芥川龍之介のレビュー一覧
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立て続けにおネェの本棚ですわ
芥川龍之介の『蜜柑』です
イラストは乙女心をキュンキュンさせるげみさん
ちなみに『蜜柑』は知りません、、、
ま、いいじゃないですか
だって『おネェの本棚シリーズ』は素敵なイラストを楽しむものだから
(また言ってるわ!)
また本作も素敵イラスト楽しませてもらったわ〜
特に、
物語のクライマックス!
女の子が窓から蜜柑をパッと投げたその瞬間から、、、
アタシの心の上には、せつないほどはっきりと、この光景がやきたけれましたわ
(げみさんのイラストが素敵すぎる!)
そして最後に、
大きな風呂敷包みを抱えた手に、しっかりと三等切符を握っている女の子の姿に -
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教科書で初めて読んだ芥川龍之介は『蜘蛛の糸』だったと思う。とても、胸に刻まれたから。
自分の事だけ考えて他人を貶めるような人は結局地獄行きなんだ…みたいな強烈な印象が残り、私は子供時代イジメに加担させられるくらいなら1人になったっていいんだと転校する先で度々一人ぼっちになりながらも、逞しくしていたら、最終的には周りの方々に別れを惜しんで頂ける人生を送られていると思うと本作には感謝しかない。
そんな蜘蛛の糸の他、実は未読だった杜子春も改めて読むと、これも最終的に自分だけ良ければいいという考えを改めたくなる話で他にも、そう言ったニュアンスを感じる作品が多いなと実感。
本作は、年少文学を集めている -
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ネタバレ羅生門感想
時代背景的に京の街自体が衰退し、寂寥感があるような情景描写が多かった。情景的に今の平和な時代とは真逆の物々しい感じもあった。
この本を読んで、人間の悪の部分について考えさせられた。老婆や最後の下人のように、人間は何かと理由をつけて、悪を正当化する部分がある醜い生き物なのだと。だが、悪を正当化しつつも、その悪を潔しとしない正義感が悪を食い止めようとして、天使と悪魔のささやきのように二項対立してしまうこともあるのも非常に共感できた。ニキビを触る様子を引き合いに出して、悩む様子を描いたのはとても興味深かった。自分で言うのも烏滸がましいが、私は正義感が強いので、このような場面に遭遇したこ -
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心情の綾
平安もの今昔物語を元ネタとした作品群の中の一つである。芥川龍之介の数多い作品群の中でも傑作ぞろいのシリーズである。原作の今昔物語では「利仁」の権力 超能力を主体とした話なのであるが、さすがは芥川龍之介、端役の「五位」を主役に抜擢して、黄昏時の人生の悲哀 機微 そして幸せを巧みに描き出している。
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シュールな作品
作者芥川龍之介とその先生である夏目漱石が普通に生活していた頃の東京の話である。夏目漱石は彼の作品「夢十夜」にも登場している運慶が仁王像を刻むのを見物し、漱石の弟子である作者芥川龍之介は、森鴎外が書き、池大雅が描いた寒山拾得の二人が歩いているのを電車の窓から目撃している。他の人達はそれをさほど気にしていない様子である。非常にシュールな味わいを持った作品であり、面白い。
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不思議なニュアンスをもった話。
上野彰義隊攻撃の前日 という危うい日時のがらんとした上野下町のでき事をすっぽりと切り取って短いドラマ仕立てにしたような作品である。後半の20年後の情景の描写との対比が非常に見事である。
「あの時は ああしないと何だかすまない気がしたのさ、、、。」というセリフが大変に効果的である。 -
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大事をなし終えたあとの
大事をなし終えたあとで、ゆったりとした気持ちでたゆたっていたのに という大石内蔵助の気分が大変によく表現されている。世間一般に自分たちの虚像が広まってしまい、その虚像が独り歩きをして戸惑ってしまっている そんな感覚もよく表されている。現在でも大きな賞を取ったときなど、マスコミにもてはやされて同じような感覚を味わっている人がはいるのではないか。
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戯曲形式
戯曲形式を取っている。ごく短い作品であるが、一度は劇形式や短編映画で見てみたい気もする。信仰の持つ力 あるいは理不尽さを扱っているが、作者芥川龍之介のシニカルで冷ややかな目が光っているような気がする。
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八百万の神々
古来より日本国に住み着いているという八百万の神々について書いている。いつの間にか海外からの輸入品を同化消化してしまうという 日本の特徴を述べている。現在に続く「日本論」の嚆矢するべき作品だろう。このような考えが行き過ぎると「神国日本」となってしまうのだが、まあこの作品はそこまでのレベルではないような気がする。
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はい、龍ちゃんの名作中の名作短編『藪の中』です
もう、深すぎて身悶えするんですが、まずは『乙女の本棚』だけにおくさんのイラストに触れたい
今までのシリーズに登場した方々とはかなり毛色が違って、シリーズに新風を吹き込んだと言いたい
とても良い
若干コミカルな感じもありつつ和のテイストがもうなんていうか好き
もしかしてかなり有名な方なのかも知れんが、そっち方面詳しくないのでごめん
はい、で『藪の中』ね
まぁ、知ってる人は知ってるだろうけど、「証言の食い違いなどから真相が不分明になることを称して「藪の中」という言葉まで生まれた(ウィキペディアより)」っていうね
そりゃあ言うわ
真実は藪の中言 -
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ネタバレ本書所収『地獄変』
この作品を読んでいると、まるでサスペンス映画を観ているかのような緊張感に自分が包まれていることを感じます。天才画家良秀が弟子を鎖で縛ったりミミズクをけしかけるくらいまではまだいいのです。「また始まったよ良秀の奇行が」くらいのものです。ですがそこから段々妙な予感が私達の中に生まれ、次第に不気味に思えてきます。「まさか、良秀がやろうとしていることって・・・」とついハラハラしてしまいます。この徐々に徐々に恐怖や不安を煽っていくスタイルは、ミステリーのお手本とも言うべき実に鮮やかなストーリーテリングです。さすが芥川龍之介です。
この作品には「完璧な絵を描き上げんとする狂気の画家