山崎雅弘のレビュー一覧

  • ウソが勝者となる時代

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    著者の考え方と自分の考え方はそうは違わないと思う
    トランプのウソも、(日本の)右寄りの政党のウソも、再生数稼ぎの動画のウソも、それが拡散されて信じられてしまうのはおかしいと思うし、対策が必要だと思う

    しかし、なんだか著者の強い怒りに当てられて、読むのが疲れてしまった

    本当は、一緒に怒りを持ってウソと戦わないといけないんだろうけど。。。

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    2026年02月01日
  • ウソが勝者となる時代

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     最近の、SNSが絡んだ選挙運動は “世も末”感であふれている。特に保守系の政治家を応援する人たちは、その人の政策や言説の内容を検証するのではなく、何を言っても人格自体を褒め称えるばかりだ。これは政治家を対象にした応援ではなく、カルト信者に近い現象だ。また、その政治家が発信する内容はウソが含まれる。確信的にウソを発信している。それを盲目的に信じ、SNS等で攻撃的に発信する。

     本書はその実例を検証している。アメリカのトランプ大統領から、NHK党の立花、日中戦争からベトナム戦争…。例に困ることはないほど世の中は荒れている。最終章は「ウソと言いがかりが勝つ時代」に社会はどう対処すべきか、だが、決

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    2026年01月25日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    まだコロナ騒動が始まって6年弱しか経ってないけど、もう今AIの普及も含めて新たな日常があり、かなり昔のことのように感じられた。

    AIとか物価高とか終身雇用の終わりが進んでいることとかけっこう変化を感じることがある一方で、既得権とか同調圧力とかあんまり当時と変わってないなと思った。

    社会のことについてもそうだけど、自分の人生においてもあっという間に6年弱が過ぎている実感。一日一日を大事に生きないとな、と思った。

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    2026年01月09日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

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    ネタバレ

    50年後の日本人に向けて、ということで今を書き記されています。

    いろいろなことが起きているから、

    全然時事にも政治にもついていけなくて、

    あと追いで知ることばかりの生き方ですが、

    思いっきり立場を取って痛烈に批判しながらその議論をサポートする事実を列挙していく一人称単数で語られるものは、ニュースとかに比べて入ってきやすく、考えることにつながりやすい。そしてとても博識な著者にとっては、ここで書かれていることは考えのほんの一部に過ぎず、膨大な知識がこの議論の背景にあるのだろうと思いながら、私は表面的にだけでも、大変興味深く読みました。

    本書は、平和国家、倫理の底、そして、倫理の底が抜けた

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    2025年09月08日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

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    「底が抜けた状態」とは「良識や常識のレベルで機能していた社会の”自浄作用”が無い状態」、そんな状態を改めるべく何をすべきなのか。

    自分でちょっと考えてみて、まず大事なのは「関心」を持つことだと思う。関心が無ければ、考えことや、声をあげることができない。人生何事も関心をもって、熟考してなんぼだと思う。

    また著者は今の日本が「自分の頭で考えて行動する人」よりも「従順な人」が多いと考え、それでは政府の誤った判断を修正できないと憂慮しており、「自分の頭で考えて行動する人」にならなければと本書から意識させられた

    「関心」「熟考」そして「行動」、忘れないようにしなきゃ...!

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    2025年09月01日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

    購入済み

    日本人、冷静にこれを読めるのか

    本書では、日本人が戦前を含めた過去から何も学んでいない、ある種の権威を笠に自分の妄想を押し通す。その結果を考えない、下手すれば、歪曲するという日本人の幼稚性や愚劣さ、諦め。それが太平洋戦争をはじめ、多くの痛みを受けても現実を認めない様を突きつけます。

    果たして、今や未来の日本人が、これを冷静になって読めるのか?令和になっても日本人は、昭和の政治家、軍人ばりに現実を認めない幼稚で愚かで、そこから変わろうとしない。その現実を受け入れ、前に進めるか?

    本書はそう問いかけている気がします。

    #深い #タメになる

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    2025年04月12日
  • 動乱期を生きる

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    勉強になりました。日本が今後戦争をせずに平和を、保っていけるのかが不安です。こらまでの失敗から学ぶことができるのか。またジャーナリズムは今も生きているのか。世界の紛争はなぜ続いているのか、という問いに対して端的に答えてくれている著書です。

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    2025年04月01日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

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    封建的思想を植えつけられた私達、いざ立ち上がる時が来た! なんでも「あり」になってしまったのは、臨機応変で生き抜くのではなく、茹でガエル戦略漬けにされているからであろう。

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    2025年01月13日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    コロナ下で思う事はそれぞれの人に沢山あったなと思い出させる本。
    エッセンシャルワーカーありがとうとメディアで流しつつ、近づくなと差別する。大事といいながら低収入を改善しようとしない。ありがとうと言っておけばこき使っていいと思ってるよね。これからは少子化でエッセンシャルワーカーがますます減ってくる。その際にどうするのかな。

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    2025年01月11日
  • 詭弁社会 日本を蝕む”怪物”の正体

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    詭弁という言葉に慣れておらず、歴史や政治の例に話があり、私にとっては難しかったです。

    相手が言った言葉の額面通りに受け取るのではなく、広い視野かつ客観的に考え、返答や対応していけるようになりたいと思いました。

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    2024年06月21日
  • 詭弁社会 日本を蝕む”怪物”の正体

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    いつか、神風が吹くって感じの国になっているという話か。天気予報は、かなり役に立ってるんだけどね。

    東大話法にわら人形論法。権力者側にとっては、祝詞でも、神風にならなきゃ、呪詛と変わらないからな。

    ほとんど大本営発表のような、大手マスメディアだもんね。マスゴミなんてヌルい次元ではもうないな。

    一億総、お公家さんになりたいってか。貧乏公家でもいいからっての、三十年。いや八十年かな。乳母日傘も極まれりだな。禁中並公家諸法度のような安保体制だからね。兵器の飛び交っていない、すごくソフトでゆるいガザ地区になってる感じ。
    そのうち、羅生門の世界へご招待ってなことになるのか、嫌だね、こわぁ。

    断言、

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    2024年05月27日
  • アイヒマンと日本人

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    『第二次大戦秘史』に次いで、作者と題名に惹かれて読む。アイヒマンの生い立ちから始まりナチスでのユダヤ人排除の活動が時系列で概説されている。上位の決定者ではなく冷酷で剛腕な忖度型官僚の姿である。内面の思考にはあまり触れず、仰々しい題名の割に平板で物足りない印象の作品である。
    彼はドイツ西部のゾーリンゲンで四男一女の長男として生まれ、10歳で母親に死なれ、リンツで再婚の母親と厳格で生真面目なプロテスタントの父と教会に通う普通の家庭で育つ。実技学校や専門学校を中退し仕事も続かないなか、オーストリアでナチス親衛隊の活動に生きる道を定める。
    ナチスではヒムラー指揮下のハイドリッヒが本部長の保安局・情報機

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    2024年02月04日
  • 第二次世界大戦秘史 周辺国から解く 独ソ英仏の知られざる暗闘

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    山崎雅弘という戦史・紛争史家の作品を初めて読みテイストが合い、考え方や内容にに共感できた。彼について、ネットやYouTubeで人となりや作品・活動を検索すると、今活躍中のリベラルな文筆家であることがわかる。『アイヒマンと日本人』『ある裁判の戦記』『歴史戦と思想戦』などの作品も読んでみたいと思う。この分野における学者ではない気鋭の研究者との遭遇は大いに嬉しいが少し不安もよぎる。面白く読み易そうで興味が唆られ、予定の読書計画との調整が悩ましい。時間は益々限られてくるのに‥‥。
    この本は彼の専門とする第二次大戦時のヨーロッパ各国の詳細な実態分析である。当時の大国の動向や思惑と翻弄された周辺国群の推移

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    2023年11月09日
  • アイヒマンと日本人

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    アイヒマンを認識する様になったのは2013年の映画「ハンナ・アーレント」から(映画自体は観ていないのだが)

    人道に対する罪が問われたアイヒマン裁判を認めるのならば、事後法という点で共通する平和に対する罪で裁かれたA級戦犯に関する極東軍事裁判も認めなければならない部分が出てくる。事後法は受け入れ難い所があり、極東軍事裁判における平和に対する罪での有罪判決は不当だと思う。

    もっとも、それ以外での罪で裁かれるべきだったと思うのでA級戦犯=完全無罪とは欠片も感じないのだが。日本人も加わって最終的な裁きを下す日が訪れれば良いのだが、難しいだろうなぁ…総体的な日本人にも期待しづらいし。

    永遠的命題か

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    2023年10月28日
  • この国の同調圧力

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    同町圧力についての本をよく見るようになってきたけど、それを著者が語るとなると、これはもう読んどかないと、ってことで。戦争研究を専門とする氏の手になる論考となると、まあ当たり前のことではあるんだけど、本書における同町圧力は、主に大日本帝国におけるそれを念頭に語られる。確かに、一番分かりやすくて身近な例ではありますわな。そして、そうなれば畢竟、いつもながらの著者節が炸裂。読者側としては安心して読めるんですけどね。

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    2023年09月07日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    2020年、COVID-19が席巻した世界では次々と社会の歪みが露呈した。そのコロナ期とポストコロナ期に、次世代の若者たちがどう生きるべきかを内田樹をはじめとした様々な年代の言論人たちが語る。

    内田さんが声をかけて集まった様々な分野の今をときめく著名人たちがコロナとコロナ後の世界をテーマに執筆しました。内田さんのセレクトだけあってみんなけっこう尖っていて(偏っていて)どれも読み応えのある内容でした。中学生向きということで平易な文章で一編が短いのも読みやすくていいと思います。そしてみんな分野が違うので、コロナ期というものを違う角度から見ているのも面白い。また、分野が違っても結局、多くの著者が今

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    2023年08月11日
  • 歴史戦と思想戦 ――歴史問題の読み解き方

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    日本や世界の歴史問題について、いわゆる左派側の目線から読み解くことが出来た。
    リベラルと言えば5chの嫌儲板の住民のイメージで、ただネトウヨが嫌いな人だと思っていた。しかし本書では俯瞰して物事を見れる人が沢山いて、アカデミックな知見の概要を得ることが出来た


    歴史修正 つくる会 歴史選択 読みやすさ 一般層
    慰安婦問題 経済協力 独裁政治に援助 道義的解決
    文化生産者と歴史学の対立
    右翼 左翼どちらか片方
    他の国 アジアアフリカ会議
    イギリス ケニア マウマウ 未来志向のイギリスの良心
    インド エリザベス 教科書 中立 選別的思考
    ドイツ 西ドイツ レパレーションではなく補償 道義的責

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    2023年02月05日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    中高生を想定読者とした、現在30代〜70代の20名からのメッセージ。今回のパンデミックであらわになった日本社会の欠陥について、こんなに不出来な社会を後続世代に遺すことになってしまった責任を感じ、補正しきれなかった悔しさがにじむ。

    世代が変わると考え方や行動も変わる。是非、現状を反面教師として欲しいです。

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    2023年01月05日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

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    斎藤幸平さんの名前があったので読んでみた。
    一番心に残ったのは平川克美さんの文章だろうか。会社勤めするようになって当たり前のように見聞きしてきた経済合理性。原価を絞り、無駄を排除して、より低価格の製品を提供する。お客様の要望に応え、お客様が期待する以上の価値を生み出すこと。製造業をはじめ、経済はそのようにして成長するものだと思っていた。
    しかし、現在は総供給が総需要を上回っている状態。必要ないものを売るための広告やマーケティングなど、ブルシットジョブ(この本で言及してる人の多いこと!)が蔓延し、限られた利潤を確保するために「集中と選択」という言葉に現れるように、偏った資源配分をし、競争優位性の

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    2022年12月14日
  • 未完の敗戦

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    言いたいことはよくわかるが、処方箋はない。物事には表と裏があり、右にも左にも正義があり、良い面悪い面がある。これは一つの意見に過ぎない。勿論人間を大事にしない世の中に住みたいとは思わないが、民主主義社会が結局行き過ぎた資本主義を生み出し、グローバル企業帝国主義になったことを思えば、色々な側面から物事を考えていくことが大事であるとしか言えない。正解はない。

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    2022年08月10日