術を交えて、それらにしっかり興味も湧かせつつちゃんと読みやすいのもすごい。

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    2026年01月15日
  • ジヴェルニーの食卓

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    マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、モネ
    という現代では偉大な芸術家の
    身近で支えた女性からの視点の物語。
    全編を通してフランスの自然、街、建物、庭、
    部屋、食事が美しい光であふれていて
    まぶしく感じた。
    モネの庭もマティスの礼拝堂も見てみたい。

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    2026年01月15日
  • リボルバー

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    ゴッホとゴーギャンの関係や事実は本人たちにしかわからないが、こうだったかもしれないという物語の一つ。
    ゴーギャンはゴッホにとって、先輩として羨みながらも高みあえる存在と捉えていた。
    今作を通しゴッホの画家として全身全霊を注いで生きた様子・支える家族の存在や、その作品を近くで見ていたゴーギャンは、恐怖・妬ましさを感じていたかもしれないっていうところは新たな視点だった。
    ゴッホは作品が売れず、精神的にも不安定で不遇のうちに生涯をとじたように感じていたが、実際は好きなように生き、誰にも指図されず絵画に没頭し、幸せだったのではないか。史実は不明だが、そうだったらいいな。

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    2026年01月14日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    戦争が始まりそうな緊迫した時代に、日本人が日本の飛行機を使って世界一周をしたことを知りませんでした。そして勇敢な女性パイロットがいたことも。この本に出会えて、そんな大切な歴史を知ることが出来て良かったです。

    膨大な資料や、乗組員の家族たち、パイロットなどの飛行機やニッポンを知り尽くしたプロフェッショナル達から助言を貰いながらこの小説を完成させたと、あとがきにありました。当時の情景を想像できるし、登場人物たちの人柄も伝わってくる素敵な文章に、やっぱり原田マハさんはすごいと思いました。しかも当時はデビューしたてだったというのが驚きです。

    特にヤマジュンと機長が好きでした。恋愛もどきどきしてしま

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    2026年01月13日
  • 生きるぼくら

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    ネタバレ

    お米作りの過程で、引きこもりの主人公が前向きになったり、支えてくれる人のありがたみを知ったり、誰かを想って一生懸命になれる素晴らしさに気付けたり、、
    最後実のお母さんにおにぎり届けに行くシーンで号泣、、お母さんと住むことになってよかった泣

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    2026年01月12日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    とにかく壮大だった。
    「ゲルニカ」というかの有名な作品を真ん中に、過去と現在の女性とその周りの人々が守り抜き、戦ってきた苦しくも目を逸らすべきではない物語。

    文体の相性は正直それほど良くない。
    しかし、残り200ページくらいから、ドラと瑤子と同化するくらいのめり込んでしまった。

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    2026年01月12日
  • 生きるぼくら

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    ネタバレ

    おばあちゃんからの年賀状に隠された秘密がわかった場面がとても感動した。人との繋がりの大切さを感じられる暖かい本だった。いつも、利用者の方に対して保護をするような関わり方をしていないか考えさせられた。

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    2026年01月12日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    先月18年間一緒に過ごした愛犬を亡くしたので、だいぶ心動かされた。
    「1分間だけ」もそうだけど、原田マハさんは犬の心情を文にするのが上手だと思う。
    短くて直ぐに読めました。

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    2026年01月11日
  • リボルバー

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    ゴッホとゴーギャンの間にあったかもしれない、友情と尊敬と妬みを書いた物語でした。自分も趣味で絵を描きますが、下手なので誰かを妬むなんてことは無いけど、自分には絶対出来ない表現を生み出す天才がそばにいたとき、尊敬とともに無力感が生じるのはわかります。ゴーギャンも、素晴らしい画家なんだけど、だからこそ余計に彼が得たかった力量差みたいなものをゴッホに感じたのかもしれないなあ、なんて妄想をしました。

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    2026年01月11日
  • 生きるぼくら

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    人間の弱さや強さ、自然の素晴らしさを詰め込み、負けそうになる自分に力を与えてくれた作品でした。
    もう亡くなってしまった2人の祖母の笑顔がふっと目の前に現れ、逢いたくなっちゃった。
    原田マハさんは底知れぬ才能をお持ちの作家さんだなぁとしみじみ思いました。

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    2026年01月11日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    原田マハさんの初期の長編の文庫新装版。スケールの大きな話なのだが女性パイロットに焦点を当ててうまくまとめている。毎日新聞から「ラブを入れて」と言われて引き当てたお題によく応えている。これが新人小説家の作品であればその後の成功間違いなしと太鼓判を押されたことだろう。山田さんの扱いが涙涙で情けない男に描いてこれは甘いかなという点はあった。それにしても空はつながっている、地球は空を通じてどこへも渡れる。そしてどこからでも侵入できるという怖い時代に入ってしまった。史実ではあの大戦の中でパイロット一人が戦死し、他の7人は生き残って戦後の日本を作ったことが今からを展望する望みだと思った。

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    2026年01月11日
  • キネマの神様

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    「アルフレード!!」
    ニューシネマパラダイスの話が上がるたびにサルヴァトーレの「アルフレード!」というセリフが頭に浮かぶ。ニューシネマパラダイス見てて本当に良かった。確かに前観た時、エンディングのキスシーンで周りから啜り泣きの音が聞こえてきた。
    作者の映画に対する深い愛情が無ければ書けない文章だった。原田マハさん映画も好きだったんだ。映画を映画館で観たくなる、そんな作品。ニューシネマパラダイスもう一回見たいし、「フィールドオブドリームス」、「硫黄島からの手紙」観てからもう一度読みたい。今日アマプラで見ようかな。名画座が家の近くにあったらな…
    本筋、表現は文句なしの傑作なのに、歩が「映友」に抜擢

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    2026年01月11日
  • さいはての彼女

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    25歳で起業した凄腕の若手女性社長・鈴木 涼香。
    信頼を寄せていた秘書の高見沢にも裏切られて、沖縄行きのチケットは、なぜか北海道の女満別へ。
    そこから始まる奇想天外の物語。

    人は何度でも立ち上がれるんですね。
    失意の中でも、希望を抱かせる短編集。

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    2026年01月11日
  • あなたは、誰かの大切な人

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    家族や友だちや同志 身近でありながら、なかなか気持ちを理解するには難しい

    でも、実はすれ違っているだけで、きちんと相手のことを想っているんだなと思える短編集

    原田マハさんらしく、随所に描かれる風景が絵画を観ているようで、小説を読みながら絵を鑑賞している感覚だった。

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    2026年01月11日