齋藤孝のレビュー一覧

  • 「気づき」の快感

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    気付きとは単に情報を記憶するよりも有機的な学びであり、しかもその効果は広範な領域にまで連鎖するものである。本書ではその重要性、感度を高めて気づきを増やす方法、自分にとどまらず組織全体で気づきを活性化させる方法について具体的なところまで詳細に説明されている。
    2章で説明される、当事者意識によってセンサーを活性化させる方法というのは仏教における縁起性が智慧をもたらすと言われていることに対して、その理由の一つになりうるのではと感じた。

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    2025年01月27日
  • 図解学問のすすめ カラリと晴れた生き方をしよう

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     本書は、慶應義塾を創設した福澤諭吉氏が執筆した『学問のすすめ』を齋藤孝先生がわかりやすく解説されたものである。各項目で、原文、現代語訳、解説(図あり)という構成で読みやすくなっている。
     「学問の要は活用にあるのみ。活用なき学問は無学に等し。」というメッセージは心に響いた。本を読んだら、本を書いて、人にも話す、そして学問を人の役に立つように活用せよと述べられている。本を読むだけにならず、実践的に活用することは意識していきたい。
     学問だけでなく、どのように社会や他人と関わり、自分自身と向き合って生きていくのかを『学問のすすめ』では述べられているようである。原文を読んだことはなかったが、本書の

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    2025年01月26日
  • 「イミがわからない…」がなくなる! こども読解力

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    いろんな文豪の名作を、解説とともに読解していく。
    中には評論文もあり、「ほんとに小学生向け?」と思うくらい難しかったけど、新鮮で興味深かった。
    冒頭にもあった通り、読解力は文章を読むだけでなく人の心やその場の空気を読み取る上で欠かせない。
    この先の人間関係やコミュニケーションにも大きく関わってくるので、非常に重要だと痛感した。
    すぐに身につくものではないけれど、少しづついろんな文章に触れていくことを心がけたい。

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    2025年01月25日
  • 受験のキモは3日で身につく

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    三日坊主を自称する著者が、短期間で受験のコツをつかむ方法を伝授。
    大学受験について多く書かれているので主に高校生向けだけど、どの年代でも勉強に意欲がある人ならなら一読の価値は十二分にあると思う。
    ・狙い目はゴールデンウィークや 夏休み、冬休みなどまとまった休みのある期間。
    復習に思う存分時間を使えるため。
    ・苦手教科こそ、伸びたときにやる気スイッチが入る。

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    2025年01月19日
  • 話すチカラ

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    言葉で生きている2人の、言葉を使うお話が聞けて、タメになった一冊。人間は言葉を使ってコミュニケーションを取るので、言葉のスキルを上げることで仕事でも、プライベートでも充実した日々が送れるようになるための一冊。

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    2025年01月17日
  • コミュニケーション力

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    韓国ドラマを観ていたら、「あっかんべー」をしていた。齋藤孝さんがこの本の中で触れていたから、偶然の一致にビックリした。言語的コミュニケーションの土台は、身体的コミュニケーション。「あっかんべー」や「イーだ」といった昭和の頃の身体表現が衰退していると語っている。
    コミュニケーション力。目を見る、微笑む、頷く、相槌を打つ。当たり前のようだけど、これがなかなかできない。
    私が面白かったのは、齋藤孝さんがゲーム感覚で弁証法スタイルの対話を行なっていること、ディベートと違って、勝ち負けでなく、二人の攻防から、新しい結論を導き出して、霧の中を抜け出るというのを読んで、やってみたいと思ったし、仕事の中でやれ

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    2025年01月15日
  • 頭のよさとは「説明力」だ

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    非常にわかりやすく、色々な側面から説明力について書かれていたので理解しやすかった。
    1番印象に残っていたフレーズでは「爪切り」の話でした。人間は切った爪になった途端、何か汚いものとして扱う傾向がある。それは人間が自分のものなのか、そうではないものなのか、曖昧なものに対してちょっと怖いとか、汚いといった風に感じてしまうからだ。と説明文があり、確かにと共感する事が出来た。

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    2025年01月15日
  • 書ける人だけが手にするもの

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    人生と生活を少しでも楽しく過ごすために、自分が何に興味を持っているのかを知りたい!
    書くことによって物事が整理される効果は体感していたので、その精度を上げたくて手に取った。
    スラムダンクの桜木花道を題材に、三つの具体例を出す過程、くぅわあぁぁぁぁーとモヤモヤが喉元のもう少し上で渦巻く感覚。
    オリジナリティのある文章について、切り口を変える内容を読んでいる時も似たような、くぅわあぁぁぁぁー感が湧いてきた。
    この感覚、本当は自分はどうしたかったのか・何を求めていたのかが明確になる前の、何かに対する怒りの根源が分からない時の感覚に近い。
    これって、私自身がまだ分かっていないやり方なんだろうな。
    ■文

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    2025年01月13日
  • 上機嫌の作法

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    黒柳徹子さんのスクワットの話を聞いて、その日から毎日50回スクワットしてます。笑
    上機嫌でも言いたいことスバスバ言うのが肝。ついつい疲れて不機嫌っぽくなってしまう(家族に対してだけど)のが自分の良くないところだと自認しているが、先生の言うように上機嫌には体力がとにかくいるし訓練必要!子どものためにも練習します…!

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    2025年01月13日
  • 1冊読み切る読書術

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    自分用に以下抜粋
    ・30分一冊勝負!

    ・さっと読んでもじっくり読んでも、最初に抱いた感想は変わらない(のですぐ読もう)
    筆者の実例:
    本2冊の感想を聞きたいと依頼される
    →「忙しいから1時間後にまた電話ください」と伝える
    →その間に2冊読む→依頼者に感想を話す

    ・テレビの音を流しながら本を読んでもいい(カフェで周りの会話が聞こえてくるのと同じ)

    ・1冊読んだらいいところを3箇所見つける、人に紹介する
    (本の前半・中盤・後半で1箇所ずつ見つけるとバランスが良い)

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    2025年01月13日
  • 20歳の自分に伝えたい 知的生活のすゝめ

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    本が人生に与えてくれるいい影響を改めて感じた

    P56. 「当時の日本は、東西冷戦の時代にあって、西側(資本主義陣営)に属していながら、「最も成功した社会主義国」と言われていました。」
    本当の昔のことはわからないけど、私が3丁目の夕日に憧れすぎてる理由、人々が助け合って生きていたあの時代が尊すぎるから。今では考えられない。東京に住んでる大学の後輩が、こっちにいると自分が自分がって性格が悪くなっていくのがわかるって言ってて、自分中心主義になるような社会構造なんだろうね、寂しいね。

    あと、遺伝子についての話も書いてあって、私は自他共に認める顔面至上主義だし、自分自身努力してきてるから顔で評価して

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    2025年01月12日
  • 座右の諭吉~才能より決断~

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    この作者は福沢諭吉が大好きなのだろうと思う。
    福沢諭吉の素晴らしさを並べて、福沢諭吉の考えが現代でも活かさせるのでおすすめしますと言う内容の本書。

    この本を読む事で福沢諭吉に対するイメージが堅物から親近感のある人間に変化した。

    なので福沢諭吉の『学問のすすめ』を読んでみようと思います。

    福沢諭吉を知る良いきっかけになりました。
    ありがとうございます。

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    2025年01月09日
  • 人をひきつける「頭のいい人」の話す力

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    齊藤さんは、これまで多くの本を読まれて、「話す」「書く」など、人に伝える活動の中で、試行錯誤を繰り返してきた。それだからこその、齊藤さんしか語れない経験、話し方の極意…内容としては、学ぶべきものばかりであった。しかし、齊藤先生がおっしゃることの全てを取り入れるだけでの力量はまだ私にはない。話すことには、まだまだ自信が持てない。だからこそ、これからも本をたくさん読んで、齊藤さんがおっしゃるような「ネタが豊富」な人になりたい。ネタが少ない人が、人を惹きつけるような話ができないことがよくわかった。
    そして、この本の魅力は、齊藤さんの「おすすめの本120選」が載っていることだ。このリストを得ただけでも

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    2025年01月01日
  • 読書力

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    齋藤孝さんは同年代だ。だから読んでいた本に重なりがあって嬉しい。
    この本を読むと、ますます読書がしたくなる。
    特にちょっと難しめの歯応えのある本を。
    ただ学生時代とちがうからどうかなあ。
    教育における読書の大切さ
    読書力を向上させる取り組みの大切さ
    が語られる。
    確かに受験勉強と読書が並行できない今の受験のあり方には問題がある。
    要約力を高め、自分の考えを鍛え、広めていく読書は教育の中枢にあっていい。
    教師が普段から読書し、少しでも今読んでいる本について語る時間を設けるというのはいいと思う。
    忙しいのは重々承知だが、がんばって、先生たち。

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    2024年12月19日
  • 齋藤孝のざっくり!世界史――歴史を突き動かす「5つのパワー」とは

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    齋藤孝先生による世界史の解説・ならびに入門書です。世界史と言うには本当に大まかなものなのですが、それでも、要所要所はキチンと押さえてあって、一冊の書籍ながら、非常に読み応えがあるものになっております。




    この本は先日読み終えたものです。ざっくりとは言いながらも、世界史の要点はしっかりと抑えてあって、入門書としては非常にすばらしいものになっております。

    僕は高校時代に世界史を挫折しておりますがここ最近の国際的な事件をきっかけに以前紹介した、山川出版の世界史の教科書も読んでいましたけれど、大まかな流れを知るためにはこっちのほうがいいです。

    僕が読んでいて好きだったのは、世界を二分する飲み

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    2024年12月18日
  • 疲れにくい心をつくる すすっと瞑想スイッチ

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    瞑想に対して漠然と抱いていた偏見や先入観を細やかに解剖してくれた。
    もっと軽く向き合ってもいいのかもしれない。
    座禅を組んで…とおかたい形式だけでなく、空を見上げるだとか詩を読むだとか、身近にあるものから瞑想はできる。
    行為ではなく質。
    ざわざわした現実から意識を切り離し、瞑想に集中するとすっきりとした晴れやかな気持ちで満たされていく。
    自分も瞑想を敬遠せず、テレビやネットから一旦距離を置く時間を大切にしていきたい。

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    2024年12月18日
  • 究極 読書の全技術

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    久しぶりに笑いながら夢中になりました。とても読みやすく、齋藤先生と対話しているようなテンポで読み進める事が出来て楽しかった。
    速読、精読、アウトプット。 限られた時間の中での「読書術」が書かれており、まずは「同時並行読書術」から真似しようと思います。っと言っても普段からやっていたことですが、一冊読み終わらないのに次を読むことに、ちょっと罪悪感があったのですが、これで心置きなく!

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    2024年12月16日
  • 「気づき」の快感

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    気づきの多い人になるにはどうしたらいいか?
    まず知識を持つこと。無駄な行為に時間を費やすこと。メモをとること。発信する習慣をつけること。仕事をする上でよりレベルの高い仕事ができる、

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    2024年12月12日
  • NHK「100分de名著」ブックス 福沢諭吉 学問のすゝめ

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    「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」
    この書き出しで始まる『学問のすすめ』だが、
    福沢諭吉は単純に人は皆平等だと説いているわけではない。
    「と言えり」の後は、こう続く。

    「されども今広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様、雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや」
    つまり福沢諭吉は、現実には人と人との間に大きな格差がある、という。
    では、この差はどうして生まれるのか? 賢い人と愚かな人は何が違うのか?
    その理由を、福沢諭吉はこう述べる。
    「学ぶと学ばざるとにより出来るものなり」
    つまり「人は平等に

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    2024年12月12日
  • 10歳のミッション キミを一生ささえる31の行動

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    『ミッション パッション ハイテンション』
    やる気のない時の魔法の言葉
    大人は自分でミッション見つけることができる
    そんなに大人になりたいな
    なりたい自分のためのミッションを作り出せるようになりたい
    大人にも響く

    人生の目標
    「綺麗なものを見て感じる」
    大きな目標を立てなくてもいいんだよ

    目標もないし生きてても仕方ないと命を粗末に扱ってしまう

    目的って
    『目で見えるものに感動する気持ち』
    本でもいいし日常の景色。
    相手からの気持ち。
    感動できる気持ちのために生きる。
    そんな話をしていたのが印象的

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    2024年12月11日