山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • 長い終わりが始まる

    Posted by ブクログ

    これはにがい 未熟で幼稚な人間をこれでもかというくらい真っ直ぐ捉えて書く

    その未熟さ故に譲れない部分がコミュニティの欺瞞だったり、狡猾さだったりする
    でも、それは自分も持ってる
    その持ってる事も逸らさず書く
    だから苦い

    ナイフの様な鋭いナオコーラ節に戦慄する

    田中という男子大学生を好きになった小笠原
    マンドリンサークルの仲間の二人
    コミュニケーション能力の低い小笠原はサークルでも浮いている
    男子学生からは浮く田中
    でも、田中はそのコミュニケーション能力の低さを可愛さに変えて女子の仲良くする狡い奴

    恋に幼稚で魅力のない小笠原をいいように利用する田中は本当に狡い

    でも、小笠原も負けてばか

    0
    2017年11月22日
  • 指先からソーダ

    Posted by ブクログ

    「人のセックスを笑うな」で有名な山崎ナオコーラさんのエッセイ集。

    毎日コツコツ読み進めた本だったので、おわってしまったのが寂しい気持ち。

    0
    2017年11月21日
  • 昼田とハッコウ(下)

    Posted by ブクログ

    上巻のはじめの方は主人公達の関係性やかぞくの関係性もよく分からず感情移入できないで
    モヤモヤしてたけど、父親の公平の死後
    色々と物語が急展開して、かなり読みやすくなった!吉祥寺はすごく好きな街だし、むかし働いてたりしたから、自然と情景も浮かんで楽しかった。ウチの地元の本屋さんも二軒続けざまに閉店して小さい本屋さんには本当に厳しい時代なんだと…悲しい気持ちになります。
    アロワナ書店の様な個性的な書店が沢山できればいいなぁ

    0
    2017年08月09日
  • 指先からソーダ

    Posted by ブクログ

    とても好きな本のひとつになりました。また読み返したい。
    恋愛の一コマを描写するところは、はかなくて切なくて忘れていた感情がよみがえるような感覚。
    エッセイの題が魅力的で、文章を奏でる言葉も素敵。
    また他の作品も読みたくなる。

    0
    2016年06月02日
  • 指先からソーダ

    Posted by ブクログ

    『指先からソーダ』

    山崎ナオコーラさん

    読んでいて楽しくて楽しくてしょうがない!って感じのエッセイ集。
    私も本が好きだから本の世界が好きだしナオコーラさんが好き!

    きっとナオコーラさんもはかないものが好きなんだ。嬉しかった。

    0
    2016年05月17日
  • カツラ美容室別室

    Posted by ブクログ

    震災でだいぶ気が滅入ってしばらく読書から遠ざかっていた。
    軽く読める本と思って、探していたら呼ばれるように手に取った。

    何気ない日常のちょっとスパイスのきいた個性的で魅力的な人たちとの交流、花見での情景。
    楽しそう。
    そうそう友情って実はドロリとしているよね。

    カツラさんのお母さんについての件からどんどん涙がとまらず。

    熊本城でお花見またできますように。

    0
    2016年05月09日
  • ニキの屈辱

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすいし、最近山崎ナオコーラさんばかり読んでる。

    山崎ナオコーラさん好き。

    ニキの想いとか、かわいかった。
    加賀美くんは
    前半のニキに対する感じよかったけど、やっぱり仕事絡むと難しいのかな。
    きっと男女で違うんだろうな。

    0
    2016年04月29日
  • 浮世でランチ

    Posted by ブクログ

    ナオコーラさん初読。
    神様ごっこをこっそり覗き見しているような感覚でどきどき。
    三上さんとのやりとり、
    犬井くんでなく、新田さんと再会したのもよかった。
    旅をしていて、自分と向き合う瞬間を思い出した。
    また読みたいな。

    0
    2015年12月15日
  • カツラ美容室別室

    Posted by ブクログ

    よい。ナオコーラの中でとびぬけていいわけじゃなくて、相変わらずよい感じ。
    仲良くなっても距離がある、分かり合えない感じがいい。
    長嶋有の解説がこれまたいい。

    0
    2015年11月16日
  • 反人生

    Posted by ブクログ

    山崎ナオコーラの小説には必ず作家自身のアバターが登場する。もちろんどんな小説にだって多かれ少なかれ作家自身が投影された登場人物は描かれると思うし、作家が登場人物に自身の言葉を語らせることはあるとは思う。ただ、山崎ナオコーラの場合、投影と呼ぶのが慎ましやか過ぎると思う程にそこに山崎ナオコーラ自身の価値観を放つ人物がいるのだ。

    もちろん山崎ナオコーラの何を知っているのかと問われれば何も知らないと答えるしかない。それでも文藝でのデビュー以来、小説もエッセイも順々に読み次いで来て見えているものが、この登場人物は山崎ナオコーラだと告げる。そう思ってしまうと読んでいるのが小説だとしてもほとんどエッセイを

    0
    2015年11月06日
  • 反人生

    Posted by ブクログ

    2015/10/14

    「反人生」
    「T感覚」
    「越境と逸脱」
    「社会に出ない」

    良かった本ってなんだろう。
    一気読みしてしまう本?泣いてしまう本?考えさせられる本?後から何度も思い返す本?

    山崎ナオコーラの本はわたしにとって「後から何度も思い返す本」
    気を遣わせたくないから辛いことは話さない。情けない自分を見せたくないから友達に会えない。そんな「社会に出ない」にグゥっときた。

    0
    2015年10月14日
  • 反人生

    Posted by ブクログ

    今年はたてつづけの刊行がとっても嬉しい。
    そして、ナオコーラさんがつよい想いを持って文章をつむぎだしているのが本当すごく伝わってくる。

    今回も、ともすればシニカルな、変わっているといわれるような女性たちが出てくるけれど、彼女たち、めちゃめちゃ格好いい。

    装丁も相変わらず最高だなぁ。

    0
    2015年09月12日
  • ニキの屈辱

    Posted by ブクログ

    世界一好きな本屋で見つけて、即購入。タイトルと作者にキュンときたから。結果、大当たりの本だった。

    ニキはひどくめんどくさい性格だけど、どこか共感できる部分もあった。恋愛してる自分は友達や家族に見られたくないとか。向こうから自分を好きになったのに自分がどんどん相手を好きになってしまうニキのことが好きだ。
    加賀美はどうしようもない奴だけど現実的でそこが好き。
    加賀美の頭ん中には恋愛ごとしかないのかもしれない、って思った瞬間もあったけど、彼が仕事にのめりこんでいく姿はカッコよかった。だけどやっぱり気持ちの悪い奴だとも思った。
    喧嘩のときに加賀美がニキの喜ぶことを“してあげていた”と言ったのは良かっ

    0
    2014年11月01日
  • 「『ジューシー』ってなんですか?」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ナオコーラさんの小説によく出てくる、新聞の校正をする会社の人たちの話し。

    ジューシってなんですか、というタイトルと、
    文庫本の表紙の組み合わせがとても本の内容とマッチしていると思う。

    日常生活で、
    ジューシーとかマッチとかエンジニアとか最適化とか
    よくわからない言葉をつい使ってしまう。

    なんですか、それ。

    0
    2014年10月04日
  • ニキの屈辱

    Posted by ブクログ

    ここ最近で1番スピーディーに読み終えてしまった1冊。芸術家、若くして成功、格差、才能、自由などなど20代の若者がきっと憧れる仕事に就いている人の話。もともと誰もが人間だということ、「好き」になると怖くなったり、いつも通りができなくなるということ。加賀美の美しい!と思う瞬間が素直でまっすぐで伸びていく光のようで、いいなあと思いました。

    0
    2014年10月01日
  • ニキの屈辱

    Posted by ブクログ

    物凄い共感と既視感と。
    どきどきして、ひりひりして、もうなんか…
    眩暈がするほどでした。
    このタイミングで読めてよかった。
    ありがとう山崎ナオコーラ。

    クリエイターとかアーティストって実はただの職業で、
    結局の中身はただの人間なんだよね。
    その肩書きや役割に、羨望とか嫉妬とか傲慢とか
    歪んだフィルターを通して見てしまいがちだけど。
    ニキみたいな自分もいれば、加賀美くんの気持ちも分かる。
    どちらも責められない。
    それでいいんだと思うけれど。

    0
    2014年06月30日
  • 人のセックスを笑うな

    Posted by ブクログ

    不思議な雰囲気、独特な空気感を持った本だとおもいます。短時間で一気に読んでしまいました。山崎ナオコーラさんの作品をもっと読みたくなりました。

    0
    2013年12月16日
  • 人のセックスを笑うな

    Posted by ブクログ

    最初の20ページくらい読んでいて平易な文章でこれで文藝賞かと思っていたけど、読み終わってからものすごい余韻が残っていることに気づいた。それが頭から離れず他の小説に手を出しても全く集中できなかった。完全に描写のイメージが頭の中にこびりついていた。まさかその後もう一度同じ本を読むことになるとは思わなかった。

    0
    2013年09月28日
  • 指先からソーダ

    Posted by ブクログ

    学生時代に読みたかったな。
    っていうのが一番の印象。

    この人の作品は内容も良いんだけど
    なによりも文字をたどりたくなる。好き。
    水みたいで一見軽いようだけど
    溜まるとすごく重いというか。
    何度も読める。

    0
    2013年06月25日
  • 「『ジューシー』ってなんですか?」

    Posted by ブクログ

    なんでこんなに素敵な言葉ばかりで職場をつづれるのだろう。
    臆さず言い切るのに暑苦しくなく美しい言葉ばかりだ。

    0
    2013年06月19日