芥川龍之介のレビュー一覧
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侏儒の言葉
芥川の思想では無いと言っても、そう受け取ってしまう言葉の数々。
又
難解な部分もあり、手放してしまおうとしてしまった言葉たち。
又
それでも、ふっと読むと何となくニヤリとしてしまう部分があり、赤線さえ引いてしまう。
又
引き込まれる世界は、やはり芥川龍之介。
西方の人
芥川によるキリスト論というか新約聖書物語?
又
解説がついているが、「マタイ伝のどこそこ」というような書かれ方をしているため、手元に聖書があると、内容がさらに理解しやすいであろう。
又
もとより、聖書の話を理解してから、読んだ方がより一層楽しめる。
三浦綾子な -
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収録作:侏儒の言葉・侏儒の言葉(遺稿)・文芸的な、余りに文芸的な・続文芸的な、余りに文芸的な
芥川龍之介の持つ小説観、その叙情的イメージがいかなる意味合いを持つかは谷崎潤一郎との小説論争においてある程度明らかになっている訳だが、谷崎と芥川の小説そのものを見て感ずるところの相違が、そのまま互いの思想の相違であるとは言えまい。本書において芥川は谷崎氏に対峙する論客として何章かを裂いているが、一度ならず主張しているのは「ストーリーなき小説」の正当性についてであり、それは多く古典からヒントを得、寓話的な要素を多く持つ芥川の小説(勿論そればかりでないのは言わずもがな)を顧みるにおいて殆ど彼の創作物に重 -
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芥川龍之介の晩年の作品集。私小説の様相もあり、芥川が精神的に追い詰められているのがよくわかる。
読み手も心が健康でなければ、持って行かれそうだ。
「河童」は社会風刺が効いて面白い。
お腹の中の胎児にこの世に生まれたいかを聞くなんて発想、思いつかない。生まれたくないと答えたら、あっさり…。容赦無し。芥川は精神疾患の母を持っていたから、そんな思いを抱いていたのかもしれない。
そんなエピソードが満載。残酷でもある。
読み返したら、もっと理解が深まりそう。
そして「歯車」
狂気に満ちて怖い。
歯車とレエン・コートが、死神のようにまとわりつく。苦悩ぶりが、ひしひしと伝わり、最後の一文に衝撃を受ける。 -
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ネタバレ「芋虫」「駆け込み訴え」は読みやすかった。「駆け込み訴え」は聖書の新たな読み方って感じ。イエスがマリアに恋してたのかどうなのか、気になります。
「瓶詰地獄」は初めは近親相姦の罪か、くらいにしか思わなかったが、太郎の異常さに気付くとやばいです。アヤ子は太郎のことを好きじゃないが、太郎が好きだと勘違いしていると仮定すると、アヤ子に同情しかない。
「刺青」は谷崎潤一郎はこういう女が好きなのかなぁというのを感じた。少女が途中から女と表記が変わってるのも良い。女が作った網(色仕掛けとか?)に引っかかってきた男を肥料として成長するのを蜘蛛に見立ててるっぽい。足フェチっぽいのに、背中に墨を掘ったのは意外だっ