原田マハのレビュー一覧

  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    お仕事小説、だけど全然身近じゃない職業!笑
    のはずだけど、自分が成し遂げたいことに対して真っ直ぐに全力で取り組む凛子さんは、すべての仕事をする女性の希望にみえた…!
    だけど凛子さんの仕事に対する姿勢に勇気づけられた
    それで支える夫の日記、人に寄り添う形にも色々あるなぁ、日和さんの寄り添い方素敵だなって思った。

    あと久遠さん…!さすがです…!!

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    2025年10月22日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    ネタバレ

    相変わらず原田マハさんのアートの小説は面白いし、その作品や美術館に興味を持つよなあ
    財政破綻のためにアート作品が売られそうになったっていう史実があることを初めて知った
    かなり短いからすぐ読み終わった

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    2025年10月21日
  • 〈あの絵〉のまえで

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    会社の先輩から勧めてもらった作家さん。読書初心者の私でも読みやすい一冊。
    背景や心情描写が端的ではあるが、鮮明に思い浮かべられ、文学の楽しさを感じることができました。収録されている全ての話が、いい意味で印象深く、それぞれで登場した美術館には是非訪れてみたいと思いました。

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    2025年10月21日
  • 風のマジム

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    主人公が沖縄のサトウキビを使った国産ラム酒を事業化する実話に基づいたストーリー。
    登場人物の会話が沖縄の方言であるため、リアリティを感じるとともに家族や、周囲の方の優しさを感じられる。舞台とるなる南大東島にはいったことはないが、本作のキーワードである「風」を読んでいて感じられた。

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    2025年10月19日
  • 風のマジム

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    風のマジム
    タイトルにもひかれた。マジムとは真心の事。
    派遣社員が社内の新規事業の公募から企画して沖縄県産のラム酒を作る!という、なんと実話に沿ったサクセスストーリー。
    私自身はお酒をほとんど飲まないが、この作品を読んでコルコルという実在する南大東島産のラム酒を飲みたくなった。
    やっぱり、ハッピーエンドの作品は前向きな気持ちにさせてくれる。

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    2025年10月19日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    いやあ〜いい作品なんですが、もうあと2倍くらい分量が欲しかったああ。もう一足踏み込んで深く書いてたら傑作になったのでは。かなり急に風呂敷を畳んで終焉を迎えてしまうのが少し残念でしたが、クオリティは高い一作です!

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    2025年10月18日
  • さいはての彼女

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2021.11.04
    短編集だが、どこか繋がっていて、一貫して一つのことを伝えてくれる本。目まぐるしい日々の中でさいはてに行きたくなるような気持ちになった。

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    2025年10月18日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    面白い作品だと思いました。
    原田マハさんの小説の魅力は、絵画に対する深い愛情と豊富な知識かと感じます。
    今回の小説も、ひょっとするとどこかで聞いたことのあるような単純明快なストーリーかも知れません。でも、マハさんが描くことでヨーロッパがいかに芸術を愛し育んできたか、という見方も加わることで、とっても奥深いストーリーに感じられました。

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    2025年10月18日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    「風神雷神」という漢字四文字のタイトルと表紙の絵画の迫力に圧倒され、しばらくの期間、手が伸びなかった作品でした。しかし、読んでみると少年たちの大冒険活劇。しかも、誰でも知っているような歴史上の人物がたくさんでてくる。帆船で大海原に挑み、苦難を乗り越え、仲間との絆が深まり…。当初の印象なんて吹き飛び、夢中で読み進めることができました。

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    2025年10月18日
  • ゴッホのあしあと

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    “ゴッホは決して狂人ではなかった”

    前提として、この本を読む前の僕のゴッホに対する知識やイメージといえば、「ひまわりを描いた人」ということや、耳を切り取ったり、過激で病んでいる人、そして最後は精神的に苦しみ自死を選んだ人──といった程度のものでした。

    けれども、違ったんですね。
    この短いページ数に凝縮されたゴッホの人生とあしあとをたどるうちに、とても繊細でありながら強く、理知的で、弟想いで、そして日本のことも深く愛してくれていた人だったことが分かりました。

    耳についても、すべてを切り取ったわけではなく耳たぶの一部を切っただけだったことや、最後の自死についても「精神を病んでいたから」という

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    2025年10月17日
  • リボルバー

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    たゆたえども沈まず、とはまた違った角度からゴッホを知ることができる作品。
    ただ個人的にはこれはゴッホの物語というよりはゴーギャンの物語という感じがしました。
    ゴーギャンの作品は東洋美的なところがあって個人的になかなか親しみを持てなかったのですが、リボルバーを読んで(あくまでフィクションとしてですが)彼の背景や歴史を知り、次に彼の絵画と向き合うときはもう少し仲良くなれそうな気がしました。

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    2025年10月17日
  • モダン

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    キュレーターや作家だけでなく、警備員など様々な人が美術に携わっているんだなと実感できる本でした。
    短編集で読みやすく、他の原田マハ作品の登場人物も出てくるので、原田マハファンにもオススメですし、まだ原田マハを読んだことがない人の最初の一冊としてもオススメです。

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    2025年10月17日
  • ジヴェルニーの食卓

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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。あまりにも有名な印象派の画家たち。その人生について、こんなふうに深く思いを巡らせたことがありませんでした。

    美術に造詣の深いマハさんは、そんな彼らがどんなふうに当時を生きていたのかを、物語を通して想像する楽しさを教えてくれました。
    そしてアートをより身近なものとして感じさせてくれた。

    「画家」と周りから呼ばれる人のことや保守的な美術界のことなど、過去に何があったか、そばで見守ってきた人の記憶をのぞいているような気持ちになる。いつの間にか物語の世界に没入。
    彼女たちの目を通して、作品の中ではあのピカソが、マティスが、ドガが、セザンヌが、モネが、生きている。

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    2025年10月16日
  • 新装版 翼をください【毎日文庫】

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    第二次世界大戦前夜。前人未到の世界一周飛行に挑んだ純国産機ニッポン号と、失踪した伝説の女性パイロット・・・。飛行機乗りたちの熱き想いを、圧巻のスケールで描く、強くて切ない大空の冒険ロマン!これだ!!!

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    2025年10月16日
  • 楽園のカンヴァス

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    アート小説にここまで引き込まれるとは思わなかった。後半まで読み進めるにつれてどんどんページをめくる手が止まらなくなって、ラストの爽快感まで全部良かった。

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    2025年10月16日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    絵画の良さがあまり分からない。
    本物を観る機会がなく、アートに対する感性が育たなかったのだと思う。

    この年になってやっと「本物を見る」ことの大切さが理解できてきた。そして本物に触れる所に出かけはじめたからこそ手にとった小説。

    ぽつりぽつりと本物に出会いに行けば、そのうち私にも印象に残る一枚に出会う日が来るかもしれない。そんな何気ない日常に自然と出会うアートの短編たち。

    全ての終わりに余白があり、静かな余韻がある読後感だった。

    最後のお話はドラマチック

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    2025年10月15日
  • ジヴェルニーの食卓

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    画家たちにも生活があって、家族で食卓を囲む幸せもあれば、大切な人との別れもある。きっとその時の感情の移ろいは、作品にも繊細に現れてるんだろうなと。絵画をみるときに、どんな想いで描いたんやろう、って考えるのも深いなと思った。

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    2025年10月18日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    スペイン内戦〜終戦までのピカソパートと9.11〜2003年までの現代のパートを虚実織り交ぜながら描いたもの。国連安保理のロビーにゲルニカがあったことも知らないし、イラク空爆の会見時にゲルニカに暗幕が張られた話など全く知らなかった。美術については全く知識も興味もないが惹き込まれた。

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    2025年10月15日
  • さいはての彼女

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    人や土地との出会いを大切にしようと感じさせられる本でした。仕事、育児、家庭などの日常から離れた旅先で、自分で見つめ直す機会を大切にしていきたいです。

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    2025年10月15日
  • 風のマジム

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    映画化された作品ですが、映画を観る前に読みました。小説自体、大東島で沖縄産ラム酒の醸造を始めた女性をモデルにした話ですので筋はある程度想像通りなのですが、小説では登場人物が魅力的。特に主人公の祖母のおばあが魅力的。読んだあとに映画もみたのですが、映画も素晴らしく、原作にはないおばあのセリフも加えられ、さらに魅力的なものになってました。

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    2025年10月14日