原田マハのレビュー一覧

  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    浪漫 漢字の浪漫がよく似合う作品だなと感じました。歴史を史実の断片的な部分だけでなく、想像と想像が織りなす浪漫小説といった感じでしょうか、ただ、史実、現実は厳しい最期となっているようです。小説の中に閉じこもりたいと思いました。

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    2025年12月03日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    原田マハ作品はほとんど読んでるはずなのにこれは忘れてた。市の財政悪化でデトロイト美術館の絵画が売却されるピンチ。実話をもとに原田マハさんらしい人間ドラマを織りなす素敵な物語。120ページぐらいの薄い本ですが素敵でした。

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    2025年07月23日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    上巻が面白かったので下巻は半日で一気読みした。
    やっぱりカラヴァッジョが出てきた後半が、プロローグとの繋がりも含めて面白かったなあ。

    絵画や使節団の面々のことを調べながら読んだので、当時の歴史や美術の解像度も上がって、学生時代にこういう教材あったら楽しかっただろうなと思った。
    ずっといつか観たいと思っていたレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロを観にイタリア行きたいな。今なら飛行機で1日あれば行けるんだし。

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    2025年07月21日
  • モダン

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    The Modernがニューヨーク近代美術館(The Museum of Modern Art)の愛称だというのは初めて知った。勤務していたMoMAのことを東北大震災と9.11テロという災厄を織り交ぜながら、上手に描いていく手練手管はさすが。今でも福島第1原発を遺棄された場所として考えざるを得ない現状で、発災直後に福島に赴くことは、確かに被ばくを覚悟することであり、わざわざアメリカから危険を冒す必要などないと感じるのも無理からぬことと納得できる。そんな緊迫感を織り交ぜ、困難を抱える福島に生まれつきの難病を抱えながら生きるクリスティーナを描くアンドリュー・ワイエスの絵を置く構図が素晴らしい。やはり原田マハさんの絵にまつわるお話は面白い。読み終わって「フクシマ近代美術館」は実在しないと知り、舞台も作って話を作り上げるこの短編にますます感じ入ってしまった。

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    2025年07月21日
  • モダン

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    長編の方が好きだけれど、
    アートを扱った長編が好きだけれど、
    この短編集は洒落ていた。
    ファントムがスルッと通り過ぎる感じが好きだった。

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    2025年07月20日
  • 太陽の棘

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    戦後の沖縄、生きていくのも厳しい状況の中で集落を作って助け合いながら絵を描き続ける芸術家たちと米軍基地に赴任された軍医との友情話。この時代に絵を生業にすることも、アメリカ人と日本人との友情もなかなか考えられないこと、だけど実話をもとにしたお話しなんだ。ニシムイのアート観に行ってみたい。沖縄に行くことがあったら県立美術館行ってみよう。

    つくづく、この時代があって今があるんだなぁ〜と。

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    2025年07月17日
  • モダン

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    久しぶりにマハさんに帰ってきました。
    やはり、私はマハさんのアート小説が
    好きなんだなというのが読後の実感でした。

    マハさんの作品を読む時にはいつもそうしているんですが
    「クリスティーナの世界」や「アヴィニョンの娘たち」など
    作中に登場するMoMAの収蔵絵画の画像を
    眺めながら読むのが楽しいんですよね。

    すると、
    展覧会ディレクターやセキュリティースタッフ、キュレーターなど
    MoMAで働く人々がアートに傾ける思いというものを
    より深く想像することができました。
    あ、最終話に登場する日本人研修員のモデルは
    マハさん自身なんだろうなと思いました。

    また本作では、
    ニューヨークの9.11や東日本の3.11が
    人々に与えた影響にも触れられていて、
    だからこそ、
    アートが人々の心の支えになり
    癒しにもなることを改めて考えるのでした。

    途中、『楽園のカンヴァス』や『暗幕のゲルニカ』を
    彷彿とさせるようなエピソードに気付いた時には
    マハさんの作品を読み繋いできたからこその喜びに
    思わずクスッとなるのでした。

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    2025年07月14日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あなたがリタイヤして、時間にも心にも余裕ができたら……あたし、一緒に行きたいと思ってたの。

    ──デトロイト美術館へ。
     
     
    実際に起こったデトロイト市の破綻と、それに基づいたデトロイト美術館の美術品の売却案。そして、それらに対して奇跡的な立て直しを図ったデトロイト市民たちの熱い想い。

    これらの史実に基づいたフィクションのお話。

    だけど、原田マハ氏が実際に現地に赴き取材をして作られたこのお話には、確かにデトロイターたちの情熱が、しかと描かれていました。


    ──思いあるところに道は開ける。
    不可能を可能にした、デトロイターたちの奇跡の物語。
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    何でもします。
    あの絵を、《画家の夫人》を守るためなら。

    ゴッホにセザンヌ、ルノワール。綺羅星のようなコレクションを誇った美術館は、二〇一三年、市の財政難から存続の危機にさらされる。市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきなのか? 全米を巻き込んだ論争は、ある老人の切なる思いによって変わっていく──。

    実話をもとに描かれる、ささやかで偉大な奇跡の物語。

    No.042:デトロイト美術館の奇跡/ 原田マハ

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    2025年07月12日
  • 太陽の棘

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    沖縄の話と知らず、読んで、
    沖縄へ行くこととなり、
    太陽の真下の大地が戦場だったことを
    忘れられなくなった。
    当然、沖縄の人達も戦場になったことを語りついでいく。基地になり、観光地になり、何百年も琉球王国だった大地が削られていく。

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    2025年07月02日
  • やっぱり食べに行こう。

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    マハさんや有川ひろさんの食べ物に関するエッセイはほんとに秀逸(この本はマハさんだけです。念のため)。読んでるこっちも幸せになります。筆者の幸せは読者の幸せ。
    1話1話が見開き2ページなので、合間時間にも読み進められて、幸せ長続き。

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    2025年06月29日
  • アノニム

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    原田マハさんには珍しく勧善懲悪もの。
    相変わらずこの人の作品を読むとアートへの興味関心をそそられる。
    ジャクソンポロック!

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    2025年06月17日
  • フーテンのマハ

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    なんだか最近、余白のない日々を過ごしていませんか?
    仕事と家の往復、SNSのタイムライン、積み上がるタスク…。そんな“詰まりすぎた毎日”の隙間に、ふっと風を通してくれるのがこの一冊、『フーテンのマハ』でした。

    小説家・原田マハさんが、世界・日本各地を旅しながら綴ったエッセイ。日本にフォーカスすると沖縄、鳥取、別府そして神戸…。名所ガイドとはひと味違って、マハさんの「ここに立って、こう思った」が丁寧に書かれていて、読んでいると不思議と自分も一緒にその土地を歩いている気分になります。

    中でもお気に入りは「永遠の神戸」。かつて通った料理店・雑貨屋、神戸の光と影を思い出とともに綴るこの章には、マハさんの人生がにじんでいて、思わずページをめくる手が止まり、「昔住んでたあの町、元気にしてるかな」なんて、自分の過去にもふと想いを馳せてしまいます。

    そして何より、この本から伝わってくるのは“前向きな自由さ”。うまくいかない日もあるけれど、美味しい料理や旅先での出会いが、明日の自分をちょっと軽くしてくれる。そんなふうに思える、優しくて力強い一冊です。

    旅に出たい気持ちがムクムクしてきたら、それはもうこの本を読むタイミング。地図のいらない旅が、ここにはありました。

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    2025年06月15日
  • 丘の上の賢人 旅屋おかえり

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    依頼人の代わりに旅をする旅タレントの「おかえり」。
    今回の依頼は北海道への旅。依頼人の姉や元恋人の話を通じて、心温かくなるストーリー。原田マハさんの描くキャラクターはみんな優しさを感じる!

    スピンオフと知らずにこの本だけを読んだので、ところどころ分からなかったけど面白く読めた。本編ではなぜおかえりが地元の北海道に帰らないと決めたのか、深く語られているのかなと思い、読んでみたくなった。

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    2025年06月06日
  • モダン

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    ニューヨークにある美術館が舞台の話。
    なんとなくのイメージだけがあった。
    2011.3.11
    最初に目に飛び込んできた数字。
    これはあの地震の日の話?
    読み進めると原田マハの世界に引き込まれた。

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    2025年06月03日
  • リーチ先生

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    実在したバーナードリーチに関わる美術について、読みやすく書かれており、原田マハさんの他の本と同様に興味深く読めました。個人的には楽園のカンヴァスの方が謎めいていて面白かったですが、この本は美術に関わる人達の生き様や考え方を知る事が出来て面白かったです。
    世界は広い、自分も、もっと冒険し知りたいと単純ですが思いました。

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    2025年06月02日
  • 異邦人

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    ネタバレ

    京都 それは別格の異空間
    よそ者(異邦人)はただの通行人。そうして伝統や格を守ってきた。震災を契機に妊婦の菜穂がこの地に赴き絵画を通して自らの道を切り拓く。京都の四季移ろいや方言、祭り、しきたりなど盛りだくさんの内容で京都ステイしたような気になった。また最初会った樹と恋に落ちるのではと思ったがそうはならない。全体的にそんな感じで予想つかない方向へいくのが良かった。


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    2025年05月25日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

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    素敵な1枚の絵を 美術館に行きたくなった。絵画を、崇高なる絵を眺めたいと思った。美しい美術作品は時間を経てもやはりそれは美しく魅力的なものなんだと感じた。

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    2026年03月14日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    時代を超え、場所を超え、あの巨匠たちの製作の様子を垣間見てるような気がした。ただ作品だけを見ていたのが、彼らの物語を感じられたことで、より身近に思える。

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    2025年05月19日
  • 妄想美術館

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    原田マハ大先生とテルマエロマエの作者、ヤマザキマリの対談本。
    イタリアの美術館や画家が1番多く登場する。
    冒頭の大先生の経歴を見て共感する所が多かった。
    それぞれ2人の個性が出ていて対談に参加したいと思った。

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    2025年05月18日
  • ロマンシエ

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    ストーリーはとても面白いし、リトグラフも興味深くはあるんだけど、主人公のクセが強すぎて特に前半はなかなか物語に集中できなかった…。

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    2025年05月18日