原田マハのレビュー一覧

  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    ずっと積読していてようやく読み終えた。かなりな分厚さで読み応えあり。当時の日本とキリスト教との関わりを描きつつも、一心に絵を探究しようとする俵屋宗達が見ていて眩しい。

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    2024年07月02日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

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    俵屋宗達という歴史的には謎が多い人物が、原田マハの想像と創造の力を得て、生き生きと描かれていました。
    天正遣欧少年使節の4人も歴史の授業で名前は聞いたことがあったなぁというくらいの認識でしたが、この作品を読み、とても身近に感じることができました。

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    2024年06月19日
  • 翔ぶ少女

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    阪神・淡路大震災で両親を失った幼い三人。

    どんなに悲しい出来事があっても乗り越えていける力が人にはある。
    人に大切に想われている、大切に想う人がいるということである。

    震災時に診療内科医の通称「ゼロ先生」に助けられた三人の子たちがその養子に迎えられ、4人で暮らしてゆく心あたたまるお話。

    よかった、よかった。
    願い、期待した結末でよかった。

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    2024年06月18日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    どんな内容なんだろうと思い手に取った。
    最初が俵屋宗達の絵に関する序章から始まったので絵に関する内容が広がっていくのかと思ったら、俵屋宗達とその周囲の人々の歴史に関する内容だったので少し意外であった。

    しかし、読みやすい本文で人物が生き生きと描かれており、読んでいてとても面白かった。

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    2024年06月15日
  • 太陽の棘

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    沖縄と基地の問題は現代でも続いている。戦後間もない、アメリカ統治時代の沖縄で絵画が好きな精神科医のエドと首里にニシムイ美術村の画家たちとの交流を通して、彼らの友情、戦争による心の傷、そして沖縄と基地問題、それらに直面するような数々のエピソードが描かれる。アメリカ人医師のエドも美術村のタイラ、ヒガも絵を描くことが心の傷を癒すことになったのだろう。沖縄の問題について、アメリカ人が主人公として描かれているのが新鮮だったし、少し冷静に考えることもできた気がする。貴重なインタビューを通して、実話を元にした話であることも考えさせられる。

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    2024年06月14日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    犬を飼ったことないけど、本当に可愛くてずっと犬を飼うことが夢だった。
    どんな飼い主でも、他のことに興味が移って遊んでくれない飼い主でも、信じ続ける犬の一途さに心がキュッとなった。
    犬の幸せを最初だけでなく最後まで考えられる人になりたいと思った。

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    2024年06月13日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

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    プロローグの期待感と、少年たちの物語もわくわくして一気読み。

    2つの洛中洛外図屏風が描かれるまでのさまがありありと浮かんてくるようで、永徳と宗達のそれぞれ良かった。

    さすがの原田マハさん。歴史上の人物が、本当にこんな人でこんなことがあったのかもと思ってしまう。少年たちのその後も楽しみ!

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    2024年06月10日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    生まれて6ヶ月の息子が、遊んでいる隣で、寝転がって読んでいた。
    少しずつしか読めないので、この長さの短編がありがたい。
    プレイマットの上にいるのに、頭の中は、世界各国の美術館や教会を訪れて、一枚の絵を見た、厳かな気持ちになる。
    作者についての解説も嬉しい。
    絵は、描かれたそのときから、ずっと光を灯している。
    絵を見て、込められた作者の思い、色や形の良さを感じ取ることだけでなく、自分と絵が出会うまでの長い長い歴史を感じることができるんだ。
    巻頭の小さな印刷の絵じゃ物足りない。今とても、美術館に行きたい。

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    2024年06月09日
  • 翔ぶ少女

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    原田マハさんの阪神大震災をもとにした小説。
    心温まる一冊でした。
    震災で両親が亡くなった三兄弟、妻を亡くした精神科医ゼロ先生と一緒に生きて絆を深めていく。
    何があっても前を向いて生きていく、感動しました

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    2024年06月06日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

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    フランスの美術館巡りの前に読んでおくと、更に楽しめる一冊ですね。アートに込められた画家達の想いがとても伝わる本です。マハさんの描写の表現もとても美しくて素晴らしかった!表紙のモネの大作を見に行きたい。

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    2024年06月05日
  • 異邦人

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    ドロドロした昼ドラのような男女関係
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       アートが紡ぐ感動

    京都の風情、独創性や画家の作品を頭の中でイメージしながら読みました。
    まるで自分も京都に行って日本画を目の前で観たように想像できて楽しく読ませてもらいました♪

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    2024年05月16日
  • 異邦人

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    日本画や京都の伝統に興味を掻き立てられる一冊。

    星4つにしたのは、ラストで厄介な人物があっけなく病死するので、ストーリー展開がそこだけ雑に感じたから。

    それ以外は、さすがと唸ってしまうほど、美術の世界へどっぷり浸からせてくれる物語。

    竹内栖鳳、見てみたいな。

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    2024年05月16日
  • 小説 星守る犬<新装版>

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    泣けると前評価なの読んでみた。前半からお父さんの行く末が見えてしまい読むのを止めたが、後半にすべてが詰まっていた。評判通り泣けて良かった。もっと愛してあげれば良かったな。飼っていた愛犬を思い出した。

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    2024年05月11日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    それぞれの絵に対するエピソードが豊富で
    作者や時代背景を知ることができて
    より絵が楽しめるようになる。
    いつもながらマハさんの芸術家、アートへの
    愛がすごいと感服。

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    2024年05月11日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

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    26点の絵画の解説と、著者の出会いが書かれている。新書なので解説メインかな?と思い手に取ったが、殊の外エッセイ寄り。
    著者の絵画をに注がれる目線や愛情が感じられる一冊でした。
    画家のエピソードは大分マイルドに書かれているかも

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    2024年05月05日
  • スイート・ホーム

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    宝塚の自然豊かな風景と、優しい人々が住む街並が頭に浮かびました。
    スイーツの甘い匂いと、花の色彩と香りに包まれ、五感を刺激されて幸せな気持ちになりました。
    あったかいなぁ〜、幸せだなぁ〜

    街の雰囲気がまさに理想で、素敵なホームタウン。
    そこに彩りを添えるのが洋菓子店『スイート・ホーム』
    私もスイート・ホームの常連さんになりたい!!
    と切実に思いました。

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    2024年05月04日
  • アノニム

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    原田マハさんのアート小説の中では、エンタメ性が際立った一冊

    じわっと心が高ぶる作品が多い中、こちらはアニメや映画化に向いてる賑やかな感じ

    アートへの知識と情熱は変わらず深いので、新たな路線で面白かった

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    2024年04月25日
  • 太陽の棘

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    表紙の肖像画が印象的な、原田さんのアートフィクション。

    終戦直後の沖縄へ軍医として派遣された、若き精神科医のエドワード。
    ある非番の日、島内を同僚とドライブしていたエドワードは、〈ニシムイ・アート・ヴィレッジ〉という画家たちが暮らす集落に辿り着きますが・・・。

    冒頭で「アート“フィクション”」と書きましたが、この作品は実話がベースとなっているとのことです。
    表紙の肖像画のモデルとなった、スタンレー・スタインバーグ博士と、この絵を描いた玉那覇正吉さんをはじめとした〈ニシムイ美術村〉の芸術家たちとの交流が実際にあったということが、この物語の内容に深みを与えているように思います。

    勿論、アメリ

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    2024年04月24日
  • 太陽の棘

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    終戦直後の、アメリカ支配下の沖縄が舞台。
    米軍精神科医のエドやその同僚と、首里の丘に「ニシムイ美術村」を作って寄り集まって住んでいる画家たちの交流が主なストーリー。

    謝辞を読むと、実際にサンフランシスコ在住で沖縄米軍基地で精神科医として戦後過ごした人物に取材して書かれたようなので、実話をもとにしたものだった。

    支配するものされるもの、勝ったもの負けたもの、、、そういったものは芸術を前にした交流においては意味をなさなくなる。
    また、沖縄は確かに日本の一部なのに沖縄人はまるで日本を憎んでいるかのようであり、犠牲者をたくさん出したアメリカのことを解放者として受け入れている節がある…との文章に、沖

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    2024年04月23日
  • 夏を喪くす

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    「夏を喪くす」はこの短篇集に収録されているうちの1篇のタイトル。
    意図があるかどうかは分からないけど、収録されている4篇すべてに「喪う(失う)」要素があったように感じた。あらゆる意味での、「喪う」ストーリーたち。

    その中でも表題作の「夏を喪くす」は一番分かりやすい。実年齢より若く美しいことをアイデンティティとして生きてきたアラフォーの主人公・咲子が、乳がんになり、乳房を全摘出しなければならなくなる。夫との関係はもうとっくに破綻していて、歳の離れたステディな不倫相手はいるものの…という物語。
    女性にとっての象徴を喪うということ。とくに美しさをアイデンティティとしてきた咲子にとっては、女性である

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    2024年04月21日