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中高生の定番課題、読書感想文。でも本が決められない、読めない、書けないと悩んでいませんか? 身近な話題の活用法から「もしも」ではじめる発想法、使っちゃいけないNGワードや本選びのコツまで指南。
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Posted by ブクログ
本を読むことは、基本的には、道の上を歩いていくようなものだと私は思っている。石につまずいたり、山や谷を越えたりする。そんな時にふと立ち止まって、ここを掘ってみようとするのが、自分にとって気になった場所であり、そこから深く掘り下げていく。 ただ、掘りやすい箇所もあれば、手持ちの道具では掘り進められない...続きを読むこともある。 歩く様を上から見ることもできるし、巻き戻し、早送りできるのも本の魅力だろう。 ただ、そうしてあれこれしてその本のことを詳しく知っても、人に伝えるのは難しい。だから工夫がいる。 それを試せる場が、読書感想文であると思う。 この本を読んで、すぐに書けるかどうかは難しい。テクニックは学べるが、結局書くのは自分だから。そのことになかなか気づけず、テクニックに気をとられる。そして、後から見てみると、つぎはぎの文章になる。 最初は背伸びしないで、思ったことが書ければいい。ただし、今までと少し書き方を変えてみる。そのあと、書いたのを見直して、自分に伝われば、まずはそれでよいのだ。
読書感想文が苦手な生徒に読ませたい1冊。書き出しが決まらない…と嘆く生徒には特に役立つといえる。感想文を書くことは、思考のトレーニング。大人なら、それがやる気に繋がるけれど、生徒にしたらますます辛いのかな。簡単に感想文を書くコツは、自分だったら同じ場面でどうするかを書けば良い。それを齋藤さん風に言う...続きを読むならば、本の内容と自分の間に橋をかける(おしゃれ!)。 思いは文章にすることでより深められ整理される、1冊の本と深く付き合うためにも、読書感想文は有意義なものだといえる。
中学生向け、読書感想文の書き方指南本。 書くための心構えからはじまり、本の選び方、書く時のポイント、コンクールで評価されるポイントなど、中学生が読書感想文を書くために必要なことは全部書かれている。 私も今では、アウトプットや書くことがすっかり習慣化しているので、本の感想だろうと何だろうと、苦も無く...続きを読む書ける。実際に今もこのようにレビューを書いているし、読んだ本の感想は必ず書いている。が、振り返ってみると中学生の時は読書感想文を書くのが苦手だったように記憶している。だから、当時このような本があれば読書感想文を書くときに大助かりだったに違いないというのが一番の感想だ。当時この本を読んで、読書感想文を書いていたら、もっと早い時期に書くのが得意になっていたのではないかと思う。 読書感想文を難なく書けるということは、ただ単に課題をこなせるということだけでない。理解力と表現力が上がることも意味している。本書にも、「読書感想文を書くことは、国語の勉強というより、人とのコミュニケーション力を高めていくことだ」とあるが、読書して感想を書くことを繰り返せば、読む・書く・話すなどのコミュニケーション能力が上がることは間違いないだろう。 有用な本であるため、多くの中学生に読んでもらいたいが、読書感想文を書くことが苦手な子供が、自らこの本を手に取るということはあまりないだろう。だから、親や大人たちが買い与えて指導するのが良さそうだ。また、先生が本書のような指導を行うことが望まれる。 中学生や、また子供の能力によっては小学校・高校生でも役に立つと思うので、その世代の子供がいる人にはお勧めだ。 大人に向けて書かれた本ではないので、ここからは余談になるが、大人が学ぶのに向いている本かについて一応書いておく。 大人が読書感想文を書くことはまずないだろう。大人が読書の感想を書くにしても、それは自分の記録用としてか、あるいはECサイトのレビュー、書評などであろう。学生の読書感想文と大人が書く書評やレビューは根本的に違う。読書感想文は、それだけで一つの作品として完結しているが、ECサイトのレビューであれば、どのような人にお勧めかという情報が最も有用である。書評であれば、客観的な要約が最も有用だ。 以上のような理由で、大人であれば、他の本を読んだ方が役に立つ。 本書の著者である齋藤孝氏も、読書や書くことをテーマにした本をたくさん書いている。それらの本にも、本書と同じテクニック、「書きたいことは3つ絞る」、「3色ボールペン読書術」などが書いてあるので、大人はそちらを読んだ方がいいだろう。
小中と読書は好きでも読書感想文は苦手だった。どのように書いたらいいのかを教わった覚えはなく、思いつくままに書いて赤をたくさん入れられる。文章の書き方について学ぶなら、この齋藤先生のように教えてくれたらいいのに、と今更思う。
本を読むのは好きだけど感想を言うのは苦手だ。 おもしろいと思って人に話しても、おもしろさをうまく伝えられなかったり、暗い話が好きなんだねなどと言われるとちょっと落ち込む。 でも、この本を読んで人の評価を気にする前に、自分が感じたことをとにかく言葉にする練習をしていこうと思った。 感想を書く際に心がけ...続きを読むる3つのポイント ・人に伝えることを意識して読む ・感想は3つにしぼる ・本を読む前と読んだ後の変化に気づく
子供の頃にこの本に出会っていたら、人生が変わっていたかもしれない。そう思えるくらい、感動した書籍。さすが、齋藤孝先生。分かりやすいし、説得力抜群。 子供に対して、しっかり教えていきたいと思う。本文中の以下の解説が特にしっくりきた。 --- 小学校低学年の感想文だったら、ここがよかった、ここがおもし...続きを読むろかった、ここでびっくりした、ここで泣けてきた・・・そんなことを書き連ねただけでもまあいい。だけど、きみたちくらいの年齢になったら、それだけではダメだ。 ではどうしたらいいか。 大事なのは、そこにさらに「自分を関わらせていく」こと。 例えばその一つが、ベスト3を選出する方法だ。 自分が拾い出した「ぐっときたところ」から、特にいいと思ったところを3つに絞り込む。つまり、ベスト3を決める。 そしてその言葉なり文章がなぜぐっと来たかを書いていく。 そのときに、その3つのうちのどこかに自分自身の体験を交えていく。 ぐっと来たところは本の中から抜き出したものだから、「引用」です。そればかりを並べたら「引用しているだけじゃないか」と言われかねない。 けれど、そこがとくにいいと3つに絞り込んだのはきみだ。なぜそこがグッと来るのかも、君自身の考えだ。 さらに言えば、自分自身の経験と重ね合わせたエピソードには君の個性が出る。自分の感情を軸にした、紛れもなく君にしか書けない感想文になります。 ---
どちらかというと感想文を強要されている学生向けにアドバイスしている本。 でも、感想文を考える時のポイントやコツを具体的に挙げているので、かいつまんで実践する事で誰もがスキルアップ出来る。 分かり易い良書。
この本は子供の読書感想文の参考になれば、と思い購入しました。 いま改めてこの本を再読してみました。 感想文が書きたくなる本です。 まず、やらされている感を捨てる、というのは良いと思います。ミッションと思うのもいいと思います。 心構えはそのようにして。 あらすじについては、印象的な部分をクローズアッ...続きを読むプするといいみたいです。また、実際の行動につなげたり、違った見方をするのも、一つの方法みたいです。 あとは、自分が疑問におもったこと、ぐっときたセリフ、主人公との対比、自分の話から始める、など、昔私も使った手法がたくさん書かれています。 主観、客観についても触れており、客観的にはそうだけど、主観的にはどうか、など、自分が思う事と人が思う事を区別するのも良い方法だと思います。 最後の本えらびが良くて、すべて読んでみたくなりました。 学生の方は、この本を読んで、良い読書感想文が書けると良いですね。
感想文を書くにのは昔から苦手。。 なので今更ながら感想文のコツが知りたくなり 購入した。。 この本がもっと早く出版されていれば・・ いや学校でこのようなコツを教えて貰えていればと・・ 三色ボールペンで本に線を引きながら読むと 読むスピードが遅くなるけど内容は理解できるので 量より質を重視にするか。。...続きを読む 本の紹介も中にあり、この中から選ぶのもいいかも。。 ただ、本の紹介が一覧になっていないので文中から 探さないと駄目なのはちょっとなぁ。。
読書感想文については、きちんと書き方を教えてもらった記憶がなく、書き方のノウハウを知りたいと思って手に取った。 《心に残ったところ》 *感想文を書くことは、「ものごとを判断する」力の訓練でもある。自分で選びとっていく訓練。 書きたいことを三つにしぼることが大切だと著者は書いている。三つ選ぶという...続きを読むことは、そのくらい一人一人の個性が出るということだという。つまり、文章として書けなくても、心に残ったところを選べただけでも、自分の気持ちを表現できているということになる。そして、実際に文章に書いたときも、核が決まっているからすっきりと伝わる。 *答えのない感想文があってもいい、ということ。大事なのは、「自分としてどんな意味を見つけられるか」。 よくある感想文は、いかにも道徳的な言葉、はっきり言って綺麗事のようなものが多い気がする。「この主人公のような人になれるように努力したいです。」のような。 自分自身も、話をまとめようとしたり、きれいに終わらせようとする傾向がある。モヤモヤしたなら、そのままモヤモヤのまま終わった方が正直な感想文になる、ということだと思う。自分の言葉で自分の思いが書けていることが「正解」なんだと、腑に落ちた。
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