坂口安吾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
坂口安吾の短編集。
「魔の退屈」「私は海をだきしめていたい」「ジロリの女」「行雲流水」「肝臓先生」の5編を収める。
文庫全体のタイトルは、最終作の「肝臓先生」から採られている(本作、今村昌平監督、柄本明主演で映画になっている(「カンゾー先生」。私は未見なのだが)が、最も長いのは「ジロリの女」で、こちらの方が本書全体の空気を作っているような気もする(本書刊行が1997年、映画公開が1998年。映画制作には角川書店も名を連ねているので、書籍タイトルを「肝臓先生」にしたのは映画とタイアップという意味合いなのかもしれない)。
現行の表紙は「かまわぬ」のようだが、古書で購入したので表紙は画像のもの。何の -
Posted by ブクログ
・想像していたものと違った。ダメ人間の話かと思っていた。
・汗をかき、身体を動かし、忍耐して生活する。
そういった世の中の美徳や誠実とされる価値観は本当に正しい?本当に人間はそう思ってる?
その生き方に滑稽さや嘘を感じ、憤っている。
・作られた価値観それに従うことが必ずしも正しさ、人間らしさではない。
むしろ人間の弱さや欲望、すなわち堕落を受け入れることで、本当の人間らしさが見えてくる。
作られた価値観を自分の価値観だと思い込んでいる。
・堕落そのものを肯定しているのではなく、それを直視して受け入れて生きることに意味がある。
・紙の上の登場人物が動き出さないからといって小説書くのやめて -