稲垣えみ子のレビュー一覧
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購入済み
人生究極の生き残りバイブル本
これまで断舎利やミニマムについて本を読んだり実行してきましたが、自分が実践していた中で更に一歩踏み込んだ内容でした。要らないものを捨てシンプルになることは元より、地震による脱原発を個人でやり抜き、試行錯誤を繰り返しながら電気の要らない生活に対するひたむきな著者の姿勢に感動しました。それは決して脚光を浴びるような華久しいものではありませんが、人が生活していくことの喜びは目の前の日常に転がっていることを教えてくれます。生きていく上で本当に必要なモノお金、そして大切なことは・・・僕の中で今一番の「人生究極の生き残りバイブル本」であります。
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Posted by ブクログ
10年前出版本。
同じく脱サラすべく、手に取る。
社員が懸命に働く原動力は「金」と「人事」
「人より偉くなりたい」「もっとお金が欲しい」
人よりは自分は優れているんだという感覚
少しでも贅沢をしたいという気持ち
出世競争の中、「そこそこで満足する」のは難しい。自分がポストにつけなかった場合、自分以外の誰かがなる。その場合自分はその誰かより「劣っている」と判断されたということになる。それは側から見る以上に深く人の気持ちを傷つける。
差別でもなく能力によって外された、その理由を聞くこともできない。
人事異動が発表されるたびに一喜一憂し始めていた。
お金よりも時間や自由がほ欲しくなったら、
会社依存度を下げる。
そうじゃないと抜け出せないよね。
でも会社は諸々を守ってくれてた。住む場所、保険、年金、信用。それが全て自前で用意せねばならなくなる。
会社は人生の学校
お金とはどう付き合うべきか
ウマの合わない同僚や上司とどう付き合っていくか
理不尽な人事異動にどう立ち向かうか
頑張っても結果が出ず、自信をなくしたときどうしたらいいか
納得のいかない命令にどう対処するか
結構過酷な旅笑
それをいつ終えるかは自分次第だね。 -
Posted by ブクログ
稲垣えみ子さんの著書は読みやすいし刺激に満ちているが、そのまま真似できるわけではない。適宜薄めたり、他の本から得た素材や、もともと自分で持っていた考えとかけ合わせたりしながら、自分流に捉えなおす工程が、むしろ楽しい。
無意識にそれをやってしまったあとのわたしの中に残っている事柄をこれから書くので、えみ子さんの主張とは異なるものになってしまってるかもしれない。その点は、すみません。
・家事は、自分で自分を大事にする行為。
家事の中でも、わたしは「掃除」が一番嫌いで苦手なのでそこに主にフォーカスすると、えみ子さんの掃除は、ほうきで毎日さっと床を掃いて、料理の片付けが終わったらそのまま雑巾で壁や床も拭いて、それからトイレも毎朝、クエン酸だか重曹だかを撒いたら手に持った布で中までぐっと拭く。拭き掃除に使った布は洗ってベランダに干す。それが習慣になれば、毎日本当に気持ちがいいし負担でもない、どころか楽しくて仕方ないそうだ。彼女がひとり暮らしであることや、ものが少ないことを考慮すれば、わたしがそのまま真似できなくても無理もないとは思うが、少しでもその感じを真似したい。
なぜなら、「家事は、自分で自分を大事にする行為」だからだ。料理や洗濯に関しては今あまり困ってないが、片付けと掃除ができてない部屋で過ごすことで生じているストレスの正体は、みっともないとか、子どもに悪影響があるのではとか、そういう側面もあるけど、本質的には、自分を大事にできてないという感覚なのかもしれないと思った。
・便利さと欲望を手放し、自分の身一つで無理なくできる範囲で暮らす。
本書の中で語られる「老後」問題とも関係してくるが、ものを増やせばいつかは必ず手に負えなくなる。たとえ家事を効率化する便利グッズであったとしても、その効果を得るために新しいことを覚えたり、やれ充電だ詰め替えだと意外と複雑な段取りが必要になったりする。それなら、自分の体でできるだけの物量と面積で生活して、身の衰えに合わせて次第にそれを縮小していくのが理想の老い方なのではないか、と還暦目前というこのときのえみ子さんは言っている。
さっきの掃除の習慣も、わたしが真に必要な物量と面積のなかで暮らしていたら、できないことでもないように思う。実行に移すにはまず一大断捨離が要るが(その工程についても詳述されている。やっぱり、こんまりメソッドが良いらしい)。
これらをさらに、『戦略的無計画』で読んだ「一日一分でいいから続けて習慣にする」という精神とかけ合わせると、たとえば「キッチンの床」とか「寝床まわり」とか「居間の自分が良くいる場所」とかエリアを限定して、ここがきれいだとわたし嬉しいという場所を、一分でいいからどこか掃除する、というのをまあなるべく毎日やったら、なんだか少しいいことありそう。「まずモノを減らせ」というえみ子メソッドからは逸れるが、家事を「やらなきゃいけない面倒なこと」ではなく「自分を大事にする行為」と捉える感覚を実感するために、まずはそこからでもいいかな、と思った。
(追記)
深川江戸資料館の、四畳半四人ぐらしの長屋再現展示の紹介があるんですが、あれ、わたしも感銘を受けまして、大好きなんですわ!また行きたいな。 -
Posted by ブクログ
アフロで有名な稲垣さんが朝日新聞を退社してから1ヶ月ぐらい経った時に書いた本。どういう経緯で会社を辞めたのか、辞めた後どういう風に考えて生きていこうとしているのか、そして実際どうなのかっていうところが書かれている。
独特の視点ではあるが、会社を辞めるということについて考えるときに、読むと役に立つのではないかと思った。
以下注目点
・大事なのは一人ということ。
・クレジットカードは会社間の補助システム。
・経済成長は日本人の自立ではなくて依存を生んでしまったのではないか
・人がどうすれば喜ぶかを考えるのは何よりも創造的で心躍る行為だ
・健康診断を受ければやめてしまった
・仕事とは他人を喜ばせたり助けたりすること -
Posted by ブクログ
希望が持てる本だった。
元々の物価高、そのうえに戦争や石油問題など、この先どうなるのかと不安な毎日。
稲垣さんほどではないが、物を少なくしてきたこの数年。
あれ?備蓄が必要な日々がやってきた?
目指していたプチミニマル生活は、いつでもどこでも必要なものが手に入る時代だからこそできることだったのか。
と迷いが生じていたこの1、2ヶ月。
買い置きも減らしていたのに、少し多めに買うようになって(まったく手に入らないことにはならないにしても確実に物価は上がるだろうから生活防衛のためにある程度の買い置きはしておかないとと思った)、物が増え、はみ出たもので見た目がスッキリしない。
物を持たない、それでも幸せだ、いやそれこそ幸せだと、素直に3ヶ月前までなら爽やかに読み終えたと思う。物に執着しない、今ここにある幸せを感じる。宗教者のような、修行者のような心に意外と近づけるかもと思わせてくれた。
先行き不透明な時代に、どう考えても自分は老い、国は下り坂の時代に、今までと同じような暮らしは無理がある。
頭で理解してたことをこの先否応なく体験することになるかもしれない。わざわざ選択してではなく、なし崩し的に。
そう追い込まれたとしても、自分から選択したかのように誇りを持って、持たない生活を送ればいいか。
確かに希望を持って読み終えたのは事実だし、いいタイミングで読めたとは思う。でも、このタイミングだからこそ、なんか抵抗したいような気もあり、ちょっと書いているうちにわからなくなってきた。