齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本を完読するためのハウツーが学べる1冊!
読み方って工夫が必要やなって最近よく思うけど、たくさん本を読んでる人がどうやって本と向き合ってるのかなって気になって手にしたのがきっかけ。
すべてを読むんじゃなくて、全てを理解しようとするんじゃなくて、アウトプットを意識したインプットが大切だよっていうことかな。
・目の動きよりも手の動きでリズムよく読み飛ばしていくこと
・本の中から3つポイントを取り出せること
・本との出会いを楽しみつつ、達成感を自分なりに感じながら読むこと
この3つが要点かな。何より楽しみながら本に向き合っていくことが一番大切な気がした。 -
Posted by ブクログ
年上世代の説教は苦手だし聞き流してしまうけれど、大学教授をしている齋藤孝ならではの自分の心に刺さる言葉で教養の大切さを伝えてくれる。読み終わったあとは、教養を持った人間になりたい、次の本を読みたい、と何かアクションをしたいなと思わせてくれた。内容は大学入りたての人向けかなと思うが、年齢問わず人としてかくありたいと襟を正してくれるような一冊。
印象に残ったフレーズ
・いつチャンスが来ても大丈夫なように準備しておく。
・読書は想像をする余白がある。著者と感動を共有できる。
・アウトプットする。そのためには締め切りを設定するか、依頼されて即日に行う。時間がたったタスクは初期のワクワクが失われて、億 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで新書ばかり読んできて、他の本のジャンルも読もうと考えていたので、今この本を読んでおいて、良かったと思う。
特に自分に刺さったのは次の部分である。
「生成AIを使うことで簡単に答えに到達できるので本当は理解していなくてもわかった気になる。自分の考えを追求していく機会が失われ、自分の人格・教養というものが磨きにくい」
昨今はAIの進歩が著しく、ついには自分で検索するよりもAIに質問した方が早く情報を得られてしまう。よって思考力が育ちにくい。自分もAIに相談したり、問いかけたりするが、自分でよく考える前に色々聞くのは良くないことだと思うので納得した。
「読書を自分を整える装置として捉える」 -
Posted by ブクログ
初めて新書というジャンルに手を出してみました。
私は人前で話すのが苦手で、こうして文章を打ち込むのは何度も読み返して何度も打ち直してより納得のいく文章に仕立てることができるけれど、自分の口で話すということにおいては頭の中で文章がまとまっていながら、発したものは消すことができないので、いつもあがってしまって、何を話したいのかうまくまとめることができず、それなりな雰囲気で流すことが多いです。
この本を読んで、小ネタを収集しておくだとか、困った時は自分の素直な気持ちでいいとか、最後にはあがりやすい状態を落ち着かせる方法まで載っていて、すごく実践してみたくなりました。
もしいつか人前で話す場面が訪 -
Posted by ブクログ
本を読むきっかけになればと思い購入した本。
今までは本はじっくり読まねばとの考えで、大事に読んでたら時間がかかり、結局一冊読みきれずリタイアするという結果になっていた。
農作業の様に時間をかけて、最後まで読むと大きな成果が得られる、そんなやり方。
この本は、そんな発想を変えてくれた本でした。
本は全部読まなくても良い。
とりあえず、大事そうなところを読むんだ。
はじめは、大した事書いてないから、途中からでも良い。ただ、読んだ後には何かアウトプットできる様にする事が大事。じっくり読んで、何も得られないのでは意味がない。早くても、少しでも得られたらそっちの方がよい。
邪道だが、本を読む習慣 -
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Posted by ブクログ
多読・速読を教えてくれる本
齋藤氏が言うには、早く読めばたくさんの本を読める、たくさんの本を読めば知識が広がる、物事を理解する速度も加速度的にアップしていくということだ。つまりじっくり数冊読むよりも、たくさんの本を読み、知ることで、多読・速読が上手くなり、理解力が上がるということらしい。とはいえ、二割だけを読む二割読書法、さらには上級者は、右ページだけ読んだり、30分で10冊読んでも内容が理解できるというのは驚いた。
一つの本をじっくり読むことが理解を深める方法だと思っていたが、a book ではなくbooksという概念、系譜総体の一つとして読むことを意識すべきだということで、1人の著者期 -
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