あらすじ
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良い教本
勧善懲悪がテーマとなっている作品です。現世のうちに徳を積み重ねていると、天国へ行けるかもしれません。情けは人の為ならずの精神を大事にしたいと思いました。
自分の幸せ=周りの人の幸せ
子どものころ読んで受けた印象は恐ろしさが先に立ち、自分だけ良ければということはいけないことぐらいしか記憶にありませんでしたが、様々な経験を経てきた今は随分感じ方が違ってくるものです。
私たちのなかには自分さへ良ければという感情は誰にでもあると思いますが、それでは本当の幸せはつかむことができません。
目の前の人の幸せを願える思いやりの心を強くすることによって、はじめて自分の幸せが得られるもの、人間は周りの人々に支えられて生きているということを忘れてはいけませんね。
罪
せっかく地獄から抜け出せる蜘蛛の糸を見つけたのに,独り占めしようとしたせいで,台無しになってしまった。
きっと彼は,糸が切れてしまったのは,後から上ってきた多くの罪人のせいだと思っているだろう。
やはり,地獄にいるべき人である。
思ったより短い話なのだなとまず感じた
これ、作中人物に対してよりも
「人間の浅ましさ」をさも見てきたように描いている作者
つまりは芥川に対して
あまり良い気持ちがしなくなった