原田マハのレビュー一覧

  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ローマへの道のラスト、教皇猊下との出会いのシーンはとても素晴らしかった。何度も挫けそうになり、命の危険さえもあり、それでも諦めずに目指した場所は、あまりにも美しい絵画で彩られている。絵師の宗達じゃなくても感動モノだと思った。ただそこから先のカラヴァッジョとの出会いからがちょーっと雑と言うか、旅の消化試合みたいになってしまったのが残念。タイトルの風神雷神も、かなり重要なポジションではあったものの、宗達が描いた風神雷神図そのものには関わらなかったのも残念ポイントだった。どうやって宗達は帰国し、どんな気持ちで絵師の仕事を続けたのか。贅沢を言うならそこまで読みたかった。

    0
    2024年09月23日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    琳派の祖のひとりである俵屋宗達の、風神雷神図にまつわるストーリー。まさか信長に会ってローマに渡るというびっくり展開ではあるんだけれど、宗達本人の謎めいた生涯を、フィクションであっても、とても鮮やかに瑞々しく描いているのでとても読みやすい。そんな宗達にマルティノが、ローマの画家たちがどう関わっていくのか、下巻がとても楽しみである。

    0
    2024年09月22日
  • 異邦人

    Posted by ブクログ

    個人で美術館を開いている有吉不動産娘の菜穂

    銀座老舗画廊息子の一樹

    地震が起こり妊娠中の菜穂は京都へ避難しそこで無名の画家樹の絵を見つける

    互いの家の業績不振

    芸術にかける菜穂の思い家族や周りの人の思い

    見えているだけではなく自分の意思を通すだけではなく互いの気持ちをぶつけ合い話していたら変わっていたのかと思う本だった

    0
    2024年09月18日
  • アノニム

    Posted by ブクログ

    香港の学生運動、アートのオークション、裏社会で取引される絵画作品を盗んで修復して本来の持ち主に返す義侠的集団という魅力溢れる要素を合わせた面白い作品です。
    ハリウッドのスパイ映画のようなアノニムがとても魅力的でしたが、ゼウスにまつわるエピソードの結末をもう少し読みたかったかな。

    0
    2024年09月06日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    前半は歴史を忘れていた私にとっては日本史の復習で眠くなることもあったけども、後半から下にかけてすごくワクワクした。宗達が最後の晩餐を見た時の場面がすごく好きだった!原田マハさんの本を読んでから美術館に行く流れがたまらなく好きな最近です

    0
    2024年09月02日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    初めて原田マハさんと出会った作品

    短編で読みやすい
    かと思いきや思わぬところで繋がっていたりする

    アート初心者にも入り込みやすかった

    0
    2024年08月31日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    どこまでフィクションなのかわからなくなる没入感。今までは有名な絵としてしか捉えてなかったけど、この作品を読んでもういちどみてみたい!

    0
    2024年08月29日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(上)

    Posted by ブクログ

    登場人物が多く、歴史が苦手なので読み進めるのに時間がかかった。歴史の勉強をしてるみたいで、読むの大変だったが話の面白さと学びを同時に体感できた。

    0
    2024年08月29日
  • 奇跡の人 The Miracle Worker

    Posted by ブクログ

    子供の頃に伝記で読んだヘレン・ケラーが鮮やかによみがえってきました。
    ヘレン・ケラーとサリヴァン先生が出会った年代はそのままに、舞台が青森県に置き換わる。2人が困難を乗り越えて駆け出すまでの物語。圧巻でした。
    個人的にまだ深堀り出来そうなエピソードが残っていて、別のお披露目用にとっておいてくれているのか、「その辺りはあなたの想像にお任せますよ」というメッセージなのか悶々とします。猛勉強して大学入学する件とか、先生とお別れするところとか…想像しただけで涙になるんですけども(´;ω;`)ウッ…

    『安の目には、はっきりと見えた。少女はそのとき、うっすらと、笑っていた。その無垢な輝き。かすかにめまい

    0
    2025年12月06日
  • いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画

    Posted by ブクログ

    著者が選ぶ26の名画の紹介を中心にエッセー的な要素も含んだ本です。初めて耳にする画家の方もいて、興味深かったです。世界中の美術館をその絵画のために訪問できたら、素晴らしいだろうなと思いました。あとがきに、絵画を観ている立ち位置は、画家が立っていた位置だということが書かれていて、ハッとさせられました。

    0
    2024年08月17日
  • アノニム

    Posted by ブクログ

    ★★★★☆オークションが始まるまで、緊張感いっぱいの内容でどんどん読み進みました。始めは、金持ち集団の雰囲気とその感じに抵抗感がありましたが、読み進めるうちにキャラクターの設定が面白く抵抗感も自然と無くなっていきました。アートを巡る様々な出来事は、実際にもあるんだろうなと思いました。

    0
    2024年08月16日
  • 太陽の棘

    Posted by ブクログ

    米軍の若き軍医と、言葉、文化、立場の壁を越え、沖縄の画家達と深めていく友情。

    この作品を通じて、月並みだけれど、戦争によって勝った方も負けた方も、あらゆる面で犠牲となった人々がいることを思い知らされる。

    0
    2024年08月04日
  • 太陽の棘

    Posted by ブクログ

    史実に基づいて書かれた1冊。
    とても温かく、力強く情熱的でそして残酷だった。

    「ニシムイ」の画家集団は
    戦後沖縄でほんとうに存在した芸術家コミュニティだと言う。

    とても逞しい。
    物凄く胸を打たれた。

    0
    2024年08月02日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    安土桃山時代の少年使節団である伊藤マンショらがローマ教皇に会いに行くところから始まる。

    物語は語学に優れ、旅を日記に遺した原マルティノと絵師、俵屋宗達を中心に展開する。

    ミラノで後に有名になるカラバッジョと出会ったり、ダヴィンチやミケランジェロの絵に衝撃を受けるところなどが描かれる。

    宗達に関しては不明な点が多く、作者のローマに行ったのではないかという想像で描かれている。

    0
    2024年07月30日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    俵屋宗達、天正遣欧少年使節、名を馳せた画家との関係。果たしてここに描かれているのが史実ではないだろうとは思うが、それにしても夢、物語を存分に楽しませてくれる1冊であった。

    0
    2024年07月28日
  • 風神雷神 Juppiter,Aeolus(下)

    Posted by ブクログ

    宗達とカラバッジョの邂逅。これが事実だったらワクワクするのに。これを実現させる作家の創造力に脱帽です!風神雷神は、そっちのけで、ほぼ遣欧使節団の話だったのが少し残念。しかし、この時代にヨーロッパへ行くのも、帰るのも命がけの時代で、大変だったんだなあと、改めて思いました。

    0
    2024年07月28日
  • お帰り キネマの神様

    Posted by ブクログ

    映画は観ていません。小説しか読んでません。最初の小説はかなり昔に読んだので内容はほぼ忘れております。がしかし、この小説を単体で読んだだけでも十分に映画愛が伝わり心が温かくなる、そんな一冊。

    0
    2024年07月22日
  • ジヴェルニーの食卓[電子特別版]

    Posted by ブクログ

    素敵な短編集でした(*^^*)「エトワール」はなかなか心にくるものがあり印象に残りましたが、表題作の「ジヴェルニーの食卓」が終始あたたかい雰囲気の漂うお話でとても好きでした。

    0
    2024年07月20日
  • デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    巻末の鈴木杏香さんとの対談で、本作ではロバート・タナヒルという美術品コレクターのみが実在の人物とのこと。他の登場人物たちはフィクションだと原田さんが明かしておられました。

    市の財政破綻により所蔵品の売却が検討されたものの、市民や国内外の支援によって売却されなかったというのは事実だったようです。この事実の背景が原田さんの創作によって「奇跡」を演出するドラマになっています。私自身、デトロイト市の財政破綻のことはかろうじて記憶の片隅に残っていたのですが、「奇跡」が起こったことは知りませんでした。

    デトロイトといえば、GMを中心に自動車産業で非常に栄えた都市です。ただ、80年代には映画「ロボコップ

    0
    2024年07月16日
  • 夏を喪くす

    Posted by ブクログ

    ★★★★☆四編収められています。天国の蠅、ごめん、夏を喪(な)くす、最後の晩餐。これまで読んできた作品とちょっと雰囲気の違う感じで大人の女性が主人公の内容でした。その中でもちょっと切なくなる「ごめん」が特に印象に残りました。

    0
    2024年07月15日