山崎ナオコーラのレビュー一覧

  • 可愛い世の中

    Posted by ブクログ

    豆子ちゃんに共感できんくて、
    でもできへんぶん、
    じぶんとの距離が大きい分、
    新しい理解の幅が生まれた!

    あと、複雑な人間関係。
    これを理解することは簡単なようで難しくて、
    理解したら世界はもっと明るくなる。

    0
    2021年07月13日
  • ブスの自信の持ち方

    Posted by ブクログ

    著者の本はおそらく初読。ある読書会の課題本になっていたのを見て気になって手に取った。
    すごいタイトルの本だけど、性やその他カテゴライズされたものへの差別や権利などについて綴ったエッセイ。自分の普段の何気ない思考を省みるきっかけになった。それが純粋に自分自身の思考なのか、社会によってそうさせられた思考なのか…考え出すと、いかに色々な要素で自分が成り立っているのか分かり、複雑な社会で生きているなぁ〜そりゃ大変なわけだと思う。

    一番印象に残ったのは「規則正しさ」が周囲の雑音に惑わされない心や全ての自信につながる、という以下の部分。
    「自分の好きなことを見つけ、毎日行うことができる適切な量の目標を設

    0
    2021年07月05日
  • 母ではなくて、親になる

    Posted by ブクログ

    ヨシタケシンスケさんのエッセイかと勝手に思い込み、間違ったまま借りた。山﨑ナオコーラさんは名前しか知らなかったけど、他の作品も読みたくなった。
    私も子育て中で、共感する部分も多かったが、山﨑さんの視点がおもしろく、気づきが多かった。
    特に家事や育児を平等にするより、みんなが健康にいるべきで、だから自分が大変な時は相手に負担をかけるという下りがとても興味深かった。つい平等に!!と言いたくなる性分なので、この視点は取り入れたいと思った。
    相手に恩着せがましくなるような無理をしないという点も自戒になった。

    0
    2021年06月16日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

    Posted by ブクログ

    「多肉植物って、時間だと思うんです」
    「時間が顔に出るのねえ。生まれ方より育ち方なのね」

    「ボーイミーツガール」の「極端」なもの、という題名が、恋愛の多様性に対する理解がまだまだされていないことを表しているようにも感じた。

    0
    2021年06月04日
  • ブスの自信の持ち方

    Posted by ブクログ

     タイトルのパンチ力につい手に取ってしまった。「ブス」と言われて傷ついた人が読者に多い本だと思うけど、そこまで傷付かなかった人や加害者の人に呼んで欲しい。
     
     著者は作家デビューしたころから容姿で中傷をあびるようになった。その影響で顔について差別をする人に対して考えるようになったようだ。映画化もした「人のセックスを笑うな」の著者でもある。
     「差別のない世界に変えよう」が著者が一番伝えたいことだと思う。怒りをぶちまけているようにも見える。その怒りや理不尽さは私も何度も感じたことがある内容ばかりだったので、著者の怒りや苦痛を少しでもわかった気になっている。
     「何でパッとしない顔の人がこんなに

    0
    2021年05月15日
  • リボンの男

    Posted by ブクログ

    家族とは、性別とは、色んな事を考えさせられた。
    この物語の夫婦は男女ではなく同士。マイノリティがどうのこうのって言う押し付けもなく、自然に書かれていてすんなりと入ってきました。
    贅沢はしなくても日々の丁寧な暮らし、日課のお散歩中の出来事など、日常をどう楽しむか、今のこの時世に読むと興味深かった。

    0
    2021年05月14日
  • リボンの男

    Posted by ブクログ

    新しい価値観の家族。同じ?似ている?近い?価値観のパートナーと出会えるなら結婚相談所も悪くない。
    お金を使うこと、稼ぐこと、だけが経済活動を回しているわけじゃない。
    マイナスの経済活動もあるけど、それは結果的には、決してマイナスではない。
    ヒモじゃなくて、リボンだから(笑)

    0
    2021年04月22日
  • 母ではなくて、親になる

    Posted by ブクログ

    タイトルで選んでみた。
    子育てのことが面白おかしく書いてるのかと思ったら、すごく真面目に考えてた文章で、新鮮。

    子育てを楽しまなきゃな〜
    今が大事なんだよな〜と。

    写真を撮る時も、カメラの画面じゃなく、
    本人を見ようと思った。
    一瞬の煌めきって、本当大事

    0
    2021年02月19日
  • ブスの自信の持ち方

    Posted by ブクログ

    山崎ナオコーラさんも「わきまえる女」であり、ほとんどの媒体が「わきまえる女」であるよう女を躾けている。今起きてる問題を山崎ナオコーラさんはどう思うか知りたいな。

    0
    2021年02月13日
  • ボーイミーツガールの極端なもの

    Posted by ブクログ

    2020/11/4

    多肉植物を育てる人々の連作短編。
    「処女のおばあさん」で幸せな気分になって、「絶対的な恋なんてない」で笑った。
    独特の世界観で、人付き合いって難しいよなぁと考えさせられた。言葉にしないと伝わらない。
    いろんな付き合い方があったっていいじゃないか。

    0
    2020年11月04日
  • ベランダ園芸で考えたこと

    Posted by ブクログ

    題名に引かれて読んでみた。私も園芸を少しやっているので実用的な知識も得られて得した感じ。非常に凝る人なので中々参考になった。作家として人間として非常に誠実 正直な人なので読んでいてスカッとする。「東日本大震災の後、私は生活することが恥ずかしくなってしまった」自分を納得させたくてグリーンカーテンを始めた、という気持ちよくわかる。

    0
    2020年09月22日
  • リボンの男

    Posted by ブクログ

    妹子(いもこ)(小野…だから)こと、小野常雄(おのつねお)くんは、書店員の妻・みどりさん、幼稚園に入ったばかりのタロウくんとの三人暮らし。
    妹子が専業主夫として、家事と育児のほとんどを担当している。
    住まいは武蔵野の自然が残る、野川の近く。
    毎日川沿いを歩いては、タロウくんを幼稚園に送り迎え。
    花や虫に旺盛な興味を示すタロウくんと一緒に自然を見ることを妹子も楽しんではいるが…

    これって、時給いくら?

    みどりさんの方が収入が多いという理由もあったけれど、むしろ妹子自身が育児をしたくて主夫になることを申し出たのだ。
    でも、悩んでいる。

    「リボンの男」ってなんだろうな?と思って手に取った。

    0
    2020年09月10日
  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。

    なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなるほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。

    しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。

    三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大

    0
    2020年08月15日
  • ブスの自信の持ち方

    Posted by ブクログ

    印象的なタイトルだし、実際に「ブス」という言葉がそれはもう数えきれないくらいに出てくるんだけど、書かれていることは容姿についてだけではない。
    その人が本当にやりたいことが、それとはまったく関係のないこと、容姿や性別、年齢、出自などによって不当に制限されること、否定されること、それって個人の問題ではなくて社会の問題だよね!ということが一貫して書かれている。
    自分の信じていることを大事にしつつも、試行錯誤しながら書き進めたんだろうなぁということが伝わってきて、自分もあれこれ考えながら読んだ。

    0
    2020年05月04日
  • 浮世でランチ

    Posted by ブクログ

    ふわふわ不思議な読み心地。壁を撫でて歩いたり、コップの膨らみに魅力を感じたり。ナオコーラさん自身、世界に敏感で感受性豊かな人なんだろうなー、と。

    0
    2020年05月03日
  • 泥酔懺悔

    Posted by ブクログ

    泥酔の失態を開き直るんじゃねぇ、と下戸の私は常々。んでも、人の泥酔を楽しむってのは面白い視点かもしんない。そんな余裕があればなぁ。
    総じて若い年代の著者のほうが面白かったかな。

    0
    2020年05月01日
  • 長い終わりが始まる

    Posted by ブクログ

    大学生のころの、岡山大学文化棟の様子を思い出しながら読んだ。

    学生が主人公の小説で、学園が出てくる物語を読んでいると、メタな視点から自分と重ねるでもなく、空気感とか言葉にならなかった感覚、風景が浮かんでくるということが昔からよくあったことを思い出した。

    修辞が華やかでなく、しかし描写の精度が高い小説は切実さにあふれていて、読後感は爽やかではないが読んでいてついつい夢中になる。

    0
    2020年05月11日
  • リボンの男

    Posted by ブクログ

    こどもとお父さん(主夫)の交流
    あと奥さんとの。

    いいなぁ。読んで良かっなぁってホンワカに思った。こどもの歳が近いからってのもあるけど、俯瞰的にも主観的にも読めるから面白かった。
    思わず2回連続で読んでしまった。

    0
    2020年04月04日
  • リボンの男

    Posted by ブクログ

    「おとうさんはねえ、ヒモじゃなくてリボンだよ」
    専業主夫の時給は、いくら?野川沿いの道を3歳のタロウと歩きながら常雄が発見した、新しい"シュフ "の未来
    本の帯に釣られて読んでみた。それぞれの立場の生き方が肯定されてて、心安らかに読めました。

    0
    2020年03月09日
  • リボンの男

    Posted by ブクログ

    タイトルとカバーイラストにひかれて。
    ナオコーラさんらしい作品。

    外で働いてくる人だけが働いている訳じゃない。家事をして子育てをする人も、男性女性問わず、働いている。
    そこには、外で働くパートナーへの遠慮や嫉妬のような複雑な気持ちも描かれていた。奥さんももう少し気づいてあげても…と思う部分もあった。

    「リボンの男」子供らしいかわいい発想だなと微笑ましくなった。

    0
    2020年03月04日