坂口安吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
坂口安吾は天才だという。そうかもしれない。この文章は誰のものでもなく、独特のものがある、と昔感じたが今はまた違った意味ですごいなと感じる。文庫には解説がついているが、多分そのとおりなのだろうが、今この小説が書かれてから60年もたっていても何か現代に訴えるものがある。と思う。白痴には怒りがある。戦争のくだらなさに、それによって自由な表現を奪われたことにも、「気違い」「白痴」といっている町の人々もまた「気違い」であり、本能と欲望のまま生きる「白痴」は死をすぐ傍らのものとして生きているとき最も純粋に感じる。書いた作者が何を表現しようとしたかは多分解説のとおりなのだろうが、それを読んで何を感じるかは読
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Posted by ブクログ
・想像していたものと違った。ダメ人間の話かと思っていた。
・汗をかき、身体を動かし、忍耐して生活する。
そういった世の中の美徳や誠実とされる価値観は本当に正しい?本当に人間はそう思ってる?
その生き方に滑稽さや嘘を感じ、憤っている。
・作られた価値観それに従うことが必ずしも正しさ、人間らしさではない。
むしろ人間の弱さや欲望、すなわち堕落を受け入れることで、本当の人間らしさが見えてくる。
作られた価値観を自分の価値観だと思い込んでいる。
・堕落そのものを肯定しているのではなく、それを直視して受け入れて生きることに意味がある。
・紙の上の登場人物が動き出さないからといって小説書くのやめて -