フォムトンさんのレビュー一覧
-
-
購入済み
購入済み無責任と現実逃避の産物
この本を読んで痛感するのは、日本人や社会の多くが、現実逃避や無責任な行動や態度をし、その結果が、殺してくれと叫びたくなるような子供の問題を作ってしまった現実。
子供本人にも問題はあるのだが、その現実に向き合わない、あるいは、妄想や偏見ともいうべき理想を押し付けた家族、特に親の罪は重いと言える。
また、もがき苦しむ子供本人や家族を、予算を食う、怖い、面倒だと、関りを拒む日本の精神福祉のずさんさや、その仕組みを作り出した官僚や政治家、それを支持する国民の一人だと思うとゾっとしてしまいます。
カウンセラーや精神福祉や政治の道に進む方、ぜひ、読んでください。
あなた -