齋藤孝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
吉田松陰の著書や書簡より100の言葉が収録された一冊。
要約、現代語訳、原文、解説の順に構成されています。
簡潔明瞭に纏められているので、奥深い言葉を素早く吸収できました。
印象に残った言葉を二つご紹介いたします。
「能はざるに非ざるなり、為さざるなり」→とにかくやってみろ。
「凡そ読書の功は昼夜を舎てず、寸陰を惜しみて是れを励むに非ざれば、其の功を見ることなし」→どんなに忙しくても合間で本は読める。
どちらも当たり前のことを言っているのですが、どの時代の人間にも大事な習慣です。
構成については思うところがあり、松陰の原文と現代語訳の順番を逆にしたほうがより理解しやすいのではと考えます -
Posted by ブクログ
人に話したいことが思い浮かばなかったり、「私の話なんて誰も興味ないだろうから話さないでおこう」と思ったり、
周りからはそんなふうには見えないと言われたとしても、昔から人と関わることが怖くなる瞬間が多々あったので手に取った。
この本のおかげで、自分のできていることとできていないこと(やるとコミュ力を向上できること)が明確になった。
◯わりとできていること
・相手に共感する
・場を回す(質問、コメント、パス回し)
◯これからやっていくこと
・会話のネタ集め(人に話すことを事前に用意しておく、旬のニュースをさらっておく)
・話しかけてもOKなオープンオーラを出す(パーティーなどの場で目線を上げる -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて手に取った。
著者はテレビでもよく見る斎藤隆さん。
印象は真面目で少し固い印象があった。
本を読んで印象は変わった。
真面目なのは同じだが、ユーモアがあり語彙や文学を心から愛している人だなと。
そしてストイックな筋トレをしている人ばりのインプット量に驚く。
前置きが長くなったが、本については最初の冒頭の前置きを読んだときに、少し地味でつまらないかな、とか硬そうだなと買った事を若干後悔しだしていたが、
読んでいくうちに何かの小説を読んでいるようなエンタメ感を感じながらあっという間に読んてしまった。
とても読みやすい。
語彙がテーマに、なぜ語彙力が求められるのか?語彙のイン