稲垣えみ子のレビュー一覧

  • 老後とピアノ

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    ネタバレ

    タイトルに惹かれて買いました。著者は、50歳で朝日新聞を退職して、その後の時間をピアノと向き合うことにした女性。かねてから、子どものころに成し遂げられなかった「ピアノを上手に弾く」ということを、大人になった今ならちゃんと練習して成し遂げられるのではないかと目論んでおり、偶然の出会いに恵まれて、ピアノを持ってもいないのに行きつけのカフェでピアノを貸してもらい、プロの先生に教えてもらうことになったのだ。

    さて、実は私もほぼ同じことをしている。著者は小学生まででピアノをやめてしまって心残りだった。私の場合、子どもの頃エレクトーンを習っていたのだが、実はその頃から本当はピアノが弾きたかった。大人にな

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    2024年07月08日
  • わたしの名店

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    色んなエピソードと共に語られるそれぞれのわたしにとっての名店。読んでるだけでお腹が空いちゃう一編から、切なくて目頭が熱くなる一編、一緒に居心地の良い空間でくつろいでいる気持ちになれる一編…このページ数でここまで心を揺さぶってくるのはきっとわたしにも素敵なお店と出会った経験があるから。わたしにとってのいちばんの名店探しの旅はまだ続きそうです。

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    2024年07月04日
  • 人生はどこでもドア―リヨンの14日間

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    すごくよかった
    エッセイなんだけど、鼻につく感じも浅すぎる感じもなくて、身近で親しみやすく、おもしろい
    旅先で読むと元気が出そう

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    2024年05月02日
  • 寂しい生活

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    所有することがリッチなのだ、という思い込みから離れると、すべてが違って見えてくる。p214
    稲垣さんの本は何冊目かでしたが、こんなふうに暮らしの考察をされてきたんだなぁととても興味深く読ませていただきました。必要十分な量を私の暮らしの中でも考え直していきたい。

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    2024年04月18日
  • 寂しい生活

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    生きるって面倒くさい。面倒くさいからこそ素晴らしい。分かるな〜〜〜〜〜
    この人は本当に笑っちゃうくらい思い切ったことをやってるけど、物事の本質を見ているような気がして羨ましくなった。寂しい生活というタイトルに反して全然寂しくないの!笑 誰よりも充実してるじゃん!って元気が出た。
    毎月洋服に美容に食事にお金をかけて、沢山の物に囲まれていて、それでも満たされていないのを薄々感じてた。この本に大切なことを教えてもらった気がする。定期的に読んで、その度に私の生活や心の中と大切に向き合いたいと思った。

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    2024年04月01日
  • 老後とピアノ

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    ピアノ練習中です。
    共感できることが多く嬉しかった^_^
    たまに読み返したい。
    ピアノずっと楽しみたい、と思い直しました。

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    2024年03月31日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    凄く興味深くて一気読み。
    私も無職の経験があるし、結婚も子育てもしていない。自分の将来のことが不安であるから、稲垣さんの生き方にこれからの自分の人生を重ねるところがある。
    残りの人生、私もできるだけ楽しく、後悔なく生きていきたい。

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    2024年03月31日
  • 寂しい生活

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    物をなくすと欲がなくなり、違う生活がはじまるのだと思った。幸せとは手間暇をかけること。幸福な生活とはなんだろうと考えさせられた。稲垣さんのべつの本を読みたいと思った。

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    2024年03月26日
  • 老後とピアノ

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    軽やかな文体で楽しく読めた。
    ピアノの話と思いきや(そうなんだけど)、どう生きていくかという人生後半に向けての哲学的な話で、とても響いた。
    歳を重ねるの悪くないな!と思える本。
    あとやってみたかったけどやってなかったこととか、どんどんやってこうって気持ちになる。

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    2024年03月23日
  • 老後とピアノ

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    共感できることが多く、あっという間に読み終わってしまいました。迷っていたピアノへの気持ちも整理できた気がします。出会えてよかった一冊です。

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    2024年03月03日
  • 寂しい生活

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    冷蔵庫、洗濯機、お風呂のない生活は考えられないけど、稲垣さんの考え方にはすごく共感、賛同できるものがある。人生で大事なものは、お金や地位財などではなく、家事を楽しく快適にこなし、精神的にも肉体的にも自分にとって快適な状態を作ることである、と再認識した。

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    2024年03月01日
  • 老後とピアノ

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    これから年を重ねるうえでどんなモチベーションで過ごしていくか?とても参考になりました。気持ちが明るく、軽くなれた本でした。

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    2024年02月11日
  • 老後とピアノ

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    この本大好き!
    面白すぎる!
    共感と分かりみしかない!
    大人になってからピアノ始める方って意外と多いのよね。
    でテキストに花丸付けてあげると物凄く喜んでくれるの。
    確かに大人になったら花丸なんてもらう機会なくなるものね。
    この本読んで大人の生徒さんの心の内がよーく分かった。
    しかし…この方元々子供の頃結構弾ける子だったんじゃないかしら。
    40年ぶりの最初の一曲目が、きらきら星変奏曲からってなかなかよ?
    確かに大人になってからのピアノは好きな曲から始められるけど、弾いてきた曲の数々に驚いた。

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    2024年02月08日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    ネタバレ

    響いた言葉がありました。それは、「今の世の中、困っている人がたくさんいる。ということは、その人たちを助けるための仕事なら、いくらでも作れる」というお言葉。本当ですよね。AIがどんなに進化しても、人は、相手が人じゃなきゃ解決できないことがたくさんあるということは、常々思っていました。それが確信になりました。ありがとう!

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    2024年01月23日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    朝日新聞社を中途退社してフリーになり、それまでなじんでいた価値観と暮らし方とはガラリと変わった生活になったことによって、目から鱗がぼろぼろ落ち続けている様子を、新聞社で鍛え上げられた文章力と表現力を駆使して広く大勢の人に伝えたいという意気込みが迫ってくる面白エッセイでした。自分も21年務めた会社を辞めて地方に移住し自営業に身を転じた経験があるので、会社に勤めていた頃のなんとなく受け止めて当然だと思っていたそれまでの「一般的な」価値観や視点が、あくまで世の中に人の数だけ何億何千万とあってしかるべきそれぞれの価値観の「平均」とか「無難」のようなものであると実感したときの静かな衝撃であるとか、仕事に

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    2024年01月15日
  • 人生はどこでもドア―リヨンの14日間

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    軽快な文章と親しみやすい人柄。誰かに親切にされるのと同じぐらい親切を誰かにすることを信条とする江戸的な持ちつ持たれつの人付き合いを、言葉の通じないリヨンで実践しようと思い立ち、まずはよく観察、発見、考察し、試行錯誤する。それってまさに生きるということ!旅という日常から離れた場所で、純粋に生きることに向き合った記録とも言える。

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    2023年12月17日
  • 寂しい生活

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    東日本大震災を切欠に原発を意識するようになり、節電を実施した結果、洗濯機も電子レンジも冷蔵庫も手放してしまったというおはなし。

    題名通り、寂しい生活なのかもしれないが、その代わり自由な生活を手に入れた様子。

    面白く一気に読み進められた。
    定期的に読むと、その時々で共感できる部分が違いそう。

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    2023年12月06日
  • 寂しい生活

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    消費も便利も大好きなはずなのに、それを謳歌しようとすると何故かまとわりつく違和感。
    それが全部言葉になってて、モヤモヤの正体が見えた気がしてスッキリした。
    イナガキさんの暮らしは憧れです。今はマネ出来ないけど。
    これから先もマネ出来なくても、この憧れは生涯持っていたいと思う。それだけで生き方が少し変わる気がする。

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    2023年08月25日
  • 魂の退社―会社を辞めるということ。

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    自分は妊娠して退職、「自立して生きていきたい」と思ってしばらくフリーランスだったけど
    「扶養」システムに依存していたし、結局今は会社に依存して生きている。
    今の自分にはコレが最適解で、不満に思うことや恥ずかしく思うこともない。
    けれど「会社社会」への違和感や、会社に属さない生き方への憧れはまだ持っていて
    著書を読んで自分の中で浮き彫りになった感じ。
    子供が巣立ったらプラグを抜いてみたいけど、出来るかな。

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    2023年08月25日
  • 老後とピアノ

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    いや〜最高!
    私も最近、ピアノを再開したから、めっちゃタイムリーだった。
    えみこさんの文章は自由でいいな。
    新聞社で養われた文章力なのでしょうか。
    それでいうと、鴨居羊子も同じだね。

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    2023年08月14日