原田マハのレビュー一覧

  • FORTUNE BOOK 明日につながる120の言葉

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    もう少しボリュームあると思っていたから
    本当に「一言」っていうのは気持ち物足りないように思えた
    だけど、初めて「書き込みたい」と思った本だった

    今後気づいたことがあれば時間をきて自分仕様になっていく本かもしれない

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    2024年12月13日
  • スイート・ホーム

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    優しくていい話の短編が読みたい気分だなと思って選んだ本。

    全部いい話で登場人物はみんな優しくて、ストーリーもほっこり綺麗な感じなんだけど、あまりにも美しすぎて薄気味悪いと感じた私は捻くれ者なのかしら?笑

    まずこんないい人だらけなんてありえないし、ゾワゾワする。
    というか、こんな素敵な家庭ある?社会人になった娘にこんな寄り添ってくれるとか、何か裏があるんじゃないかと落ち着かない。

    こういう素敵ストーリーを素直に楽しめる人になりたい。

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    2024年12月10日
  • 異邦人

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    ネタバレ

    終わり方が微妙だった。てっきり白根樹の画壇デビューが見れると思っていたのに、一輝のことしか書かれていなくて残念だった。一輝がやったことは確かに許されることではないが、離婚をするのは呆気なさすぎるのではないかと思った。菜穂が白根樹を見つけたのは、菜穂自身の審美眼もあるだろうが血のつながった姉妹だからということもあるだろう。菜穂も樹も血は争えないのだと思った。

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    2024年12月09日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    ネタバレ

    凄い本を読んだ。
    自分が絶望の淵にいるとき是非とも読み返してみたくなる本。勇気と希望を与えてくれる本。

    「教師として、私の生徒を救いたいと思たんじゃない。私が、あの子のもとへ向かったのは、もっとーーー本能のようなもの。
    人間としての本能が、私をあの子に向かわせている。あの子を救いたいという気持ちを、私は容易には止められない。」
    何がそこまで去場安を掻き立てるのか。そのエネルギーはどこから来るのか。

    とてつもない絶望にいる人間、周囲から疎まれ、蔑まれ、獣の子と言われようが、それでも生きている。6歳の介良れんは、まったく見えない、耳が聞こえない、口がきけない。

    しかし、去場安は自信に満ちてい

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    2024年12月09日
  • 翔ぶ少女

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    阪神淡路大震災で両親を失った三兄妹と妻を失ったおっちゃんである心療内科医師ゼロ先生との物語。

    ゼロ先生は三兄妹を養子に迎え復興していく町で生きていく。そんな中様々な出来事が起こるがお互いの力で乗り越えていく。

    改めて生きることは素敵な事だということを感じさせてくれる作品です。

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    2024年12月08日
  • 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触

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    巨匠すぎて遠い存在だったアーティストたちが、マハさんの手にかかるとすぐそこに居るような感覚になる
    まさにマハ・マジック
    作品名を挙げなくても、この作品のことを言っているのだろうとありありと浮かぶのが流石だ
    やっぱりマハさんの作品が大好き
    あとがきにかえて、なんだか涙が出ました

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    2024年12月06日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    依頼人に代わって旅をする、そんな旅の方法があるのかとびっくりした。本人が行くのがベストではないのか?という気持ちもあったが話を読み進めるに連れていろんな事情を抱えた人がおり、その人たちにとっては代わりに旅行に行ってもらうことが最善なのだと感じた。
    若い頃に出会い恋に落ちた相手と何十年も時を経て再会、そしてお互いその間思い合っていたなんて素敵なことだと思ったがもっと早くに再会できていたらよかったのにとも思ってしまった。
    帰りづらい事情があったとしてもそこは自分の思い出が詰まった大事な場所、ふるさとであることに変わりはないとも感じた。
    素直になれない気持ちもあるが、伝えられる時に大事なことを伝えて

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    2024年12月06日
  • フーテンのマハ

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    思い立って、ふと旅に出るってすごいことだと思う。私は心配性だから、あれもこれも持っていかなきゃ、計画を立てなきゃと考えているうちに時期を逃してしまう。
    電車の時間は何もしないでぼーっとするというのも尊敬。何もしないってなんとなく時間を無駄にしてる気がして難しい。
    この本を読んで、旅がしたくなった。

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    2024年12月04日
  • 妄想美術館

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    ヤマザキマリ×原田マハ
    もうそれだけで面白いに決まってる。好きな2人の対談。
    あー面白かった。
    美術館に訪れたくなる一冊。
    マリさんの強烈なウッチェロ推し(笑)
    ルソーとモランディを並べるのは確かに面白そう。

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    2024年12月04日
  • でーれーガールズ

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    1980年の春から1年間のお話。
    舞台は岡山市の私立岡山白鷺女子高等学校。

    まるで、昭和少女漫画を読んでいるみたいだった。私が知らない時代なのに、なんとなく記憶に残る80年代、昭和の終わり。まだスマホはもちろん、携帯電話もインターネットもない時代。その場所に行かないと会えない、話せない。じっくり悩んで、眠れない夜を過ごして、うじうじしながら朝を起きて学校に行く。
    もちろん、私の高校時代も携帯とかなかったので(ポケベル時代やった)、まだイメージできる。そして、小学校高学年のときに読みまくった「りぼん」の雑誌。いや、あのときよりさらに10年ほど前が舞台なので、もっと女子高生にボーイフレンドがいる

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    2024年12月03日
  • 太陽の棘

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    実話を元にさすが、作家原田マハである。
    深い感動で心が震えました。
    芸術の力とは…国を超えた場所に甦えるのですね!

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    2024年11月28日
  • FORTUNE BOOK 明日につながる120の言葉

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    一気読みしてしまった!これから何回も読み返そう。ところで、せこいことを言うようだがお値段、ちょっと高くないか?

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    2024年11月25日
  • モダン

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    ネタバレ

    やはり印象に残ったのは一番最初の『中断された展覧会の記憶』
    ああきっと、世界中の人たちが日本に対してこう思っていたんだろう、大なり小なりこんなことが繰り広げられていたのだろうと、なんだか胸をギュッとされた気持ちで読んでいた。ラストで少しうるっとしてしまった。

    『新しい出口』でも同僚を9.11で失った女性が主人公でPTSDに苦しんでいる。こちらもきっとアメリカにたくさんいるのだろう、と思いながら読んだ。

    このお話にはあれ?見たことある名前が出てくる、と思ったら「楽園のカンヴァス」と繋がっていて同じ世界!ちょっとにやっとした。

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    2024年11月23日
  • 原田マハ、アートの達人に会いにいく

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    様々なジャンルの美に携わってきた方々との対談集。

    聞き手が元キュレーターのアート小説家である原田マハさんなので、もともと面識のある方との対談では思い出話なども出て
    質問もそれに対する回答も
    通常のインタビュアーとの対談よりも近しい人との会話に思えて一層面白いものに感じた。

    美輪明宏やドナルドキーン、フジコヘミング、山田洋次監督など著名人の話も大変良かったが
    六花亭の社長やモエヘネシーの社長、建築家、コレクターとの話も全く知らない世界の話なので興味深かった。

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    2024年11月17日
  • 夏を喪くす

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    原田マハ、続けて読んだ。たくさんの経験を経て、40代で作家になったらしい。読み応えがある。「ごめん」は悲しい物語だけど、おりょうさんが素敵な人でよかった。

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    2024年11月16日
  • ロマンシエ

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    最初こそ美智乃輔の妄想テンションに振り回されるものの、後半にかけて一気に加速していく展開にのめり込み、温かな結末に胸が熱くなった。パリの空気を感じる描写、個性豊かな登場人物…そして何よりも、応援したくなる美智乃輔という主人公が魅力的だった。

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    2024年11月12日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

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    いいお話でした。

    が、合う合わないはあるかなー。
    感動なんだけど、どこかかわいそうという感情が芽生えてしまう自分はだめだなーと思いました。

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    2024年11月12日
  • 総理の夫 First Gentleman 新版

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    鳥類学者のお金持ち夫と
    国際政治学者、シンクタンクの妻
    妻が総理になる話

    こんな総理がいたらなぁ、
    と思う

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    2025年01月17日
  • モネのあしあと

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    マハさんから見たモネの姿が語られている、それだけでうれしい。私は「ジヴェルニーの食卓」が大好きなので、思い出しながら楽しく読んだ。

    パリに戻りたくなるけれど、
    まずは国内の美術館からゆっくり巡って行きたいなあ


    "ゴッホのあしあと"の方が幾倍も好きなので、評価は4で。

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    2024年11月06日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    アメリカのデトロイトで生活する夫婦とデトロイト美術館の物語。

    デトロイトが財政破綻したころの物語で、
    老齢になった主人公の妻と美術館への思いが綴られた感動の物語と
    なっている。
    短い作品のため、多くは語れませんが、絵画に興味が少しでもある人は
    刺さる作品だと思います。

    ついでに、楽園のカンヴァスを読んでおくとより楽しめるのではないでしょうか。

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    2024年11月05日