あらすじ
誰とでもうちとける30秒の会話のルール。人と話すのが苦手、初対面や知らない人だと気まずくなる、沈黙がこわい。そんな大学生のために齋藤孝教授が実際に授業で教えている、雑談力を身につける方法。知れば誰でも気軽にどんな相手もうちとける、コミュニケーションの簡単なルールと具体的な方法を紹介。
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他愛のない会話がさまざまに派生して、「あれ、最初は何の話してたんだっけ…?」ということ、ありますよね。
この本によると、こういう会話こそが「いい雑談」。なぜなら、雑談は「中身がない」ことに意味があり、会話のパスを回し続けることで、コミュニケーションを円滑にしてくれるものだから。
こう聞くとなんだか小難しく感じてしまうかもしれませんが、この本ではギャグマンガや落語、芸能人やスポーツ選手のエピソードなど、親しみやすい実例を参考に、誰にでもできるちょっとした「コミュニケーション力」のつけ方、すなわち「雑談上手」になる方法がわかりやすく紹介されています。
話しベタなあなたもこの本を読み終わった頃には、雑談したくてたまらなくなっているはず…!?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
コロナ禍になり、心に余裕がなくなって苛立ちやすくなりました。何か視野を広げたり、気づきを得て解放しないとと思ったとき、この本に出会いました。私は真面目な性格で、仕事では効率や時間を気にするタイプなので、雑談の効果が知りたくて手に取りました。1番の気づきは「雑談=ガス抜き」聞けば当然と思われますが、私にとっては雑談で余裕が作れるならやった方が良い!と思いました。話題作りや話下手なので、まずは聞き役からスタートします。本書に記載されてる相槌とおうむ返し、それから「否定はしない」を武器にして。
Posted by ブクログ
うちの本棚で発見。
今すぐ役立ちそうなのは
雑談で、心にスペースを空けるようにガス抜きする。ちょっと嫌になってることが話題になったら
「わかるわかる」「えっそうなんですか!」
すると、思いが肯定された気がする。
アドバイス不要!
家庭内でも。
思いが肯定される感覚は、子どもも大人も必要だけど、子供にはしても、大人相手だとそう上手く行かないことあるから、気をつけよう…
雑談の目的は場を和ませること。
とりあえず見た目を褒める、取っ掛かりにする。服でも、玄関にある絵や花でも。
一つの質問に、2つ以上の答えを返して相手にボールを渡す
悪口は、笑い話にもっていくか、芸能人の話にすり替えてしまう、など
なるほどー
こっちから話しかけちゃうのが早道だな
Posted by ブクログ
あまりこういった自己啓発系は読まないんですが、非常にためになったのでこういうのもありだなと思いました。これからは、誰かとの沈黙の時間が少し怖くなくなったような気がします。
Posted by ブクログ
「コミュニケーション力」と一言で括られるものの中で、「雑談力」に着目・特化した本。
日頃無意識に行っている雑談について、その重要性や質の高め方などについて書かれており、非常に興味深かった。
文字も小さすぎず、適度に図解もあるので読みやすい。
内容も「たしかに!」と再認識させられるような内容なので、特別難解だったり頭の整理が追いつかないことも無いと思われる。
人見知りをしてしまう自覚のある方や、仕事柄人と関わることが多い方には特におすすめ。
Posted by ブクログ
雑談力=生きる力
人はみんな話したい
フラットな人=誰とでも雑談できる人は職場の潤滑油、一目置かれる
雑談力がある=育ちが良い(暖かな環境で育ってきたということ)
Posted by ブクログ
章が細かく区切られていて、ひとつにつき2分ほどで読めるため、さくっと読み終わります。
雑談そのものよりも、雑談がなんで必要なのかについて、著者自身の経験を交えつつ語っている部分が多かったです。けれど同時にTipsを教えてくれる箇所もあり、いくつかヒントをもらいました。
3つの気づき
・雑談はオチとか面白さとかいらない、クッションのようなものと考える
・相手に話してもらう
・意外とみんな話したいと思ってるもの
Posted by ブクログ
雑談は苦手だし、あまり必要性も感じていませんでした。ただ、この本を読んで、勝手に雑談に対するハードルを上げすぎていたかなと思えました。もっと気楽に雑談しようと思えて気が楽になりました。
Posted by ブクログ
雑談は中身がないからこそ場の空気を変えるために効果的である。挨拶プラスαを使いこなして対応。
まずは目の前の見えている部分を褒める。それが相手を受け入れるメッセージになる。
机とコーヒーがあるだけで、一気に話しやすくなる。
Posted by ブクログ
自分が気にすべきポイント
・雑談は空気作りの土台となる
・悪口はいわない
・自分に興味のない分野も、さわりだけチェック
居心地のよい空気は雑談ひとつでつくることができる。
いわれればそうだけど、意識的にできることではないから難しい。
その雑談について誰でも事前に準備できることが書かれていたことがありがたかった。
身近な人の悪口はいわず、有名人におきかえるという発想は今までなかった。
雑談はうまくなりたいと思いますが、下手だからといっても気持ちは伝わりますので無理しないことが一番だと思います。
Posted by ブクログ
人と人とはつながっている、コミュニケーションをとりながら生きている。人とつながるツールとして雑談は常に必要なものだと言っているし、実際にそうだなぁと。雑談もできないで仕事や生活なんか息が詰まるよね。
書かれている内容は具体的で参考になるものもあった。
・一問二答、質問で返す
・肯定する、共感する
・自意識、プライドを下げる
・リアクションは大きく、レスポンスよく
このへんは覚えておこうと思う。
Posted by ブクログ
P.46雑談は、自分よりも相手に話の主導権を握らせるほうが盛り上がるのです。
→me too(話泥棒)よりもand you(質問を返す)
p.70かつて日本には、「相手に対して興味を持つ」ことが礼儀だった時代がありました。興味を持った相手の趣味を知って、そのことを話題にする。それはコミュニケーションの基本として、ごく当たり前のことでした。
→多様化(個人化)時代の代償。仕事以外の話をする
相手のプライベートに興味を持とう⇄踏み込むな
☆small talk30秒change「相手の好きなコト」
☆おしゃべりトランプ「好きな話題カード」を数枚用意して相手に選んでもらう。それについて話す
p.76そこには相手のことを考える気持ちが抜け落ちています。
→相手を尊重すること
p.157知り合いもいなくて居心地が悪そうにしている人に声をかけるのです。
♪サイン集め。丁寧に書ける人、多様な性格、趣味の人
Posted by ブクログ
雑談力は、自分が強く生き抜くための力でありながら、同時にその力は、周りの人々を生かす力にもなる。この言葉が印象に残りました。
また著者自身が学生時代に出会った「絡みにくい人見知りの自分」に誰でも同じように何かと話しかけてくるクラスメートに救われた経験の話も興味深く、公平な立場で雑談できることが、いかに他人から信頼を得ることにつながるか、意味のない他愛のない立ち話の力がこんなに大事だったのかと分かりました。
Posted by ブクログ
雑談力はコミュニケーション能力ではなく、もう少し気軽なもの。「一から学ぼう」や「意識して頑張ろう」と肩肘張るのではなく、会話を楽しもうという心がけ次第でいくらでも上達する。日常生活に欠かせない「会話」にフォーカスしたためになる本。
Posted by ブクログ
主に男性向けの雑談力を身に着けるための入門書。
雑談力を上げて人間関係を豊かにするための手法がまとめられており、若い男性にお勧めしたい。
【個人的に取り入れたいと思った内容】
〇雑談を終わらせないためのコツ
・相手の話に異論、反論を言いたくても言わない。質問をして話題を広げる。
例:「○○さんは、遅刻常習犯なんだけと、その言い訳が見事なんだよ~。」「へ~、どんなこと言うの?」
・話をまとめて結論を出そうとしない。
〇雑談の切り上げ方
・「それでは」「じゃあまた」を活用し、スパッと切り上げる。
〇雑談の基本マナー
・ネタに悩んだら、とりあえず、目の前の相手の「見えところ」をほめる。
・興味のない話題や嫌いなことでも、良さを見出す努力をして、「肯定で答える。」「まずは同意する。」
例:映画の話題⇒演技云々はともかく、映像はよかった。
・話題の広げ方
「○○といえば、」を使って、別の話題に派生させていく。
・知らない話題が出たら、何でもいいから聞いて思い浮かんだことを返してみる。
例:「つけま(つ毛)」の話題が出たら⇒「なんかお菓子みたいな呼び方だね。」
・質問には、2つの回答を心掛ける。
例:「最近ハマッていることは?」①「映画です。」②「この前見た○○はよかったですよ~。あまり期待してなかったんですけど、いい意味で裏切られました。」
・雑談が悪口や陰口に流れ出したら、笑いか芸能ネタにもっていき、場を和ませる。
例:「○○攻撃が出ましたね~。」、「ウザイといえば、あの芸人のギャグは寒いよね~」等
〇雑談の鍛え方&ネタの仕入れ方
・フリスクをコミュニケーションツールに使う。(アメより溶ける時間が短いから使いやすい。)
・間接的にほめる。
「○○があなたのことを面白い。と言っていたよ」
・人から聞いた話を雑談ネタとしてストックして使いまわす。(ビートたけしの得意技)
・雑談のネタになりそうなエピソードに対しては、中心部分だけではなく、そこに織り込まれている要素にも目を向けて、ネタを広げる。
例:映画「おくりびと」→主人公が演奏していたチェロ→癒し→銭湯 ←ロケ地の山形
癒し→植物を育てること
〇雑談を学べるマンガ
・課長バカ一代
・天体戦士サンレッド
・じみへん
・上京アフロ田中
・THE3名様
Posted by ブクログ
(雑談の捉え方)
・結論づけない、まとめようとしない
・雑談で自分が聞いたことや話したことに自分自信が影響を受けている→雑談を利用して視野や感性、好奇心の幅を広げる
(実践)
・派生、展開させる
・潔く終わらせる
・悪口は笑いにすり替え
・拝借したネタをうまく伝言する
・自分なりのコミュニケーションツールを用意
・映画は色々な素材がおり合わされている
Posted by ブクログ
雑談は場の空気を作るコミニケーション手段と捉え、雑談は中身がなくて良い、オチがなくて良いなど、心理的ハードルを下げる技術を紹介する本。
雑談とはいえ他人とコミュニケーションを取ることに負担があるが、著作を読むことで心理的ハードルが下げられるため、実践に生かしやすと考える。
コミュニケーションの重要性を理解しながらその手法がわからない人は学生からミドルまで多いが、何気ない雑談でもこれに有効であることがわかりやすくかつ、実践しやすく紹介されている。
チャンス
突然訪れる雑談の機会。
スマートに話せるようになりたくて。
巷に溢れている自己啓発本とは違ってタメになった。
そこまで気張る必要はない。
大事なのは,コミュニケーションを取ろうとする気持ち。
Posted by ブクログ
雑談は「あいさつ+α」が基本。
あくまで雑談であり、議論では無い。
結論はなくてOK。むしろ出してはいけない。
潔く終わらせることは重要。
褒める内容より行為に意味がある。
ポジティブな噂話をする、聞く、集める、話す。
など色んな学びがある本だった。
でもおはぎの話が謎すぎる。
結論、雑談と雑談力の大切さは学べたが、雑談をする為にどうするのかは思ったより学べなかった印象。
Posted by ブクログ
雑談力。
わたしあるな。
舌が痺れるくらい話せるし。割と誰でも大丈夫。笑
この間。知らないおばさんと公園でめっちゃ話て、帰るときに
いや、ごめんねぇ、わたしずーっと考えてたんだけど、どこでお会いしましたっけ?
って言われて。
あ、ここで今、初対面です。
って。言って2人で笑ってしまったり。
わたしのこと苦手なんだろーなーって思うくらい、避けられてるママとかにも普通に話しかけられちゃう。鋼鉄マインドだもんだから、わりと雑談とっても得意かも。
すっごく稀に。
信じられないくらい興味を持てない人っていうのや、びっくりするくらい話が続かない人もいたけど、まぁ、どんなでも割と話せる。
唯一、高一のとき。
一言も話したことのないクラスメート(先生に当てられても一言も話さなかった)に電話をかけなきゃいけなくなったときでさえ、一人で喋って電話切れちゃうくらいに。
今思い出した。
彼女どうしたんだろう。
喋れるとは思うんだよね。
たまに笑ってたりはした。ニヤッと。笑
そんなわけで、雑談力ってそーかー身につけようと思ってつけてないけど、あーわたしの特技の一つだったんだなぁ。
なんて思った一冊でした。
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Posted by ブクログ
齋藤先生の著書。さすがと思わせてくれることばかりでした。特に、次の文については前々から私も感じていたことだったので、非常に共感できました。
ある特定のグループでの集まりにおいて、雰囲気を和ませるか、硬くするかは、多数派の人たちに責任がある。
Posted by ブクログ
雑談は結論付けるものではない、という主張だった。芸人の滑らない話等の影響か、話に落ちが必要と構えてしまっていたので、気が楽になった。雑談とはいえ、話の準備は必要だし、話すネタのためにアンテナを張ることも大事だと学んだ。
Posted by ブクログ
【目的】
雑談力について、別本を読んだため、他視点での本に目を通したかったから
【所感】
著者の意見としては、雑談の内容ではなく、雑談すること自体に意味があると考えており、オチや結論などは不要なので、シラけることを恐れずにとにかく話すべきという主張であった。(かつ、議論ではないので、結末が出ていなくてもパッと終わらせることが重要)
そのために身の回りのもの、時事ネタ、日々の疑問などを利用しろとのことで、概ね実践できているものだったが、他人の小さいこだわり等をみつけて深堀したり、自分との共通点を見つけるということについては、他の雑談力にも共通してみられる主張であった。
ネクタイの柄、ネイルの色、屋内のインテリア、何でも良いので相手の得意領域に触れながら、自分との共通点を探すことで親密度が高まる。今後意識していきたい。
Posted by ブクログ
雑談をより良いものにするためにどのようにすればいいかについて書かれた本。
全体としてはなかなかタメになるものもあり、なるほどな〜と納得しながら読めました。
ただ少しだけ雑談至上主義的な考えが垣間見え、流石にそこまでは言い過ぎでは?と思うところもありました。ほんの少しですが。
全体としては良い本だと思います。
Posted by ブクログ
『古くさい方法とかでは無く、気軽に実践できることばかりあって読みやすい1冊。』
自分自身、雑談のやり方について色々調べていて事前知識はありました。この本には、分かっているけど出来ていないといった、痒いところをいくつも扱っていたので助かったのがリアルです。
スラスラ読める、柔らかい本。
Posted by ブクログ
▼メモ------------------------------------------------------------
・雑談は自分よりも相手に話の主導権を握らせる方が盛り上がる。大事なのは相手から出てきた言葉に“ 質問”という形で切り返す力。
・小ネタのストックがモノをいう(30秒程度)
★・「恥ずかしいから話さない」というのは、結局は自分のことだけに意識がいきすぎる結果として生まれる発想。そこには相手のことを考える気持ちが、抜け落ちています。
・アメリカの小学校低学年の子供程度の英会話ができればいい。
・雑談力は自分が強く生き抜くための力でありながら、同時にその力は周りの人々を活かす力にもなる。
Posted by ブクログ
優秀な営業マンや経営者、学校の先生に共通するのは、雑談が上手ということ。人気の落語家もつかみのが巧みである。雑談力を上げることは、周囲に安心感を与え、より多くの出会いやチャンスを掴むきっかけとなる。
具体的な心がけとして、以下備忘として記載。
・相手の「見えるところ」をまず誉める。
・話題を掘り下げたり積み上げるのは「議論」であり、雑談は水平方向に広げていく。
・雑談は一期一会。「この人とはこの話」ができれば、何を話したらいいかのストレスとは無縁になる。
→そのために、相手の「偏愛マップ」を作る。
・相手の中身を誉めるときは「間接的」が有効。
・雑談において、「記憶」は重要なポイント。
→SLSSつけましょう笑
・雑談と本題には明確な「切り替え」が必要。
・雑談で自分が聞いたことや話したことには、「自分自身も影響される。」
Posted by ブクログ
朝の情報番組にも出てる斎藤孝さんの雑談について書いた一冊。
読んでみて肩の力を抜いて、中身のないオチのない話をすることの重要性がわかりました。
ネタの作り方や雑談時のポイントも書かれていて、それとなくやっていけそうな自信はつきました。
難しいことではなく、何気なくできることばかりで少しの意識でやっていけそうだと感じました。
ひとつのネタから派生してネタを広げることは参考になりました。自分も雑談から世界が広がった経験は何度もありますが、本書を読んでその事が改めて再確認できました。
これからも肩肘張らず雑談をサクッと楽しんでいければと感じました。