齋藤孝のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
初めて新書というジャンルに手を出してみました。
私は人前で話すのが苦手で、こうして文章を打ち込むのは何度も読み返して何度も打ち直してより納得のいく文章に仕立てることができるけれど、自分の口で話すということにおいては頭の中で文章がまとまっていながら、発したものは消すことができないので、いつもあがってしまって、何を話したいのかうまくまとめることができず、それなりな雰囲気で流すことが多いです。
この本を読んで、小ネタを収集しておくだとか、困った時は自分の素直な気持ちでいいとか、最後にはあがりやすい状態を落ち着かせる方法まで載っていて、すごく実践してみたくなりました。
もしいつか人前で話す場面が訪れたときは、思い出せるようにネタとして保管します。 -
Posted by ブクログ
本を読むきっかけになればと思い購入した本。
今までは本はじっくり読まねばとの考えで、大事に読んでたら時間がかかり、結局一冊読みきれずリタイアするという結果になっていた。
農作業の様に時間をかけて、最後まで読むと大きな成果が得られる、そんなやり方。
この本は、そんな発想を変えてくれた本でした。
本は全部読まなくても良い。
とりあえず、大事そうなところを読むんだ。
はじめは、大した事書いてないから、途中からでも良い。ただ、読んだ後には何かアウトプットできる様にする事が大事。じっくり読んで、何も得られないのでは意味がない。早くても、少しでも得られたらそっちの方がよい。
邪道だが、本を読む習慣のきっかけには良いかなと思いました。 -
Posted by ブクログ
多読・速読を教えてくれる本
齋藤氏が言うには、早く読めばたくさんの本を読める、たくさんの本を読めば知識が広がる、物事を理解する速度も加速度的にアップしていくということだ。つまりじっくり数冊読むよりも、たくさんの本を読み、知ることで、多読・速読が上手くなり、理解力が上がるということらしい。とはいえ、二割だけを読む二割読書法、さらには上級者は、右ページだけ読んだり、30分で10冊読んでも内容が理解できるというのは驚いた。
一つの本をじっくり読むことが理解を深める方法だと思っていたが、a book ではなくbooksという概念、系譜総体の一つとして読むことを意識すべきだということで、1人の著者期間や1つのテーマ期間を作って読書をしていこうと思った。
これまでなんとなく、だらだらと読んでいた私にとって、引用してその魅力を語れなければ、その本を読んだ意味がない、という言葉にはグサッときた。情報の完璧さより大切なのは考える力であり、客観的重要事項・テーマ(赤、青)と、主観的興味(緑)を意識すること、booksという系譜総体として捉えること、その上で自分の経験と擦り合わせて新しいアイデアを出す、またそれを考え続けること。それがすべてにおいて大切なようだ。三色ボールペン法を今後も続けていこうと思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「自期力:自分に期待する力」を軸に、自分自身を孤独の場所に置くことを積極的に肯定していく本
「自分はできるはずだ」と「結果を出せ」という2つのキーワードが特に印象に残った。自分がかなりエピソードトークが響かない人間なため、筆者の孤独の経験に関してはそれほど興味はわかなかったけど、一つ一つの方策がどのようにして良いのかを考えるだけでも「自期」ということを積極的に肯定する一助になる気がする。自分を嫌わないようにしたい。
ーーー
自分に期待することは、口で言うより難しい。才能のある人はもちろん自負の念が大きいとは思うが、実際はみずからに期する思い、言うなれば自期力は、それほど才たか能とは関係がない。だが、才能の多寡よりもむしろ、自期力が大きいほうが伸びる養分になりうるから、結果的に成功していくというのが順序という気がする。つまり、そのみずから期するものを大きく育てていくような孤独の時間こそが大事なのだ。
p145
ーーー -
Posted by ブクログ
会社で、人事から自分への評価を見る機会がありました。「たまに本質をつくが、芯を食っていない」などと書かれていました。結構へこんだんでしょうね。この本に惹かれた理由はそこです。
さてまだ23歳の私は明るい未来を思い描かねばなりません。正直23歳で本質を突くなどほぼ不可能だと思います。よっぽと濃い人生経験をしていない限り。とか思っちゃうんですけど、私自身が無知であるということ、「無知の知」を少しは得ているだけ、マシなのかなと思いながらこの本を読み進めました。
深い話をするには、展開力、本質把握力、具体化力が必要とのこと。
1つ目の展開力は情報量、知識量に依存する。いかに情報、知識を身につけていけるか。情報を、コネクトされたもの、知識に変容できるか。そして良質な知識として、古典、特に『論語』が取り上げられていましたね。
論語、とっつきにくい印象がありますが頑張って読むかぁ。秋だし。
2つ目の本質把握力は、具体から普遍への深堀がカギだそう。シンプルで具体的な、本質を見つけること。しかし本質に迫ったものは一見平凡で、押し出しの強さが無いものというのも頷けました。白、黒はっきりするのではなく、中庸ですね。
3つ目の具体化力は、エピソード力と言い替えられるそう。自分が変容したというエピソードをストックしておくことが手っ取り早い気がしますね。自分の感情の変化をうまく言語化していきたいものです。
急にエピソードトークを挟みますが、私就活でいちばん嫌いだったこと、逆質問をしないといけないことでした。浅い質問はしたくないけど、深い質問を考えられる訳でもない。そんな無知な自分が露呈されるのが嫌だったからでしょう。
この本で書かれていました。「逆質問をしようとすれば、その会社、業界のことをしっかり調べることが必要」だと。そうすれば良かったんですね。当たり前のことかもしれないですけど、個人的にはこれ就活期に知りたかったです笑 調べあげた上で、自分のこれまでの人生でもってきた情熱とどんな接点があるか、見つけるべきだとのことです。
どこに惹かれているのか?その「どこ」を言うためには、まずは相手のことを知らねばですよね。私がいままで本質的な発言が出来ていなかったのは、「相手を知る努力」をあまりしてこなかったからかもしれません。
よーし!これから、相手を知る努力をして行くぞ!