稲垣えみ子のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

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    2025年03月24日
  • 寂しい生活

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    タイトルからは想像できなかったけど、とてもワクワクしながら読むことができた。
    節電からスタートして、生きることの意味にたどり着くという、非常に興味がある内容。
    “物を手放して可能性を閉じることは、惨めなことではなく、むしろ心からの安心を得ることがだった。「すでに足りていた」ということに気づけた。”という著者の悟りに、仙人みを感じる。
    便利を追求するのは何のためか。流行りや広告に踊らされず、自分だけの時間の使い方(=人生)に必要なものは何なのかを考えなくては。

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    2025年03月12日
  • 老後とピアノ

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    若い頃ピアノを(嫌々)習っていて、かなりのブランクを経て、ひょんなキッカケにより恐る恐るピアノを再開する‥
    そんな私と似たようなシチュエーションに、共感度大!の本に出会えましたー
    ノウハウもあるのだが、悪戦苦闘・自問自答・試行錯誤を著者のユーモアたっぷりに語る中身。
    これはもう一種の哲学というか深いピアノ愛の本ですね。
    読んでいて、自分自身のピアノ熱がますます高くなっていくのを感じました。

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    2025年03月11日
  • 人生はどこでもドア―リヨンの14日間

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    「人生はどこでもドア」という題名に心惹かれて手に取ったら、なんと料理に対する考え方を覆してくれた稲垣さんの著書でした!
    時々ふふっと笑ってしまったり、分かる〜と頷きたくなったり、とても読みやすくて楽しい本でした。

    私も孤独と親切は隣り合わせだなって感じることがあって、人は孤独だからこそ人に親切にしたくなるし、笑顔が恋しくなるんだな〜と読んでて納得しました。

    人生はどこでもドアという題名がやっぱり素敵!
    わたしもそういう心持ちで、色々なところに身軽に気軽に旅したいです。

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    2025年02月19日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    快活な文章。とにかく読みやすい。
    日本の会社社会への指摘も著書ならでは!!

    会社に属することって確かに日本では大事なステータスだよなぁと実感。

    そして、会社に捧げる人生もそうでない人生も肯定しているのは、会社の素晴らしい部分も理解している著者だからこそ。

    働くことの楽しさを理解した。
    仕事をするっていいなと思えた。
    前向きに働くことを考えたい人におすすめ。

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    2024年12月27日
  • もうレシピ本はいらない 人生を救う最強の食卓

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    毎日の食事に向き合うのが気楽になった。
    小難しい献立、レシピ検索から解放されて、シンプルでいいんだ!と気づけた一冊。
    焼くか煮るか蒸すか。醤油か塩か味噌か。
    たくさんの調味料をちまちま計量して作るものより、素材の味をしっかり感じた料理のなんと美味しいことか!
    今あるものを、少ない選択肢から選んで作るだけ。それでいいんだ。

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    2024年11月29日
  • わたしの名店

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    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

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    2024年11月28日
  • 一人飲みで生きていく

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    ネタバレ

    飲まない人は他に楽しみやストレス解消法があるならばそれもいいと思いますが、自分はいろんな意味で飲める人生で良かったなぁとしみじみ思うことが多いです。
    このタイトル、酒飲みにはグッとくると思います。絵もいい。男性でも一人飲みは入る店によって緊張される方もいると思いますが女性は更にハードルが上がる感じは確かにあると思います。稲垣さんが果敢に傷ついても(?)失敗しても一人飲みに挑んでいき、今はもうマスターと呼んであげたいようなその佇まいを獲得したことに心から敬意を表したい。

    一人飲みできるようになるぞと思ってから、どのようにチャレンジしていったかコマコマと記録されており、その時の心境や状況をとてもわかり易く書いてくれているので「そうだろうなぁ」「そうなるか」とまるでその場面を見ているかのように一緒にどきどきしてしまいます。
    でも「はじめに」の4ページ目に「一人飲みができるようになると人生が開けます」と書かれていて心を強くして(?)読み進めることができるでしょう。
    稲垣さんのこの本を読んでわかったのは、一人飲みとは居場所をつくるということなんですね。
    居場所づくりってどこを居場所にするかによっていろんな方法やアプローチの仕方が変わると思うんです。自分は一人飲みって「開拓」というイメージが強いです。自分のためだけの飲みの別ジャンルというか。確かにある意味「人生開ける」感はあると思います。
    袖すり合うも他生の縁という言葉がありますが、一人飲みの場というのは全く知らない人と思いがけない空間を一緒にする楽しさがある。

    本書に黄色いページが少しあり、稲垣さんの飲みのポイント簡単まとめみたいな感じです。簡単ツマミの写真もあり「ホント簡単だ!」と一人飲みはさくっと飲めればいんだよなと思わされます。
    自分は、通りすがりのお姉さんから「いつか他の女の子に返してあげて」とお酒を奢ってもらったこともあり「酒場っていいなぁ」としみじみ思います。たまたま一緒に隣で飲んだ外国の旅行者と次の日に別の場所でばったりあって「ボンボヤージュ!」と別れたことも。
    私もいつか「他の女の子にしてあげて」と緊張して一人飲みしている女性にお酒を奢ってあげたいです。

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    2024年11月17日
  • 老後とピアノ

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    私もピアノを習いたくなった。
    何歳からでも、やりたくなったらやればいい。
    やりもしない外野の声なんか聞かなければいい。勇気をありがとう。

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    2024年10月07日
  • 寂しい生活

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    ネタバレ

    著者がたまたま聴いていたラジオに出演していて、冷蔵庫を持たず、ガスを契約せずに生活していると言っていて、生活が気になったので、この本を読んでみた。

    福島原発の事故から、自分にできる節電は何か?と考え、ブレーカーをこまめに消したり、様々な家電を手放していった著者の行動力には脱帽する。コンセントで繋がれた家電に囲まれて生活する様子を、点滴をたくさん刺された寝たきり老人に例えていて、何とも皮肉だなぁと感じた。

    また、本の公判で著者が引用している、電通戦略十訓を見て、何とも言えない複雑な気持ちになった。

    もっと使わせろ
    捨てさせろ
    無駄遣いさせろ
    季節を忘れさせろ
    贈り物をさせろ
    組み合わせで買わせろ
    きっかけを投じろ
    流行遅れにさせろ
    気安く買わせろ
    混乱を作り出せ

    こんな考え方のもとで広告が打たれ続けていたら、いくら物を得ても満たされないよな、と思った。そもそも、最近のiPhoneに見るように、大した進化が見られない家電も多い(家電が進歩しつくした感じがある)。

    この本を読み進めていると、生きていくのに必要な物なんて大してないのかも、と感じた。死んだら物は何もあの世に持っていけないし、要らないものは手放して、少ないものを大事にして過ごしたいと感じた。物ではなくて、旅行など経験に投資したいと感じた。

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    2024年08月21日
  • 寂しい生活

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    震災をきっかけに電気をなるべく使わない生活にシフトした体験談とそこから感じたことが綴られている。
    不便に慣れることによって今まで使っていなかった感覚が目覚める様子を捉えていて面白いし表現が上手い。
    電灯をつけないようにしたら月や街灯の明るさに気づいたり、掃除機を捨てたら掃除機をかけることに対して感じていたストレスに気づいたり、冷暖房をやめたらお寺の涼しさを強く感じられるようになったり、冷蔵庫を手放すことにより欲望が減ったり、洗濯機を手放すことにより嫌いだった家事が楽しくなったり。修行僧が悟りを開いていくかのよう。

    また面白いのが、著者のお父さんが家電メーカーの社員で、子供の頃から最新の家電に囲まれていたのに、今では真逆の生活を送っていること。

    問題を解決したり、幸福になるためにはモノを買うことが必ずしも有効とは限らない。多少不便でも、効率が悪くても自分なりに試行錯誤しながら目の前のことに取り組むのが生きるということ。

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    2024年07月22日
  • 老後とピアノ

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて買いました。著者は、50歳で朝日新聞を退職して、その後の時間をピアノと向き合うことにした女性。かねてから、子どものころに成し遂げられなかった「ピアノを上手に弾く」ということを、大人になった今ならちゃんと練習して成し遂げられるのではないかと目論んでおり、偶然の出会いに恵まれて、ピアノを持ってもいないのに行きつけのカフェでピアノを貸してもらい、プロの先生に教えてもらうことになったのだ。

    さて、実は私もほぼ同じことをしている。著者は小学生まででピアノをやめてしまって心残りだった。私の場合、子どもの頃エレクトーンを習っていたのだが、実はその頃から本当はピアノが弾きたかった。大人になった今なら、もう一度ピアノにチャレンジしたら今度こそ「上手く」弾けるのではないか、と夢想する。
    私は我が子が小学生になったのを機に、家に本物のピアノを購入し、「娘と一緒に私も弾く!」「娘のレッスンのときに先生に頼んでちょっとだけ教えてもらう」ということをしている。
    するとどうだろう、本当にさまざまな「気づき」が生まれるのである。
    私が日々体感しているその「気づき」を、プロの文筆家である著者が言葉にしてくれている、私にとってはそのようなエッセイです。
    大人になってピアノを弾く(それに挑戦する)ということがいかに素晴らしいか、いかに難しいか、いかに悩ましいか、いかに迷走するか。そのたびに、悩み、苦しみ、自分はどこへ行こうとしているんか自問自答する。だけど、どんなに下手でも、人前で弾くには緊張しても、ピアノの前に座ることは喜びである。
    あぁ、分かる。心から共感します。
    私も、必死で練習すればいつかはインスタやYouTubeで見るような人を魅了するような演奏ができるのではないかと夢見て練習を重ねるけど、多分、そんな日はこない。分かっているけど、でも来るような気がしてひたすら練習する。この年になってもし「そこそこに」ピアノが弾けるようになったからって、何になるのかと言えば、何にもなりはしない。家族も迷惑してるかもしれない。っていうか、夫はいつもうるさそうにしている笑。
    でもピアノを弾くという行為は、なんとも奥が深いのです。

    あと、正直に言うと、楽譜を読んで両手を動かし、音楽を奏でるのだから、きっと脳に良いに違いない、50を前にした今からピアノを始めてそれをライフワークにすれば、きっとぼけ防止になる!なんてことも思ったのですが、この脳との関係についても著者も書いていました。参考文献の「ピアニストの脳を科学する」も読んでみたいと思います。

    私が今すごく気になっているのは、今、家族から「テレビのじゃま」「うるさい」と思われながらも練習しているけれど、それでもママが毎日ピアノ弾いていて少しは上手くなってる、くらいには思ってくれているのではないかと思うけど、もし子どもたちが独立して、夫が先に死んで(←先に死ぬ前提笑)家の中がシーンとなっても私はピアノを楽しむことができるだろうか?ということ。家の中にだれもいなくなったら、私はピアノを弾くのがさみしくて仕方がないのではないだろうか。
    今からそんなこと心配してもしょうがないんだけど。

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    2024年07月08日
  • 人生はどこでもドア―リヨンの14日間

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    すごくよかった
    エッセイなんだけど、鼻につく感じも浅すぎる感じもなくて、身近で親しみやすく、おもしろい
    旅先で読むと元気が出そう

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    2024年05月02日
  • 寂しい生活

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    所有することがリッチなのだ、という思い込みから離れると、すべてが違って見えてくる。p214
    稲垣さんの本は何冊目かでしたが、こんなふうに暮らしの考察をされてきたんだなぁととても興味深く読ませていただきました。必要十分な量を私の暮らしの中でも考え直していきたい。

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    2024年04月18日
  • 寂しい生活

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    生きるって面倒くさい。面倒くさいからこそ素晴らしい。分かるな〜〜〜〜〜
    この人は本当に笑っちゃうくらい思い切ったことをやってるけど、物事の本質を見ているような気がして羨ましくなった。寂しい生活というタイトルに反して全然寂しくないの!笑 誰よりも充実してるじゃん!って元気が出た。
    毎月洋服に美容に食事にお金をかけて、沢山の物に囲まれていて、それでも満たされていないのを薄々感じてた。この本に大切なことを教えてもらった気がする。定期的に読んで、その度に私の生活や心の中と大切に向き合いたいと思った。

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    2024年04月01日
  • 老後とピアノ

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    ピアノ練習中です。
    共感できることが多く嬉しかった^_^
    たまに読み返したい。
    ピアノずっと楽しみたい、と思い直しました。

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    2024年03月31日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    凄く興味深くて一気読み。
    私も無職の経験があるし、結婚も子育てもしていない。自分の将来のことが不安であるから、稲垣さんの生き方にこれからの自分の人生を重ねるところがある。
    残りの人生、私もできるだけ楽しく、後悔なく生きていきたい。

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    2024年03月31日
  • 寂しい生活

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    物をなくすと欲がなくなり、違う生活がはじまるのだと思った。幸せとは手間暇をかけること。幸福な生活とはなんだろうと考えさせられた。稲垣さんのべつの本を読みたいと思った。

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    2024年03月26日
  • 老後とピアノ

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    軽やかな文体で楽しく読めた。
    ピアノの話と思いきや(そうなんだけど)、どう生きていくかという人生後半に向けての哲学的な話で、とても響いた。
    歳を重ねるの悪くないな!と思える本。
    あとやってみたかったけどやってなかったこととか、どんどんやってこうって気持ちになる。

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    2024年03月23日
  • 寂しい生活

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    冷蔵庫、洗濯機、お風呂のない生活は考えられないけど、稲垣さんの考え方にはすごく共感、賛同できるものがある。人生で大事なものは、お金や地位財などではなく、家事を楽しく快適にこなし、精神的にも肉体的にも自分にとって快適な状態を作ることである、と再認識した。

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    2024年03月01日