芥川龍之介のレビュー一覧

  • 羅生門・鼻

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    ネタバレ

    生き抜くために犯す罪。混沌とした時代において倫理観は後回しになるのだろう。最後、着物を盗んだ後の彼の人生はどうなったんだろう

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    2025年09月19日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    「或阿呆の一生」は話がブツブツ切れて、よくわからなかった。
    「歯車」は死ぬ間際で、精神が疲労してるのが滲んだ作品だと感じた,

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    2025年09月15日
  • 杜子春

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    電車時間の読み物

    芥川2冊目
    『秋』再読した、めっちゃ好き。文章綺麗すぎる。
    『南京のキリスト』も好きだな、『お律と子らは』はちょいど最近観た小津監督の『東京物語』を思い出した。

    文学の話はそんなに詳しくないけど、芥川って思ったより寓話みたいな、なんかそういう感じだった。調べた感じ確かにそういうのが得意らしく、なんか全然関係ない物語の奥深くに潜む達観した感じ?暗い感じ、葛藤(いや、葛藤はそこまで感じとれなかったかも)がメッセージとして読み取れるみたいな。秋はそっち系じゃないけど、なんかうつくし過ぎたんだよな

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    2025年09月02日
  • 文豪たちの微妙な関係

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    新紀元社の文豪アンソロジー第三弾。『文豪誕生』、『文豪死す』に続いての今回は『微妙な関係』。
    ということで、切り口は
    (1)芥川と谷崎の「文芸的な、余りに文芸的な」論争
    (2)無頼派三人衆(座談会エピソードなど)
    (3)中原中也と周囲の友人達
    となっています。

    人物相関図や年表、代表作の紹介(あらすじに加えて、その作品の解説付き)なので、文豪に興味ある人の入門としてはとても良い本だと思います。

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    2025年08月20日
  • 乙女の本棚7 蜜柑

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    乙女の本棚シリーズ。
    ほんのわずかな時間を切り取っただけの内容なのに、登場人物達の背景が伝わってきます。さすが芥川龍之介。主人公の態度が終始、女の子に対して上から目線だなと思わなくもないですが…。
    今作は、げみさんのイラストによって、ちょっとした映画を見たような気分になれました。それくらい、イラストと内容が合っています。素敵でした。

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    2025年08月06日
  • スラよみ!現代語訳名作シリーズ 羅生門

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    下人の老婆に対する憎悪。老婆が深刻さとは裏腹にあっけらかんと死人の髪の毛を抜いていたため、思い詰めていた主人公は対局にいる老婆へ憎悪とともに希望をも見出したんだろうと読み取りました。

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    2025年08月06日
  • 藪の中・将軍 アニメカバー版

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    ネタバレ

    藪の中が凄く良かった。
    何が起きたかがぼんやりと浮かび上がり、真相は分からない。ミステリーのようだけど、知りたいけど明かされない、スッキリしないで終わるのが最高に面白い。

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    2025年08月04日
  • 河童・或阿呆の一生(新潮文庫)

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    表題作『河童』が面白かった。
    人間社会への風刺が痛快だ。

    久しぶりに文豪に位置付けされている作品を読んだが、ハウツー本ばかり読んでいたせいか、読むのに難儀した。
    古典は咀嚼するのに苦労するが、噛むほどに味わいが出て来る料理のような感覚だった。
    この夏は積読になっている太宰作品を読みたい。

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    2025年07月24日
  • 羅生門・鼻

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    【2025年84冊目】
    下人と老婆の一幕を描いた「羅生門」、鼻の大きさに悩む和尚の「鼻」、芋粥を欲するあまり忌避することになる「芋粥」、御仏に従って財を手に入れた女「運」、愛と肉欲に悩む「袈裟と盛遠」、未完の異作「邪宗門」、恋焦がれた女を諦めるために奇行に走る「好色」、島流しにあった男が語る真実「俊寛」――表題作を含めた8作の短編集。

    羅生門を読みたくて手に取りました。何度読んでも好きすぎる。文体も比較的読みやすい作品だと思います。鼻は以前読んだことがあったのですが、忘れてたので新鮮に楽しめました。邪宗門は長い割にイマイチ物語の輪郭を捉えきれないままに終わっちゃいました。好色がある意味一番怖かったかも…思いもよらぬ展開に「恋は盲目どころちゃうやろ」と戦きました。

    読みにくい物もありましたが、羅生門だけで価値がある一作といえば、作者に怒られるかもしれませんね。でも羅生門はやっぱり何度でも読み返したいなと思ってしまいます。

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    2025年07月21日
  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

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    ネタバレ

    ■江戸川乱歩「鏡地獄」
    既読を再読。

    ■谷崎潤一郎「人魚の嘆き」
    未読のまま。
    水島爾保布の挿画ありの中公文庫で読みたいので。

    ■小栗虫太郎「方子と末起」 ★
    初読。まさことまき。
    百合、スール、手紙のやり取りという少女小説、にして不思議の国のアリスモチーフ。
    推理小説<恋愛小説。

    ■泉鏡花「妙の宮」 ★
    初読。
    たった4ページだが、なんでこんな風景を思い描いたのだろう? と。

    ■木下杢太郎「少年の死」
    高原英理・編「少年愛文学選」で既読。

    ■坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」
    初読だが、混乱をそのまんま文章にした風情で、よくわからなかった。
    Misanthrope はフランス語で「人間ぎらい」の意味。

    ■夢野久作「死後の恋」 ★
    どこかで読んで、ポッドキャストで朗読を何度も聞いて、また読んだ。
    グロテスクと美が結びついたらこうなる。

    ■芥川龍之介「疑惑」
    初読。
    まあまあ。

    ■小川未明「百合の花」
    初読。
    太郎。勇。独楽。泉。お花。百合の花。
    言葉と絵で描く夢のような。

    ■中島敦「文字禍」 ★
    再読、かもしれない。
    いわゆる「ゲシュタルト崩壊」を、その概念が提唱されるもっと前に小説化している。
    しかもある意味残酷童話的な話として。
    これは面白い。

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    2025年07月08日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    総題の漢字よし。
    収集箱じゃつまらない、蒐集函なのだ。
    カバーイラストも素敵。
    新潮文庫nexというレーベルで、ヤングアダルトにこの作品たちを差し出した編集部、GJ!

    ■坂口安吾 桜の森の満開の下
    既読を再読。

    ■芥川龍之介 影 ★
    初読。
    芥川といいえばドッペルゲンガーなのでそういうことかと中盤で思わせておいて、ラストなんと映画だった? 夢だった? というオチ!
    しかもそれすら真実かどうか不明な放り出し方。凄い。
    しかし、「歯車」でも感じたことだが、狂気に飲み込まれそうな感覚を、それでも作品化「しちゃえる」ことが、逆に悲劇だったのかもしれないと考えたりもした。

    ■江戸川乱歩 芋虫
    既読を再読。

    ■泉鏡花 浮舟 ★
    初読。
    少年士官、袂の懐中時計が消えたと思いきや、遭遇した赤ん坊が持っている。
    赤ん坊は落ちないよう橋に赤い帯で結ばれている。
    という、それだけの話。
    それだけなのに、耽美で禍々しい予感だけが、際立つ。

    ■折口信夫 身毒丸
    初読。中公文庫で読み切れなかったのだ。
    で、実際読んでみても、あまり文意が読み取れず。
    俊徳丸伝説をもとにした謡曲や説教はもとより知らず。
    中上健次や三島由紀夫文脈で名前を聞いたことがあるくらい。
    wikipediaに、
    >折口信夫は俊徳丸伝説から仏教的・教義的な要素を取り払い、近世芸能の原始的なかたちを再現することを意図して短編小説「身毒丸」を書いた(大正6年発表)。「身毒丸」は「しんとく丸」にこの字を当てはめたもので、主人公は先祖伝来の病を持つ田楽師の息子として描かれている。折口信夫は「しんとく丸は『俊徳丸』と表記されることが多いが、もともとは『身毒丸』と表記されていたのだろう」と語っている。
    とあるが。
    なんとなくホモホモしい雰囲気で、いいといえばいいのだが。

    ■小栗虫太郎 白蟻 ★
    初読。
    面白……かったかどうかはわからないが、なんだか凄みのある文章だった。
    というのも、人里から隔絶された家族は全員狂って、野生に返っていると思いきや、実際は明朗な滝人という女。
    明朗というか、小栗式衒学を織り交ぜる形で、木の根っこに対して延々語りかける、その絵面はもう狂人。
    しかも子供はフリークスで、足元の草むらをザザザーッと這い進む、それを殺人の道具にしちゃう、という、もうドウカシトル話。
    その背後には、夫が入れ替わっているのでは!? という疑念があるわけだが、その犯行理由が凡庸に思えるくらい、クルットル設定で、あー確かに「黒死館殺人事件」でもワケワカランが勢いは凄まじかったなと思い出した。

    ■谷崎潤一郎 刺青
    既読を再読。

    ■夢野久作 瓶詰地獄
    既読を再読。

    ■太宰治 駈込み訴え
    既読を再読。
    耽美幻想という函に入れられることで、別の見え方。

    ■夏目漱石 夢十夜
    既読を再読。

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    2025年06月24日
  • 【語注付】地獄変

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    芋粥
    子供の頃のことだけど、欲しい物が手にはいったあとの喜びは意外に早くフェイドアウトしていった。今は、仕事をやめたら好きなミュージカル、いつでも見にいけると思うけど、いざ、そうなったら行きたい気持ちは今ほどではない気がする。芋粥を恋い焦がれていた時を懐かしむ五位。彼は何かを手に入れることも幸せだか手にい入らない時の中にも良さがあることを知った。
    成長していると思う。

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    2025年06月22日
  • 蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇

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    ダラダラと一年近くにわたって読んでいた本。
    この数年では最も時間がかかった本かもしれない。

    内容は広義で子供向けの短編が17本もあり、細切れで読むには向いていたが、なぜか 妖婆 が私には手強くて、そこで数ヶ月止まってしまっていた。

    単純明快でキレのいい文に洒脱さとアイロニー。
    多くの短編は、芥川のいいところがバンバンと感じられて楽しかった。

    猿蟹合戦は最後の一文を見て、ああ、これ昔読んだなあと雷に打たれたようにハッとした。
    昔読んだのは 舞踏会 が入っていた気がするが。

    昔から好きなのは、トロッコ、杜子春、魔術。
    この辺は本当にうまいなあと、今回もしみじみと思った。
    今回おそらくはじめて読んで良いなと思ったのは、老いたる素戔嗚(ほとんど古事記そのままですけど芥川味があってすごい)、雛。
    三つの宝 という子供用のお芝居で、アフリカの黒人の王様が人格が素敵すぎてびっくりした。お姫様、見る目ないんじゃないか。


    ところで。
    今回、岩波文庫では芥川《龍之介》ではなく、《竜之介》表記になっている、と聞いてこの本を手に取った。
    本当に、「竜」になっている…いったいなぜ。
    本人と三兄弟やその子孫はこれで嫌がらないのか。
    かつて国語のテストでバツがついた竜之介側の人たち、この本を片手にもっと立ち上がってもよいのでは。

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    2025年08月28日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    泉鏡花の時にも思ったのだが、やはり注か解説がほしいところ。ルビももう少しほしい。読むのにけっこうストレスがかかる。
    だいたいの話はわかったと思うのだけど、答え合わせというか、ヒントというか、なんかちょっとよくわかっている人の話を聞いてみたいんだよね。

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    2025年06月15日
  • 羅生門・鼻

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     自分が自分でいることを、世間が許してくれない。
     自分と同じコンプレックスを持つ人を探して安心しようとするなんて、自分が嫌ってる人間の価値観と同じ目線で他人を見てるってことなのにね。

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    2025年06月14日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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     初めて触れた、芥川作品。羅生門は高校生の時に授業で触れて以来の読書でした。大人になった今、羅生門に登場する老婆、下人それぞれの動向を見ていると、各々の事情があったのだなぁと改めて思い出されました。女の死体から髪の毛を引き抜く行為、その老婆の衣服を剥ぎ取る行為。それぞれがお互いの「正義」(と言っていいのか分かりませんが)を主張してしまう場面は現代の生活においても度々みられているなぁとしみじみ思いました。他の作品は、芥川節が炸裂しており、私の様な頭では少々理解に苦しむ様な作品ばかりでした。もっと芥川に触れることで作品の世界の美しさを感じられるように精進したいと思います。

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    2025年06月11日
  • 羅生門・鼻

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    ネタバレ

    教養がもう少しあれば理解できたかも。
    注解がなければもっと分からなかったかも。
    正直、「羅生門」と「鼻」はだから?って感じでた。
    「芋粥」はいや、食べれるんだから嬉しくない?と思ったんですが、よくよく考えると芋粥くれるって言った人馬鹿にしてるのか?と思いました。このあたりも文章ちゃんと理解できてないから心情が伝わってこないんだなと思いました。
    「邪宗門」はあっちこっち話飛ぶな、摩利信乃法師腹立つなと思ってやっと若様懲らしめてくれるのかと思った未完って…。解説読んでずっこけました。
    「好色」はお昼休憩に読んではいけない。
    唯一、「俊寛」だけは面白かったです。多分すでに知ってた話だったからかなと、理解がしやすかった。
    ただ、わたしどこで俊寛知ったのか覚えてないんですよね…。鎌倉殿の13人か以前読んだ平家物語か??なんか映像浮かぶから鎌倉~の方かと思ったんですが、調べてもそれらしいのが出て来ない…
    こっちの俊寛の方が私は好きです。というか、知った当時も普通現地の人と交流持ったりしないか?思った記憶…

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    2025年06月05日
  • 藪の中(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    芥川の名作。これは乙女でなくても大丈夫。いや、乙女の本棚シリーズなのにこれでいいのかと心配になる場面もある。でも、乙女の気持ちなんて「藪の中」なわけであるから、これでいいのか。

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    2025年05月13日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    乙女の本棚の一冊。
    ここまで読んだなかでは、最も絵と文章の相性がよかったような気がする。
    終盤、「老婦人」と呼ばれる人物が、自分より年下であることに衝撃を受けた。

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    2025年05月11日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    鹿鳴館でおこなわれる華やかな舞踏会にやってきた十七歳の明子は、そこでフランスの海軍将校と出会い、すてきな一夜を過ごす。
    場面転じて、老夫人となった明子は、たまたま汽車で乗り合わせた小説家の青年にその思い出を話して聞かせる。
    しかし、彼女が記憶していた名前と、青年が思い当たった人物の名前とは異なっていた、ということが分かって幕はおりる。
    謎の残る結末だったけれど、夢のような一夜を前に、本名なんて、本当なんて、別に大したことではないようにも私には思えた。

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    2025年05月01日