山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • 母ではなくて、親になる

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    ネタバレ

    コロナ禍で人と会う機会が減ってるし、そもそもデリケートな話題なので、あまり出産育児に関して人と話すことがあまりできていない。
    だから出産育児エッセイは、読んでいて純粋に楽しい。わかるわかるって思ったり、逆にそれは違うでしょーって思ったり、頭の中であれこれ意見交換している感じがある。
    著者の山崎ナオコーラさんは、割とはっきり自身の考えを持っている方なので、そういう考え方もあるんだなーって気持ちで読めた。
    そして子育てに関して、あまりネガティブな感想が書かれていなかったのが新鮮だった。

    SNSでは出産育児に関してしんどいとか大変だっていう考えに触れることが不思議と多い気がする。(周りの協力が得ら

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    2022年02月06日
  • ご本、出しときますね?

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    小説家ってぶっ飛んでる!と思ったり、意外と庶民的、と思ったり。なかなか知ることのできない彼らの本音やキャラクターを垣間見れてうれしい。
    対談形式なので、すらすら読めた。

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    2022年01月10日
  • 私の中の男の子

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    いわゆる女らしくあることを忌避する大学生であり作家でもある雪村という女性の数年間が描かれる。雪村が女性であることを忌避する言動はしばしばあり、乳房切除をしてしまうほどなんだけど、全編通して雪村がどうなりたいのかがよくわからなかった。男性になりたいのか? 女性でないものになりたいのか? ……女性でも男性でもない意識で生きればいいじゃんと思うんだけど、そういう感じでもない雪村の言動な気がする。自然のままだとドレッシーな服とか選んでしまうようだし、好きだと思うのも男性だし、つき合ったのも男性だったり、捨てきれない女性的な面がけっこうあるようなんだけど、何だか意識にとらわれて自由に振る舞えていないみた

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    2021年12月30日
  • 「『ジューシー』ってなんですか?」

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    詩的な文章。スルスル読めて、心に残るとかそういうのではなく淡々とした職場小説ではあるが、また読みたくなる文章。解説が羽田圭介さんでこれも面白い。

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    2021年12月18日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    色々な恋の話。どの話も全部良かった。
    それぞれの話のタイトルも良い。読み終わった後に最初のページに戻り、もう一度タイトルとサボテンの写真を眺めるのが楽しかった。

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    2021年12月04日
  • むしろ、考える家事【電子特典付き】

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    ネタバレ

     家事とは、私にとっては、貴重な脳トレ・筋トレの機会と思っていますw。山崎ナオコーラさんにとっての家事は? 「むしろ、考える家事」、2021.3発行。家事の暗いイメージを払拭し、家事の価値を高め、みんなに「家事をやりたい」と思わせたい著者のエッセイです。家事をしながら「人間らしさ」を極めるのだそうです。えらい人です(^-^)

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    2021年12月02日
  • かわいい夫

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    山崎ナオコーラさんのエッセイ。
    小説は読んでるけど、エッセイって初めてだなあ。
    表紙がすごくいい。
    机挟んで向かい合って、お互いの大事なことをやってるって、すごく素敵。
    これ、という大きな事件はもちろん起こらない。
    波風は当たり前に当たるけれど、それに対して、過度に意味を持たせないよう、これは罰でもご褒美でもなく、生きていたから降ってきたものなんだと受け止める姿勢が、ていねいにていねいに書かれている。
    何度も出てくる、話すことは苦手だけど、文章でならできる、面白く書ける、魅力を伝えられる、そういう自身の書くことへの信頼と自負が覚悟のようでもあり、親愛の表明のようでもある。
    自分自身が、性別や役

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    2021年11月08日
  • 可愛い世の中

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    人間として認められたいと思う一方で、世間の価値観に流されたりもしちゃう豆子が愛おしい。
    豆子の気持ち、とってもよく分かる。
    わたしも人間としてキュートでありたいけれど、女性としてのフェロモンみたいなものにはあまり興味がないたちなので。
    なんていうか、主流の考え方、っていうのを無くしていきたいよね。みんなが生きやすくなるように。

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    2021年10月30日
  • 人のセックスを笑うな

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    自分の今の境遇と照らし合わせて
    ひどくざわざわしたし、言葉一つ一つを大切に読みたいと思った本だった

    一気にぶわぁっと読んでしまったけど、もう1回丁寧に読みたい

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    2021年10月29日
  • 文豪お墓まいり記

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    読みやすい文章。作者の死生観もとても良いです。恥ずかしながら知らない文豪もいましたが、それぞれの人生を少し覗けて想像するのも楽しい本。

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    2021年10月06日
  • むしろ、考える家事【電子特典付き】

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    家事の本はたくさん読んだけど、この本が今一番しっくり来た。私の場合特に家事に追われているわけではない。でも家事を通して、しながら世の中や人生を考えることは多々ある。考えながら終わりなき家事をやり続けたい。

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    2021年09月29日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    サボテンをテーマに描かれる連続短編集。

    本当にどの作品も「極端」で、読み終えて本の題名見たらすごくしっくりきた。

    個性的で極端。
    だけど、なんだろう…優しい。

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    2021年09月18日
  • ブスの自信の持ち方

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    私はニュートラルに人と接せている方だと思ってたけど、もしかしたらブスとか未婚っていう言葉に目を瞑っていただけなのかもしれないな。

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    2021年09月14日
  • カツラ美容室別室

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    カツラをかぶった店長 桂孝蔵の美容室を舞台に、淳之介とエリ、梅田の交流を描く

    私はつくづく平坦な話が好きだ
    この本も洩れなく平坦でゆらゆらしてる
    何かが始まりそうな、始まらなさそうな

    友情って熱いワードを口に出すようなものじゃないけど
    読ませる書き方の作家さんだ

    エリ、正直だけど不器用で好きだった

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    2021年08月10日
  • 可愛い世の中

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    豆子ちゃんに共感できんくて、
    でもできへんぶん、
    じぶんとの距離が大きい分、
    新しい理解の幅が生まれた!

    あと、複雑な人間関係。
    これを理解することは簡単なようで難しくて、
    理解したら世界はもっと明るくなる。

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    2021年07月13日
  • ブスの自信の持ち方

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    著者の本はおそらく初読。ある読書会の課題本になっていたのを見て気になって手に取った。
    すごいタイトルの本だけど、性やその他カテゴライズされたものへの差別や権利などについて綴ったエッセイ。自分の普段の何気ない思考を省みるきっかけになった。それが純粋に自分自身の思考なのか、社会によってそうさせられた思考なのか…考え出すと、いかに色々な要素で自分が成り立っているのか分かり、複雑な社会で生きているなぁ〜そりゃ大変なわけだと思う。

    一番印象に残ったのは「規則正しさ」が周囲の雑音に惑わされない心や全ての自信につながる、という以下の部分。
    「自分の好きなことを見つけ、毎日行うことができる適切な量の目標を設

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    2021年07月05日
  • 母ではなくて、親になる

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    ヨシタケシンスケさんのエッセイかと勝手に思い込み、間違ったまま借りた。山﨑ナオコーラさんは名前しか知らなかったけど、他の作品も読みたくなった。
    私も子育て中で、共感する部分も多かったが、山﨑さんの視点がおもしろく、気づきが多かった。
    特に家事や育児を平等にするより、みんなが健康にいるべきで、だから自分が大変な時は相手に負担をかけるという下りがとても興味深かった。つい平等に!!と言いたくなる性分なので、この視点は取り入れたいと思った。
    相手に恩着せがましくなるような無理をしないという点も自戒になった。

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    2021年06月16日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    「多肉植物って、時間だと思うんです」
    「時間が顔に出るのねえ。生まれ方より育ち方なのね」

    「ボーイミーツガール」の「極端」なもの、という題名が、恋愛の多様性に対する理解がまだまだされていないことを表しているようにも感じた。

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    2021年06月04日
  • ブスの自信の持ち方

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     タイトルのパンチ力につい手に取ってしまった。「ブス」と言われて傷ついた人が読者に多い本だと思うけど、そこまで傷付かなかった人や加害者の人に呼んで欲しい。
     
     著者は作家デビューしたころから容姿で中傷をあびるようになった。その影響で顔について差別をする人に対して考えるようになったようだ。映画化もした「人のセックスを笑うな」の著者でもある。
     「差別のない世界に変えよう」が著者が一番伝えたいことだと思う。怒りをぶちまけているようにも見える。その怒りや理不尽さは私も何度も感じたことがある内容ばかりだったので、著者の怒りや苦痛を少しでもわかった気になっている。
     「何でパッとしない顔の人がこんなに

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    2021年05月15日
  • リボンの男

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    家族とは、性別とは、色んな事を考えさせられた。
    この物語の夫婦は男女ではなく同士。マイノリティがどうのこうのって言う押し付けもなく、自然に書かれていてすんなりと入ってきました。
    贅沢はしなくても日々の丁寧な暮らし、日課のお散歩中の出来事など、日常をどう楽しむか、今のこの時世に読むと興味深かった。

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    2021年05月14日