山崎雅弘のレビュー一覧

  • 日本会議 戦前回帰への情念

    Posted by ブクログ

    昨今の改憲議論はなぜ起きているのか、を中心に日本会議という団体の活動を通して解き明かしている本。
    かなり個人的な見解かもしれないですが、改憲派の目的は大きく2つあるように読み取れました。
    1.戦中まで政治的な力を持っていた神社の団体が、GHQによって解体され、政治権力と公金を失った神社関係者は、それを取り戻したい。
    2.GHQによって基本的人権を導入したせいで日本は堕落していると考えている政治関係者は、国家神道を国民に強制したい。
    前者はパワーを失った神社の怨念のようなもので、過去の亡霊のように思えました。
    後者は櫻井よしこなどの日本が堕落していると感じている現代の人々もいて、戦前・戦中に回帰

    0
    2016年11月09日
  • 日本会議 戦前回帰への情念

    Posted by ブクログ

    いろいろな意見や立場、考え方、信条、信じるもの
    大事に思うことやものがあると思います。だから
    否定はしませんし、声高に叫んだり攻撃をするほど
    強くもないですが。
    私はこういう団体の活動、それに賛同する人達の考え方
    には賛同できません。
    それから、政治家というのはある意味自分の信条や思考を
    政治に反映するのはいかがなものかと思ったりします。
    またマスコミも同様で、バランス感覚が崩れているような
    気がします。
    そこだけは将来この国は本当に大丈夫かと思います。
    一つだけ。。。国の首相も含めて、そういう人たちの
    顔が私には醜く映って見えてしまいます。

    0
    2016年10月13日
  • 転換期を生きるきみたちへ

    Posted by ブクログ

    年代はあるにせよ転換期ということは認識しなければいけない。
    何でも吸収できる学生時代の脳は、なくした今になってほしくなるもの。無い物ねだりです。

    0
    2016年08月15日
  • 戦前回帰 「大日本病」の再発

    Posted by ブクログ

    国民が政府の方針におとなしく従い新聞やラジオなどのメディアも政府の方針を一切批判しないのは、一見すると政府にとって「最も好ましい状態」に見えるが、歴史はそれがまったく逆であったと教えてくれる。
    歴史・紛争史研究家の著者が分析する現政権と世の中の空気は驚くほど先の大戦と似て、当時の悪夢「大日本病」に罹患した状態を再現したいかのようだ。
    それに対抗するために、私たちは客観的視点と合理的な思考を持って、謙虚な姿勢で歴史に学ばなければ。
    民主主義社会における市民=独立した思考を持つ「個人」であり続けたい。

    0
    2015年10月22日
  • 侵略か、解放か!? 世界は「太平洋戦争」とどう向き合ったか

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの日本以外の国がどういう政策をとっていたのかという視点で書かれた本。植民地がどういう動きで独立に動いたのか良くまとめてあってよかった。

    0
    2014年04月03日
  • 戦争を甘く見る空気 1930年代と似た道を進む現代日本

    Posted by ブクログ

    物価高や軍事費の膨張など当時に通じる世相を背景に、国民の間に醸成されつつある空気を見事に掴んだタイトルの勝利というべきか。特に新しい発見というほどのものはないが、最後のメディアを取り上げた章では、新聞雑誌のコラム子の厚顔無恥な論理展開に驚かされる。
    ただ、当時との最大の違いは大国の増長が目に余る国際環境であり、「日本はこのままで大丈夫なのか?」という受動的な危機感が蔓延する背景であろうか。
    「おわりに」で有権者と主権者の違いについて説明があるが、そこは少し違和感があった。

    0
    2026年08月02日
  • この国の同調圧力

    Posted by ブクログ

    題名に惹かれて読んでみたが、思ったより戦時中の話が多くてそこは残念だった。
    同調圧力が過分に発揮されたのがかの時代であったのだから仕方ないのだろうが…
    皆が右を向いているときに左を向ける人間でありたいと思っているので(それが自分の中で揺るがぬ信念であれば)、社会に変えられないために行動しないとなぁ、と深く考えさせられる部分はあった。

    0
    2026年07月24日
  • 第二次世界大戦の発火点 独ソ対ポーランドの死闘

    Posted by ブクログ

    ポーランド侵攻を「第二次世界大戦の発火点」と捉え、ナチス・ドイツとソ連という二大強国に挟まれたポーランドが、1939年にどう翻弄され、蹂躙されたのかを丹念に描いた一冊です。
    独ソ不可侵条約の裏に隠された密約、ドイツの電撃戦、ソ連の東進、そしてポーランド国内の複雑な民族構成や反応が、当時の国際情勢と重ねて詳細に語られています。
    被害国としてだけでなく、地政学的に振り回され続ける存在としてのポーランドが浮かび上がる構成は非常に新鮮で、戦争の始まりを「ポーランドから」と捉える視点は、戦争の構造的暴力を改めて考えさせられる契機になりました。
    情報量が多く、背景知識なしにはやや読みづらさも感じましたが、

    0
    2026年07月22日
  • 詭弁社会 日本を蝕む”怪物”の正体

    Posted by ブクログ

    自分の周りでも詭弁を使う人間は多いし、自分もまた時には発言した後に今のは詭弁だなと感じる様な事を言ってしまう。誰もが詭弁を使われたり使ったりしながら生きている様に感じる。詭弁自体は古代ギリシア時代からあった会話のテクニックであり、特に議論を戦わせる場に於いては、相手を弁で打ち負かすために使われてきた。それは本書に記載されている様に、通常は「論理のすり替え」や「命題逸らし」と呼ばれる様な様々な(決して良いとは言えない)テクニックである。
    本書は日本の現代の政治や、かつての大日本帝国時代の指導者たちが使った「詭弁」について、様々な例を挙げて、その発言内容が詭弁である事を説明していく内容となっている

    0
    2026年07月05日
  • 動乱期を生きる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    先日山崎さんの裁判の支援を内田先生がされていたという記録のブックレットを読んで、その後お二人でされた日本社会の現状や世界情勢についての対談本が出ていたことを知り手に取りました。

    出た頃に読みたかったと思いましたが、本書が出た一年前にはイスラエル側にいるアメリカがイラクを攻撃するなどということがまさか起きるとは誰も予測してなかったことを思うと、出版後すぐ読むのと今読むのでは捉え方や感じ方、意味合いなど変わるのではとも思いました。

    (p196)(アメリカも中国もロシアも)他の国のリーダーシップの下で中東が安定するよりは、誰も停戦工作ができないまま中東がカオス化するほうが「まだまし」という計算が

    0
    2026年03月09日
  • 動乱期を生きる

    Posted by ブクログ

    内田樹と山崎雅弘の対談集。2025年3月刊行。倫理観の欠如、教育システム・民主主義の崩壊、戦争への歩み寄りなど現代世相についての問題点や課題について提言している。

    中でも、大阪万博が失敗することと自民党が退潮局面にあることを予想していましたが、どちらも予想通りになっていない。それだけプロであっても世相は読みづらいという事がよく分かった。

    『人間が作った社会構造は、必ずいつかは変わります。どれだけ絶望的に思える状況であっても、諦めないしぶとさと知恵を持つ事が大切です。』

    0
    2026年03月01日
  • ウソが勝者となる時代

    Posted by ブクログ

    著者の考え方と自分の考え方はそうは違わないと思う
    トランプのウソも、(日本の)右寄りの政党のウソも、再生数稼ぎの動画のウソも、それが拡散されて信じられてしまうのはおかしいと思うし、対策が必要だと思う

    しかし、なんだか著者の強い怒りに当てられて、読むのが疲れてしまった

    本当は、一緒に怒りを持ってウソと戦わないといけないんだろうけど。。。

    0
    2026年02月01日
  • ウソが勝者となる時代

    Posted by ブクログ

     最近の、SNSが絡んだ選挙運動は “世も末”感であふれている。特に保守系の政治家を応援する人たちは、その人の政策や言説の内容を検証するのではなく、何を言っても人格自体を褒め称えるばかりだ。これは政治家を対象にした応援ではなく、カルト信者に近い現象だ。また、その政治家が発信する内容はウソが含まれる。確信的にウソを発信している。それを盲目的に信じ、SNS等で攻撃的に発信する。

     本書はその実例を検証している。アメリカのトランプ大統領から、NHK党の立花、日中戦争からベトナム戦争…。例に困ることはないほど世の中は荒れている。最終章は「ウソと言いがかりが勝つ時代」に社会はどう対処すべきか、だが、決

    0
    2026年01月25日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

    Posted by ブクログ

    まだコロナ騒動が始まって6年弱しか経ってないけど、もう今AIの普及も含めて新たな日常があり、かなり昔のことのように感じられた。

    AIとか物価高とか終身雇用の終わりが進んでいることとかけっこう変化を感じることがある一方で、既得権とか同調圧力とかあんまり当時と変わってないなと思った。

    社会のことについてもそうだけど、自分の人生においてもあっという間に6年弱が過ぎている実感。一日一日を大事に生きないとな、と思った。

    0
    2026年01月09日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    50年後の日本人に向けて、ということで今を書き記されています。

    いろいろなことが起きているから、

    全然時事にも政治にもついていけなくて、

    あと追いで知ることばかりの生き方ですが、

    思いっきり立場を取って痛烈に批判しながらその議論をサポートする事実を列挙していく一人称単数で語られるものは、ニュースとかに比べて入ってきやすく、考えることにつながりやすい。そしてとても博識な著者にとっては、ここで書かれていることは考えのほんの一部に過ぎず、膨大な知識がこの議論の背景にあるのだろうと思いながら、私は表面的にだけでも、大変興味深く読みました。

    本書は、平和国家、倫理の底、そして、倫理の底が抜けた

    0
    2025年09月08日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

    Posted by ブクログ

    「底が抜けた状態」とは「良識や常識のレベルで機能していた社会の”自浄作用”が無い状態」、そんな状態を改めるべく何をすべきなのか。

    自分でちょっと考えてみて、まず大事なのは「関心」を持つことだと思う。関心が無ければ、考えことや、声をあげることができない。人生何事も関心をもって、熟考してなんぼだと思う。

    また著者は今の日本が「自分の頭で考えて行動する人」よりも「従順な人」が多いと考え、それでは政府の誤った判断を修正できないと憂慮しており、「自分の頭で考えて行動する人」にならなければと本書から意識させられた

    「関心」「熟考」そして「行動」、忘れないようにしなきゃ...!

    0
    2025年09月01日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

    購入済み

    日本人、冷静にこれを読めるのか

    本書では、日本人が戦前を含めた過去から何も学んでいない、ある種の権威を笠に自分の妄想を押し通す。その結果を考えない、下手すれば、歪曲するという日本人の幼稚性や愚劣さ、諦め。それが太平洋戦争をはじめ、多くの痛みを受けても現実を認めない様を突きつけます。

    果たして、今や未来の日本人が、これを冷静になって読めるのか?令和になっても日本人は、昭和の政治家、軍人ばりに現実を認めない幼稚で愚かで、そこから変わろうとしない。その現実を受け入れ、前に進めるか?

    本書はそう問いかけている気がします。

    #深い #タメになる

    0
    2025年04月12日
  • 動乱期を生きる

    Posted by ブクログ

    勉強になりました。日本が今後戦争をせずに平和を、保っていけるのかが不安です。こらまでの失敗から学ぶことができるのか。またジャーナリズムは今も生きているのか。世界の紛争はなぜ続いているのか、という問いに対して端的に答えてくれている著書です。

    0
    2025年04月01日
  • 底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

    Posted by ブクログ

    封建的思想を植えつけられた私達、いざ立ち上がる時が来た! なんでも「あり」になってしまったのは、臨機応変で生き抜くのではなく、茹でガエル戦略漬けにされているからであろう。

    0
    2025年01月13日
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

    Posted by ブクログ

    コロナ下で思う事はそれぞれの人に沢山あったなと思い出させる本。
    エッセンシャルワーカーありがとうとメディアで流しつつ、近づくなと差別する。大事といいながら低収入を改善しようとしない。ありがとうと言っておけばこき使っていいと思ってるよね。これからは少子化でエッセンシャルワーカーがますます減ってくる。その際にどうするのかな。

    0
    2025年01月11日