坂口安吾のレビュー一覧

  • 白痴・二流の人

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    『白痴』退廃的な男と女の話。『二流の人』は戦国時代の軍師、黒田官兵衛(如水)の話。上杉謙信と直江兼継が壊れてて最高だと思った。

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    2009年10月04日
  • 風と光と二十の私と

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    『黒谷村』や『風と光と二十歳の私と』などは安吾の人生における根本的な思想というか意気込みというか、そういうものが感じられる。
    自分の心とちゃんと向き合って、実践して、悩んで悩んで悩んで・・・そんな葛藤が作品に表れています。

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    2009年10月04日
  • 白痴 青鬼の褌を洗う女

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    坂口安吾先生は、女のひとの気持ちを書くと世界一です。どうしてこんなに見透かしてしまうんだろう。女のひとが書いたみたいだ。こういう女のひとになりたい。読んでよかった本の第一位かもしれません。

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    2009年10月04日
  • 不連続殺人事件

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    ネタバレ

    ピカ一いいキャラすぎる~!
    坂口安吾さんからの挑戦状。結局当てられず、敗北…
    知り合いの国語科教師にオススメしてもらって読んだけど、とても面白かった!
    私は普段本をあまり読まないし、昔の本だから文体が古くて難しい言葉が出てきたりと読みづらい部分もあったけどそれにしては意外にスラスラ読めた!
    登場人物の関係が複雑だった。

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    2026年06月03日
  • 白痴

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    いろんな欲望が冴え渡る瞬間が書かれてる短編集

    NUMBER GIRLの「桜のダンス」という曲の中に"わたしは海を抱きしめていたい"という歌詞があって、(いい意味で)向井秀徳らしくなくて好きだった。いまはもうあんまり聴かなくなったけど、数年越しにこの短編集の中で再会できて嬉しい。

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    2026年05月25日
  • 新・黄色い部屋 犯人当て小説傑作選

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    2つ目の話終了時点で全体の半分のページだったので、ちゃんと終わるんだよね?と思ったが、長めなのは最初の2話で、後は短めの小説が続く感じ。

    それぞれの話のできは中々良かった。でも最初の「妖婦の宿」は、当てるの難しすぎないか!?

    個人的に面白いと思ったのはタイトルの「新・黄色い部屋」クスッときた。

    江戸川乱歩のは、小説じゃなくてクイズだったのが残念。良問だとは思うけど。

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    2026年05月23日
  • 桜の森の満開の下

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    電子で。
    久々に読んだけどおもしろいのは最初だけじゃなかった。
    読むたびにおもしろさがわかってくる。

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    2026年02月27日
  • 桜の森の満開の下(乙女の本棚)

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    坂口安吾の世界に迷い込んでしまいました。登場人物の固有名詞も一切登場しないことが、かえって物語を神秘的にしています。鈴鹿峠の桜の森を訪れて、妖気な世界を覗いて見たくなりました。

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    2026年02月22日
  • 堕落論

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    読むというより、何となく読んでいるフリをする。
    難しい。本質大好き、逆張りおじさんだなという印象。でもその本質がなかなか鋭い物も多い。しかし史家に厳しいが、歴史の知識は1年生としながらも飛騨や皇室に関する伝説に関しての自身の考えを堂々と述べるられるのは、面白いとは言え何とも言えないような気もするし、大評論家だから書けたのだろうなとも思う。

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    2026年02月19日
  • 桜の森の満開の下・白痴 他12篇

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    ネタバレ

    どの話も女性が性欲旺盛か、狂気的で理解に苦しんだが、常人の発想ではなく楽しんだ。振り回されるのが好きなんだろう。

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    2026年02月19日
  • 堕落論

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    「人は堕落する。だからこそ人間なのだ」。道徳や理想を疑い、弱さや矛盾を抱えたまま生きることを肯定する言葉は、挑発的。救いは努力や清潔さではなく、堕ちきった先にあるという逆説が胸に残る。

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    2026年01月17日
  • 白痴

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    戦時戦後の混乱期を生きていた男女の、肉欲や曖昧な生命観を表した作品。短編集でそれぞれ別のキャラクターが登場するんだけど、誰もがうっすら敗戦への絶望感や見えない未来に対する自棄を抱えていて、これはその当時のスタンダードだったのか、坂口安吾自身の投影だったのか、と思いながら読んだ。

    文体が特徴的で、場面が転々としたり、急に登場人物が増えた感じがしたり、息継ぎが難しい本。終始非常に生々しい。

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    2025年12月24日
  • 不連続殺人事件

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    ネタバレ

    ちょっと登場人物が多すぎて、しかも関係が複雑。登場人物の一覧表が欲しかったかな(笑)内容としてはやはり面白く、巨勢博士の推理も良かったと思います(笑)本文中にあった地図や部屋割りなんかも巻頭か巻末にもう少し大きくだしてくれたら嬉しかったかな(笑)

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    2025年12月22日
  • 桜の森の満開の下・白痴 他12篇

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    ネタバレ

    文明の中で理性や美を追うことは、人間を狂わせる。
    けれどその狂気こそ、人間の証でもある。
    私的には人間はみんな不出来で狂ってると思ってる。
    それより桜の木のほうの描写は狂気があったかな。

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    2025年12月09日
  • 夜長姫と耳男(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    他の作品と比べると、分厚いなと思ったら、内容もズッシリとしています。

    今回はイラストの力よりも作品の力が強く、ただひたすら、自分では理解出来ない理屈に翻弄されながら読み進めました。とにかく姫が恐ろしい。矛盾してるけど、無邪気な邪悪さがすごい。
    読み終えて、少し放心してしまうような緊迫感に満ちた作品でした。いやいやすごい。

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    2025年11月29日
  • 白痴 青鬼の褌を洗う女

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    ネタバレ

    坂口安吾の、戦前から戦後すぐに発表された作品の短編集。
    『ラムネ氏のこと』と『故郷に寄する讃歌』以外の作品は、男女の恋愛(肉体の、または観念の)を描いている。

    そこに描かれているのは、男を翻弄する女。
    そして、女に翻弄されながらもしがみつくわけではない、けれどもふわふわと離れがたくそこにいる男との対比。
    男の視点で、時に女の視点で語られるそれらは、安吾の人生のテーマなのかもしれない。

    女性の経済的自立が難しかった時代、芸術だったり歌舞音曲を好み、コツコツ働くことの不得手だった女性は、「オメカケ」になるしかなかったのかもしれない。
    親の遺産はもらえないなか、まずは食べること、そして終日を気ま

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    2025年11月28日
  • 風と光と二十の私と・いずこへ 他16篇

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    色恋沙汰の話は興味が湧かず読むのがダルかったが、行雲流水の教員時代、悟りを目指したが鬱になってしまった学生時代、暇なショクタク時代、「わが思想の息吹」などはとても興味深かった。なんというか、安吾は人生を通して青臭かったというか…自ら人生をベリーハードモードに設定し続けた人というか…。た、体力あるなあ…。

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    2025年11月25日
  • 堕落論

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    堕落について、悪い物と認識する考え方は、果たして正しいのか?色んな場面で考えてみると堕落することの反対に、決まり事がある事に気づく。それは堕落があるから、決まり事があり、人間が弱いから堕落と決まり事かあると考えられる。また人間は弱くても堕落仕切る事も出来ず、そうして生きていくのが人間らしさと問う。すばらしい良書である。

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    2025年10月27日
  • 恋愛論(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    確かに恋と愛は違う
    恋愛に対する見方が変わったようなきがします。
    物語ではなく論になっていて面白いです。

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    2025年10月15日
  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

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    まず装画が怪しげで綺麗!いわゆるジャケ買い
    あとタイトル『疵の迷楼』別世界へと誘い込まれるような魅惑的な感じに加え、名だたる文豪たちの作品に興味を引かれてしまう。
    まだ、このとき耽美という言葉の意味を理解していなかった。ただ「美しい」くらいにしかとらえていなかったので読んでみたら本当の意味を思い知らされ、常軌を逸した世界への入り口だった。

    なかなか普通の感覚では理解、共感し難い作品ばかり。どの作品も何かに心を奪われていたり、病的にのめり込んでいたりと現実からかけ離れていて危うい空気が漂っている。
    抗いがたい好奇心や欲望、まるで[パンドラの箱]を開けてしまったようなそんな感じだ。

    収録されて

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    2025年10月15日