人生はどこでもドア―リヨンの14日間

人生はどこでもドア―リヨンの14日間

1,540円 (税込)

7pt

「魂の退社」「寂しい生活」に続く書き下ろし。

今回の内容は、あえてなんの準備もせずに、もちろんフランス語なんてできない状態で、フランスのリヨンに行って14日間滞在したという旅行記。
旅の目的は、「現地でしっかりした、日本と変わらぬ生活をすること」。それはすなわち「周りの人としっかりコミュニケーションをとってつながること」。

日本語が通じない異国の地だと、その人の「在り方」というのがむき出しになり、より本質的な人との関わり方の姿勢が問われることになる。稲垣氏は、その試行錯誤の中で「人とつながることの幸せの形」を見出している。

その様子が、稲垣氏独自の軽快な文章で表現されていて、笑わせてくれたり、ホロっとさせてくれたり……と、とどんどん引き込まれていくうちに、最後は感動させてくれるものとなっている。

また、エアビー(民泊サイト)の利用法を始め、ホストとのつきあい方や、フランスのネット事情、マルシェ(市場)の様子、買い物の仕方、カフェの様子など、海外の民泊を利用しようとする人や、フランス旅行をする人に参考になる情報も満載となっている。

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人生はどこでもドア―リヨンの14日間 のユーザーレビュー

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    購入済み

    凄く良かった!14日間過ごした宿を後にする場面は感情移入し過ぎて涙が出てしまいました。
    一人旅行での寂しさとか、思いがけない喜びとか、本当に共感できました。もう少し長くいたらどうなったのかなと考えてしまいます。
    また先生がリヨンに行く機会があったら、ぜひエッセイを書いて欲しいです!

    #癒やされる #切ない #感動する

    0
    2025年04月18日

    Posted by ブクログ

    「人生はどこでもドア」という題名に心惹かれて手に取ったら、なんと料理に対する考え方を覆してくれた稲垣さんの著書でした!
    時々ふふっと笑ってしまったり、分かる〜と頷きたくなったり、とても読みやすくて楽しい本でした。

    私も孤独と親切は隣り合わせだなって感じることがあって、人は孤独だからこそ人に親切にし

    0
    2025年02月19日

    Posted by ブクログ

    すごくよかった
    エッセイなんだけど、鼻につく感じも浅すぎる感じもなくて、身近で親しみやすく、おもしろい
    旅先で読むと元気が出そう

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    軽快な文章と親しみやすい人柄。誰かに親切にされるのと同じぐらい親切を誰かにすることを信条とする江戸的な持ちつ持たれつの人付き合いを、言葉の通じないリヨンで実践しようと思い立ち、まずはよく観察、発見、考察し、試行錯誤する。それってまさに生きるということ!旅という日常から離れた場所で、純粋に生きることに

    0
    2023年12月17日

    Posted by ブクログ

    私も将来こんな旅をしてみたいな。
    いつか愛犬が天寿を全うして天国へ旅立つのを見送ったら、ほんとうに自分がしたいことだけにフォーカスした旅をしようと思う。
    一か所に長く滞在して、おいしいものを食べて、自分で料理もして、できれば地元の人にお料理を習ったりしたいなあ。

    著者の旅は楽しいことばかりでもなく

    0
    2023年07月13日

    Posted by ブクログ

    面白かった!色々共感できる部分も多くて、自身も海外暮らしを体験してみたくなった。
    日本にいることはとても便利だけど、海外で非日常の刺激を受けて自分の中で何か変われたらいいと思う。
    いつか自分もエアビーのニコラさん家に民泊してみたい。

    0
    2023年03月05日

    Posted by ブクログ

    元気をもらえる本。
    まあ、私は私であればいいのだし、そのことだけで、つながっていける、というのは確かなんだろうか。

    0
    2023年01月29日

    Posted by ブクログ

    丁度、旅行・出張嫌いな私が三日間大阪に出張していた時に聞いていた本で、その状況が重なってやっぱり場所を変えるっていいなぁって改めて感じた。

    なぜ旅行や出張が嫌いなのかと言うと大きくは2つある。
    1つは沢山モノを食べることができないから。
    もう1つが観光に興味がないから。

    なのでコロナ禍の中で旅行

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    英語が話せない身としては旅がグッと身近になる本です。色々トラブルはあるけど必死になればどうにかなる(する)、無理して観光もしなくていいと肩の力をおろして読めました。シンプリストの考え方ものっていて旅行本以上の価値があります。

    0
    2022年06月29日

    Posted by ブクログ

    何より民泊の仲介人であるニコラの人柄が素敵でした。稲垣さんの悪戦苦闘しながらも、ふだんのらしさを発揮して、フランス人にも受け入れられていく過程も楽しかったです。人に喜ばれるというのは世界共通の生きがいなのですね。

    0
    2025年10月11日

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