原田マハのレビュー一覧
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1980年の春から1年間のお話。
舞台は岡山市の私立岡山白鷺女子高等学校。
まるで、昭和少女漫画を読んでいるみたいだった。私が知らない時代なのに、なんとなく記憶に残る80年代、昭和の終わり。まだスマホはもちろん、携帯電話もインターネットもない時代。その場所に行かないと会えない、話せない。じっくり悩んで、眠れない夜を過ごして、うじうじしながら朝を起きて学校に行く。
もちろん、私の高校時代も携帯とかなかったので(ポケベル時代やった)、まだイメージできる。そして、小学校高学年のときに読みまくった「りぼん」の雑誌。いや、あのときよりさらに10年ほど前が舞台なので、もっと女子高生にボーイフレンドがいる -
Posted by ブクログ
ここ最近になって美術に関心を持った。印象派は、美術初心者でも引き込まれる何かがある。印象派の巨匠であるモネの作品は特にそうだ。でも、その何かは上手く言葉にできなくて、画家や社会背景も理解したくて手に取った本。
原田マハさんは、始めて読んだけど、親しみやすい軽快な語り口でページがするすると進む。人気な理由が分かった。この1冊で原田マハさん、好きだ、と思った。他の作品も読みたい!
読後は、モネが生きた時代、生活にタイムスリップした感覚をもてた。遠いフランスの地、モネ聖地巡礼の旅をしてみたくなった。まずは、今度開催される企画展と、国内のモネ所蔵されている美術館巡りたいな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレローマへの道のラスト、教皇猊下との出会いのシーンはとても素晴らしかった。何度も挫けそうになり、命の危険さえもあり、それでも諦めずに目指した場所は、あまりにも美しい絵画で彩られている。絵師の宗達じゃなくても感動モノだと思った。ただそこから先のカラヴァッジョとの出会いからがちょーっと雑と言うか、旅の消化試合みたいになってしまったのが残念。タイトルの風神雷神も、かなり重要なポジションではあったものの、宗達が描いた風神雷神図そのものには関わらなかったのも残念ポイントだった。どうやって宗達は帰国し、どんな気持ちで絵師の仕事を続けたのか。贅沢を言うならそこまで読みたかった。