山崎雅弘のレビュー一覧
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日本人は空気に流されやすいと言われる。郷にいれば郷に従え、朱に交われば赤くなる、などの諺が示す通り、集団の中にいれば、周囲の空気感や慣習に従うべき的な圧力を感じる事もしばしばある。大衆に訴える能力の高い煽動家でも現れれば、国が誤った方向に行きかねないリスクは高いと感じてしまう。今の政治体制が良いか悪いかは置いておいて、高市総理は日本初の女性総理ということもあり、発言も明確だから(分かりやすい)、国民からの支持率も高い水準を維持している(直近やや下降)。総理なりたての頃は国民の熱狂ぶりにやや恐怖を感じることもあったが、案の定、国防関連では人気のある小泉進次郎を当てて、やんわりというより、むしろ明
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中国共産党とその配下にある人民解放軍の歴史及び関連する抗争、戦争について詳細に研究、歴史書としてまとめた良書である。
残念なのは、中国共産党が支配するとされる人民解放軍の運営に関わる費用の原資についての経済的な説明が一切無いこと。何百万人もの兵隊、装備品、運用に関わる費用は当然国が負担していると思われるが、その費用の算定、徴収、支払、監査などのメカニズムに関して何も記述されていないのは残念である。当然機密事項としての性格があるので情報へのアクセスは困難と思われるが、軍隊の経済的側面は看過してはならない重要情報であるので、今後の研究対象として欲しい。 -
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2025年は戦後80年だった。(そして昭和100年でもあったという)
一つの時代の区切りも感じつつ、いつまで「戦後」という言葉を使うのか、不思議にも感じつつ。
私も含めてほとんどの日本人が戦後生まれとなり、戦争を知らない人が多くなって久しい。
私は55歳で、父が89歳で健在なのだが、最近よく父が子供だった頃の話をしてくる。
父の父(私の祖父)は、田舎の農家暮らしだったが、徴兵されて戦争に行き、戦地で亡くなった。
そのために私は、父方の祖父とは会ったこともなく、今実家には祖父が若い頃の古びた白黒写真が1枚あるだけだ。
父の記憶も曖昧で、「戦死した地はラバウルだったと思う」と言っていたが、いずれに -
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『13歳のハードワーク』がいちばん興味深くわかりやすい内容。これを最初の章に持ってくるべきでした。本当に中学生に読んでほしいと思うなら、まず読みやすい文章から載せるのがいいと思います。「こんな難しいこと書いてるオレってすごいでしょ、みんなついてこれる?」って思ってる大人の文章から始められると読もうとする気持ちがなくなります。
中学生は小説以外の文章を読む機会が少ないし、意外とまじめなので本は常に最初から読もうとします。興味のあるところから読もうとは思いません。
そしてこれを書いているおじさんたち、子どもがいるなら精一杯育児に関わったでしょうか?中学生、高校生の息子、娘にしっかり向き合ったとい -
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第一次世界大戦後の中東地域の戦争の歴史を分かりやすい表現で、かつ複雑な宗教・歴史・政治をまとめている。中立的観点で長期間にわたる土地を巡る流血の史実を淡々と解説しており解像度が高い。混迷を極める中東の現状は歴史的に必然だったのか。どうすれば戦争を減らし、無くし、平和を実現する方向に持っていくことができるのか。繰り返し読んで理解を深めたい。
第1章 パレスチナ紛争の起源―ディアスポラからバルフォア宣言まで
第2章 アラブ諸国の独立とホロコースト―アラブ・ユダヤ紛争の恒常化
第3章 第一次中東戦争―ユダヤ人国家イスラエルの建国
第4章 第二次中東戦争―大国の思惑とアラブ民族主義の台頭
第5章 第三 -
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動乱期!混迷でも混乱でもないこのタイトルからしてザワザワする感覚を覚えます。今思えば昭和の時代の、のほほんとした世界からと比べると明らかに異なる世界に居る感覚を覚えます。あの頃はよかった…なんてノスタルジーに浸っていることも今となっては許されない気がします。
内田先生と山崎雅弘さんの対話は、この「底の抜けた国」「三流腐敗国」に生きている私たちに現実を突きつけます。見ないふりをしてきても薄々わかっていて知らないふりをしても、これを読むとやっぱりそうか…と落ち込みます。
今の日本は、沈みかけている泥舟という指摘は、政治家などの支配層の劣化(良識がない者の増加)、民度の低下(思考停止になっている国民 -
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最近、買い物してても、店員さんのレベル落ちすぎじゃない?と思うことが増えて、それは、自分が高齢になってきて若い人の未熟さが目につくようになっただけかなと思っていたが、案外、この本に書いてあるような、倫理観のレベルの低下も原因なのかもしれないと思った。
“頭を抱えるような状況であっても、手の届く範囲の問題を解決する方向で努力して、後の世代にバトンを渡す”(p213より一部抜粋)
自分にとっての“手の届く範囲の問題”はなんだろうか?
とりあえず『文句ばっかり言わず、自分が置かれた環境でできることをやっていこう』(p207)と言うのを止めよう笑!
そして、発する言葉を、自分のなかに蓄える