坂口安吾のレビュー一覧

  • 日本文化私観

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    和風なんて言った時点で日本文化は終わってる。文化保持に対する先人の警鐘が込められた一冊。物知りなんだろうなー、好きなんだろうなー、んで言い方が下手なんだろうなー。アイヌ語で和人とは「シャモ」です。

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    2011年05月07日
  • 教祖の文学 不良少年とキリスト

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    小林秀雄と太宰治について書いた本。特に太宰に対しては、彼の死によせた文章なので、言葉荒いが愛情を感じる。グレるっつーのも難しい。友達への思い、ここまで赤裸々に出せるのなら、何書いてもいいのかもね。

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    2011年05月07日
  • 安吾 戦国痛快短編集

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    どの話もとんとんと読みやすく面白い。

    期待していた『狂人遺書』は、『安吾史譚』に収録されている『小西行長』の解釈に沿った、秀吉による朝鮮出兵の「真相(仮)」語り。
    非常に良かった。

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    2010年11月02日
  • 堕落論・白痴(まんがで読破)

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    お国の為に死ねますか、時代を生きるものたちへのメッセージ。

    その昔、政府は戦意向上を作らせるのに必死になってた、こんなクソみたいな映画なんて作りたくない伊沢だったが、生活の為に流されて行く、そんな不満な状態の中、異端な女サヨに出会い奇妙な同棲生活を送る事になる、生きるとは何か、脱落とは何かを教えてくてるヒューマニズムストーリー。

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    2010年08月04日
  • 白痴・二流の人

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    二流の人を読みました。
    坂口安吾はじめて読みましたが……
    竹を割るような痛快な人物描写が気持ちよすぎ!一発で惚れました。
    主人公、黒田官兵衛の心地良いともいえる二流ぶりだけでなく、秀吉や直江など当時の大人物の二流ぶりも楽しいです。
    二流二流といっても、読んでいて「馬鹿だな」と感じるのではなく、「人間だなぁ」と思わず感じてしまうのが、この先生の語り口の素晴らしさかと。

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    2010年06月17日
  • 風と光と二十の私と・いずこへ 他16篇

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    「白痴」が読みたくて買ったけど、「いずこへ」が良かった。
    生活臭を部屋に持ち込みたくない気持ちに共感した。

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    2010年04月25日
  • 白痴・二流の人

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    坂口安吾の短編集。

    「白痴」より「風と光と二十の私と」が良かった。

    次の文章が心に響いた。
    「満足はいけないのか」「ああ、いけない。苦しまなければならぬ。できるだけ自分を苦しめなければならぬ」「なんのために?」「それはただ苦しむこと自身がその解答を示すだろうさ。人間の尊さは自分を苦しめるところにあるのさ。満足は誰でも好むよ。けだものでもね」

    苦しみの中から何かを見出す。ただ満足しちゃいけない。そう僕に言い聞かせたような気がする。

    ほかの短編も細部まで再現しようとして、場面をイメージし易く、寒気と恐怖が若干感じる。

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    2009年12月06日
  • 肝臓先生

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    「私は海を抱きしめていたい」がものすごい秀逸でした。
    私はこういう類の駄目人間達の話が好きみたいです。

    09.11.04

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    2009年11月04日
  • 肝臓先生

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    表題の肝臓先生はカッコいい医者の生き様だったけど後のは男女の話でした。
    個人的に、その男女の話のほうがおもしろかった。
    ジロリの女とかわけわからんけどなんか面白いとおもわされた。
    この人の文体は好みやもしれません。

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    2009年10月04日
  • 堕落論・白痴(まんがで読破)

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    原作から読もうと思ってちょっと読んだけど、難しかったからやっぱり漫画から。

    戦時中は、お国のためにとか、天皇のためにとか、そういったもので国が一丸となって取り組んでいるということに美学を感じていて、それが「美しい」と言っているけど、そんなのはむなしい「美しさ」であって、真実の美しさではないと。じゃあいったい人間の正しい姿って何?ってことを言っています。
    で、じゃあそれは?というと、欲しいモノを欲しいと言い、好きなモノを好きとい言い、嫌なモノを嫌いと言い、好きな人を好きと言う、という本当にしたいことをすることなんだよってことです。
    戦争だって本当はしたくないのに、天皇の命令だから、それが国のた

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    2009年10月04日
  • 堕落論

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    生きているときに要るときがある気がする。角川クラシックスを選んだのは偏に装丁の為。堕落論以外も好い。

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    2012年05月13日
  • 肝臓先生

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    14冊目。

    表題作、他4編。『白痴』(新潮文庫)と収録作が2作被ります。

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    私はもはや恋をすることができないのだ。あらゆる物が「タカの知れたもの」だということを知ってしまったからだった。

    ただ私には仇心があり、タカの知れた何物かと遊ばずにはいられなくなる。その遊びは、私にとっては、常に陳腐で、退屈だった。

    満足もなく、後悔もなかった。(『私は海を抱きしめていたい』)

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    こう書いておきながら、一方で女に

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    然し、恋の病的状態のすぎ去ったあと、肉体だけが残るわけではありますまい。

    私は恋を思うとき、上高地でみた大正池と穂高の景色を思い出すの

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    2009年10月04日
  • 堕落論

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    久しぶりにこんなジャンルを読んだもんだから、読むのに時間がかかってしまった。

    安吾の意見すべてに賛成するわけではないけど、ここまで書いてくれると読む側もスカっとする。
    青春論・堕落論・悪妻論・恋愛論・エゴイズム小論・欲望については特に共感した。何と言うべきでしょう、ううむと唸らせるような反骨精神とでも言うべきか。

    読むと喝が入ります。

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    2009年10月04日
  • 堕落論・白痴(まんがで読破)

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    読みました。読めました。

    堕落論も白痴も、まぁいってみれば私たち人間への警告文です。

    戦争という時代背景なしにしても、私たちは常に悪いほうへ悪いほうへと流されている。

    むしろ自由を手に入れた今こそ、危機にさらされているのです。

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    2009年10月04日
  • 日本文化私観

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    2014/6/19再読。

    安吾がすきといいながらも全然手をつけてなかったエッセイ集に手を出してみけり
    なんかあれ思い出した
    ひょっこりひょうたんじまの
    「泣くのはいやだわらっちゃお!」
    ってやつ
    「文学のふるさと」すきだなぁ

    「それならば、生存の孤独とか、我々のふるさとというものは、このようにむごたらしく、救いのないものでありましょうか。私は、いかにも、そのように、むごたらしく、救いのないものだと思います。この暗黒の孤独には、どうしても救いがない。我々の現身は、道に迷えば、救いの家を予期して歩くことができる。けれども、この孤独は、いつも曠野を迷うだけで、救いの家を予期すらもできない。そうし

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    2014年06月21日
  • 明治開化 安吾捕物帖

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    ネタバレ

    『舞踏会殺人事件』
    政商である加納五兵衛が開いた仮装舞踏会。参加者の中には日本の産業復興を望まないZ国と通じる人間・神田正彦もいる。舞踏会の最中に突然倒れた五兵衛。五兵衛の体に刺さったナイフ。遺体を調べた医師が下した診断は毒殺。神田が変装した虚無僧に隠された秘密。名探偵・結城新十郎と剣術使い・泉山虎之介、虎之介の尊敬する勝海舟の推理比べ。

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    2012年07月08日
  • 日本文化私観

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    こーゆー男って嫌だなーと思うのです。高圧的なところがね。言ってることも、個人的には突っ込みどころ満載なのだが。
    うーんしかし、なんだかしんどい片思いしてる気分になったぜ。

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    2009年10月04日
  • 堕落論

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    ちょっと難しいけど、とっても共感できます。人間だから堕ちる。堕ちることによって、堕ちきることによって自分を発見する。なるほど、って思うんだけど、堕ちきる勇気がなくて、私は今日も、空中でもがいてる。

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    2009年10月04日
  • 風と光と二十の私と

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    値段は高め。
    でも「私は海を抱きしめていたい」が掲載されているので購入。
    坂口安吾作品の中で特に綺麗な印象のある短編。

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    2009年10月04日
  • 肝臓先生

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    赤城風雨先生がある年の恩師の謝恩会での挨拶で「肝臓肥大蔓延説」を説くと次々に賛同する大先生たち。この場面はちょっとした爽やかな感動があります。
    古い坂口安吾の作品の中に現代中南米文学の痴れ物ぶりを見て楽しめました。

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    2009年10月04日