芥川龍之介のレビュー一覧
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大正文学の頂点です。
明治文学には見られないテンポの筆致で、驚くほど急速に物語が展開し一気に結末迄読者は連れていかれます。大正文学の頂点と言える作品であり、現代でも全く色褪せません。
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ネタバレわたしが一番好きな本。
とりわけ、『袈裟と盛遠』『藪の中』が好き。
その作中の女性が好き。
女性は男性に対して唐突に、大胆な事をする。ある種の凄みをもって。
男性はそれを受け入れるしか術はない。
『袈裟と盛遠』は、「盛遠という男性が袈裟という女性の亭主(渡)を殺害する前夜」の話である。
袈裟と盛遠は互いに憎しみあいながらも関係してしまっている。
盛遠は袈裟に言う。
「渡を殺そうではないか」
袈裟はそれを、なんと承諾する。
その時の「いきいきとした」表情に盛遠は困惑するが、この誓いを全うする事を心に決めざるを得ない。
それは何故か??
『藪の中』に登場する女性も同様の突飛 -
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読みやすい今昔物語の一話
芥川龍之介の代表作のひとつときいたことがあっても、今回初めて読みました。
流れるようなお話の展開に引き込まれ、とってもおもしろかったです。
ダンテの神曲やいろいろな教養から書かれた作品のように感じました。 -
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本能
初めて読んだのは,高校一年生のときだっただろうか。
衝撃的なシーンが目に浮かび,絵の具で羅生門の絵を描いたほどだった。
大人になった今では,そこまでのショックは受けない。
あきらめと,少しの同情。
どうしようもないことを,どうにかしようとするこころ。
それはやがて,醜い本能となる。
生きるとは,何かを奪い続けること。
生きてることこそ,異常事態だ。 -
Posted by ブクログ
芥川さんてこんな作品を書く方だったんだ…と衝撃がすごい(x_x)グワーングワーン
『走れメロス』も『羅生門』も正直あまり細かいとこまで覚えていないし、況んやそれについて自分がどう感じたなんてことをば(日本語真似したいけど下手)
『蜘蛛の糸』とか『犬と笛』とかは私が持っていた芥さん(芥川さんより芥さんと呼びたい)の割りとイメージ通りだったけど、『蜜柑』とか『トロッコ』はこんなにも鮮やかな言葉で心象風景を描けるなんて…と感動した。この二編特に好き。人生で蜜柑みたいな瞬間、ずっと待ってるというかそんな瞬間があるから何とか生きてる、な自分。
『猿かに合戦』の「きみ達も大抵蟹なんですよ」良いで -
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芥川の王朝物のなかから短めのもの十一篇が収録された短編集。
芥川って今まで本当に「羅生門」と「蜘蛛の糸」しか読んだことがなかった。なんかもう馬鹿みたいだけど、めちゃくちゃに上手い!自分が今までどれだけ教科書的な先入観に侵されていたかを反省。
とにかく文章を目で追うだけでうっとりしてしまう。「運」の、簾の隙間から覗く往来の風景描写。「地獄変」「邪宗門」での、『大鏡』の語り手を思わせる人を食った語り口。「道祖問答」「好色」「二人小町」の洒落たユーモア。漱石門下で西洋文学の読み方をガッチガチに身につけながら、日本中古の説話集から題材をとることによって、捉え直された物語のエッセンスが凝縮され、完全 -
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教訓になる
蜘蛛の糸と同じような匂いがした。利己主義の人はいつか痛い目を見るだろうし、優しい人は巡り巡って幸せになれるのだろう。芥川龍之介さんのが作品は、起承転結がはっきりしていて分かりやすいのが評価されている理由だと思った。
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良い教本
勧善懲悪がテーマとなっている作品です。現世のうちに徳を積み重ねていると、天国へ行けるかもしれません。情けは人の為ならずの精神を大事にしたいと思いました。
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難しい
芥川龍之介さんの一生を書いたものですが、私には難しすぎました。元来、私の想像力が乏しいことに原因があると思いますが、表現が豊かすぎて逆に想像しにくかったです。
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困難を乗り越えた人を快く思うのか、それとももう一度苦しんで欲しいと願うのかの二択において、私は困難を自分の力でこじ開けた人には前者を、困難を運によってこじ開けたものには後者を思う。
自分の外見にコンプレックスを抱いている人は読んでみるといいかもしれません。 -
Posted by ブクログ
考えながら読む、ということが許されなかった。それほどに話に引き込む言葉選び、描写の仕方、構成。ただただ面白く、貪るように読み進めていきました。
解説を読んではじめて考察することができました。
これは一度だけでは考察しきれない作品だと思います。それほどに、お話の一つひとつが面白すぎるので。
蜘蛛の糸はずっと小さい、それこそ小学生のころに杜子春などと一緒に読んだ記憶がありますが、大人になってから読むとまた違った見方ができて面白いですね。
解説をうけて、確かにこれを子供に読ませるのは、酷いかもしれないなぁと思いました。あまりにも現実を突きつけすぎていますよね。ここから反省をして次に生かしていると知