稲垣えみ子のレビュー一覧

  • 買わない生活

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    経済の核心はなんだろう。貨幣と商品の交換は日々繰り返される。それだけで語れない。モノの売上や消費という数値ではなく、どこに商品価値を見据えるか。手に届く範囲で見えてくる社会のサイクルを人びとの気持ちや志に循環させていく喜びにあるのではないか、と、筆者は問う。贅沢というモノの豊かさではなく心の豊かさを経済に繋げていく。派手さはないが、うつろう色が私たちの生活にしっくりくる。そこに経済はしっかり根を張っている。

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    2026年09月14日
  • 人生はどこでもドア―リヨンの14日間

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    旅のハードルを下げてくれる、読み終わったら直ぐにでも旅に出たいと思わせてくれる本だった。作者の旅に求める物にとても共感出来た。

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    2026年09月12日
  • 買わない生活

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    家に冷蔵庫がないという稲垣えみこさんに興味津々
    新刊が出たので早速読み始めた。決してさらっと読み進めるエッセイ本ではなかった。さすがジャーナリスト?
    野草を食べる、ポイ活しない 地下経済とは?‥深ーい、深い本であった

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    2026年09月11日
  • 老後とピアノ

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    大人になってから習い事を始めた人にお勧めしたいです。
    久しぶりにピアノを再開した筆者の七転八倒に共感しかありません。
    私も43歳でピアノを再開したので。

    恥ずかしがらず自分のためにひたすら頑張ってもいいんだなの勇気をもらえました。
    スランプのことやちょっとしたコツも書かれているのでとても勉強になりました。

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    2026年08月31日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    アフロで有名な稲垣さんが朝日新聞を退社してから1ヶ月ぐらい経った時に書いた本。どういう経緯で会社を辞めたのか、辞めた後どういう風に考えて生きていこうとしているのか、そして実際どうなのかっていうところが書かれている。
    独特の視点ではあるが、会社を辞めるということについて考えるときに、読むと役に立つのではないかと思った。

    以下注目点
    ・大事なのは一人ということ。
    ・クレジットカードは会社間の補助システム。
    ・経済成長は日本人の自立ではなくて依存を生んでしまったのではないか
    ・人がどうすれば喜ぶかを考えるのは何よりも創造的で心躍る行為だ
    ・健康診断を受ければやめてしまった
    ・仕事とは他人を喜ばせたり助けたりすること

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    2026年08月25日
  • 寂しい生活

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    原発事故からの脱家電生活、色々考えさせながら読ませていただきました。冷蔵庫とエアコン、洗濯機、電子レンジは私の中では手放すことができないなとは思いましたが、溢れかえるものを所有している自分にとって、考え方を見直すきっかけになりました。
    質素でも古き良きにほんの食生活を大事にされているところは私も見習いたいと思いました。

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    2026年08月22日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    日本で会社を辞めるのは、なかなか大変。
    家を借りるのも、カードを作るのも、勤めている会社の信用次第。
    辞めたら、税金ガッツリ取られるし。
    これからは会社だけの収入に頼れなくなってきているけど、会社に所属していないと、やりにくいことも多い。
    なんだかなーと思うところがたくさんあった。

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    2026年08月17日
  • わたしの名店

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    作者名のラインナップの、朝井リョウ目当てで手に取った。安定の、早稲田学生ライフの片鱗が伝わるクオリティ。
    でもどの文章も、地方民の自分が読んで「あー、観光目的じゃなくこの本に出てくる料理目的でそのお店行ってみたい!」と思える店+料理紹介で、軽い気持ちで手に取って想像以上の満足度が味わえる一冊だった。

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    2026年07月19日
  • 一人飲みで生きていく

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    1人飲み、憧れのフレーズ
    最近、知人とも飲むことが無く、1人飲みを、という勇気も無い

    この本は、稲垣えみ子さんがどれだけ頑張ったか、その技術を習得伝授する素晴らしい本だった

    1人飲み、いつかやってみようかな

    ありがとね、稲垣えみ子さん

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    2026年06月04日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    希望が持てる本だった。

    元々の物価高、そのうえに戦争や石油問題など、この先どうなるのかと不安な毎日。
    稲垣さんほどではないが、物を少なくしてきたこの数年。
    あれ?備蓄が必要な日々がやってきた?
    目指していたプチミニマル生活は、いつでもどこでも必要なものが手に入る時代だからこそできることだったのか。
    と迷いが生じていたこの1、2ヶ月。
    買い置きも減らしていたのに、少し多めに買うようになって(まったく手に入らないことにはならないにしても確実に物価は上がるだろうから生活防衛のためにある程度の買い置きはしておかないとと思った)、物が増え、はみ出たもので見た目がスッキリしない。

    物を持たない、それでも幸せだ、いやそれこそ幸せだと、素直に3ヶ月前までなら爽やかに読み終えたと思う。物に執着しない、今ここにある幸せを感じる。宗教者のような、修行者のような心に意外と近づけるかもと思わせてくれた。
    先行き不透明な時代に、どう考えても自分は老い、国は下り坂の時代に、今までと同じような暮らしは無理がある。

    頭で理解してたことをこの先否応なく体験することになるかもしれない。わざわざ選択してではなく、なし崩し的に。
    そう追い込まれたとしても、自分から選択したかのように誇りを持って、持たない生活を送ればいいか。

    確かに希望を持って読み終えたのは事実だし、いいタイミングで読めたとは思う。でも、このタイミングだからこそ、なんか抵抗したいような気もあり、ちょっと書いているうちにわからなくなってきた。

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    2026年05月24日
  • 老後とピアノ

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    著者のことは、朝日新聞記者時代から気になっている。ユニークな行動と鋭い観察力、この本も普通のピアノ学習とは全く違って、年齢を重ねる中での自分の生き方を考えるものになっている。
    それにしても、ハノンやツェルニーから入っていくのでなく、弾きたい曲から練習するなんて、素敵な練習方法だと思う。
    ピアノのある人生の楽しさを知った著者にエールを送りたい。

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    2026年05月06日
  • わたしの名店

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    テーマごとにお気に入りの店ととっておきの一皿、それにまつわるエピソードがまとめられた1冊。
    大好きな作家の澤村伊智が寄稿しているというので読んだ。澤村伊智、なかなかエッセイなどは書かないので……。
    タイトルの通り、書き手がこよなく愛する料理のことを書いているのと、そうに至ったエピソードがあり、読んでいて楽しかったし料理の描写がおいしそう。お腹すく。
    前後で読んでいた本がわりと重めだったからいい息抜きになった

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    2026年04月29日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    ネタバレ

    会社で仕事をしてきて、このままでいいのかと思うようになったときに、巡りあった本。会社のやめ方って書いてあるのに、アフロのことが書かれていて、ちょっと面白そう。と思って手に取ってみた。

    この本で印象に残ったことはおおきく2つ。

    1つ目は、考え方、暮らし方はイノベーションできること。
    バリバリに仕事に向かってきた人が、
    お金の使い方、仕事への考え方のイノベートしていく様子は
    とてもリアルで、特に働き盛りの女性の1つのモデルを見たような感じがした。その過程でアフロにしたのかと思うと、クスッと笑えちゃう。


    2つ目は会社に依存なくとも仕事ができるようになっていくと、自分らしく毎日を過ごせそうだなと思ったこと。

    どうやら仕事をすることは本来楽しくて、それは別に会社でなくとも良さそうであることが伺えた。でも、日本という社会は、会社に依存したり、そこにしがみつかない人は損をしやすい構造になっていそうだと気づけたこと。
    私自身は、自分らしく生きていく方が、損をしない。ということよりも重要だと思うから、もっと依存せずに、仕事に向き合える人になっていけるようになりたいと思った。それは副業・兼業とかいうことでなく、もっといろんな社会の見えない言葉になっていない当たり前を認識して、本当にそうなのか。と問いながら、考え方・暮らし方をアップデートしていくような。そんな感じをちょっとずつ取り入れていけるといいな。

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    2026年03月26日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • 寂しい生活

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     原発再稼働のニュースを聞いて、世の中のフクザツな事情を理解していない私の頭には、「え、たった十数年前にあんなことを経験したばかりなのに、なんで?意味がわからない」という言葉しか浮かんでこなかった。
     稲垣えみ子さんが節電生活を始めて冷蔵庫を捨てるに至ったことは『もうレシピ本はいらない』で読んで知っていたが、その出発点は、東日本大震災のときの原発事故を受けての「個人的脱原発計画」にあったことは知らなかった。もしかしたら『レシピ』の本にも書いてあったかもしれないが、少なくともそれを読んだときの私は受け取っていなかった。だが今回いちばん心に残ったのはその部分だ。
     原発事故が起きたとき、稲垣さんの心に浮かんだのは、これからどうなってしまうんだろうという不安だけではなく、「これはもしかして自分のせいでもあるのではないか」という思いだったという。このような中途半端な引用だけだと、「自分のせいって⋯驕るなよ」という冷笑も誘ってしまうかもしれないけれど、これまで自分が何とも思わずに(いやどちらかというと善だと思って)重ねてきた営為が、巡り巡って何かだいじなものを傷つけているのではないか、積もり積もって何か取り返しのつかない崩壊をもたらしたのではないか、そういう疑念に気づいてしまうと、もう気づいていなかったころの意識には戻れなくなってしまう⋯そんな感覚であれば、今の私は理解できる気がする。
     掃き掃除、拭き掃除、手洗い洗濯、干し野菜、冷暖房なしで暑さにも寒さにも無敵になる風流生活⋯私もやってみたい!それはそれで、やってみたいのだが、でも稲垣さんの電気との戦い(?)をそのまま私が模倣しても意味がない。私は何と戦いたいのだっけ。違う違う、戦闘モードになったり、高邁な理想や自己実現の夢を掲げたりしなくてもいいはずだ。何を守りたいのか、何には成り果てたくないのか、今持っているものは何だったか――自分を嫌いにならない動き方がわかるにはまだ、もう少し、静かな時間が必要そうだけど、そのつかみ方のヒントの気配くらいは感じられた気がする。
     明るく楽しい文章とイラストで、素敵。爽やかな気分になれた。

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    2026年01月04日
  • もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

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    「社会で自分の足で生きていくというのなら、自分のご飯くらい自分で炊かなくては❣️」というのが良かった。
    といっても、私は炊飯器も冷蔵庫も電子レンジもオーブンも使うけど。パンも好きだし。でも、考え方が、とても参考になった。生活、家事、食べること、シンプルにしていきたい。
    「家事か地獄か」も読みましたが、生活するための、身の回りのこと、掃除、洗濯、炊事、家事をシンプルにしたい。掃除機が壊れたら、もう新しいのは買わなくてもいいかなと思った。
    自分の考え方も変わっていくと思うので、また、いつか読みたい本だ。

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    2025年12月24日
  • ピアノが弾けるようになる本

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    「ゆっくり弾け」とはよくいわれるアドバイスですが、本書で少しそのアドバイスに具体性が得られた気がしました。また、練習時の時間のかけ方も参考になりそうです。
    私は、つい譜面を覚えたつもり、あるいは手が覚えたつもりになっても、特に人前で弾く時に「あれ、次どうだっけ?」と記憶が飛んでしまいがちなので、本書の教え、特に4章の最後の「ちょっとブレイク」は、非常に参考になりそうです。

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    2025年10月30日
  • わたしの名店

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    食べることは生きること。
    思い出の味やお店から今は亡き人を偲んだり、
    ただただ好きな食べ物への愛があったり。
    様々な作家による名店にちなんだエッセイ集。
    隙間時間にピッタリ、お腹が空くこと間違いなし!

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    2025年10月20日
  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

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    最初から最後まで面白く読めた。
    既に老後の私には、毎日の家事(特に炊事)が苦痛で、そうそう、そうなんだ!と味方を得た気分になった。
    毎夕、翌日の献立を決めておかないと落ち着かない。
    そこで、著者オススメの「調理法別に3種類作る」(①火を通さないおかず②さっと火を通すおかず③じっくり火を通すおかず)を、実践することに決めた!
    お陰で、料理ストレスが減りそうだ。
    しかし、それ以外の断捨離は家族持ちには、実現は難しい。
    ただ、自分の服や持ち物だけは、可能な限り、減らして、残りの人生を快適に過ごしたい。
    読後に、断捨離熱が上がりました!

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    2025年10月12日
  • 人生はどこでもドア―リヨンの14日間

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    何より民泊の仲介人であるニコラの人柄が素敵でした。稲垣さんの悪戦苦闘しながらも、ふだんのらしさを発揮して、フランス人にも受け入れられていく過程も楽しかったです。人に喜ばれるというのは世界共通の生きがいなのですね。

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    2025年10月11日