坂口安吾のレビュー一覧

  • 不連続殺人事件(新潮文庫)

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    何かの解説で出てきたので興味湧き読んでみました。時代の背景もわからず文体も難しく読みにくかったが、最後の推理は見事で、なるほどと納得。登場人物の奇妙な人ばかりというのトリックの1つ。参考にした人は多いんだろうな。この時代、こんな人ばかりじゃないよね。。

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    2020年04月12日
  • 桜の森の満開の下・白痴 他12篇

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    森見登美彦の「新釈 走れメロス 他四篇」を読んで、原作版の「桜の森の満開の下」がどんな話なのか気になってここにたどり着きました。「全然ちがうやないか!」と思いました。いや、それはもちろん森見さんが原作を大いに自由に解釈した結果だということは重々承知していたわけですが、それにしても原作がまさかあんなエゲツナいおはなしだったとは驚き。

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    2020年04月04日
  • 不連続殺人事件(新潮文庫)

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    ネタバレ

    登場人物が多いし、過去の人間関係が複雑すぎて
    何度も何度も最初のページに戻って読み返さないといけないので読んでいて疲れた。

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    2020年02月23日
  • 堕落論【語注付】

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    ネタバレ

    (趣旨)
    1. 人間は堕落する。そんな人間を戦闘にかりたてる為に、武人は武士道をあみだし、軍人政治家は天皇を担ぎ出した。

    2. 敗戦後、天皇の絶対性は廃止され象徴化に変わり、武士道は滅びた。町に目をやれば、未亡人は新たな出逢いに胸を膨らませ、特攻隊の勇士は闇屋に転じている。

    3. このように人間が堕落したのは戦争に負けたからではない。人間だから堕落したのだ。

    4. しかし人間は困難には脆弱なため、堕落し切るには弱すぎる。弱いから統率を図るため結局また武士道や天皇を担ぎ出そうとするだろう。

    5. 人間が本当の自身を発見するためには堕落し切ることが必要だ。これが自身を救うことにつながる。天

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    2020年01月11日
  • 不連続殺人事件

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    ネタバレ

    ミステリーは久々に読んだ。文化的背景を理解しきれず、ついていけなかった部分もある上に、時代的に仕方のないことだが差別用語の多さに辟易としてしまった。
    登場人物も多く、人物相関図を参照しないと難しかった(笑)最後のタネ明かしには驚いたが。

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    2019年11月24日
  • 桜の森の満開の下

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    戯曲が先だったのもあって目の前に山や町の景色が広がるよう。桜が満開の夜にぶわっと吹く風は冷たい。感覚に来る感じ。

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    2019年05月06日
  • 明治開化 安吾捕物帖

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    ミステリとしてはちょっと肩透かし感があるし、メインキャラも数人いてしかも個性的なメンツなのに活かしきれてない感じがあるので全体的にちょっと勿体無いかなあという感じ。
    でも当時にしては斬新だったのかもしれないけど…。
    純文学系の作品や、不連続殺人事件が面白かったので期待値があがってたのかもしれない。

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    2019年04月11日
  • 不連続殺人事件

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    面白かったのは、坂口安吾が読者に挑んでいる「付記」の部分のみ。
    感情の欠落した描写は、敢えてなのだろうけれど
    あれほどの殺人事件に対する恐怖その他の感情が
    ほぼ皆無で、皆々だらだらと遊び呆けている日々が
    読んでいてどうにも納得できなかった。
    私はこの手のパズルのような推理小説は好まない。

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    2019年01月19日
  • 堕落論

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    坂口安吾の社会評論と作家評論を集めたもの。
    日本文化私観や続堕落論における日本人論・人間論はややシニカルだが、キレがある。20世紀後半に人間科学が人間の思考の癖や非合理を解明する以前は、「人間がどういったものか」という問いに最も精緻な回答を持っていたのは、安吾のような一部の文学者だったのだろうと思わせる。

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    2019年07月31日
  • 白痴・二流の人

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    独特のリズムで書かれていて、好き嫌いが分かれそう。

    読みやすいものもあれば、わかりづらいものもあり、、という印象です。

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    2018年07月30日
  • 桜の森の満開の下

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    近藤ようこは、ぴんとこないまま、文章のままに漫画家としたとあとがきで。
    確かにこの原作小説は、きっと永遠にぴんとこないまま、琴線を鳴らし続けるだろう。
    これを了解するとは死ぬことだからだ。

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    2018年07月18日
  • 堕落論・日本文化私観 他22篇

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    思想・評論❨というよりエッセイ❩が沢山収録されている。文化とか恋愛とか色々述べるが、時々いや度々難しい言葉とか表現とか使っていて読んでて辛いが、根っこの部分は同じことを言っているように思う。耐えることをしないで乗り越えるにはどうしたらよいかという思想があるからこそ、人間の進歩があるのだという部分は大賛成。
    しかしだが、著者のハッキリとした物言いには少々冷や冷や、そんなハッキリと対象の名前を出してバッサリ酷評してよいのか、と思いながら読むも、読み進めていくとこれは自戒の意味を込めてのことだと述べている章にたどり着く。そんな皮肉分かるかいな。文章だけで書き伝えられてないじゃないか。ベンメイが必要な

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    2018年02月26日
  • 堕落論【語注付】

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    やはり時代を感じる。太宰の斜陽などと同じに、昭和3^40年代に風靡し、現代の若い読者には、その意図は伝わらないだろう。

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    2017年12月09日
  • 堕落論・白痴(まんがで読破)

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    ネタバレ

    墜落論を前後編に分け、間に白痴を挟み込んでの漫画化。
    坂口安吾の視点も現代から過去に飛んで描かれている構成になっている。

    第二次世界大戦が終わって、日本は急速に変化した。
    戦時中にあんなに一体化して、虚しい美しさに溢れていた。
    「あの偉大な破壊の下では 運命はあったが 墜落はなかった 無心であったが充満していた」「しかし人間の真実の美しさではない」「人間の正しい姿とは何ぞや?」

    ・・・まず、戦時中が美しいかったということにも、そして、人が墜落してゆくのは戦争のせいではない、と言うのにも驚いた。
    人が墜落するのは人だからだ。人間は元来、そういうものだ。
    墜ちて墜ちて、そして這い上がれと。

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    2017年11月26日
  • 決戦川中島 上杉謙信の巻

    購入済み

    面白かったです

    いわゆる普通の歴史小説はべつに作成されていて、それとは別なテーストで謙信になりきって書かれており、私は楽しく読めました。

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    2017年09月23日
  • 堕落論・白痴(まんがで読破)

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    まんがで読破シリーズ。坂口安吾が書いたのは堕落論と文学史で丸暗記しただけで、原著は読んだことはない。
    堕落論はエッセイで、白痴は小説でともに終戦すぐに発表されたもの。その二つを組み合わせてまんがにしているんだけど、特に堕落論の部分が原著をオマージュにして現代につなげた書き方で書いているものだから、余計にわかりにくい気もする。
    とりあえず、先の大戦を生き抜いた人たちがどんな思いをしていたかということを、終戦の日直前に、胸に刻んでおこうと思う。

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    2017年08月14日
  • 風と光と二十の私と・いずこへ 他16篇

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    安吾は語る,私とは。

    自伝的作品ということで,その背景も知りながら読んだ方がよかったのかな。無頼派,あまり詳しいことは知らない。ここに描かれているのが,安吾の姿なのだろうか。真面目で,適当に世の中を生きていくのは難しい。だからいい人の振りをしてみたり,そんな自分を客観的に眺めたり。自伝的に物語りつつ,創作しているというところが,自分さえ外側から眺められるほどの真面目さを感じさせた。

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    2017年08月14日
  • 風と光と二十の私と

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    若い頃大好きだった安吾をひさしぶりに読む。
    安吾は構成なんか考えない人だったから、長編はことごとく失敗しているし、短編だって、きちっとまとまっているわけではないのだが、何とも言えない魅力がある。

    これは自伝的小説を集めた本だが、今の感覚で読むと、名前や場所など、今ならぼかしたり変えたりするところがそのまんまであることに驚く。当時の純文学は私小説が多かったとは言え、ここまでストレートに書かれては、身内や文壇仲間はともかく、小説家とは知らずに関わった一般人はたまらないな。今なら訴訟ものだ。伏見の下宿屋一家の話なんか、とんだプライバシーの侵害。(夫婦の下世話なところが面白いけどね。)
    若い頃はそん

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    2017年07月02日
  • 桜の森の満開の下

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    怖かった…。
    想像以上!

    ただ最後…本当に美しかった。
    ぞっとするほど。

    ひそひそと花が降ります。

    ひそひそ…がすごくいい。

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    2017年01月27日
  • 堕落論 アニメカバー版

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    やはり時代が違うので、中々についていけない部分もあるけれど堕ちきった先に新しい何かが見えてくるというものはある意味普遍的な考え方でもあるし、今の時代にも何かが見えてくるのではないかという気もする。
    太宰の下りは、この人は本当に彼のことを好いていたのだなとわかる胸にじんわりとくる文章だった。

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    2017年01月07日