稲垣えみ子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
20年強のブランク
50手前で「老後とピアノ」のタイトルが気になった
。ピアノは好きだし弾けたらいいなと思う曲もある。電子ピアノもあるしいつでも弾ける環境にありながら、長く弾かないでいると指も動かないし、ハノンから再開するのかと気が重かったが、そんなのをすっ飛ばして好きな曲を弾くこと、自分が奏でた音に感動する事、作曲家を知る事など誰に文句も言われず死ぬまで楽しめそうだと感じました。
新年早々久しぶりに電源を入れていきなり平均律を弾いてみた。指は勿論動かないし、楽譜は見えにくい。でも運指は指が覚えていて驚き!
古い楽譜の書き込みも懐かしく、やれヘンレ版だのパデレフスキー版だの両親に金銭的な負担 -
Posted by ブクログ
ネタバレ元朝日新聞の記者で原発の事故後退社して、電気をあまりつかわない生活をしていることで知られる稲垣えみ子さんのフランスリヨンでの民泊体験記。
フランス語や英語もそれほどできるわけではないと本人は書いているが少しはできるようである。
いわゆるパック旅行とは真逆の観光地をめぐらず、地元の人たちと同じようにリヨンという街で生活してみようとし、どのように現地人と交流できるかと四苦八苦する本である。
もう少しフランス語を勉強すればもっと面白い旅になりそうだと思ったが、本人はできるだけ自然体で(ありのままの自分で)フランスの人と人間的なつきあいができるか挑戦したような旅である。
稲垣さんは滞在先のフラ -
Posted by ブクログ
ネタバレ・人生は案外と小さな偶然に翻弄されて転がっていくものです。自分の意思でコントロールできることなど、たかが知れているのかもしれません。
・傷ついた人が、傷ついた人を支えるのだ。
・もし人生に行き詰まったら梅干しに挑戦を。
・いや不思議なものだ。いろんなモノをなくしてみたら、ふだん「ない、ない」と思ってきた時間がどーんと現れる。
・いま世の中は閉塞し、人々は罵り合い、傷つけあい、分捕りあっているばかりのように見えるけれど、本当にそれが人の本質なのだろうか?
・私たちはもしかして、思い込みの世界を生きているのではないでしょうか。
・何が事実かよりも「何を事実と信じるか」ということが意味を持つようにな -
Posted by ブクログ
立て続けに筆者の著書を読んでしまった。軽やかな文章は読んでいても弾みがつきやすい。今回は旅の話。筆者らしい旅のあり方、過ごし方が描かれている。あえて日常を変えず、異国で暮らしてみる。おもしろい発想。でも、筆者だからできることなのかもしれない。暮らしらしい暮らし方を日常から行っているからこそ、異国でもできたのかもしれない。普通の人であればさまざまな時間の制約の中で、自らが設定したものでない縛りに引きずられ、なんとかしのいで生きていることの方が多いのかなと思う。だから、旅は非日常を求めることが目的だったりする。日常の拘束からの解放。一方で筆者は真逆のアプローチ。日常を拡張するような過ごし方は、めん
-
Posted by ブクログ
ネタバレ定年後のサラリーマン、 なぜかどう頑張ってもどこへ行っても浮いてしまうという悲劇の最大の原因は「自分を大きく見せれば周囲に認められる」というカンチガイにあるのではなかろうか。
本当に人というものは、自分が考えている何倍も、見えないところで人に助けて頂いているのだ。
スマホを取り出した途端、あなたは指先一つで世界と繋がることができる。でも一方で、目の前のものとの繋がりはぷつりと途絶えてしまう。
人生のあらゆる場所で扉を次々と開けていく魔法の行動。
誰だって、自分を思いやって行動してくれる人を大事にしたくなる。つまりは、自分が大切にされたければ、相手を大切にすれば良いのだ。 -
Posted by ブクログ
50歳を超えても、外国語が話せなくても、こういう挑戦だったら出来るんじゃないかと思わせてくれる本。
ただ、コミュニケーション能力が問われる気もする。
すなわち、まずは、日本で、自分の身近なところで、同じことが出来るかどうか、チャレンジしてみる必要がある。著者の場合は、テレビに出てたくらいなのでそもそもが一般人ではなく、同じレベルで論じるのは無理があると思う。
歳をとって、おかしな見栄を張る必要がなくなって、ダメ元でなんでも挑戦できるかも、っていうのはそれはそれでアリだと思うし、自分が明日も生きているかわからないから、というところも納得感。
全体的に、軽妙で読みやすくて、それでいて”気づき