坂口安吾のレビュー一覧
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“捕物帖のことですから決して厳密な推理小説ではありませんが、捕物帖としては特に推理に重点をおき、一応第二段に推理のタネはそろえておきますから、お慰みに、推理しながら読んでいただいたら退屈しのぎになるかも知れません。作者はそんなツモリで捕物帖をかいているのです。第三段の海舟が心眼を用いるところで本をふせて一服しながら推理することに願います。海舟は毎々七分通り失敗することになっていますが、今までの探偵小説では、偉い探偵の相棒にトンマな探偵が現れて大マチガイの推理をはたらかせてあんまりバカすぎたようです。よんでいる方でも、自分の推理が当たらないと、トンマな探偵氏と同じようなトンマに見えて自分がイヤに
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Posted by ブクログ
マンガで読破シリーズ。堕落論(前編)→白痴→堕落論(後編)という順番で書いてあります。
堕落論は、論説文を無理矢理マンガにしたようなものなので果たしてこれが原作に忠実かといわれると少し微妙な気がするのですが、まあわかりやすくできていると思います。特攻兵の表情の、なんと自信に満ち溢れていることか。「靖国で会おう」って約束も何だか実際にしてた人がいそうですよね、これ。
戦争という負の部分を美しかったと表現し、物欲に支配され利益を求める人間を堕落しているとするならば、現代人は全て堕落していることになります。それどころか資本主義、なんて名乗っていれば全て堕落しているといえるでしょう。しかしそれは人間ら -
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学生時代に読んでいたと思うけれどもう一度読んでみた。
相変わらず、内容を覚えていなかったのには自分で驚いた。
戦争後の勇士たちが闇屋になり、未亡人が他の人の面影に胸を熱くする。
それこそ人間たるものであり、いくら政治で決めたって変わるものではないということ。
人間は堕落するけれど、それが常だけれど、際限なく落ちていくわけではない。
だから、落ちきれば良い。そこから見えてくるものがある。
天皇制について言及していたり、60を過ぎた戦犯たちが法廷に連れ出されるこことと
20で英雄のまま死に靖国に祭られることの価値如何、そして日本人がそもそも2君に仕えたり
昨日の敵と今日友になったりする民族なのだと -
Posted by ブクログ
漫画でなく原作を読んでみた。堕落論と続堕落論と解説のところしか読んでいないのでレビュー書くのは微妙だけど、まぁこういう読み方もたまにはいいかな。
「原作挫折→まんが→原作」って感じで読んでみました。原作を最初に読んでみたときはもうチンプンカンプンでしたが漫画読んでから読んだらそこそこ読めました。漫画なかなか凄いじゃん!それでもわからないとこ多数で萎えましたが!
漫画は堕落論と続堕落論が描かれていることに気づきました。
「続」の方が歴史的カラクリを具体的に説明しているためわかりやすいです!原作を読む人は「続堕落論→堕落論」って読んだ方が良いかもしれません。
しかしこんな10ページくらいでここ