芥川龍之介のレビュー一覧

  • 蜘蛛の糸・杜子春・トロッコ 他十七篇

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    ダラダラと一年近くにわたって読んでいた本。
    この数年では最も時間がかかった本かもしれない。

    内容は広義で子供向けの短編が17本もあり、細切れで読むには向いていたが、なぜか 妖婆 が私には手強くて、そこで数ヶ月止まってしまっていた。

    単純明快でキレのいい文に洒脱さとアイロニー。
    多くの短編は、芥川のいいところがバンバンと感じられて楽しかった。

    猿蟹合戦は最後の一文を見て、ああ、これ昔読んだなあと雷に打たれたようにハッとした。
    昔読んだのは 舞踏会 が入っていた気がするが。

    昔から好きなのは、トロッコ、杜子春、魔術。
    この辺は本当にうまいなあと、今回もしみじみと思った。
    今回おそらくはじめ

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    2025年08月28日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    泉鏡花の時にも思ったのだが、やはり注か解説がほしいところ。ルビももう少しほしい。読むのにけっこうストレスがかかる。
    だいたいの話はわかったと思うのだけど、答え合わせというか、ヒントというか、なんかちょっとよくわかっている人の話を聞いてみたいんだよね。

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    2025年06月15日
  • 羅生門・鼻

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     自分が自分でいることを、世間が許してくれない。
     自分と同じコンプレックスを持つ人を探して安心しようとするなんて、自分が嫌ってる人間の価値観と同じ目線で他人を見てるってことなのにね。

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    2025年06月14日
  • 羅生門・鼻・芋粥

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     初めて触れた、芥川作品。羅生門は高校生の時に授業で触れて以来の読書でした。大人になった今、羅生門に登場する老婆、下人それぞれの動向を見ていると、各々の事情があったのだなぁと改めて思い出されました。女の死体から髪の毛を引き抜く行為、その老婆の衣服を剥ぎ取る行為。それぞれがお互いの「正義」(と言っていいのか分かりませんが)を主張してしまう場面は現代の生活においても度々みられているなぁとしみじみ思いました。他の作品は、芥川節が炸裂しており、私の様な頭では少々理解に苦しむ様な作品ばかりでした。もっと芥川に触れることで作品の世界の美しさを感じられるように精進したいと思います。

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    2025年06月11日
  • 羅生門・鼻

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    ネタバレ

    教養がもう少しあれば理解できたかも。
    注解がなければもっと分からなかったかも。
    正直、「羅生門」と「鼻」はだから?って感じでた。
    「芋粥」はいや、食べれるんだから嬉しくない?と思ったんですが、よくよく考えると芋粥くれるって言った人馬鹿にしてるのか?と思いました。このあたりも文章ちゃんと理解できてないから心情が伝わってこないんだなと思いました。
    「邪宗門」はあっちこっち話飛ぶな、摩利信乃法師腹立つなと思ってやっと若様懲らしめてくれるのかと思った未完って…。解説読んでずっこけました。
    「好色」はお昼休憩に読んではいけない。
    唯一、「俊寛」だけは面白かったです。多分すでに知ってた話だったからかなと、

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    2025年06月05日
  • 藪の中(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    芥川の名作。これは乙女でなくても大丈夫。いや、乙女の本棚シリーズなのにこれでいいのかと心配になる場面もある。でも、乙女の気持ちなんて「藪の中」なわけであるから、これでいいのか。

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    2025年05月13日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    乙女の本棚の一冊。
    ここまで読んだなかでは、最も絵と文章の相性がよかったような気がする。
    終盤、「老婦人」と呼ばれる人物が、自分より年下であることに衝撃を受けた。

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    2025年05月11日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    鹿鳴館でおこなわれる華やかな舞踏会にやってきた十七歳の明子は、そこでフランスの海軍将校と出会い、すてきな一夜を過ごす。
    場面転じて、老夫人となった明子は、たまたま汽車で乗り合わせた小説家の青年にその思い出を話して聞かせる。
    しかし、彼女が記憶していた名前と、青年が思い当たった人物の名前とは異なっていた、ということが分かって幕はおりる。
    謎の残る結末だったけれど、夢のような一夜を前に、本名なんて、本当なんて、別に大したことではないようにも私には思えた。

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    2025年05月01日
  • 羅生門・鼻

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    羅生門を高校ぶりに読んで、授業とかテストに出た箇所を思い出した。
    後半3つは読解能力不足で楽しめなかった。

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    2025年04月28日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    芥川龍之介の頭の中では、どのような場面が、人物が描かれ、書かれた小説だったのだろうか。彼が生きていた時代には、実在し、舞踏会も開かれていたろうから。

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    2025年04月27日
  • 藪の中(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    藪の中を読むのは初めてで、こんな内容だったのか!と驚きました。真相は誰にも分からない。短い内容ですが、なんだか心に残る作目です。様々な関係者からの証言で構成された文章は、スッキリしていてすばらしいなと思いました。

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    2025年04月26日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     耽美とは何なのか未だ理解できていないが、収録作から思うに愛憎、背徳、情念、倒錯、フェティシズム、幻想、狂気etcが入り混じったものか。そこにタナトス≒死への衝動が加味された、名だたる文豪らによる10編。

    「桜の森の満開の下」(坂口安吾)や「瓶詰地獄」(夢野久作)は本書のコンセプトをまさに体現している作品か。作家のフェチ全開「刺青」(谷崎潤一郎)、美しくニューロティックな幻想「夢十夜」(夏目漱石)、サスペンスからの意外な結末「影」(芥川龍之介)もそこに沿ったものかと。
    "美"という点では泉鏡花の「浮舟」、折口信夫「身毒丸」なのだろうが、個人的には独特の文体含め作品世界にハ

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    2025年04月25日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    なかなか手を出すのを躊躇ってしまう、私にとってはハードルが高いと思ってしまう文豪たち。
    こういったテーマに沿ったアンソロジーは、手を出しやすく助かります。
    江戸川乱歩の「芋虫」と、太宰治の「駆込み訴え」が好きでした。

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    2025年04月15日
  • 藪の中(乙女の本棚)

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    侍は胸を刺され死に、その妻は生きている、盗賊は捕縛された。これは事実ではあるが、藪の中で実際起こった出来事とは…
    全ての証言が食い違うミステリでもあり、アンチミステリでもある名作が、おくさんによるイラストで絵本のように楽しめる!
    真実は全て藪の中…

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    2025年04月13日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、芥川龍之介さんとSakizoさんのコラボ作品『舞踏会』です。Sakizoさん、初めて知ったイラストレーターさんです。ちょっと、私の大好きなマツオヒロミさんの作風に似ていますかね…でもマツオヒロミさんは“和”のテイストも強いからちょっと違うかな、Sakizoさんは“洋”のテイスト!!でも、いい感じっ゚+.(´∀`*).+゚

     このストーリーの主役は、17歳の明子…初めての鹿鳴館での舞踏会、フランスの海軍将校にダンスを申し込まれ、高まる胸を抑え切れないほどの想いを経験します。32年後、明子はその時の淡い想い出を語るというもの…。

     大事にしたい想い出って、何年経とうと

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    2025年04月11日
  • 蜘蛛の糸・杜子春

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    大学時代、文学といふものを改めてやつてみようと思ひたち、試みに手にした一冊。表紙は2017年のプレミアムカバー。多分カバーに惹かれて買ってる。

    『魔術』と『杜子春』とはほぼ同じプロットっぽいな。たまたまではあるが『無双OROCHI』を最近やっていてまさか左慈がここで出てくるとは思わなかった。どこで繋がるか本当にわからないもの。

    『トロッコ』のようなトラウマは覚えがある。幼い頃、家族で温泉旅行した時のこと。旅館から出発する家族の車に置いていかれるところだったことがある。あの時の恐怖は度々フラッシュバックする。

    なんかでも飛び抜けて面白いわけじゃないんだよなと思ってしまう。こういうもんかと思

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    2025年03月24日
  • 蜘蛛の糸・地獄変

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    大学時代、文学といふものを改めてやつてみようと思ひたち、試みに手にした一冊。

    あれから時は過ぎ、「なんで買ったんだっけ?」と思うくらいには思い入れがなかったものの、折角買ったんだし試みに読んでみるかと思い立った。

    記憶の中にある『地獄変』は、アニメだった。良秀があんなに嫌われ者で蔑まされている印象なのはちょっと違ったが。『地獄変』という物語を一言で現すならば、まさしく「業」だろう。倫理観と芸術は相容れない。いや、相容れない方が面白い。

    あとは『奉教人の死』はなかなかに良い。

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    2025年03月24日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    ピエール・ロティ?知らんわ!( ゚д゚ )クワッ!!

    はい、41おネェでございますよ
    そして、Sakizoさん初めまして
    まさにこの作品を描くために選ばれたような人なんだが…

    舞踏会ですよ
    天下一武違うわ!

    うーん、なんていうかな〜
    とっても美しいイラストなんだが、わいが乙女の本棚に求めるのは、この場面を忠実にかつ美麗に再現しましたよ!じゃなくてさ

    そういう解釈もあるのか!とか
    うわーなんかよく分かんないけどそんな感じやなーとか
    なんていうかこっちにも想像する余地を残しといてくれるやーつなのよね

    じゃないと「読まずにレビュー」も出来ないし(そこか!)

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    2025年03月03日
  • 犬と笛

    購入済み

    素直で簡単な作品

    芥川龍之介の今昔物語モノは「羅生門」「藪の中」などの傑作揃いであるが、この作品は童話という前提なのだろうか、随分と素直で簡単な作品となっている。たとえ童話といえどももう一捻りほしいところである。

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    2025年03月02日
  • 春の心臓(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    ついに手を出してしまった乙女の本棚シリーズ
    イラストはとてもきれいでした。
    ただ、文章が古臭くて読みにくく、肝心の内容がいまいち分からずでした。

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    2025年02月10日