原田マハのレビュー一覧

  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    ドラマを観て以来ずっと原作が気になっていた作品。

    主人公・菜穂という存在のインパクトが忘れられない。

    美術館を経営する名家に生まれた菜穂。
    彼女は芸術をこよなく愛し、芸術の為なら何一つ惜しまない。そして、それを見極める天賦の才をもつ。
    両親には無いこの才能を祖父から受け継いだ。

    そんな彼女の前に突如現れた無名の天才画家・白根樹(しらねたつる)。
    彼女はその絵の虜となり、強烈にのめり込んでいく。まるで何かに導かれるように。

    天才画家の背後に潜む闇。母と夫の隠密な関係。祖父と守り続けた秘密。

    小さな亀裂が静かに音を立て始める。
    白根樹との出会いは終わりであり、始まりだった。

    主人公がも

    0
    2025年01月25日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ原田マハさんの中で1番サクサクと読み進めることができました。
    アートを友と呼び、美術館を友だちの家と表現する登場人物にとても惹かれます。自分も友と思える作品に出会いたいと思える一冊でした。

    0
    2025年01月24日
  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    京都という特殊な街の魅力と、菜穂さんの妖しげな魅力がとてもうまくミックスされていた。
    ストーリーもシンプルではあるものの複雑さがあり、最後までドキドキしながら読めました。

    0
    2025年01月21日
  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    東日本大震災から避難するため京都にいるうちに、無名の作者の絵に魅了され、親や夫を捨てその作者と生きていくことを選択した。覚悟を決めた女性の強さが印象的だった。

    0
    2025年01月20日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

    Posted by ブクログ

    原田マハさんの本はアート関連のものが好きで読み始めたけど、こういう本も読みやすくて、ほっこりして好きです。旅したいなぁ。

    0
    2025年01月18日
  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    画廊経営の夫と、祖父の血を濃く継ぎ絵画を観る目が突出している妻。京都に産前休暇で来た妻はみるみるうちに京都に迎え入れられる。経営難にあとがなくなっていく夫とのコントラストが面白い。

    0
    2025年01月14日
  • 太陽の棘

    Posted by ブクログ

    終戦直後の沖縄に実在した画家たちのコミュニティであるニシムイを舞台にした作品。
    ヤマト、特に薩摩に支配され、その後は米軍に蹂躙された沖縄の歴史に対する距離感と、言葉より雄弁に絵に語らせるという手法が良い。近藤沖縄を訪れた時に是非見に行ってみよう。

    0
    2025年01月13日
  • 翔ぶ少女

    Posted by ブクログ

    お正月に実家の母の本棚から借りました。
    「翔ぶ少女」の作品名にぼんやりとしたイメージを持って読み始めました。
    物語の始まりは、阪神淡路大震災。その日の様子からでした。
    そして、その後10年間の事が描かれています。

    物語の舞台は、神戸市長田区。
    主人公は、震災で両親を失った少女、阿藤丹華。後に佐元良丹華。
    登場人物は、
    丹華の兄 逸騎
    丹華の妹 燦空
    ゼロ先生こと佐元良是朗 心療内科医
    研修医 石塚由衣

    阪神淡路大震災は今から30年前の出来事です。
    当時、テレビで映された映像は覚えています。とても衝撃的で、その出来事が本当に起こったこととは信じられませんでした。
    地震があった所では、当時

    0
    2025年01月09日
  • フーテンのマハ

    Posted by ブクログ

    マハさんの生き方から学ぶことがたくさんある。エッセイでその奔放な生き様をみせてくれるからどんどん描いてほしい笑

    0
    2025年01月07日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    西洋と東洋それぞれの神話には共通するものがある。遣欧使節はダ・ビンチ、ミケランジェロ、カラバッジョと出会っていく。"見る者を励まし、一歩前へ進む力を与える絵の感動と体験を日本へ持ち帰るのが使命"と。原田マハのテーマであると思う。

    0
    2025年01月05日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

    Posted by ブクログ

    10年ほど前「風神雷神図屏風」を観た。俵屋宗達のそれを模写して尾形光琳が、そしてまた坂井抱一が模写。宗達を専門とするキュレーター彩の元にマカオのキュレーターから原マンショと宗達の間に関係があるとする資料が持ち込まれる。

    0
    2025年01月05日
  • モダン

    Posted by ブクログ

    MoMA(ニューヨーク近代美術館)で働く人たちの短編集。
    原田マハさんの他の作品(楽園のカンヴァス、暗幕のゲルニカ)で出てきた登場人物に出会えて、嬉しかったです。

    原田さんの作品のおかげで、MoMAにも興味を持ち、2024年にニューヨークに行った際に、MoMAを訪れました。原田さんに感謝です。

    0
    2025年01月05日
  • アノニム

    Posted by ブクログ

    ボロックというアーティストを初めて知り、近代アートにも興味が湧きました。やはり背景を描くのが秀逸です。

    0
    2025年01月05日
  • サロメ

    Posted by ブクログ

    ★★★★☆原田さんの作品で、画家のことを知ることがたくさんあります。どの作家も苦しく悲しい生活で、このサロメに出てくる作家たちも例外ではない人生を送っています。オーブリー・ビアズリーの姉メイベルの目線で物語が進んでいきます。メイベルの異常なまでの弟への想いに少し怖さを感じました。ミステリーと解説になっていましたが、人間臭い、ドロドロの人間ドラマのような印象を感じました。

    0
    2025年01月05日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

    Posted by ブクログ

    売れないアラサータレント「おかえり」が旅の代理人として北海道を巡る小説。コミカルでハッピーエンドで面白かったです。収録されている「フーテンのマハSP旅すれば乳濃いし」でも北海道旅。勝田文さんの漫画と瀧井朝世さんの解説もよかった。

    0
    2025年01月05日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まだ上巻しか読み終えていないので、感想は下巻の方に書こうと思いますが、謎大き俵屋宗達とキリシタンの少年たち、そこに織田信長の野望も絡めてあるわけですねー

    壮大でいて、『もしかしたら、そうなのかも』『そうだったら面白いなぁ』と思わせる展開です。

    下巻も楽しみ!

    0
    2025年01月04日
  • モネのあしあと

    Posted by ブクログ

    モネの人生や絵画への向き合い方に迫りながら、
    実際の絵画を詳しく見たり思い出の地を巡る構成。

    色が花開くように
    想像を膨らませて読み進めることができたので、とてもワクワクしながら楽しめた!

    0
    2025年01月04日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    俵屋宗達という主に江戸時代に活躍した絵師を題材とした物語。
    史実通りではないと理解しつつ、ノンフィクションなのではないかと思わせるほど、登場人物の心情や西洋の風景の繊細な描写は読む手が止まらない。上巻は生い立ちを理解するために存分にページを割いていて、下巻はいよいよ西洋に到着してからの物語。西洋画の知識が全くなく信仰心もない自分でも、ヴァチカンに到着するまでの船旅の過酷さを一緒に見てきたからこそ、目標を達成した瞬間の喜びに共感することができた。

    0
    2025年01月03日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    見えない、聞こえない、話せないの三重苦の少女とその教師の奮闘の物語。身体的な不自由のない自分では想像もできない世界だが、人間の生きようとする意志の強さや知識を吸収して輝く素晴らしさを感じられた。知ることは全ての始まりであり、自由へのたった一つの道筋なのだと教えられた気がする。
    そして本作の最も注目すべき点は「友達」の大切さだろう。人生の中で関わった時間は少なくとも、生涯忘れず思い合うその関係は、時に想像を超える反応を起こす。新年から感動を読むことができた1冊でした。

    0
    2025年01月02日
  • 〈あの絵〉のまえで

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一枚の絵をテーマにした短編集

    それぞれ人生の転機で、絵を通じたエピソードが描かれており、
    読むと前向きになる。
    原田マハさんらしい物語で好みだった。
    今回も読んだ後は物語ででてきた美術館に行きたくなった。

    印象に残った短編は「ハッピーバースデー」
    広島出身の女性が主人公で、就職活動に行き詰まる話。
    広島弁の方言が懐かしさを感じる。
    お好み焼き屋でパートをしている母が、初めて連れて行ってくれた美術館に大人になってからまた行く、美術館で働き友達が訪ねてくるなど
    何か心にぐっとくるものがある。

    0
    2024年12月30日