原田マハのレビュー一覧

  • 普通じゃない。 Extraordinary.

    Posted by ブクログ

    やっぱり原田マハさんの作品好き♪
    同世代の女性にとっては、気楽に読めてストーリーも少し、いやだいぶ現実より華やかで軽やか、読後感の良さは安定、そんなところが好きです。
    特におじいさん同士の関わり合いが、原田マハさんらしくて良かったです。
    あたたかい気持ちになれて、少し疲れた時にでも読める気分転換になる一冊。

    0
    2014年03月02日
  • インディペンデンス・デイ

    Posted by ブクログ

    “連作”短編、24つがおさめられた一冊になります。

    縦糸と横糸が織物のように重なって、
    万華鏡のような彩りを見せてくれるような、、

    その舞台となる世界は共通で、所々でつながっています。
    始まりと終わりの“川”の物語はなかなかにニヤッと。

     “『自由になる』っていうことは、結局『いかに独立するか』ってこと”

    人は何かに依存して、縛られているのでしょうか。
    そこから“独立”することとは、さて。

    自分自身も含めて、色々と考えさせられる内容でした。
    一つ一つは短いので、一日一話、なんてのも面白そうです。

    0
    2013年12月24日
  • インディペンデンス・デイ

    Posted by ブクログ

    24の短編集。悩みを抱えながらも一歩踏み出していこうとする女性たちが描かれています。

    前作に登場した女性が、自作の主人公になったりするスピンオフ作品。

    短編集だけど、微妙につながっていくので読んでいて楽しかった。

    最後の『川面を渡る風』はサプライズな感じで、ワクワクだった♪

    今まで読んだ短編集の中で一番好き。

    0
    2013年07月09日
  • ギフト

    Posted by ブクログ

    ちょっと短すぎで 肩透しくらった感じ。
    でも 爽やかで よい話。

    若いお姉さんだったら もっとイイッ!って思えたのかもww

    0
    2013年02月14日
  • インディペンデンス・デイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    24つの話からなる、タイトルのごとく女性の独立をテーマにした話。
    川の向こうへ引っ越す女、に部屋を斡旋した不動産の女、がよく行くバーの女、の担任の女、を取材した女、が行くネイルサロンの女・・・というように全てがつながっている!これはすごい!
    しかも途中から私はそのからくりに気付き、もしやと思って最初から注意深く読みなおして、やっと気づいた。
    それぞれの女性の歩く姿ももちろんいいのだけど、自分の関わる誰かが誰かと繋がって、まわりまわってとても遠くまで繋がり、いつか自分にまた戻るような、わっかのような人との繋がりがとても心あたたまった。
    バタフライエフェクトのような。少し違うか。
    ああ、さわやかで

    0
    2012年07月26日
  • インディペンデンス・デイ

    Posted by ブクログ

    インディペンデンス・デイはアメリカの独立記念日をなぞえた話。短編集なのだが、人々が絡み合って、とても面白かった。

    0
    2012年07月16日
  • 普通じゃない。 Extraordinary.

    Posted by ブクログ

    植物の声… 聴いてみたい気持もするな。
    特にラナンキュラスの鉢植え「E.O.」が可愛い。

    mixiに連載されてた作品を加筆修正したらしく、万人に読みやすい感じ。

    登場人物は皆いい人やし、ハッピーな展開でライトに読めて、けっこう好き。

    0
    2012年06月27日
  • インディペンデンス・デイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集なのですが、登場人物がループしてます。
    最後の話まで全部読んでやっとストンと腑に落ちる。
    けっこう長いこと余韻が残る本でした。

    0
    2012年04月28日
  • インディペンデンス・デイ

    Posted by ブクログ

    様々な人に訪れる「独立記念日」。
    本の少しずつのつながりをつなげて1冊の本をループさせた展開も楽しく、温かい気持ちになりながら読みました。

    0
    2012年01月16日
  • ギフト

    Posted by ブクログ

    贈り物、がテーマの掌編集。
    手元に置いといて、折にふれ読み返したくなる感じ。

    女友達への誕生日プレゼントなんかにしたくなる本。

    0
    2011年01月11日
  • ギフト

    Posted by ブクログ

    結婚を控えてる人とか読んだら共感するんじゃないかな??
    ショートストーリーなので、寝る前とか電車の中とかで読むといいと思います。本も軽くて持ち運びよいですよ。

    0
    2010年09月14日
  • 普通じゃない。 Extraordinary.

    Posted by ブクログ

    なんか少女漫画みたいだなぁと思いながら読みました。オススメ度2.5となってるけど、個人的には好きです。勢いよくダーッと読み進めることができました。面白かったよ。

    0
    2009年10月04日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    短編集だけど、ある話で脇役だった人物が次の話で主人公になっていたりと繋がりがあるのが面白い。ただ短編なので、登場人物の心の動きとかは結構あっさりとした表現かなと思う。

    0
    2025年11月30日
  • 風のマジム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    保奈美ちゃんのあの本読みました?という番組で紹介されていて興味が沸き、手に取りました。

    沖縄のサトウキビでラム酒を創るという夢を実現させた、実話に基づいたサクセスストーリーです。
    実話?!と言うのにも驚いたし、マハさんが下戸、と言うのにも驚きました。
    作家が経験したことしか書けないなんて思っていないけど、飲めないのに風を感じるお酒を表現できるなんてやっぱりすごいな。
    お仕事小説なんだけど、家族愛にもあふれてて、爽やかで読後感のいいお話でした。
    ただちょっとひねくれものの私は、あまりに順調に進んでゆく展開と、おばあが倒れるベタな展開にうーん・・・となってしまった。実話ならしかたないけどさ。それ

    0
    2025年11月30日
  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    暗い展開ではあった。
    夫よりも価値のある絵。なるほどねぇ、なんとなく共感はできるけど、しかも自分の継母と寝る夫とか気持ち悪いよね。

    0
    2025年11月30日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

    Posted by ブクログ

    長編の感動には至らないが、それぞれの世界観を、近くの人から語る視点が面白い。
    モネの表題作が一番よかった。開放空間で、モネを堪能したい。睡蓮の絵を生み出すのに、こんなに紆余曲折があったのだろうか?そういう背景を頭に描いて鑑賞すると、見え方ぎ変わるかもしれない。
    マティスの話を読むと、実際の部屋を見たくなる。

    0
    2025年11月29日
  • あなたは、誰かの大切な人

    Posted by ブクログ

    解説を見て気づいた以下。

    主人公はみな、未婚で自立した女性。
    「いま」に至った過去を誰ひとり悔やんではいない。
    あくまで自分で選択した道を自分で歩んできた。
    でも、そんな彼女たちも、「誰か」を大切に思い、見返りを求めるでもない、思いを通わせた行動を取っている。
    そして、「誰か」からも、大切に思われている表現が節々に読み取れた。

    誰かに依存することなく、自他を尊重して生きていく。その過程で誰かを大切と感じ、誰かから大切に思われる。気づかないうちに「大切」の循環が生まれているんだな、みな、誰かの必要条件なんだなと思った本。

    忙しい日々、どれだけここに立ち戻れるだろう。

    0
    2025年11月29日
  • 黒い絵

    Posted by ブクログ

    憎しみ、殺意、嫉妬、畏怖、死という黒々とした感情にゾッとさせられる、新しいマハさんの世界。
    このゾッとする感じが刺激的で、これもまた良い。

    0
    2025年11月28日
  • キネマの神様

    Posted by ブクログ

    嫌いじゃないけど特段好きでもない って感じ
    予定調和的で読み進めていく楽しさというのが損なわれてた気がする
    人と人を繋げることが 無限の可能性を生み出す、すごく崇高な事柄であり、時には予測もつかないような方向へと物事が転じるのが この本を読んでてよく分かる…
    おじいちゃんになっても、あれほど没頭できる趣味が見つかる、好きやった趣味から派生した仕事が出来る と考えると、解かれてない自分宛のプレゼントが家で待ってるような、どこか将来に対してワクワクとした気持ちになれる

    0
    2025年11月28日
  • 独立記念日

    Posted by ブクログ

    前のお話しで、ちょこっと出てきた人が主人公となっている24のお話し。
    うんうんと納得のいくものから、う〜んと同感出来ない物色々でした。

    0
    2025年11月27日