稲垣えみ子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読めて良かった。
自分は今、夫と二人暮らしで
稲垣さんの鬼ミニマム生活は
難しいけれど
いずれ何らかの形で自分が一人暮らしをするときに備えて
自分が手に負える生活様式にダウンサイジング=アップグレードする
幸せなイメージが具体的に頭に浮かんだ。
自分の手に負える簡素で清潔感ある生活を
少ないお金で回せるくらし。
絵とか音楽とか畑とかもしちゃったりして。
日ごろは一汁一菜の”ケ”のメニューに安心感を戴き
たまにコロッケ屋さんやレストランで”ハレ”料理を
楽しむこと。上手に人に頼ったり繋がっている
ご近所という大きな家族の中で生活しているような環境
いいなぁ。できるかなぁ。だれか一緒にやってく -
Posted by ブクログ
NHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」で紹介されていたのが出会いの契機。
面白い!
とても軽やかで、反逆的で、自律している稲垣さんの視点が、知性と磨き抜かれた文章力で構成されている。
独り身の女性、若い頃と全く同じようにはいかない身体と共に、古いようで現代においては新しい「江戸の長屋」的、実験生活。とは言え、最初は必要に迫られて始まったとのことですが、読み進めるうちに、これ、私のやりたいことなんじゃないか…?と思わされる。実験は成功をおさめ、本になり、多くの人の視野を広げる…素晴らしい!
料理をしながら、片付け、洗濯、家事をしながら、来し方、行く末に思いを巡らし、ここで提案されていた生き方を -
Posted by ブクログ
タイトルを見たら、指南書の類か?と思ったが、読んでみると、抱腹絶倒もので、一気に読んでしまった。著者は、朝日新聞を退社してから、ひょんな縁(エピローグで触れている)で小学校以来のピアノを再開、その悪戦奮闘ぶりが実に生き生きと描写され、まさにそうだよな!と共感。
本書の中で触れている例は・・
ピアノの楽譜では、音符に数字が付記されていることがあるが、これはどの指で弾くか(指数字)を示していて、これがないと、その音符を弾くのに、その場で適当な指を持ってきてしのぐ、という再現不能な演奏になってしまう
左手はヘ音記号、右手はト音記号の五線譜が標準だが、音符は五線譜の場外に上へ、下へと飛び跳ねる。 -
Posted by ブクログ
AERA dot.の連載が好きでずっと読んでいて、稲垣さんといえば「持たない暮らし」の人。その人がピアノ!? とびっくりして読み始めると、なんとピアノも持たずに練習されていたのだった。持たない姿勢を貫かれているのも、借り物のピアノで毎日猛練習されているのも、さすがすぎる。
そして本書、単にピアノだけの話ではない。恩田陸さんが帯で書かれているように、生き方の話である。
人生折り返し地点に到達した自分の生き方もそうだし、子どもたちに楽器を教えるときの心構えとしても(楽器に限らないと思うけど)。私は子どもが音楽家になるとも、音大に進むとさえも思っていないけど、じゃあなぜ子どもに楽器を習わせるの?何 -
Posted by ブクログ
コロナ禍に一人で家でできる何かを探して、電子ピアノを手に入れた。子供の時に習っていたが、やらされているという感覚で一生懸命練習した記憶はないので、わたしも稲垣さんと同じようにピアノに対してざわつきがちだった。コロナ禍に時間があったこともあり、わたしも稲垣さんと同じようにピアノにどっぷりハマった。なのにいつの間にかまたピアノから離れてしまった。私はまたピアノに戻れるかしら?この本を読んだらまた挑戦できるかしら?とドキドキしながら読みはじめた。
大正解!稲垣さんがピアノに向き合い、考え、奮闘する様子をみて、私も早く家に帰って鍵盤に触れたい!と思った。わくわくする!さすが大人!ピアノとの向き合い方 -
-
Posted by ブクログ
今日はかなりオタクな話題になりますので
ピアノに興味のない方は、辛く感じるかもしれないので、読まない方がいいかもです。笑
私は3歳から13歳までの10年間。
イヤイヤながらも、ピアノを習ってきた。
しかも、声楽の先生に。
今思うと、そこはやっぱりピアノ科出の先生にすべきだろうと、親にツッコミたかったが、まぁ私もやる気が全くないので、そのままになった。笑
親は音大に行かせたかったらしいが、冗談ではない。高校受験という格好の言い訳でようやく辞めることができ、本当にせいせいした。
この本にも同じ様なことが書いてあり、私だけではないのだと、妙に安心したわけです。(*´ 艸`)
だって家で母に怒られ、 -
Posted by ブクログ
思えば幼少期からずっと何かしらの音楽に触れていた。
幼稚園のオルガン、小学生のピアノ、中高生のコーラス、成人してからは昔をなぞるようにもう一度学び直し。
でも仕事の忙しさを言い訳にどれも中途半端で辞めていた過去。
この度生活環境が変わったことをきっかけに、不思議なご縁も加わって再々度学び直すことにした馴染みある楽器。
そんな私の前にジャストなタイミングで現れたのがこの「老後とピアノ」だった。
音楽雑誌に掲載されていた、稲垣さんのピアノ練習所感を時系列にまとめたものです。
歳をとってから何かにチャレンジする時って、若い頃と違って不思議とこの言葉が頭の中に