山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • ニセ姉妹

    Posted by ブクログ

    自分には姉妹はいないが、いたらいいなぁと妄想したことはある。幼い頃から一緒に育って、分かり合えて、味方になってくれる自分とそっくりな存在なのだろうなと。
    でもこの本の姉妹はそうとは限らない。同じ親から生まれても価値観や性格はバラバラ、なんなら少し理解しがたい考えや反応を持つ、ちょっと邪魔くさくてでも途切れない繋がり。
    かと思えば、真逆の気質を持って似てるところなんかないのになぜか一緒にいると楽しくなってくる、自分のことが少し好きになれるような他人もいる。
    一緒に育ってなくても、大人になってからでも、姉妹は自分で手に入れられることをこの本は教えてくれる。
    ぜひとも、阿佐ヶ谷姉妹のエッセイと一緒に

    0
    2022年05月28日
  • ブスの自信の持ち方

    Posted by ブクログ

    本筋とは逸れますが、新聞社が受賞式で無断で撮った写真を掲載することがあるのは驚きでした。
    SNS時代、とかく盛れることがフォーカスされがちで、見た目に自信がない私は肩身が狭く暮らしていましたが、どんな人も胸を張って生きていていいんだ!という勇気をもらえる1冊でした。

    0
    2022年04月08日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

    Posted by ブクログ

    短編が緩く繋がっていく、私の好きなタイプの小説。

    型にはまらないお話が多くて、自由な恋愛をテーマにしているのが心地よかった。

    0
    2022年03月30日
  • ニセ姉妹

    Posted by ブクログ

    やっぱりナオコーラ先生の書く物語が好きだなあと改めて思わされた。分かりやすい言葉や表現で、ひとつひとつの場面を丁寧に描いていく感じが本当に好き!
    ルールに反してる人のことを批判したい気持ちも、もっと寛大な心で受け入れていきたいという気持ちも、どちらも分かるからすごく考えさせられた。
    この物語を読んで、叶姉妹や阿佐ヶ谷姉妹、そしてこのニセ姉妹たちの関係性に憧れずにはいられない。

    0
    2022年03月01日
  • むしろ、考える家事【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    時短や効率化が叫ばれる"家事"。
    でも結局なくなることはない。15分が5分になったところで消えはしない。それならばむしろ考えよう。家事を楽しもう。家事の時間をプラスにしよう、そういう本だ。
    ナオコーラさんの、前向きで強い意志、作家としての姿勢、そういうものにハッとして胸を打たれるシーンもある。
    一人の母、妻としてのぼやき?にクスッとさせられ、母でも妻でもないけど、分かる分かるーと言いたくなる。
    実家暮らしで家事の大半を母におんぶしている私だけれど、見習わないといけないところが満載だ。

    0
    2022年02月25日
  • 「『ジューシー』ってなんですか?」

    Posted by ブクログ

    サクサク読める
    ほとんどが職場の描写なので、登場人物の深いところまではわからない
    あー職場って感じ
    それぞれがいろんな思いを抱えながら、日々働く
    みんな、えらい

    0
    2022年02月17日
  • 鞠子はすてきな役立たず

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今の自分の状態を肯定してもらったような気持ちになった。特に、金氏さんの「大して稼いでいなくても、自分なりに工夫することで幸せに慣れたなら、それはそれで胸を張っていい」この言葉に救われた。
     労働や自立が全てだとは思っていないつもりだったけど、いつのまにか小太郎寄りの考え方が染みついていたんだなと思う。
     鞠子の生き方は楽しそうだけど極端で、私にはついていけない部分もあった。裏を返せば羨ましいのかもしれない。鞠子の言葉で楽になることもあったから、たまに読み返して彼女の考え方を摂取したい。

    0
    2021年12月15日
  • ミルクとコロナ

    Posted by ブクログ

    これからも読み返していきたいと思う本。
    子育てをしていく身として、またコロナ禍で出産経験したこともあり、手に取った一冊。
    価値観は人それぞれで、その「それぞれ」を読むことが出来て良かった。
    共感深いものもあれば、その価値観はなかったと思うものもあり面白い。
    コロナ禍の子育てというものが本になって残るということも感慨深い。

    0
    2021年12月15日
  • むしろ、考える家事【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんかいい。ちなみに、娘によるとうちのカレーも定型がないそうです。いや、カレー粉かカレールーを入れる、くらいはあるんだけどな。
    家事は社会作りかどうかは、思うところがないわけでもないけれど。

    0
    2021年10月29日
  • ベランダ園芸で考えたこと

    Posted by ブクログ

    ベランダ園芸私もしてるので、どんなふうにベランダ園芸してたのかなあ、と思って買いました。解説にもあるのですが「生きていく」といく気概を感じるというか、植物を通して自分のいのちを見るような一冊でした。あと、「いつか一軒家に住みたい」「庭がほしい」って、思っていいんだ、という許しみたいなものがありました。

    0
    2021年10月14日
  • 鞠子はすてきな役立たず

    Posted by ブクログ

    「鞠子はすてきな役立たず 山﨑ナオコーラ 河出文庫 2021年 840円」世の中の当たり前の考え方の逆を、普通の言葉で書かれていて、腹落ち感がすごい。あるべき論から解放されたらどれだけ楽なんだろうか。日曜日に読んですごく気持ちが楽になった。文庫が840円は高いけど、楽しい本だった。

    0
    2021年10月10日
  • 文豪お墓まいり記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実は山崎ナオコーラさんは初読みです。

    素敵な文章ですねぇ。そして、私も好きな作家さんのお墓参り。

    読んでいて、気持ちが落ち着くと思いながらページをめくりました。

    私は織田作之助や中島敦も好きなのですが、作品を紹介しながらのお墓参り、本当に素敵です。

    中島敦は行こうと思えば行けますが、織田作之助はこのコロナ禍ではしばらく我慢ですね。

    秋の一日、お花を持って好きな作家の元へ行く。

    とても素敵なエッセイでした(*^^*)

    0
    2021年09月28日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

    Posted by ブクログ

    自分のようなサボテンを探したくなる本。

    登場人物それぞれの視点で描かれる短編集。
    全く別の話かと思いきや、所々で繋がりや接点が見えてくる。
    さまざまな恋愛観を各々の視点で描いていくが、どれも正解のように思う。

    多様性のある恋愛観に触れられる1冊。

    0
    2021年09月14日
  • 母ではなくて、親になる

    Posted by ブクログ

    良いなあって思う考え方がたくさんあった。なんていうか、プライドとか意地とかそういうのから離れて、純粋に人間としてこうありたい、みたいな、そういう考え方。実際にそうなるのは難しくても、そうありたいと思って過ごすことだけで大分素敵だと思う。山崎ナオコーラさんの本をもっと読んでみたい。私もいつか自分の赤ちゃんがほしい。そして、親になりたい。

    0
    2021年05月30日
  • むしろ、考える家事【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    これこそ私が読みたかった本!
    育児×家事って相性悪いなぁと思っていた。
    山崎さんも同じこと考えてて、読んでいて興味深かった。
    作家さんの言葉で語ってもらえてありがたかった。
    何年かして子どもが大きくなったらまた読みたい。

    0
    2021年05月30日
  • 母ではなくて、親になる

    Posted by ブクログ

    こういう本はどうしても女性、
    なんなら妊娠中の女性しか手に取らないだろうけど
    全日本人にオススメしたい!

    赤ちゃん自体の記述より
    赤ちゃんという特殊な人間を通して見る
    世界が描かれている。
    今ある世界も、見せたい、あると信じたい世界も。

    次世代へのバトン的なことではなく、
    著者がいま向かい合ってる世界をよくするため、
    温かいものにするため
    きょうどういう行動を取るのか描いていた。



    あと赤ちゃんの笑顔が卑しいなど、
    ちょっと笑える場面もありスルスルと読めました。


    私はもうすぐ出産を迎えるので
    自分みたいな子を育ててしまうんじゃないか
    何かを押し付けちゃうんじゃないかと不安。
    そうい

    0
    2021年03月25日
  • 可愛い世の中

    Posted by ブクログ

    世間のジェンダー感、結婚、仕事などに悩む豆子はちょっとだけ変わったところがあるけど(そこが魅力!)現代日本に生きるアラサー女性は共感することが多いと思います。

    うじうじ考えがちで、妹からも面倒くさいと言われてしまう豆子ですが、それでも自分なりの幸せを求め少しずつに進んで行こうとする姿は愛おしく、元気が出ます!

    経済力と社会参加に価値をおく女性、豆子は自分では容姿に恵まれていないと思っていて、それゆえまめまめしく働き、社会に「いても良い」と認められたいと思っています。

    ある日、同僚から「子どもが欲しいなら35歳までになんとかしなきゃいけない」と言われ、32歳の豆子は焦ります。

    今まで他の

    0
    2021年01月28日
  • 可愛い世の中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私もまめこのように細かいことを気にしてしまうタイプで、人に何かをしてもらってもかわいく喜んだりすることが出来ない

    男なら収入が高いと褒められるのに、女というだけで俺より年収高い女無理と謎に上から目線で批評されたりする。同じことをしているのに

    何をしても、女だからという理由で正しく評価されていない気がして男だったらどうだったのか考えてしまう

    まめこのプライドが高いのではなくて、だれだって努力に対して男女関係なく認めてもらいたいと思うのは普通ではないだろうか

    多くの女性が本当は嫌でも男性に媚びた方が生きやすいと分かって可愛く生きているから、女性ではなく1人の人間としての権利を求めるまめこが

    0
    2020年07月03日
  • リボンの男

    Posted by ブクログ

    とてもあっさりと読み終わりました。
    でもこの親子いいなぁ。とてもいい。
    時間や評価だけの親も沢山いるけど、この心の深さは絶対必要だと思う。

    0
    2020年06月21日
  • 長い終わりが始まる

    Posted by ブクログ

    私も小笠原と同じ。私は小笠原だ。
    あぁ、私はあの時あの瞬間から長い終わりが始まってしまったんだなと思いながら、読んでしまいました。
    何度読んでもおもしろい。

    0
    2020年06月14日