【感想・ネタバレ】詭弁社会 日本を蝕む”怪物”の正体のレビュー

あらすじ

日本社会に跋扈する二匹の“怪物”

近年の政治報道で連日のように見聞きする「そのご批判は当たらない」
「○○の意図はなかった」「コメントを差し控えさせていただく」といった政治家の言葉。
これらは「詭弁」と言われ、相手をあざむくことを目的に使われる議論の詐術である。
詭弁は、「ウソ」と同じく人間社会の理性や良識を食い散らかして壊してしまう怪物であり、
政治の世界のみならず、言論界や我々一般社会をも静かに蝕んでいる。
本書は、近年の政治における詭弁をさまざまな角度から分析・検証し、
“感染”しないための免疫をつけるもの。
大手メディアが権力との戦いを放棄し、大量のウソと詭弁が溢れる時代にあって、必読の1冊である。

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Posted by ブクログ

当たり前のことが書いてある。

が、昔もこの当たり前のことがわからない知識層は居たと思う。
マスメディアが全体最適を考えずに、大衆に分かるように知識の底を抜いてしまったことも、一因としてあると思う

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2024年07月14日

Posted by ブクログ

素朴な疑問だけど、あのような詭弁を見せられた子供達が政治の世界を素直に目指すようになるのだろうか?それともああいうやり方で煙に巻いてしまえばいいんだな。なんていうふうに変な学習をしてしまわないのだろうか

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

子供の言い訳のようなウソや詭弁を、大の大人それも政治家などの公権力者が恥ずかしげもなく口にしている。そしてそれに対して主要メディアはほとんど追及をしない。生ぬるくてとても恐ろしい。
政治家の劣化、「問題意識」を忘れたかのような記者たち、そして「批判的思考」などはなから存在しないかのように権力に異常に従順な国民。この三者が一体となってウソと詭弁という怪物を生み育てていると思う。このような状況を看過していると、現在の日本社会も、かつての大日本帝国と同じような窮屈で不自由な社会になるかもしれないという筆者の危惧は十分に理解できる。

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2024年07月10日

Posted by ブクログ

自分の周りでも詭弁を使う人間は多いし、自分もまた時には発言した後に今のは詭弁だなと感じる様な事を言ってしまう。誰もが詭弁を使われたり使ったりしながら生きている様に感じる。詭弁自体は古代ギリシア時代からあった会話のテクニックであり、特に議論を戦わせる場に於いては、相手を弁で打ち負かすために使われてきた。それは本書に記載されている様に、通常は「論理のすり替え」や「命題逸らし」と呼ばれる様な様々な(決して良いとは言えない)テクニックである。
本書は日本の現代の政治や、かつての大日本帝国時代の指導者たちが使った「詭弁」について、様々な例を挙げて、その発言内容が詭弁である事を説明していく内容となっている。第二次安倍政権以降、菅政権、岸田政権へと総理大臣が変わっていく中、繰り返される詭弁。この時代のモリカケ問題やら、憲法改正議論の高まりやら、コロナ対策、学術会議任命拒否やら、何かと総理自身が弁明を求められるシーンを国会中継やニュース報道で見たが、私も頻繁に耳にした「個別の問題については発言しかねる」「記憶にございません」などの文言。見ていて思わず突っ込みたくなる言葉ばかりが次々と出てくる。如何にも我々国民がそう望んでいるかの様な言い回しも頻繁に耳にした。あまりに多いので、またそれか、と突っ込むのも面倒になってくる。
筆者が言う様に、確かに国民を馬鹿にしたかの様な言い回しが多いと私も感じているが、筆者が言うほど騙されたり、言いくるめられている人も少ないのではないかと思う。だからこそ、そこに大きな問題があるのではないだろうか。稚拙な答弁しかできない政治家や、面倒臭がったり、諦めの気持ちしか持てない国民。引き下がるマスコミもマスコミだが、彼らも真実を伝える使命感以上に明日の仕事と給料を確保しなければ生活できないリスクを負う。詭弁それ自体は、まともで深い議論が行われない点で大問題かもしれないが、前述した様な聞き手側に大きな問題がある様に思える。
筆者はクリティカル・シンキングの能力不足についても指摘をするが、狭い島国日本にありながら、強い同調圧力の中で「弾き出されないように」「リスクをなるべく負わないように」生きる方法を学んできた日本人にとって、中々、それが詭弁であるとわかっても言いにくい点は大いにある様に感じる。誰もが面倒臭い、責任を負いたくない、社会から弾かれたくない(目立つ事を良しとしない)と考える間は、政治家や権力者による詭弁は猛威をふるいそうだ。
筆者の様に、それについて社会に警鐘を鳴らし続ける事は重要だと思いながらも、今日も政治家の詭弁を聞いて、「またか」で終わる自分がいる。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

詭弁という言葉に慣れておらず、歴史や政治の例に話があり、私にとっては難しかったです。

相手が言った言葉の額面通りに受け取るのではなく、広い視野かつ客観的に考え、返答や対応していけるようになりたいと思いました。

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2024年06月21日

Posted by ブクログ

いつか、神風が吹くって感じの国になっているという話か。天気予報は、かなり役に立ってるんだけどね。

東大話法にわら人形論法。権力者側にとっては、祝詞でも、神風にならなきゃ、呪詛と変わらないからな。

ほとんど大本営発表のような、大手マスメディアだもんね。マスゴミなんてヌルい次元ではもうないな。

億総、お公家さんになりたいってか。貧乏公家でもいいからっての、三十年。いや八十年かな。乳母日傘も極まれりだな。禁中並公家諸法度のような安保体制だからね。兵器の飛び交っていない、すごくソフトでゆるいガザ地区になってる感じ。
そのうち、羅生門の世界へご招待ってなことになるのか、嫌だね、こわぁ。

断言、群集心理(ル・ボン)

「ホワットアバウティズム」
何かを問題として論じている相手に対し、一見類似性があるように見える別の問題を引き合いに出して、では何々はどうなのだ?と威圧し、論点をすり替えて混乱させ、相手の話の腰を折って黙らせようとする詭弁術。

どちらも、ネット上で溢れている手法だ。

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2024年05月27日

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