坂口安吾のレビュー一覧

  • 肝臓先生

    Posted by ブクログ

    表題の肝臓先生はカッコいい医者の生き様だったけど後のは男女の話でした。
    個人的に、その男女の話のほうがおもしろかった。
    ジロリの女とかわけわからんけどなんか面白いとおもわされた。
    この人の文体は好みやもしれません。

    0
    2009年10月04日
  • 堕落論

    Posted by ブクログ

    生きているときに要るときがある気がする。角川クラシックスを選んだのは偏に装丁の為。堕落論以外も好い。

    0
    2012年05月13日
  • 肝臓先生

    Posted by ブクログ

    14冊目。

    表題作、他4編。『白痴』(新潮文庫)と収録作が2作被ります。

    ---

    私はもはや恋をすることができないのだ。あらゆる物が「タカの知れたもの」だということを知ってしまったからだった。

    ただ私には仇心があり、タカの知れた何物かと遊ばずにはいられなくなる。その遊びは、私にとっては、常に陳腐で、退屈だった。

    満足もなく、後悔もなかった。(『私は海を抱きしめていたい』)

    ---

    こう書いておきながら、一方で女に

    ---

    然し、恋の病的状態のすぎ去ったあと、肉体だけが残るわけではありますまい。

    私は恋を思うとき、上高地でみた大正池と穂高の景色を思い出すの

    0
    2009年10月04日
  • 堕落論

    Posted by ブクログ

    久しぶりにこんなジャンルを読んだもんだから、読むのに時間がかかってしまった。

    安吾の意見すべてに賛成するわけではないけど、ここまで書いてくれると読む側もスカっとする。
    青春論・堕落論・悪妻論・恋愛論・エゴイズム小論・欲望については特に共感した。何と言うべきでしょう、ううむと唸らせるような反骨精神とでも言うべきか。

    読むと喝が入ります。

    0
    2009年10月04日
  • 日本文化私観

    Posted by ブクログ

    2014/6/19再読。

    安吾がすきといいながらも全然手をつけてなかったエッセイ集に手を出してみけり
    なんかあれ思い出した
    ひょっこりひょうたんじまの
    「泣くのはいやだわらっちゃお!」
    ってやつ
    「文学のふるさと」すきだなぁ

    「それならば、生存の孤独とか、我々のふるさとというものは、このようにむごたらしく、救いのないものでありましょうか。私は、いかにも、そのように、むごたらしく、救いのないものだと思います。この暗黒の孤独には、どうしても救いがない。我々の現身は、道に迷えば、救いの家を予期して歩くことができる。けれども、この孤独は、いつも曠野を迷うだけで、救いの家を予期すらもできない。そうし

    0
    2014年06月21日
  • 明治開化 安吾捕物帖

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『舞踏会殺人事件』
    政商である加納五兵衛が開いた仮装舞踏会。参加者の中には日本の産業復興を望まないZ国と通じる人間・神田正彦もいる。舞踏会の最中に突然倒れた五兵衛。五兵衛の体に刺さったナイフ。遺体を調べた医師が下した診断は毒殺。神田が変装した虚無僧に隠された秘密。名探偵・結城新十郎と剣術使い・泉山虎之介、虎之介の尊敬する勝海舟の推理比べ。

    0
    2012年07月08日
  • 日本文化私観

    Posted by ブクログ

    こーゆー男って嫌だなーと思うのです。高圧的なところがね。言ってることも、個人的には突っ込みどころ満載なのだが。
    うーんしかし、なんだかしんどい片思いしてる気分になったぜ。

    0
    2009年10月04日
  • 堕落論

    Posted by ブクログ

    ちょっと難しいけど、とっても共感できます。人間だから堕ちる。堕ちることによって、堕ちきることによって自分を発見する。なるほど、って思うんだけど、堕ちきる勇気がなくて、私は今日も、空中でもがいてる。

    0
    2009年10月04日
  • 風と光と二十の私と

    Posted by ブクログ

    値段は高め。
    でも「私は海を抱きしめていたい」が掲載されているので購入。
    坂口安吾作品の中で特に綺麗な印象のある短編。

    0
    2009年10月04日
  • 肝臓先生

    Posted by ブクログ

    赤城風雨先生がある年の恩師の謝恩会での挨拶で「肝臓肥大蔓延説」を説くと次々に賛同する大先生たち。この場面はちょっとした爽やかな感動があります。
    古い坂口安吾の作品の中に現代中南米文学の痴れ物ぶりを見て楽しめました。

    0
    2009年10月04日
  • 白痴 青鬼の褌を洗う女

    Posted by ブクログ

    坂口安吾は天才だという。そうかもしれない。この文章は誰のものでもなく、独特のものがある、と昔感じたが今はまた違った意味ですごいなと感じる。文庫には解説がついているが、多分そのとおりなのだろうが、今この小説が書かれてから60年もたっていても何か現代に訴えるものがある。と思う。白痴には怒りがある。戦争のくだらなさに、それによって自由な表現を奪われたことにも、「気違い」「白痴」といっている町の人々もまた「気違い」であり、本能と欲望のまま生きる「白痴」は死をすぐ傍らのものとして生きているとき最も純粋に感じる。書いた作者が何を表現しようとしたかは多分解説のとおりなのだろうが、それを読んで何を感じるかは読

    0
    2011年07月16日
  • 肝臓先生

    Posted by ブクログ

    「真の退屈」「私は海をだきしめていたい」「行雲流水」良かった〜。この力の抜けた感じがたまらん。特に不感症の恋人の話「私は海〜」が最高だ。「ジロリの女」とかの女性関係のリアルな話は苦手。一番長かったけど。

    0
    2009年10月04日
  • 白痴・二流の人

    Posted by ブクログ

    文章が素晴らしい。臭いと温度と、人格のある文章。これは英語に翻訳するの難しいんじゃないかな。
    悪友とたまにお酒を飲みに行くような心地よさ。
    これぞ純文学。

    0
    2009年10月07日
  • 白痴・二流の人

    Posted by ブクログ

    「満足はいけないのか」「ああ、いけない。苦しまなければならぬ。できるだけ自分を苦しめなければならぬ」「なんのために?」「それはただ苦しむこと自身がその解答を示すだろうさ。人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。満足は誰でも好むよ。けだものでもね」

    0
    2009年10月04日
  • 白痴 青鬼の褌を洗う女

    Posted by ブクログ

    やはり『白痴』が印象的。どうしようもない状況や不甲斐ない自分を全部リセットしてくれるような偉大なる破壊。欲しくなるときあるよ。

    0
    2009年10月04日
  • 白痴・二流の人

    Posted by ブクログ

    短編集である。
    白痴の方の感想を書くが、これは知能障害の少年と教師の話である。ヘレンケラーの話のように、得に劇的な感動というものはないが主人公の教師が自分に出来る範囲を心得、その範囲の中だけで少年と接する姿が一抹の悲しさと暖かさを感じさせる話である。

    0
    2009年10月04日
  • 堕落論

    Posted by ブクログ

    真っ直ぐに薀蓄。
    「生きることだけが、だいじである、ということ。たったこれだけのことが、分かっていない」

    0
    2009年10月04日
  • 風と光と二十の私と

    Posted by ブクログ

    「それそのものでしかないもの」に、「かなわないかなわない」とぼやきながらも終生立ち向かい続けたシャイでニヒルで善良な男、安吾ちゃんの自伝集。タイトルの秀逸なものが多い彼の作品の中でも表題作のこれは好きな1つです。とてもいい。

    0
    2009年10月04日
  • 堕落論

    Posted by ブクログ

    安吾の思想の集大成でもある『堕落論』は時代が違えども現代を生きる私たちに勇気を与えてくれる気がします。

    0
    2009年10月04日
  • 堕落論

    Posted by ブクログ

    小学校高学年のときに読んで「変なこと書くなぁ」と思っていたけど、30過ぎて読んだらなるほどそうだと。それだけ年をとったということか

    0
    2009年10月04日