あらすじ
誰とでもうちとける30秒の会話のルール。人と話すのが苦手、初対面や知らない人だと気まずくなる、沈黙がこわい。そんな大学生のために齋藤孝教授が実際に授業で教えている、雑談力を身につける方法。知れば誰でも気軽にどんな相手もうちとける、コミュニケーションの簡単なルールと具体的な方法を紹介。
他愛のない会話がさまざまに派生して、「あれ、最初は何の話してたんだっけ…?」ということ、ありますよね。
この本によると、こういう会話こそが「いい雑談」。なぜなら、雑談は「中身がない」ことに意味があり、会話のパスを回し続けることで、コミュニケーションを円滑にしてくれるものだから。
こう聞くとなんだか小難しく感じてしまうかもしれませんが、この本ではギャグマンガや落語、芸能人やスポーツ選手のエピソードなど、親しみやすい実例を参考に、誰にでもできるちょっとした「コミュニケーション力」のつけ方、すなわち「雑談上手」になる方法がわかりやすく紹介されています。
話しベタなあなたもこの本を読み終わった頃には、雑談したくてたまらなくなっているはず…!?
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
こちらの本を読んでから、苦手意識のあった雑談をしてみようという勇気が出て、職場で日々実践できています。
結論は必要ない。
時間内に終わらせなくてもよい。
雑談とは相手に安心感、信頼を与える。
好意をもって受け入れていますよということを伝えられる
これらを知ることができて良かったです!
Posted by ブクログ
島崎和歌子さんが出てませんが、私は雑談偏差値13の人間なので本書のアドバイス全てが目から鱗というか目からカジキマグロ丸々一匹飛び出てくるくらい「その手があったか!」の連続でしたし、そういえば和歌子さんって雑談力の塊だからこれからは島崎和歌子さんを師匠として仰ぎ和歌子さんの雑談力を少しでも学ぼうという視点で和歌子さんの出演番組を拝見させていただこうと思います。
Posted by ブクログ
あらすじ
明治大学教授の齋藤孝氏が、人間関係を劇的に円滑にし、信頼関係を築くための「雑談」の技術と哲学を解き明かした実用書。著者は、雑談とは中身のある議論や面白いオチをつけるトークではなく、相手との心の距離を30秒で縮める「社会的な潤滑油」であると定義する。自分の好きなものや関心を一枚の紙に書き出した「偏愛マップ」を活用して共通の関心を見出す工夫や、「この人にはこの話題」という鉄板ネタをあらかじめ用意しておく準備術を提示。さらに、自分が喋りすぎるのを抑えて「相手に8割話させる」ための質問法や相槌の極意を説く。後半では、組織を率いるリーダーの真の役割は「雑談で心理的安全性を作り、いざという時に決断を下すこと」にあるとし、日常の些細な会話がもたらす組織力への影響を明快に論じる。
所感・深掘り
雑談を「その場の思いつきやセンス」ではなく、準備と技術でいくらでも磨ける「敬意の表現」として捉え直させてくれる、現場ですぐに活かせる実践の書だった。
特に深く腑に落ちたのは、「偏愛マップを用意し、この人にはこの話題という鉄板ネタを準備しておく」という段取りの思想だ。会話がぎこちなくなるのはコミュ力の問題ではなく、相手への関心と事前準備が不足しているからに他ならない。相手が何に熱中し、どんな言葉に目を輝かせるのかを日頃から観察し、引き出しを用意しておくこと。それは小手先のテクニックを超えて、「あなたという人間を大切に見ています」という誠実なメッセージそのものであると痛感した。
また、「リーダーの仕事は雑談と決断である」という言葉と「相手に8割話させる」姿勢は、組織の指導やマネジメントにおいて極めて示唆に富む。威圧感を与えて正論を一方的に語るリーダーのもとでは、メンバーは萎縮し本音を隠してしまう。日頃から気軽な雑談を重ねて相手の言葉に耳を傾け、8割を気持ちよく語らせることで初めて、風通しの良い信頼関係と主体性が生まれる。土台となる日常の雑談で関係性を温めているからこそ、いざという場面での厳しい「決断」にも全員が納得してついてくるのだと確信させられた。
一人で喋り倒すのをやめ、相手に関心を寄せて引き出しを用意し、傾聴から確かな信頼を築くこと。
日々の人間関係や初対面の場での会話に苦手意識を感じている人はもちろん、チームの空気を和らげ、メンバーが自発的に力を発揮できる環境を整えたいすべてのリーダーにとって、生涯手元に置いて立ち返るべき対話の指南書だ。
Posted by ブクログ
齋藤先生の著書。さすがと思わせてくれることばかりでした。特に、次の文については前々から私も感じていたことだったので、非常に共感できました。
ある特定のグループでの集まりにおいて、雰囲気を和ませるか、硬くするかは、多数派の人たちに責任がある。
Posted by ブクログ
朝の情報番組にも出てる斎藤孝さんの雑談について書いた一冊。
読んでみて肩の力を抜いて、中身のないオチのない話をすることの重要性がわかりました。
ネタの作り方や雑談時のポイントも書かれていて、それとなくやっていけそうな自信はつきました。
難しいことではなく、何気なくできることばかりで少しの意識でやっていけそうだと感じました。
ひとつのネタから派生してネタを広げることは参考になりました。自分も雑談から世界が広がった経験は何度もありますが、本書を読んでその事が改めて再確認できました。
これからも肩肘張らず雑談をサクッと楽しんでいければと感じました。