芥川龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
陰鬱で不気味な羅生門。人生に詰んだ下人の心が行ったり来たりする。生きていくために盗人になろうか、どうしようか。(若いんだから、真っ当に働けよ、と思ったのは私だけではないはず)
羅生門の二階で罪深い老婆の悪行を見て、人の心を取り戻し正義を守ろうとする。
が、その老婆の言い訳を聞いて反転する。
コロコロ心変わりをしていくさまに、読んでる私も右往左往してしまう。
気持ちがひっくり返るのが面白い。そして最後は…。
「羅生門」は昔、読んだ記憶があるものの今イチ面白さがわからなかった。そして大人になった今、マイ芥川ブームで作品の読み直しを始めて改めて物語の深さに気づいている。どの作品も面白過ぎる。人の心