あらすじ
幸福寺の小さな本屋さん「アロワナ書店」は毎朝開店し、客をはじめ、さまざまな人を迎え入れて、夜には閉まる。その日常が壊れた「あの日」を境に、「町の本屋さん」の店長として動き始めた店長のハッコウといとこの昼田の関係は、じわじわと変わり始める。仕事をすること、家族になること、人と繋がること。続いていく毎日をゆるやかに更新する物語。
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Posted by ブクログ
上巻のはじめの方は主人公達の関係性やかぞくの関係性もよく分からず感情移入できないで
モヤモヤしてたけど、父親の公平の死後
色々と物語が急展開して、かなり読みやすくなった!吉祥寺はすごく好きな街だし、むかし働いてたりしたから、自然と情景も浮かんで楽しかった。ウチの地元の本屋さんも二軒続けざまに閉店して小さい本屋さんには本当に厳しい時代なんだと…悲しい気持ちになります。
アロワナ書店の様な個性的な書店が沢山できればいいなぁ
Posted by ブクログ
ナオコーラ氏は、嘘偽りのない正直な人間で好きだな。
町の本屋さんや出版業会を応援する気持ち、町の本屋さんである夫をリスペクトしている気持ちがまっすぐ伝わった。
アロワナをカシミヤのマフラーで包むシーンがすごく好きだ。