芥川龍之介のレビュー一覧

  • 羅生門・鼻

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    「心の裏側」

    芥川龍之介の「羅生門」を読んだのは先週だった
    映画『羅生門』を観て、どうしても気になってしまったから
    短編で読みやすいが内容はとても奥深く人は生きるためは何者にもなれるのだと思ったものです。
    「鼻」
    どんな本なのかと読み進むとこれまた意外
    これも短編で読みやすい
    読みやすいが深読みするとどこまでも深い
    噺家がやればなかなかの笑い話だけども心の動きがよく分かる
    漱石さんお墨付きになるわけだ
    今度は芥川龍之介の短編集を読んでみたいです。

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    2023年06月20日
  • 羅生門・鼻

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    引き続き昔の文学を…の流れで、芥川龍之介作品を。
    オーディオリスニングにて読める代表作をパラパラ(蜘蛛の糸、蜜柑、羅生門、トロッコ、杜子春、鼻)と…代表して感想をここに記載。

    いや…何かエモいやん、芥川龍之介・大先生( ̄∇ ̄)

    美しいながらも読みやすい…程よく装飾性のある文章、個人的にはスゴく心地良かったです。

    今読むと話自体は決して珍しくはないんですが…
    芥川龍之介作品とは、その超絶王道なストーリーを「巧みな筆力」と「偉大なる文豪の肩書き」を命綱にして読む作品なのかなぁと…我ながら、結構なお手前で…( ̄∇ ̄)wwwww

    あと、どの作品も最後(あたり)の一文が素晴らしいですね。
    羅生門

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    2023年06月17日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    再読。回数不明。王朝物。
    毎度、偸盗が面白いと思う。作者が駄作としていることは残念である。他の作品にはないような躍動感、メロドロマっぽさ。その他、地獄変と藪の中がお気に入り。

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    2023年06月09日
  • 羅生門(まんがで読破)

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    まず短編集なのを初めて知った。

    表題は1番初めのものだが、マジで気色悪い内容だった。ホラーすぎる。いや、こんな話が生み出されて後世に継がれるってのが不思議。文才が際立っているのだろうと推測する

    『鼻』が夏目漱石に絶賛されて、教職のかたわらこの短編集を刊行。しかし、薬物自殺、享年35歳。本当に人生はわからない。

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    2023年05月17日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    檸檬の白熱灯に対して、この蜜柑では夕焼けに踊る蜜柑。蒸気機関列車の疾走感と陽の温かみにほんのり心が温まる。

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    2023年02月20日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    芥川の大好きな短編「蜜柑」。
    少女(小娘)が、走りゆく電車の窓から弟たちに蜜柑を勢いよく放るシーンはこれまでも目に浮かぶほど鮮やかで、それがそのままイラストとして再現されており感動しました。蜜柑と夕焼けの、あたたかなオレンジ色がとっても素敵。
    乙女の本棚は考案した人にお礼を言いたいほど素晴らしいシリーズだと思ってる。毎月2冊ぐらい読んでいって今年のうちに読破するのが目標!

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    2023年02月18日
  • 地獄変・邪宗門・好色・藪の中 他七篇

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    正直、前半の『運』『道祖問答』はあまりおもしろくなく、妙に説教臭さばかり鼻についた。『袈裟と盛遠』に至っては全く意味がわからない。
    次の『地獄変』は伊藤整などの小説評論や近代文学の概括によく出てくるので期待しつつ、流石にちょっと面白いなと思ったが、その続編みたいな入り方で始まった『邪宗門」の前半はまた退屈になり、後半になって盛り上がってきたところでこの作品は中絶。
    『龍』『往生絵巻』とまた説教臭いのが続き、買ったのを少し後悔し始めながら『好色』を読み始めると、平中が侍従のとこに忍び込む夜の情景がやたらにリアルで、文字通り実際にみるようだったことで急に感動を覚え、『藪の中』は少し狐に摘まれたよう

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    2023年01月23日
  • 【語注付】地獄変

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    私の読んだ版では、小畑健のデスノート風の芥川の肖像が表紙だったが、今は変更されているようだ。
    内容は入門編というべきか、現代ものも王朝ものも有名どころを集めてある。読み口も柔らかく読みやすいものが多い(地獄変はやや難しいか)。

    わたしは三島由紀夫が讃えたという(と、北村薫の小説で読んだ)「舞踏会」を読むために入手。

    べつに岩波文庫など他のレーベルでも同作は読めるし、巻末に註が集められちゃっているせいで読み進めるのがやや面倒なわけだけれど、集英社文庫版ならではの要素として、高橋敏夫先生の解説がとても面白くて、よかった。

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    2022年12月20日
  • 蜘蛛の糸

    購入済み

    自分の幸せ=周りの人の幸せ

    子どものころ読んで受けた印象は恐ろしさが先に立ち、自分だけ良ければということはいけないことぐらいしか記憶にありませんでしたが、様々な経験を経てきた今は随分感じ方が違ってくるものです。
    私たちのなかには自分さへ良ければという感情は誰にでもあると思いますが、それでは本当の幸せはつかむことができません。
    目の前の人の幸せを願える思いやりの心を強くすることによって、はじめて自分の幸せが得られるもの、人間は周りの人々に支えられて生きているということを忘れてはいけませんね。

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    2022年11月29日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    素敵な絵に惹かれて、読んでみました。
    芥川龍之介の著書はほとんど読んだことがなく、蜘蛛の糸くらいしか知りませんでした。
    この話も少女の実情を知れば、本当はせつないお話なんですね。
    文章だけよりも絵があることで、より情景が見えてわかり易かったです。

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    2022年11月27日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    全体的に暗いがどこか共感できてしまう静寂感に包まれた本。
    遺作になることを分かっていたんだろうなと思う。

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    2022年11月25日
  • 羅生門・鼻・芋粥 アニメカバー版

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    表題3作の他に、

    「老年」
    「ひょっとこ」
    「仙人」
    「孤独地獄」
    「父」
    「野呂松人形」
    「手巾」
    「煙草と悪魔」
    「煙管」
    「MENSURA ZOILI」
    「運」
    「尾形了斎覚え書」
    「日光小品」
    「大川の水」
    「葬儀記」

    を収録。

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    2022年09月17日
  • 羅生門

    ネタバレ 購入済み

    下人にとっての転機

    授業で習ったときはあまり深く考えませんでしたが、今読み返すと面白く感じます。

    下人にとって老婆の言葉は悪魔の囁きだったのかもしれません。

    悪人になら悪行を働いても良いというような思考回路を獲得したように感じました。

    そして最後の「急な梯子を夜の底へかけ下りた」という部分は、下人が外道に落ちてしまったような気さえしました。

    この一瞬の出来事が下人の人生の転機であるように感じました。

    #深い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2022年09月13日
  • BUNGO 文豪短篇傑作選

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    学生時代以来、久しぶりに文学作品に触れました。
    短編集で読みやすく、自分が惹かれる文章や作者などが見えてきて、読んでいて面白かったです。

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    2022年07月04日
  • 蜘蛛の糸・地獄変

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    【2022年30冊目】
    蜘蛛の糸、羅生門、杜子春しか読んだこと無かったので、久々に芥川に触れたいなと思ってこちらの短編集を読んだのですが…作風の幅広すぎてビビりました。同じ作者が書いたとは思えない、すごいですね…。邪宗門だけ全然理解できなかったのでまた時間を置いて読んでみたいと思います。

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    2022年06月02日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    前回読んだ「蜘蛛の糸・杜子春」とはうって変わる世界観
    うひゃーたまりません!
    完全にこちらが好み♪

    ■偸盗
    偸盗…盗人団
    京の都が荒れ果てていた頃、二人の男兄弟がおりました
    兄の太郎は疑い深く斜に構えたような卑屈な性格
    見たくれは痘痕で片目の潰れた醜い男
    一方の弟、次郎は優しく目鼻立ちの整った好青年
    以前は仲の良かった兄弟が一人の偸盗の頭である女に翻弄され、盗人仲間に加わるのでした
    そして女は兄弟ともに関係を持っているため、当然ながら兄弟はお互いを探り合い、妬み合い、ギクシャクし出すのでございます
    そんな異常な美しさを持った娘は平気で嘘をつき、殺しも行い、多くの男に身を任せるような悪女でござ

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    2022年03月26日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    ネタバレ

    倫理を超越した執着。大殿様の、姫君に対する愛憎より、良秀の芸術心が勝ってしまう、それが分かる2人の対照的な表情の変化が実に神妙。 個人的には、小猿は良秀が娘に抱く愛情の暗喩で、小猿が業火に突入し死んだことが、良秀の人間的な部分が消滅した転換点を表しているのかなと思いました。 才能のある人って完成度高いほど、その才能自体が本体で人の部分仮の姿?って思ってしまうときがあります。。

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    2022年02月23日
  • 歯車 他二篇

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    芥川、晩年の作品。芥川の神経のすり減っていく様、精神のバランスが崩れていく様が描かれている。
    産まれたばかりの自分の子を見て「何のためにこいつも生れて来たのだろう?」と思いそれをわざわざ書き残す深刻さといい、なぜこの人はいつも何かに打ちひしがれているのか。なぜこんなに罪悪感に駆られているのか。と正直度が過ぎており理解の範疇を超えていると思っていた。しかし、小林敏明氏の評論に或る「露出する神経」というワードがしっくりきて、腑に落ちた気がした。
    小説というより彼の遺書のようで、重々しい内容だった。この精神状態を書き残せること事態が並々ではないからこそ、後世に伝えられる作品なのかなと感じた。

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    2022年02月22日
  • 蜘蛛の糸・地獄変

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    最愛の娘を焼かれながらにして、良秀の悲しみや怒りが狂気に変わっていく様が何度読んでも凄みを感じる

    芥川龍之介の短編小説はほんと凄い
    いつまでも心に残ってふと読み返したくなる

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    2022年02月13日
  • 杜子春

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    ネタバレ

    表題作「杜子春」は幼い頃に読んだ記憶はありますが、今読むとより胸にくるものがありました。子供のころより、両親の死を近く感じるからかもしれません。

    他の話で印象的だったのは「南京の基督」と「影」。あとは随筆も楽しく読みました。

    「南京の基督」は娼婦、娼館が題材なわりにさすが芥川!と言わざるを得ない美しい文章で感嘆しました。夢物語のようで背景には暗澹たる現実が広がっている、でもそれに娼婦は気づくことなく朗らかに笑っているその対比がよかったです。

    「影」が印象に残ったのは、私自身が乱歩が好きで、ミステリ小説に惹かれたからです。
    ミステリとしては、あまり出来がいいとは言えないかもしれませんが…芥

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    2022年02月01日