山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • 母ではなくて、親になる

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    タイトルで選んでみた。
    子育てのことが面白おかしく書いてるのかと思ったら、すごく真面目に考えてた文章で、新鮮。

    子育てを楽しまなきゃな〜
    今が大事なんだよな〜と。

    写真を撮る時も、カメラの画面じゃなく、
    本人を見ようと思った。
    一瞬の煌めきって、本当大事

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    2021年02月19日
  • ブスの自信の持ち方

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    山崎ナオコーラさんも「わきまえる女」であり、ほとんどの媒体が「わきまえる女」であるよう女を躾けている。今起きてる問題を山崎ナオコーラさんはどう思うか知りたいな。

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    2021年02月13日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

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    2020/11/4

    多肉植物を育てる人々の連作短編。
    「処女のおばあさん」で幸せな気分になって、「絶対的な恋なんてない」で笑った。
    独特の世界観で、人付き合いって難しいよなぁと考えさせられた。言葉にしないと伝わらない。
    いろんな付き合い方があったっていいじゃないか。

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    2020年11月04日
  • ベランダ園芸で考えたこと

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    題名に引かれて読んでみた。私も園芸を少しやっているので実用的な知識も得られて得した感じ。非常に凝る人なので中々参考になった。作家として人間として非常に誠実 正直な人なので読んでいてスカッとする。「東日本大震災の後、私は生活することが恥ずかしくなってしまった」自分を納得させたくてグリーンカーテンを始めた、という気持ちよくわかる。

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    2020年09月22日
  • リボンの男

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    妹子(いもこ)(小野…だから)こと、小野常雄(おのつねお)くんは、書店員の妻・みどりさん、幼稚園に入ったばかりのタロウくんとの三人暮らし。
    妹子が専業主夫として、家事と育児のほとんどを担当している。
    住まいは武蔵野の自然が残る、野川の近く。
    毎日川沿いを歩いては、タロウくんを幼稚園に送り迎え。
    花や虫に旺盛な興味を示すタロウくんと一緒に自然を見ることを妹子も楽しんではいるが…

    これって、時給いくら?

    みどりさんの方が収入が多いという理由もあったけれど、むしろ妹子自身が育児をしたくて主夫になることを申し出たのだ。
    でも、悩んでいる。

    「リボンの男」ってなんだろうな?と思って手に取った。

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    2020年09月10日
  • 泥酔懺悔

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    総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。

    なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなるほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。

    しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。

    三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大

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    2020年08月15日
  • ブスの自信の持ち方

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    印象的なタイトルだし、実際に「ブス」という言葉がそれはもう数えきれないくらいに出てくるんだけど、書かれていることは容姿についてだけではない。
    その人が本当にやりたいことが、それとはまったく関係のないこと、容姿や性別、年齢、出自などによって不当に制限されること、否定されること、それって個人の問題ではなくて社会の問題だよね!ということが一貫して書かれている。
    自分の信じていることを大事にしつつも、試行錯誤しながら書き進めたんだろうなぁということが伝わってきて、自分もあれこれ考えながら読んだ。

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    2020年05月04日
  • 浮世でランチ

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    ふわふわ不思議な読み心地。壁を撫でて歩いたり、コップの膨らみに魅力を感じたり。ナオコーラさん自身、世界に敏感で感受性豊かな人なんだろうなー、と。

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    2020年05月03日
  • 泥酔懺悔

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    泥酔の失態を開き直るんじゃねぇ、と下戸の私は常々。んでも、人の泥酔を楽しむってのは面白い視点かもしんない。そんな余裕があればなぁ。
    総じて若い年代の著者のほうが面白かったかな。

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    2020年05月01日
  • 長い終わりが始まる

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    大学生のころの、岡山大学文化棟の様子を思い出しながら読んだ。

    学生が主人公の小説で、学園が出てくる物語を読んでいると、メタな視点から自分と重ねるでもなく、空気感とか言葉にならなかった感覚、風景が浮かんでくるということが昔からよくあったことを思い出した。

    修辞が華やかでなく、しかし描写の精度が高い小説は切実さにあふれていて、読後感は爽やかではないが読んでいてついつい夢中になる。

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    2020年05月11日
  • リボンの男

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    こどもとお父さん(主夫)の交流
    あと奥さんとの。

    いいなぁ。読んで良かっなぁってホンワカに思った。こどもの歳が近いからってのもあるけど、俯瞰的にも主観的にも読めるから面白かった。
    思わず2回連続で読んでしまった。

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    2020年04月04日
  • リボンの男

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    「おとうさんはねえ、ヒモじゃなくてリボンだよ」
    専業主夫の時給は、いくら?野川沿いの道を3歳のタロウと歩きながら常雄が発見した、新しい"シュフ "の未来
    本の帯に釣られて読んでみた。それぞれの立場の生き方が肯定されてて、心安らかに読めました。

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    2020年03月09日
  • リボンの男

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    タイトルとカバーイラストにひかれて。
    ナオコーラさんらしい作品。

    外で働いてくる人だけが働いている訳じゃない。家事をして子育てをする人も、男性女性問わず、働いている。
    そこには、外で働くパートナーへの遠慮や嫉妬のような複雑な気持ちも描かれていた。奥さんももう少し気づいてあげても…と思う部分もあった。

    「リボンの男」子供らしいかわいい発想だなと微笑ましくなった。

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    2020年03月04日
  • 浮世でランチ

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    14歳の思い出の私・丸山と25歳の現在の私のストーリーが並行に進んでいく。14歳の私は女の子同士仲良くしないといけないみたいな常識にとらわれるのが嫌いで、仲良くなりたい子には話しかけるけどそれ以外は無関心。25歳の私は相変わらず人付き合いは控えめでお昼もほとんど1人で食べていたが、もうすぐ職場を辞めてアジア諸国へ旅行しようと思っている矢先、同じ部署の2歳年上男性と食事をすることになる。思い出と現在が交差しながら自分自身を見つめたり、人との関わりを見直したり、神様について考えたりするという内容。私自身もあまり人とベタベタするのが苦手な方なのでなんとなく丸山の気持ちがわかるような気がした。(ちょっ

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    2020年02月18日
  • ブスの自信の持ち方

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    著者はブスだとえらく叩かれたそうだ。
    私もおそらくどこかで著者近影を見たことがあるはずなのだが、あまり記憶にない。
    (その後見る機会があったが)
    私が覚えているのは作品の内容であり、著者の顔ではない。
    こういう顔してたんだ、と思うことはあるけれど、美人かそうでないかで好きな本が決まるわけではない。
    同じように漫画家や声優は顔を出していないことが多い(最近はビジュアルも大事、などと言われて大変だと思う)。
    出なきゃでない、出たら出たで文句を言われるようだが、大きなお世話だ。
    言ってるお前は何様だ、と言いたくなるが、結構このブスという言葉は傷つく。
    私も多分に漏れず言われたので、気持ちはわかる。

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    2020年02月06日
  • リボンの男

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    専業主夫の話。
    面白かった。子どもの行動や話し言葉がとてもリアルで、実際に子育てをしている人が書いた話なのだな、ということが伝わってきた。

    世界を広げることが成長なら、世界を細分化していくこともまた成長ではないか、という考え方が印象的だった。
    たしかに、幼い子どもの行動って、外へ外へ広がっていくばかりではなく、小さな細かいところを追求しようとすることも多い。

    外に出て仕事をすること、家で家事育児を担うこと。
    色々考えさせられた。

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    2020年02月01日
  • リボンの男

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    “自分の世界はみんなに比べてかなり小さい。でも、もしかしたら、むしろこのまま小ささを極めて、細分化していく道を進んでもいいのかもしれない。”(p.105)

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    2020年01月31日
  • リボンの男

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    エッセイ"かわいい夫"で綴っていた考え方がよく表れている一冊でした。
    性別にとらわれない夫婦の役割が素敵。"夫だから働き、家族を養わなければいけない"、"妻だから家事をこなし、夫を支えなければいけない"ということはない。
    それぞれの家庭で、それぞれの個性や事情から役割を決めれば良いんだ。自分の役割が他の家庭で普通とされているものと違っていても、堂々としていれば良い。
    こんな考え方を堂々と綴れるナオコーラさんは、やっぱりかっこいいなあと改めて感じました。

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    2020年01月19日
  • 論理と感性は相反しない

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    面白かった!

    短編集なんだけど、少しずつ繋がってるってのもあってすごく読みやすかった。

    登場人物も話も全体的に少し奇妙な感じなんだけど、そんなおかしな話の中で共感できる事や、なるほどなーっと思える事が多くて飽きずに楽しんで最後までゴールって感じ。

    誰にでもわかる言葉で、誰にも書けない事を、という作者のテーマが詰まったような小説だなと思う。

    音楽と小説の話が特に好き。

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    2020年01月04日
  • 論理と感性は相反しない

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    これは面白い。 普段ミステリーを主として読むがこういったよくわからないジャンルを読むと新鮮に感じる。 著者も言っているがふざけてるけど一生懸命書いているってことが犇々と伝わる。 クスッと笑ってしまう場面もあれば比喩の使い方に驚かされた場面もある。 これは一見本を読まない人でも読みやすいと思うかもしれないが実際には本が好きな人ならでは気づく部分が多い。特に表題作の「茶色の殻」がなぜその表現として現れているのかって場面。とても印象に残っている

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    2019年10月13日