【感想・ネタバレ】リライトノベル 邪宗門のレビュー

あらすじ

国語以外の成績は優秀な中学生・聡は、百人一首の恋の歌であっても、恋愛ドラマであっても、感情に支配される人の心を理解したくないし、しようとも思わない。そんな聡が平安時代にタイムスリップ。そこで出逢った堀川の大殿様の子である若殿や側近の貞光に世話を受けることになる。その頃、洛中に、怪しげな術で人身を混乱させる摩利信乃法師が現れた。彼に対決を挑む若殿に、聡は科学の知識でサポートするのだった――。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

よく見かけるような異なる時代へのタイムトラベルもの。これぞ王道ラノベ? ストーリーは分かりやすいし、時代物ながらとても読みやすくて好印象。原作をまったく知らないのでどこまでが原作通りでどこからが追加されたストーリーなのか分からない。ぜひ原作も読んでみなくては。摩利信乃法師の行動原理、背景がもう少し詳しく描かれたら、ただの悪者で終わらず、より深い物語になったかもしれない。遠田志帆さんのイラストは文句なしに素晴らしい。タイトルの「リライトノベル」は、もしかしたら「リライト」以外に「ライトノベル」にもかかっているのかな?

0
2020年03月28日

Posted by ブクログ

リライト小説って、なに?
芥川龍之介の邪宗門なのに、現代の中学生がタイムスリップして平安時代に??でも、邪宗門と地獄変をモチーフに??
読めばわかる、リライト小説。
元のものとは、全く別物です。
でも、読みやすく、そのエッセンスが入って、最後にはハッピーエンド。

読まずして拒否するより、読んで、別物として楽しんだらいいのでは。そして後、芥川龍之介に手を伸ばしてくれる生徒もいると思う。

0
2015年05月09日

「SF・ファンタジー」ランキング