芥川龍之介のレビュー一覧
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侏儒の言葉
芥川の思想では無いと言っても、そう受け取ってしまう言葉の数々。
又
難解な部分もあり、手放してしまおうとしてしまった言葉たち。
又
それでも、ふっと読むと何となくニヤリとしてしまう部分があり、赤線さえ引いてしまう。
又
引き込まれる世界は、やはり芥川龍之介。
西方の人
芥川によるキリスト論というか新約聖書物語?
又
解説がついているが、「マタイ伝のどこそこ」というような書かれ方をしているため、手元に聖書があると、内容がさらに理解しやすいであろう。
又
もとより、聖書の話を理解してから、読んだ方がより一層楽しめる。
三浦綾子な -
Posted by ブクログ
収録作:侏儒の言葉・侏儒の言葉(遺稿)・文芸的な、余りに文芸的な・続文芸的な、余りに文芸的な
芥川龍之介の持つ小説観、その叙情的イメージがいかなる意味合いを持つかは谷崎潤一郎との小説論争においてある程度明らかになっている訳だが、谷崎と芥川の小説そのものを見て感ずるところの相違が、そのまま互いの思想の相違であるとは言えまい。本書において芥川は谷崎氏に対峙する論客として何章かを裂いているが、一度ならず主張しているのは「ストーリーなき小説」の正当性についてであり、それは多く古典からヒントを得、寓話的な要素を多く持つ芥川の小説(勿論そればかりでないのは言わずもがな)を顧みるにおいて殆ど彼の創作物に重