山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    色々な恋の形があるなあって思ったし、サボテンにも色んな形があるし、意味もあるんだなぁって思った。
    色んな種類のサボテンがいるように色んな種類の恋をする私たちがいる。正解なんてないけど自分が前を向いて歩いていける形ならそれは素晴らしいと思う。

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    2019年08月28日
  • 論理と感性は相反しない

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    一話一話くるくると変わって、時々交差して、目線が人になったり、人ではないもっと別なものに変わったり、時間が凝縮されていたり、何気ない会話がゆるく続いたり、万華鏡みたいな話。

    真剣な話をする時に半笑いになってしまう神田川と、
    水飲み依存症の小説家矢野マユミズ(後にマユミミズ)、
    この2人がとにかくキュート。
    ほかに出てくる人たちもみんな癖があって、可愛らしくて憎めない。
    面白かった!

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    2019年08月07日
  • ベランダ園芸で考えたこと

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    一度でも植物を育てた方なら、読んでて共感を覚えると思います。間引きに対する何とも言えない嫌な感じや発芽した時の喜び、突然理由も分からずに枯れてしまい悲しい思いをしたり、ホント色々有ります。

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    2019年06月24日
  • 泥酔懺悔

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    ネタバレ

     12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
     12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫

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    2023年08月10日
  • 人のセックスを笑うな

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    ★漂う★文章に空気感がある。ふざけるだけの年上の女性は男の子に求めていたのは何だったのか。置いていかれた男の子の宙ぶらりんな雰囲気も美しい。その先をどう読み取っていいかが分からなかったが。

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    2019年06月09日
  • 指先からソーダ

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    この本を買ったのは2010年、9年前です。
    そのときはまだ24歳とかで、
    とにかく手当たり次第本を読んでて、
    そのときに「この本は読むの勿体ない」と思い、
    仕舞い込んでいた一冊。

    あのとき読んでおけばよかった。
    感性にまで貧乏性だった、私。笑

    30を過ぎた私には、あのとき感じた瑞々しい感情が遠くに感じました。
    世間や世界と繋がりやすくなったことを「成長」と呼びたくない、というような言葉が出てきて、泣きそうになりました。
    そうなんだ、器用になったからって、うまく付き合えるようになったからって、それは能力でも成長でもなくて、私は私なんだよね、って。

    ぱらぱらとこぼれ落ちてくような言葉たちを掴

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    2019年05月04日
  • ニキの屈辱

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    芸術家同士男と女同士の関係を上手く描かれてるなと思った。ニキがどんな女の子か想像するのが楽しかった。恋する姿を知り合いに見られたくないってすごく共感できる。

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    2018年11月04日
  • 私の中の男の子

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    変人の話かと思ったけど変なのは行動だけだった。恋や性や仕事に対してよく理解してなくて他人からの評価で自分のそれを決めてしまう、ということは若い女性ならよくあることだと思う。
    普通ならそのまま人生進めていくけど主人公は考え込んで試行錯誤して成長していく。

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    2018年08月26日
  • 可愛い世の中

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    いやーーーーつらい。
    いろいろつらい。
    たしかに豆子はめんどくささの塊なのだけど、
    世の中が持つ結婚や新郎、新婦に対する
    強固なイメージがしんどかった。

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    2018年08月06日
  • 反人生

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    久しぶりのナオコーラは、子どもを産んで男女の友情を気にしてた。
    最後の「社会に出ない」は、エッセイなのかなってくらいリアルでおもしろかった。
    社会になっちゃったらつまらない部分もすごくある。

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    2018年06月26日
  • 人のセックスを笑うな

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    タイトルの意味、なるほど〜!と思った。時折主人公の恋愛観というか人生観というか、そういうのが垣間見えて、単なる恋愛小説で済まさせないような印象。なので、ちょっと軽い感じもしたのだけど、ふわふわとはせずいいバランスになっているのかなあと思った。

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    2018年06月16日
  • 長い終わりが始まる

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    苦い。切ない。
    小笠原ー。素直すぎていいとこも悪いとこも
    あるんだなー。
    終わり方もとても好き。

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    2019年02月23日
  • 反人生

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    鋭すぎる、と思っていた彼女の部分が少し丸くなり、読みやすくなった気がする
    しかし独特の感性は残ってて。これからも楽しみ

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    2018年04月12日
  • 泥酔懺悔

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    ニヤニヤしながら読んでしまった
    私の好きな作家さんと私の飲み方が似ていて嬉しかった
    下戸の人の感覚も知れて楽しい本

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    2018年02月12日
  • お父さん大好き

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    単行本『手』の改題、文庫化。
    含まれている中短編(4編)は単行本と同じのようです。

    不思議な雰囲気を持った作品集です。
    おじさん生態コレクターの若い女性を描いた『手』、民話風の『笑うお姫さま』、著者の心象風景を描いたような掌編『わけもなく走りたくなる』、そして妻の出奔と仕事の行き詰まりから自殺しそうなサラリーマンを主人公にした『お父さん大好き』。
    特に一つのテーマでまとめられた様子はなく、主人公の年齢性別もバラバラです。山崎さんの心の中にある幾つもの心象風景を描き出した感じ。
    とても読みやすく、何か訴えるものもあるのですがそれをどう表現したら良いのやら。困ってしまいます。

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    2017年11月30日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    たくさんの出会いや行き違いのうち、うまく重なり合ったものを拾い上げでいるのであり、若い頃ですらそうそううまく出会えないし、ましてや40代にそれはなかなかないぜよ。
    おはなしだからええけど。

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    2017年08月14日
  • 泥酔懺悔

    購入済み

    素直に読めます

    女性のみなさんの「酒」に関するエッセイ集。
    大酒飲みあり、そうでない方あり。
    みなそれぞれいろいろな思い出があることに気づかされます

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    2017年07月31日
  • 長い終わりが始まる

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    大学時代の終わりは、急にやって来ない。でもみんないつか終わる。大学3回生の私は、今月サークルを引退し、来月最後の講義を受ける。あと1年、沢山の最後を経験して、私の大学時代は終わる予定である。主人公小笠原と同じく協調性の無い私は、サークルの活動方針や目的意識の違いに悩まされてきた。けれど彼女がわかっているように、私もわかっている。何かに一生懸命打ち込むのは素晴らしいし、それはそれで認められなくもないけれど、結局はみんなと仲良くやっている人の方が平和なのだ。私たちは周りからしたら疎ましいことが往々にしてあるのだ。大学生活が終わるということを、一事実としてではなく、自分の感情の上で認識し始めた人に読

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    2016年01月13日
  • カツラ美容室別室

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     男女の友情とも恋愛ともつかない曖昧な関係を描いた小説。本筋に関わらない風景や他人同士のやりとりまでもがさりげなく書かれているのでその光景が立体で立ち上がってくるようであり、解説にあったように「ちゃんと彼らと長い期間つきあった気」がする。私は男女の友情は成立しないと思っている方だけど、そんな人は「友情をきれいなものだと思い過ぎている」とあってグサリ。確かに淳之介とエリの関係はいつも順調なわけではなく面倒そうに感じられることも多々あったけど、これも悪くないなと思わせる心地の良さがあった。

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    2017年12月18日
  • ニキの屈辱

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     写真家同士の格差恋愛小説。作中に出てくる「フラットな間柄に対する憧れが強いからこそ、関係が上下に揺れるところに、どきどきを強く感じてしまうのだ。」という一文が格差恋愛の妙味を表しているように感じたけど、じゃあフラットになったら、もしくは上下が逆転したらどうなるか。社会的に女扱いされるのは嫌だけど、たった一人には可愛い女の子として大切にされたいニキの不器用さが愛しくて痛くて、彼女の幸せが永遠に続いてほしいと思うと同時に、加賀美は良くも悪くも"男"なんだと強く感じた。だからこそのラストに切なくも納得。

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    2015年12月19日