稲垣えみ子のレビュー一覧

  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    ネタバレ

    目から鱗。
    でも、すごく自分にしっくりと来る生き方指南書だった。
    私の目指すべき方向は、きっとこっち。
    稲垣さんとそっくり同じにすることは難しいだろうけど、目指したい。

    モノは、管理しきれなくて、常に片付けないと減らさないとという気持ちが頭のすみにあって落ち着かない。
    このモヤモヤはきっとこのまま一生消えないよ、と突きつけてくれた。
    思いきらねば。

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    2025年11月29日
  • ピアノが弾けるようになる本

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    この本は、バッハの平均律を弾けるようになるためだけの本ではありません。というか、
    「訳者あとがき」から、生きる喜びに気づける本
    なのです。
    さて、私もこれから、バッハのレッスン。

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    2025年11月29日
  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    家事に対しての考えが変わり、読んでいて楽しく、元気になる。そんな本だった。

    確かに、家事がシンプルだと心地よい。さっそく、生活に晒(さらし)を取り入れたら、その快適さにびっくりした。今まで布巾にかけていた時間が大幅に短くなって「そういうことか」と思った。
    今まで何かを目指していたけど「あ、これでいいのだな」と気づくことができた。

    わたしも自分の生活をもっとシンプルに、心地よくしていきたい。

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    2025年11月22日
  • 寂しい生活

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    やっぱり文章力が素晴らしい。
    読んでると安心する。こういうのもありなんだという考えを持っておきたい。
    100年前の人々はは今ある工業製品なんてない中、寒い冬も暑い夏も普通に生活していたんだから冷蔵庫が無かろうと洗濯機が無かろうと案外大丈夫なんだろうなと思った。
    ものを持ちすぎない生き方をしたい。

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    2025年11月13日
  • 老後とピアノ

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    今日はかなりオタクな話題になりますので
    ピアノに興味のない方は、辛く感じるかもしれないので、読まない方がいいかもです。笑

    私は3歳から13歳までの10年間。
    イヤイヤながらも、ピアノを習ってきた。
    しかも、声楽の先生に。
    今思うと、そこはやっぱりピアノ科出の先生にすべきだろうと、親にツッコミたかったが、まぁ私もやる気が全くないので、そのままになった。笑
    親は音大に行かせたかったらしいが、冗談ではない。高校受験という格好の言い訳でようやく辞めることができ、本当にせいせいした。
    この本にも同じ様なことが書いてあり、私だけではないのだと、妙に安心したわけです。(*´ 艸`)
    だって家で母に怒られ、

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    2025年11月10日
  • 老後とピアノ

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    私も50になり、ピアノを再開した。 60歳までの10年間でどのくらい楽しんで演奏できるかをこれからいろんなところで試してみたいです。 20代で始めたので譜読みはできない。 音間もない。 楽譜見ないで暗譜で何とか演奏するスタイルを辞めたいので、色々模索中です!

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    2025年10月22日
  • 老後とピアノ

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    思えば幼少期からずっと何かしらの音楽に触れていた。
    幼稚園のオルガン、小学生のピアノ、中高生のコーラス、成人してからは昔をなぞるようにもう一度学び直し。

    でも仕事の忙しさを言い訳にどれも中途半端で辞めていた過去。

    この度生活環境が変わったことをきっかけに、不思議なご縁も加わって再々度学び直すことにした馴染みある楽器。

    そんな私の前にジャストなタイミングで現れたのがこの「老後とピアノ」だった。

      音楽雑誌に掲載されていた、稲垣さんのピアノ練習所感を時系列にまとめたものです。


      歳をとってから何かにチャレンジする時って、若い頃と違って不思議とこの言葉が頭の中に

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    2025年09月23日
  • アフロ記者

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    リズムもよく、歯切れもいい。
    めちゃくちゃ読みやすかった。
    年齢的に自分のチョイ先輩である著者が選んだ人生後半戦の戦い方、脱電化製品はしないけど、心意気には賛同いたします!

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    2025年09月20日
  • もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

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    ラジオでの語りが面白くって出演を楽しみにしているイナガキ女史
    著書を拝見するのは初めて
    六甲辺りにお住まいだったことに親近感があって勝手に顔見知り気分
    この時代に冷蔵庫やエアコンなし生活なんて大丈夫なんだろうかと心配もしちゃう

    いろんな本をお書きですが今回はこちらを
    冷蔵庫なし生活は干し野菜と糠床で成り立ってるようです
    なるほどなるほど!
    実践するしないは別として身近な食エッセイとしてめっちゃ面白い
    なんかイナガキさん暴走気味だよー笑と思いながら
    ご自宅に伺ってご飯ご一緒したくなりますね

    ごはんを作るだけなのに生きる自由を考えるような壮大なテーマになっている
    どんな不幸が訪れても「自分を食

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    2025年09月05日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    よく言う、『お金や地位が全てじゃない』みたいなことを深く理解させてくれる本。
    『ある』ということに依存していると終わりのない幸せの追求をしてしまうことになる。『ない』ことによって見えてくる景色を忘れてはいけない。
    でもやっぱり夫がいて、子も望むならお金は欲しいなと思ってしまって。だけど著者はそれも否定しないんだろうなと思える。

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    2025年08月07日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    わたしは稲垣さんのファンだ。朝日新聞を購読していたときから彼女のコラムを愛読していた。
    50歳で朝日新聞を退職され、その後の生活のまあ潔く充実していること。どの著作も共感する点多々。『魂の退社』は自分が10年勤めた職場を退職した時のことを思い出してしまったし、『老後とピアノ』はピアノを英語に置き換えたらわたしとまったく同じだなと。↓とかね。

    「コツコツなんてもんじゃない。バリバリとやった。目を三角にして。しかも毎日。(略)コツコツというようなチンマリした努力では「できないことなどない」どころか、ほんのわずかなことすらできないということが即判明したからであった。1日何時間も、雨の日も風の日も盛

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    2025年08月07日
  • 老後とピアノ

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    ネタバレ

    ピアノではありませんが、私も大人になってから楽器を再開しました。

    共感しまくりです!

    昭和のレッスンを思い出し、ビビりながら再開したレッスンで、先生が優しいことに驚き、
    YouTubeでいろんな人の演奏が聴けることに驚き、
    自分で曲を選んでいいんですよ?と言われて驚き、
    あの作曲家、なんでこんな曲を書いたんだー!?と作曲家の検索魔になり…

    いつも頭の中にあるのは、理想のあの人の、あのCDの演奏!…なのに、自分の演奏との違いに凹んだり、
    先生の見本演奏に惚れ惚れしたり、自分と同じ人間だというのにあまりにも演奏の違いに凹んだり…先生の演奏なんだからそりゃそうだけど(苦笑)

    もう、何度『ほん

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    2025年08月03日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    あたまがスッキリしました
    家事はお守り
    わかる気がします
    生活力ってお金を稼げるかどうかだけじゃない

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    2025年07月22日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    「家事なんてなくなればいい」なんて言ってる場合じゃない。
    むしろ家事は我先にと「取り合う」べきものである。
    なぜかといえば、老若男女問わず、何をおいても家事をする者、すなわち「自分の身の回りの世話は自分でやる者」こそが人生の真の勝者になるのだ。


    いやーー、この本に20代ラストイヤーが迫る今出会えてよかった!
    この本を読むきっかけは、4月からのがっつり勤務and元気印の4歳育児シングルマザー生活が始まり
    家事の存在が大きく負担に感じていたこと。

    タイトルで「家事」か「地獄」か?
    どう言うこと??!

    と気になって読んでみたら
    家事というのは自分の世話を自分でやりきり
    自分の生活おいては人生

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    2025年07月04日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    タイトルから、家事が地獄っていう話なのかと思ったら全く逆で、家事をすることが人生において何よりも大事という内容だった。
    便利であることが家事を面倒くさいこと、大変なことにしてしまっているという話にはうなづくことができる。便利な電化製品をやめること、膨大な服や物を処分してシンプルに生きることが実は幸せへの近道。食事だってご飯と汁物があれば十分だし、家事をできるだけシンプルにすることが自分の生活を豊かにするというのが目からウロコだった。
    もし家族がいなくて一人暮らしだったら、こういう生活憧れるなあ。まずはできることを一つずつでもやってみたい。

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    2025年06月18日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    来たる40代、50代に向けてどう働き、どんな生活をしたいかを考える参考になった。もっと贅沢を、もっと便利に、というすべての人が持っているであろう欲にどう向き合うか。そこを疎かにして歳だけ取ってしまうと、仕事でも私生活でもどんどん苦しくなってしまうのだな、と。自分はこれで十分、これさえあれば大丈夫という基準を明確にしておかないといけない。モノにあふれるこの時代その見極めは極めて難しいだろうけれど、(そして子育て世代にとっては更に至難の業だろうけれど、)30代の今、時間をかけてじっくりと取り組み人生の折り返しに向けてゆっくりとステップダウンしていきたい。稲垣さんの本をいくつか読んで、当面の方針が見

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    2025年06月18日
  • 寂しい生活

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    確かに家電って便利そうに見えて、家事を複雑で面倒臭くて大袈裟なものにしてるんだなと気づかされた。以前は使っていた食洗機とかがまさにそう。面倒臭いからとりあえず汚れた皿を放り込んでいたけど、それによって自分の中で皿洗いというものがさらに面倒くさいものとして認識が強化されていく感じがした... 手でささっと洗えばものの5分くらいで終わることなのに。生きるために必要なものなのか、自分の欲望なのか、その境目があいまいになると、本当にどんどん苦しくなる一方なんだなと思った。とは言え人生の可能性を削ぎ落としていくのって勇気がいること。それを実践した稲垣さんが本当にすごい。完全には無理だけど、出来ることから

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    2025年06月11日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    可能性を広げるためにと買っていた様々な物たちが、実は自分自身の可能性を狭めていたのかも...
    お金をたくさん稼げることよりも、「自分で家事ができること」や「人に親切にできること」等自分自身の内なる力がしっかりしていることの方が尊いなと思った。
    家事をもっとシンプルにするために、家の中の物を減らすことから挑戦したい...

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    2025年06月02日
  • 寂しい生活

    購入済み

    とても考えさせられました。生きるとは、幸せとは?
    「いつか食べるもの」で溢れる冷凍冷蔵庫や、不自由を解消するために新しい(複雑な)商品を買って更に不自由になってゆくくだりは、まさに今の自分がしていることなので耳が痛かったです。少しずつでも、今本当に必要な物は何なのかを考えることを習慣にしていけたらなぁ・・・。

    #切ない #タメになる #共感する

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    2025年05月09日