原田マハのレビュー一覧

  • 晴れの日の木馬たち

    Posted by ブクログ

    大正時代の女文士すてら。
    何事にも一生懸命、本を愛し、アートを愛する。
    物事にひたむきな女性。
    本当にいるのかと思って読み進めてしまった。
    すてらがクリスチャンなのもひたむきさを更に強くしていると思った。
    岡山行きたい!

    0
    2026年08月29日
  • 生きるぼくら

    Posted by ブクログ

    この本を読んで、今そばにいる人や、今過ごしている時間を大切にしたいと思った。

    社会からシャットダウンしていた人生が、おばあちゃんに会いに行ってからの気持ちの変化や成長がすごい。まあ出でくる人がみんな暖かい。。

    あと行動次第で人は変わることができる、現実から逃げてばかりはダメだなって思った。一歩を踏み出すことってすごく大変だけど、その一歩が大事で、自分の考え方や周りとの関係、自分を変えることができるんだなって思った。

    0
    2026年08月29日
  • 黒い絵

    Posted by ブクログ

     いじめに苦しむ孤独な少女、不倫関係にあった男のことが忘れられない女、ゴッホになりきろうとする役者など多様な登場人物が美術と結び付くことで狂気の世界へと誘う6編が収録されていて、淫靡さと生々しさの中に見られる美しさを感じさせる描写が印象的だった。

    0
    2026年08月28日
  • 晴れの日の木馬たち

    Posted by ブクログ

    丁寧に描写されていることによる、生き生きとした登場人物と、それぞれの場所の空気感の違いから感じる世界観の広さが良かった。

    0
    2026年08月28日
  • リボルバー

    Posted by ブクログ

    ​大ゴッホ展で『夜のカフェテラス』を目にした。荒々しくも強烈に惹きつけられるその色彩からゴッホという人物に興味を抱き、書店で『ひまわり』が描かれた表紙の『リボルバー』を手に取った。
    ​読み進めると、描かれているのは単なる画家の生涯ではない。ゴーギャンの眼差しを通したゴッホであり、二人の間に漂う異常なまでの緊張感と執着だった。
    ​だが、物語の本質はそこではない。真の主題は「人の幸福と不幸」だ。生前は正当に評価されず自信の耳を切り落として、娼婦に送りつけるといった狂気の中で世を去ったゴッホと、彼を追い詰めたとされるゴーギャン。死後に世界から狂おしいほど求められる彼らは、果たして不幸だったのだろうか。

    …否、​それを外側から推し量るのは、私たちの邪推に過ぎない。幸か不幸かを決めるのは、いつだって自分自身の心なのだから。翻って、あなたの人生はどちらなのだろうか。

    0
    2026年08月27日
  • 生きるぼくら

    Posted by ブクログ

    希望を失っていた引きこもりの青年が、様々な出会いと行動を通じて気づきを得て成長していく、いわゆるサクセスストーリー。非常に面白かった。

    親から突き放され、一人の人間として自分で判断し、責任を持って行動する中で、いろんな巡り合わせが生まれ、そこから気づきを得て成長していく。これは誰の人生にも当てはまる普遍的なテーマだと感じた。親が進路をすべて決め、囲い込んで過保護にしすぎると、自分の人生を自分で生きられなくなる。本作は主体性と自立の大切さを説いている物語だと受け取った。

    ストーリーとしての面白さはもちろん、自分の学びとしては、部下育成や子育てに通じる気づきがあった。もやもやして「自分の人生とは」と悩んだ時、誰かに委ねるのではなく、一人の時間を取って自分と向き合い、自分で判断して行動することが大事なのだと改めて学んだ

    0
    2026年08月27日
  • 生きるぼくら

    Posted by ブクログ

    良くないことが起きた時 頭を下げてしょんぼりしてしまう でもそんな時こそ 今だけ 頭を下げ この店を出たら顔を上げ 切り替えていく そして具体的な行動を決めてそれにただ実行するだけ
    人間は弱い生き物であるが故に 落ち込む時は落ち込んだっていい
    しかし、 落ち込み続けていても変化はしない 変化するには少し 動く。
    少し動くと自然と動き続ける
    そして、それにより現状から打破することができることの大切さを教えてくれた。
    またマーサ ばあちゃんが まだ早いと言ってやらせてもらわなかったものも 誰でも最初はあるのだから「今日があなたの記念すべき 最初の日だね」と言って体験をさせることの大事さ
    動き回って大人にとっては やってほしくないことでも子供は楽しんでやっているならば 多めに見て その子供でしかできない体験をさせてあげ
    その時その時でやれるその子の一番幸せな時間だということをよく知っているからこそ見守るということができるんだなと思う
    この本の登場人物の大人の人たちは本当に暖かく そして賢い大人だという風に書いてあったが本当にそうだなと思う
    私も一生懸命生きる そして賢い大人になりたいなと思った
    そのためには自分が体験していないことでも本を通じることで こういった時はこういう風にすればいいのかもしれないという道筋を立てる糧ができる
    これからも素晴らしい本を読んでいきたいなと思う
    米づくりを通して この本はいろんな人のとの出会いが 相乗効果が生まれるんだけれども稲の成長を写真に撮って送る そのタイトルが この「生きるぼくら」なのだが 稲の一生でも人の人生 の 一生でもなんか似ているなという風に感じる
    生きている いろんな試練もあるけれども 無理に自分の思い通りにすることや 嫌いな人を排除するよりも どうしても無理なものは間引く、周りの人に頼ると言った そういった 自然の調和は人間関係も同じだな

    0
    2026年08月27日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻ほどのめり込むような感覚はなかったが、ついに喜望峰を超えてヨーロッパ到着ということで新鮮さはあった。キリシタンであり天正遣欧使節団のマルティノが、宗達が日本を出てから絵を描けていないことに対して、自分に置き換えて神に祈りたくても祈ってはならないと止められたら…と考えているところがすごくマルティノぽくて、好きだなぁと個人的に思った。そして、使節団が任務を終えて日本に帰った後の歴史上の苦難も連想されて少し苦しさも感じた。あとはカラヴァッジョと宗達が出会う場面が、史実とは無関係であろうが、カラヴァッジョの絵に魅力を感じる者としてはとてもアツい展開だった!



    ネタバレがあまりに多いが、備忘録のお気に入りシーンは下記。

    ・スペイン王フェリペ2世への謁見の場面、宗達だけ剃髪じゃないことに目をつけられ、自分が描いた絵を見せろと言われ(教皇のための洛中洛外図しか持ってないしそれは見せられない)、父の描いた扇の風神雷神を見せるも悪魔なのかと問われ、風神雷神だと説明し、形見なのに一応国王にどうぞと言うも、そんなもので余が喜ぶと思っているのかと問われ…、このほかに献上できるものは命しかない、と答えた一連の場面が、描かれてるシーン自体は時間的には短いのに20ページ以上にわたって詳細に書かれていて、王と宗達そして通訳のマルティノの問答に息を呑んで見守ってしまった。「汝の父は、幸せ者だな。汝のような勇敢な息子を持って」と最後に王が言った時は、読んでるこっちまで安心して緊張が解けたし、感動でグッときた。

    ・情景や主人公の心情を表す表現が一つ一つ丁寧でとても美しくて心の栄養のように思えるところがいくつかあった。
    └「教皇が全身を耳にして自分たちの言葉に聴き入っているのがわかった。そして、雨が大地に沁み入るように、ひと言、ひと言が法衣の内側に届いていると感じられた。」

    ・教皇が絵を見た後のひとこと。こちらも、なんで美しいんだろうと思った。
    「余はーいま、旅をした」
    「はるかな東にある国、ニッポンへと......そして、すばらしき都である『キョウ』で、かの地に暮らす人々とともに、笑い、泣き、そして......祈った」

    0
    2026年08月26日
  • リボルバー

    Posted by ブクログ

    「たゆたえども沈まず」を読みゴッホついて興味が湧いたので、こちらの本も手に取ってみた。ゴッホとゴーギャンの関係性を中心にして物語が展開されるため、また違う視点でゴッホの人生を見ることができた。

    もちろんフィクションではあるのだが、一概にフィクションとも言い切れない部分にロマンがある。
    ゴッホがここまで有名になったのは、このような物語を作る余地が多分に残されてる点も大きいんだろうなと思う。
    ゴッホの絵が持つ魔力と孤高で孤独な人生、この両輪が揃ってゴッホなんだと思った。

    0
    2026年08月26日
  • 旅屋おかえり

    Posted by ブクログ

    その人に変わり
    旅をする売れないタレント

    旅屋おかえりは
    今日も旅をする
    誰かの想いとともに

    これはもう読んで

    #原田マハ
    #集英社文庫
    #旅屋おかえり

    0
    2026年08月26日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    普段、美術館に行くと企画展や特別展を目当てにすることが多く、常設展はつい後回しにしてしまいがち。でもこの本を読んで、改めて常設展にも足を運びたくなりました。

    一枚の絵と人との出会いや、作品に込められた思いが丁寧に描かれていて、絵を見ることの楽しさを改めて感じられる作品でした。

    同じ絵でも、見る人の人生やそのときの気持ちによって、感じ方が変わるのも美術の面白さなのかも。次に美術館へ行ったときは、常設展示室もゆっくり歩いてみたいです。

    0
    2026年08月25日
  • 楽園のカンヴァス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリーとあったが、恋愛小説だった。ミステリーも恋愛もうまくおさまり、読後感はよい。
    娘が抱えるしんどさは今後薄れていくのか、ティムと主人公はどうなるのか、もう少し続きを読みたい気持ちになった。

    0
    2026年08月24日
  • 〈あの絵〉のまえで

    Posted by ブクログ

    全ての美術館に行ってみたいなあ。
    ひろしま美術館は来月行く予定だから、いいタイミングで私はこの本に出会えたんだなあ。

    0
    2026年08月24日
  • 〈あの絵〉のまえで

    Posted by ブクログ

    短編で出てきた絵画をこの目で見たくなる本。
    日本の全国6ヵ所の美術館に展示されている絵画がでてきて、これを見に旅行したくなった。

    その中でも自分がオーストリアでクリムトの絵画をたくさん見たからこそ、豊田市美術館の豊穣はまず見に行きたくなった。

    0
    2026年08月24日
  • 旅屋おかえり

    Posted by ブクログ

    いってらっしゃい
    おかえりなさい
    旅を通じて出会う人たちはいるけど
    待ってくれている人たちもいる

    心温まる旅に出かけたくなる1冊

    0
    2026年08月24日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの本は「ここではないどこか」の日常をうつしだして、心を元気にしてくれる気がする。
    独立って心を縛っているものから解放されること。私もこの世の常識と思われることに自分から合わせようとして囚われるんじゃなくて、本当に大切なことを忘れないで心を元気に保ちたい

    0
    2026年08月23日
  • 星がひとつほしいとの祈り

    Posted by ブクログ

    旅に出たときに、その場所が舞台になっているものを読んでみたくてAIと相談して勧められたのがこちらの作品でした。

    サクッと読める話といえばエッセイしか知りませんでしたが、短編小説もいいですね。あっという間に読み終えました。

    どれも、さまざまな背景を持った女性の話。道後温泉近くにいるときに、マッサージ師の話を読んで、実際にこの話がありそうなホテルがありそうだと想像しながら読むのは楽しかったです。

    人からは成功したように見られた人物の実生活の話が多いように感じました。原田マハさん、これからも読みたい作家さんです。

    0
    2026年08月23日
  • まぐだら屋のマリア

    Posted by ブクログ

    神楽坂の老舗料亭の偽装事件に巻き込まれ、間接的に後輩を自死に追いやったことを悔やんでも悔やみきれず、死を求め尽果の地にたどり着いた紫文。
    その地で巡り合ったマリアの切り盛りする食堂「まぐだら屋」で働きながら、様々な人が抱える贖罪を知り自らの罪との償い方、故郷を見つけていく物語。
    どんな人でも大小様々な罪がある。罪への向き合い方、受け入れ方もそれぞれ。死んで償うという言葉もあるが、この物語では生きて償うこと、それでも生き抜くことの意義を教えてくれる。すごく読み応えがありました。

    0
    2026年08月23日
  • 板上に咲く MUNAKATA: Beyond Van Gogh

    Posted by ブクログ

    ゴッホに憧れた版画家の話
    津軽弁も良いし、妻が何より良い。
    終盤の戦争の話も上手く入っていて最後は一気に読んだ
    ゴッホやはり良い

    0
    2026年08月22日
  • 晴れの日の木馬たち

    Posted by ブクログ

    ダ・ヴィンチ2026年4月号のプラチナ本。
    評判も良さそうなので原田マハさんの作品を初読み。

    明治末期、貧しい家に生まれた山中すてらは、病に倒れた最愛の父を支えるため、アメリカ人宣教師の恩師であるアリスのつてで倉敷紡績で働く。何よりも読書が好きなすてらであったが、生まれて初めて書き上げた小説を、念願叶い文化祭で発表することに。そして、すてらの小説が社長の大原孫三郎の目に留まり…

    決して恵まれた環境ではなかったけれど、今できることを諦めずにやり続けたすてら。小説に対する熱意とその真面目な人柄に、引き寄せられるように運命的な出会いから文士への道が開かれていく。その真っ直ぐな生き様に勇気をもらえる。

    登場人物に大原孫三郎を始め、夏目漱石や武者小路実篤など実在の人物が多く描かれていて、実話かな?と思ったけれど、そうではなかった。でも、みんな魅力的で、すてらは人との出会いに本当に恵まれていたなと思う。それも、全てはすてらの人柄か。

    すてらが「なぜ傑作か。それはこの絵が他の誰の絵にも似ていないからです」と絶賛した『マティス嬢の肖像』。画像検索して見てみたけど…絵画は難しい

    0
    2026年08月22日