齋藤孝のレビュー一覧
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さすが齋藤先生。
まさか食にまでこだわりがあり、こんなにも言語化してしまうとは。
「美味しい」以上のことが言えないという多くの人が抱える小さな悩みにストレートに効くタイトルと、表現方法事例をいくつも紹介してくれている。
表現方法も役立つけれど、やはり自分で言葉にしてみることが大切だ。
本の内容面で宮司愛海さんが『いきなり!ステーキ』をどのようにオーダーすると美味しいかを教えてくれて、実際にそれでオーダーしたら本当に美味しく、信頼する人のアドバイスは本当に素晴らしいというエピソードがあり、自分もそうでありたいと思った。そのためにも自分から積極的に食して言葉にして、文章に綴り、覚えて人に話すことが必要だと感じた。
そして、海外に向けて発信するという面白い取り組み(今ならAIでいくらでも英文化できそう)もやってみたい。
本書の最後の章では文筆家、作家の皆さんの食にまつわるエッセイからの参考例が示されており、なかでも江國香織さんのエッセイが素敵だった。
あぁ、ご飯食べたい… -
Posted by ブクログ
4月で社会人3年目になる今日この頃。大学生の時には夢見ていた社会人。気がつけば、想像していたような社会人生活は過ごせていない。いいギャップもあったが、悪いギャップの方が多かった。というのも、会社にリスペクトできる人がいない。
私がリスペクトできる人は本のタイトルにもあるように『話が深い人』である。他にもリスペクトの例はあるが今回はこれに絞る。
なぜだろうと考えていた先に本書を見つけ気になり購入(1年ほど積読本となっていました、、、)。
人がどういうところに話を深さを感じるのか、どうすれば身につくのかを言語化してくださっている書籍です。
その中で響いたのは『予見性のある意見は深い』です。これは、言葉の通りで先を読んだ発言ができることです。例えば仕事をしていると自分で判断できない場面にいくつか遭遇します。その時に『こんな問題が起こったのですが、どうすればいいでしょうか?』と判断を丸投げしてしまうことがあります。しかし、予見性のある意見を持っている人は『こんな問題が起こりました。案は3つあります。そして、それぞれのメリットデメリットは〇〇です。』と選択肢を用意するかつそれら選んだ場合の良し悪しまで提示してくれて、あくまでも自分が考えた意見に対してジャッジしてもらうという内容でした。
丸投げでは何も考えていないと一緒ですが、いくつかの意見を持ち合わせた上での判断をもらうでは考えの深さが違うのは一目瞭然です。
これを意識して行おうと思えました。他にも、様々な内容が盛り込まれているので興味があればぜひ!!! -
Posted by ブクログ
「ほめる」ことは自分にとっても「毒消し」になると書かれています。
そして、ほめ方の練習やさまざまな方法が書かれています。
ほめようとすると、いろいろな観点を見つけようと努力することになります。
そこに工夫が生まれ、記憶力や表現力が鍛えられます。
人間関係が良好になり、信頼されるようになります。
まさに人のためならず、自分に良いことが返ってくるのです。
頑張ってほめ上手になりたいと思います♡
〔作品紹介〕
「情けは人のためならず」ということわざがあります。これは、情けをかけると、それが巡り巡って自分に返ってくるということ。こう考えますと「ほめは人のためならず」とも言い換えることもできます。というのは、ほめたら自分の方に返ってくる。ほめが世界の潤滑油になるのです。
私はほめるということを覚えてから、ずいぶんと人間関係のストレスが減ってきました。しかし、最初からほめることがうまかったわけではなくて練習したのですが、それは職業的な要請によるものです。
長年、明治大学で教壇に立った経験から教師というものは「生徒をほめて伸ばす」ということを要求される職業だということがわかりました。ひとりひとりに対してほめコメントを言っているうちに、少しクセになってきて、他の仕事場であるテレビ局や講演会などで、いろいろな人に向かって、ほめるということを習慣にしていきました。そうしたら、ずいぶんストレスが減ってきたのです。
「ほめるは人のためならず」というのは、巡り巡ってというだけでなく、自分のためにもなると思いました。自分の中の悪いものを消していく毒消しみたいなもの。
コンプレックスみたいな競争心、自分の方が劣っているのかも?という劣等感コンプレックス的なものから一気に解放されるのです。ほめてしまうと、むしろそういうコンプレックスが減っていくのです。
みなさんもいろいろな人をほめてほめてほめまくって下さい!ほめられた方も気持ちよくほめた方も気持ちよくなる、最高の人間関係構築法です。 -
Posted by ブクログ
本書を読むと、これは出来ているなとか、これは出来ていないなとか、日々の自分の行動に気付かされることが多くあった。
人に好かれる行動の中に、名前を覚えるという項目があったが、これが簡単なようで、年を取るにつれて自信がなくなってきている事でもある。特に、最近入った若い子の名前が覚えられなかったり、あの人以前会ったけど誰だっけ…と思うことが増えてきた。
これは自分でも自覚していることなので本書にもあるよう、特徴をメモしたり名前を記すことから始めなければと思った。
また、ミスの多い後輩に対しては、厳しく怒らなければと思っていたが、本書にはその逆で、ほめることや、命令しないこと、遠まわしに注意を与える、といった行動をとるほうが人間関係が上手くいくとのことで、自分の行動を思い返しながら、考え方を見つめ直すきっかけになった。
著者の本は、分かりやすく事例を交えて紹介してくれているため、スッと入ってきやすく読みやすかった。